2008.12.03

キャリアウィング・ヨシダの赤裸々!?

キャリア・コンサルタント(活躍中・目指している方)をはじめとして、人事ご担当者や経営者の方々と、 お会いさせて頂き、お話しをする都度、みなさん一様に私が「キャリア・コンサルタントとして起業した理由」を必ずと言って良いほど尋ねられます。

そう言えば、あーだ・こーだと毎週々、気持ちの趣くままに綴っているにも関わらず「今まで自己紹介的なことは一度も無かったなぁ」と振り返りました。
一度「一体お前は何者なんだぁ!」・・・との謎?にご挨拶も兼ねて応えておきたいと思い、今回は、何だか申し訳なくもあり、恥ずかしさも堪えながらになりますが、 思い切って綴ってみることにしました。

・・・今回はこんな感じですので、恐縮ながら愚にも付かない内容かも知れません。
師走の忙しさのなかで「はぁ」って云うような気分転換の時に、しぶ茶&どら焼きでも食べながら「ふ〜ん」っと、お読み頂ければ嬉しく存じます。


ヨシダの略歴は、こちらをご覧下さい
魂抜かれるぞ!&写真嫌い&徹夜明け・・・実物はこんなヤツです(ハァ)



■■□ キャリア・コンサルタントを目指す事になった背景

前職は、人材ビジネスをグループ経営で営んでおり(ベンチャー系)、組織の黎明期に本社間接部門の構築を任として入社をし10年間勤務を致しました。
同社は、上場企業でもありインサイダーに繋がる恐れもあるため、当時の組織状況や経営課題の詳細・現在に至る経過時間を経た対策実施効果の結果等々は省きますが、 20年を超す人事・労務管理の経験のなかで、述べ人数3000名超の対面面接の実施、700名を超える労務管理の実施等々の経験の多くをここで得ることになりました。

将来的に個人・組織に於いて「キャリア形成支援(当時、こんな言葉さえありませんでしたが)の必要性が確実にある」と胸に深く刻む事になったのは、 前職で人事・労務・育成等のプレイングマネージを通じて、社員(圧倒的に20代の若年者)との密接なやり取りの中で強く感じ、芽生え続けた思いに他なりませんでした。


急成長する組織の変化に相応する人的課題の解消のためには、

新たな組織・経営論・イズム形成のなかで、人的資産活用の最大化を描く必要性があった
継続的な大量採用に伴うロイヤルティの低下解消のためにモチベーション管理がマスト事項だった
自発性の喚起による生産性向上化と人材育成の速度&レベルUP化も同時に構築が必至だった etc

が主な課題背景でしたが、当然の事ながらも完全に経営を主体(機軸)とした諸事判断・行動に注力していたと自分を振り返ります。
悲しく辛い、減給・降格人事やリストラ・退職勧奨等の対応についても、経営の御旗の下においては、人としての感傷を消し去るよう無意識に自我をコントロールし、 これが出来る事こそが組織人としてのコンピタンシーのひとつとであるともどこかで感じていたのでしょうから、冷徹な醜い鬼の顔を持っていたのだと思います。 (最近、妙に涙脆くなっている自分の不思議はナンなんでしょうか)

しかし、経営・部門課題の達成に向け、社員とのコミュニケーションを深めるために積極的に動けば動くほど、 「組織に対するロイヤルティの保持や、仕事へのモチベーションの維持は、経営・環境から受動的に享受されるものより、 日常的に人的な影響(リスペクトを前提)によって大きく左右されている」と感じるに至りました。
そして、経営課題や目的を果たすためには、公の自分の立場・役割だけではなく、 人としての個人(素)の自分との関係性をも求められていることに気が付かされることになりました。

