2008.10.29

YOMIURI ONLINE「発言小町」でカウンセリング訓練!

この秋は、個人の方々に向けた普段のキャリア形成支援の対応数以上に「キャリア・カウンセラー支援」を行なう日々が続いています。
既にキャリア・コンサルタント資格のホルダーの方々からは、

キャリア・コンサルタント資格取得は叶ったが、人事実務の経験がないためこれを
  レクチャーして欲しいとのご要望
カウンセリング(ワークショップを含む)の実施場所に困っているので、環境シェア
  をして欲しいとのご要望
事業形成のためのコンサルテーションをOJT的に実施して欲しいとのご要望
過去に資格取得はしたのだが、ペーパードライバー状態なので再度、実施訓練を
  して欲しいとのご要望
メルマガをご覧頂き、「一体、どんなヤツなのか興味?を抱いたので一度お話しを
  しませんか」とのお誘い? etc

自分自身が想像もしていなかったオファーを頂戴する都度、こんな若輩者に対してお声掛けを頂ける事の有難さを胸に噛み締め感じています。

本当にありがとうございます。


また、キャリア・コンサルタント実技(2次)試験の受験者の方々においては、

何度も合格に至らず、自分自身に納得感が得られない状況なので、改善の手懸
  かりが欲しいとのご要望
キャリア・カウンセリング(実技)そのものがどうしても理解出来ず違和感が拭え
  ないので、分かりやすく説明をして欲しいとのご要望
カウンセリング場面になると全く自分らしく過ごすことが出来ないので原因を見つ
  めていきたいとのご要望
社命により合格必達で後がないため、最後の頼みで裏技?があるならこれを
  教えて欲しいとのご要望
資格取得後の目標があり、本物のキャリアカウンセラーを目指しているので、
  試験対応と合わせて実際のケーススタディを行いたいとのご要望  etc

各々が様々な背景を背負うなかで、真剣に自己課題に向き合い、一歩でも前に進んで行きたいとの思いを胸にして、こちらもお声掛けを頂戴させて頂いております。
上記に同じく、ありがとうございます(頑張りましょう!)。

今、こうして支援をしていることも、キャリア・コンサルティングのひとつなんですよね」とお伝えすると、皆さん一様にハッとする感が、 なぜか不思議でもあり、また可笑しくもあるのです。



キャリア・コンサルタント実技(2次)試験の訓練方法については、以前に幾つかご紹介しましたが、 さらに良いと思われる方法に最近出会うことが出来ましたので、
今回、改めてご紹介をしたいと思います。
資格取得の合格を目指す方々に対して、少しでも何かのヒントに繋がれば嬉しく存じます。



■□□ WEB サイト YOMIURI ONLINE「発言小町」について

読売新聞社が運営している「YOMIURI ONLINE」のなかに、「発言小町」という人気コーナーがあります。
これは、様々なジャンル・カテゴリーに分かれた、トピック(ご相談投稿)とレス(反応投稿)により構成されています。

キャリア・コンサルタント(カウンセラー)として、より多くの相談事例に触れることは、体験的理解を深めることに繋がります。
このサイト(コーナー)の活用訓練は、例えWEB上の擬似的なものではあっても、実際の相談事例に触れることが出来るので、十分に訓練に活かす事が可能だといえます。

以前にご紹介した「mixiの活用方法」よりも使いやすく、秀でた活用訓練が実践できるため、キャリア・コンサルタント実技(2次)試験の受験者の方々に 自己訓練方法の一つとして積極的な活用をお勧めしています。

  mixiの活用による訓練方法はこちらをご覧下さい

    ※「発言小町」の基本的な活用方法は、mixiと同じです。

  訓練方法の総まとめはこちらをご覧下さい



■□□ 「発言小町」の活用訓練方法

1.選択するジャンルは「働く(キャリア・職場)」が、最善かと思います。
ただし、それ以外でも若年者・女性等々の専門別の支援スキルを高めたいと考える場合には、他のカテゴリーを選んで実施することでもOKです。

 カテゴリー「働く」を中心として、補強的に他のカテゴリーも相談事例として
  見つめてみる


2.「クライエントからの相談の要約」がタイトルとして記載されていますので、 これをインテーク面談開始時の ex.「・・・今日のご相談をお話し頂けますか」等の 発言後のクライエントの言葉(発言)として踏まえ、その次にクライエントに投げ掛ける言葉を発してみます。

ex.「本日は、〜についてのご相談なのですね。
      では、〜についてもう少し詳しくお話し頂けますか?」等

もちろんこの段階では、クライエントから可能な限り詳しく(大きく・深く)胸の内をお話し頂けるような言葉を伝えることが重要です。


3.2.のカウンセラーの返しの言葉の後に続く、クライエントの言葉として、各タイトルの詳細コンテンツがあるモノと捕らえ、タイトルのクリックを行います。
タイトルに続いてご相談内容(詳細)が記されていますので、一読した後に、簡単にご相談(来談主旨として)のポイントの要約を行い言葉(発声)で返してみます。
この時に、ご相談の現象面の要約に加え、クライエントの感情がどのようなものなのかも合わせて感じ、言葉として返す事を意識してみて下さい。