職責や職掌によるアカウンタビリティー(説明責任)だけの対応ではなく、生身の人として(素顔の自分)の対応・本音からの一体感とでも云えるのでしょうか・・・



■■□ キャリア形成の必要性に出会う

急成長中の組織・経営状況が、先述の思いに至る背景にあったことは否めませんが、自分自身のなかに「個(社員)と全体(経営)との融合:ホロニック型経営」が 目指すべき方向性の答えとして見つかり、そのためには個人と組織の関係性において、「結して依存し合うことの無い平等原則(権利と義務)に基づく、 相互にとっての理想的な最大公約数としての接点を労働環境・条件・契約として制度化し、具現していくこと」が必要なのだと思うようになりました。

経営・組織にとって必然である社員(個人)の存在
個人の市場価値をベースにして必然である会社の存在

言葉を変えるなら、お互いの必然により労使関係が適正に描かれている状態といえるのでしょうか。
そして両者を繋ぐキーワードが「キャリア形成(支援)」だったのでした。

「個と全体との適正な関係調和」
「その必然性を成す労働環境・条件・契約の設定」
「現在〜将来への納得感のある融合」

個人と経営組織の両者にとっての必然と適正なバランスを見つめながら、相互の立場・役割・諸状況のなかで、 権利と義務の2点に於いて、やり切っていたのかどうかを諸事判断の試金石として組織構築〜部門課題を実行することなど、 一般的な組織論からしたら綺麗毎だと言われかねないことでしょう。


しかもこれは、欧米型の紙面上の契約関係だけのものではない、日本型とも言える対人関係の絆を前提にしつつ「相互の必然性」を公的に描くことでもあり、 云うならば、途方も無い旅の始まりでもあったのでした。

「理想を目指す事が適わぬなら、心血注ぐ仕事としてやる価値なし」などと、若気の至りか、理想主義者か、ただの意地っ張りなのか、 兎に角、我武者羅に走り切った10年の月日だったことを思い出します。


当時はまだ、キャリア・コンサルタントの民間資格も生れたばかりで、自分自身にとってもキャリア・コンサルタントの存在が身近にあったなら、 確実に職業人生は変わっていたであろうと振り返ります。

当時の個人状況の一部はこんな感じでもありました



■■□ キャリア・コンサルタント(カウンセラー)の存在に確証を深める

いまではポピュラーになりつつある「社員のキャリア形成」ですが、当時は、理想論を掲げる事は出来ても、組織内でこれを具現化しようとした場合、 本当に大きな障壁がありました。

個人のキャリア形成に向かい取り組むことの経営利益に納得を得られ難かった
ワーク・ライフ・バランスの価値観そのものが諸悪であるとのロジックがあった
組織最大の資産は「ひと」であることに現実的な視野を持たれ難かった
育成・管理者においては、自配下組織の利益を優先し、社員は全社的な財産であるとのマクロの見地に立って判断を導かせることが難しかった
業績低迷期において人的資源への投資活動は真っ先に切られがちであり、育成事案を途切れさせた場合の利益回復ロスのバランスに理解を得難かった etc

斯様な問題に何度も直面しつつ課題進捗を進めるにおいて、「経営・個人の直接的な利害を超えた(調整を図れる)存在者の必要性」を強く感じるようになりました。
組織の成長に伴い、経営手法(戦略・戦術)も変化しますし、社員に求めるスキルレベルやコンピタンシーにも変化が生まれます。
しかし、両者の相互利益を追い求め適正なバランスのなかで融合していくためには、第三者としての機能や存在が不可欠なのだと思うようになったのでした。 そしてその存在こそが、キャリア・コンサルタントの存在に繋がるものでした。


激変し続ける社会・労働環境のなかで、労働者の意識変化と経営環境の最適な融合・調整(キャリア開発)は、企業の命運を問われる課題であり、 今後は、従来のトップダウン型でもボトムアップ型でもない、エンプロイアビリティ(労働市場価値)型の経営・人事・労務戦略が求められると思っています。
人的資産の有効活用(キャリア開発)として、インソース/アウトソースの両面において、キャリアカウンセラーの活用が経営課題の解決策のひとつになると 社員・経営(人事)・キャリアカウンセラーの3者間で創り上げる、人事・労務の新たなビジネスモデルを提唱する背景がここに生れました。