 本文コンテンツを読み進める
 来談主旨としての要約を行う

    ※ 「現象面の整理」と「感情への理解」

会話上における適時の感情の反射・反映に苦手意識がある方は、このタイミングでゆっくり・じっくり言葉を返すようにすることを 意識して対応をしてみて下さい。


4.その後は、コンテンツがありませんので、クライエントの状況を踏まえた上で、
カウンセリングの見立てを想像してみます。

ここまで来たら、レスが立っている他の方の色々な意見も眺めていきながら、自分自身の見立てとの差を意識して読み進めるようにします。
クライエントの言葉がたまにレスとして投稿されていることもありますので、その際は、どなたのどの言葉にヒットしているのかを注視してみます。
このような流れから自分自身の見立てとの差異を見つめるようにしてみます。

 主訴を考えてみる
 カウンセリングの見立てを想像してみる


■□□ まとめ

反射・反映等の傾聴スキルの一部は、訓練を通じてある程度は、機械的(オオム返し的な)になら出来るようになるかも知れません。
が、要約については、クライエントのお話しに集中出来ていない限り対応することは出来ませんし、的確な要約を行う事は、 ビジネススキルにも似た資質や能力が問われることかとも考えられます。

この「発言小町」を活用した訓練ですと、じっくりクライエントの心情背景を考え・感じ取ることも出来ますし、 要約との兼ね合わせのなかで、感情・意味の反射・反映を的確に行いやすいことから、 カウンセリングの会話の流れを自分のパターンとして何度も繰り返し、様々な事例に基づき訓練することが可能になります。

 はじめは、ゆっくり考えながらの実行
 慣れてきたら本文を一読した後に現象面の要約とクライエントに感じ取った感情
    についての共感的理解の実行
 肝心なことは、必ず自分自身の言葉を声に出してみる事



カウンセリングスキルの発揮に意識が取られるがゆえに、カウンセリングの目的を見失い、 クライエント・お話しに集中し難くなってしまわれることも間々見受けられます。
カウンセリングスキルの発揮がカウンセリングの目的ではないのは自明の理です。

カウンセラーとは、ご相談受け者。 クライエントとは、ご相談者

ご相談受け者の役割・機能・使命等をもう一度、熟考し、 スキルの発揮は、カウンセリングの目的をより効率・効果的に達成するための手段である事を認識しなければならないと思います。
カウンセリングスキルの発揮が自然な形で活用出来ることこそ、カウンセラーの自己一致の状態となるともいえます。

 カウンセリング場面の体験を多く踏み
 自然な形で、ご相談受け者としてのカウンセラーのマインド&スタンスが発揮
   できるようにする
 併せて、効率・効果的なカウンセリングの実施が出来るようにカウンセリング
 スキルの活用を行えるようにする

当たり前過ぎることかも知れませんが、上記を訓練の基本として、片寄った理解がないように努める事も必要なことかと思います。



正しい形での努力の積み重ねこそが、正しい自己成長の鍵となるはずです。
資格試験の合格に向けた訓練計画のひとつとして、「発言小町」の活用もしてみて欲しいと思います。



2次試験対策に訪れて頂く方々のモヤモヤがチョッとした切っ掛けで晴れていく瞬間があります。
大きく膨らんだ悩みの風船に小さな風穴が開き、それまでの鬱積された感情や生の息吹が一気に溢れ・噴出すような一瞬でもあります。
そこに寄り添うような「笑顔」が浮かびあがる都度、
いま、自分自身が感じた”それ”をクライエントの方と共有して下さい」と笑顔の伝染を受け取り、 みなさんにお伝えしています。


笑顔を迎えること。

これこそがカウンセリングの人生の目的ですよね。




career wing
仕事を通じて、“自分「らしさ」の実現”を追求する、キャリア形成支援のトータル・ソリューション・サービス
ヨシダの徒然 < 編集後記>

島根県にお住まいでキャリア・コンサルタント資格試験の受験予定の方からご連絡を頂き、 ご紹介している訓練方法をお仲間の方々と実践していると、嬉しいご連絡を頂戴しました。
メール・お電話・WEBカメラ等を使い、物理的な距離感をものともせず、コミュニケーションを図らせて頂いております。

気持ちがあれば、やれる!


深く実感させられています。
Nさん・お仲間のみなさん、努力が実り朗報を手に出来ますように!


前回のメルマガを通じ、多くのご連絡を頂戴しました。
私自身が考える、業界形成の姿・必須機能等については、後日、メルマガで記していきたいと予定しています。


2次試験(実技)の訓練に関しては、私自身が本当に苦労をして通ってきた道です。 これからも「!」と思える訓練方法や対応方法が見つけられればお伝えをしていきたいと思います。
近々には、「カウンセリングの会話の展開」について記していきたいと思っています。



本物の思いを抱える方からのお問合せはいつでも大歓迎です。

迷うなら先ずは遠慮なくご連絡を下さい。

その後に種々のご判断をされても無駄ではないはずですよね!




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Career wing  tadashi yoshida


特定非営利活動法人 キャリア・コンサルティング協議会 会員
特定非営利活動法人 日本キャリア開発協会(JCDA)所属

厚生労働省指定キャリア・コンサルタント能力評価試験合格
キャリアカウンセラー

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