■■□ キャリア形成支援:キャリアウィングの設立

個人・経営が、依存しもたれ合う事なく、良い意味での緊張感を確保しながら、相互の共通項としての必然性の接点を求め続けるためには、

経営にとっては、
「現状維持は退歩である」の観点から、大きく・強く弛まぬ成長を求める事に繋がり
個人にとっては、
内外キャリア形成を育み続けることが確実に求められる事になると思います。

先述のような変遷と経験を踏まえ、

個人が将来(キャリア形成)を考えるためには、身近な存在に内的キャリア形成を触発・促進できる「人」の存在が必要(必至)であり、 支援者は、外的キャリアを形成するために、当人の現状から将来への市場価値を比較検討し、キャリアプランを感じ・描けるだけの、 プロファイル・シュミレーション能力・組織マネージ・経営スキル(実務ではなくマクロ見地の保有の意)がマストである。

といった私見に辿り着きました。

そして、これを職種に置き換えた時に一番近く描けたものが、キャリア・コンサルティングであり、キャリア・コンサルタントとしての対人支援業務でした。
いままで皮膚感覚で培ってきたものを「一定の理論やメソッドに則り、スキル形成を図りたい」そんな思いが資格取得に向かった一番の理由でもありました。

実録 キャリアカウンセリング実技訓練 <前編> <後編
実録 資格試験日 <前編> <中編> <後編


前職の退職には色々な理由がありましたが、社会のなかでキャリア・コンサルティングが根付き、キャリア・コンサルタント(カウンセラー)の活躍が 認められるためには民間活動に拘る必要があると熟考し、NPOでも、個人事業でもなく、法人設立を心に決め現在に至っています。

目的地の到着に夢を抱くも途方も無い旅は、まだまだ続いています。


キャリアカウンセラー支援を心に決めた理由
法人に対するキャリア形成支援の思い



■■□ あとがき

キャリア・コンサルタントとして起業した理由を自己開示のように記してきましたが、 人はみな(自分だけ?)「生きるための術として自己保身を描き、過去の自分の行為を反省はするも、 都合よく綺麗に美化し、正当化する」傾向がある存在ともいえますよね(意味がチョッと違いますが)。

この点、若輩の能書きとして勝手ながらも間引いて頂ければ幸いです。


このメルマガを書いている最中、大学生のK君とエントリーシートの記載について話していました。
ポイントは、「簡潔に整理された内容で、読み進めやすさだね」とレクチャーしていたところ、 悪戯坊主のようにニヤニヤしながら「ヨシダさんのメルマガは・・・」と切り替えされました。

「シ○ク!」と邪念の言葉が頭に浮かんだ自分は、まだまだだよなぁと思いつつ・・・

その後の指導は妙に手厳しかったような気も・・・


そんなこんなのキャリアウィング:ヨシダ目ではありますが、
今後とも末永くよろしくお願い申し上げます。




career wing
仕事を通じて、“自分「らしさ」の実現”を追求する、キャリア形成支援のトータル・ソリューション・サービス
ヨシダの徒然 < 編集後記>

メルマガをご覧頂き、どんなヤツなんだぁ!との好奇心からmixiでお付き合いを頂く方々も多くいらっしゃいます。
社名で検索が可能かと思いますが、完全なプライベート・モードで遊んで(本音吐き出し?)?いますので、 そんな好奇心旺盛な方?がいらっしゃればお気軽にレス下さい!

・・・あまりの落差?に多重人格?の言葉は・・・で・・・お願いしつつ・・・



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Career wing  tadashi yoshida


特定非営利活動法人 キャリア・コンサルティング協議会 会員
特定非営利活動法人 日本キャリア開発協会(JCDA)所属

厚生労働省指定キャリア・コンサルタント能力評価試験合格
キャリアカウンセラー

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