「個の時代」のキャリアカウンセラー&人事
2008.7.9

キャリアコンサルタント試験合格への「Ready & Go!」

前回のメルマガ「後記」で、キャリアコンサルタント資格取得の2次試験対策のサポートを再開したことをお伝えしました。
受験者の方々とお会いし、「もったいない!」「もっとこうすれば良くなるのに!」と思うことがあまりにも多くあったことから、 「たまにはこんな所にも目を向けてみたら如何ですか?」との視点で、キャリアコンサルタント資格試験合格へ向けた、プチヒントを今後も綴ってみたいと思います。

カウンセラーとしての「1.外見 2.内面 3.スキル発揮 4.クライエント理解」の各項目でも色々とありますが、 今回は、クライエントに対して、ラポール形成〜カウンセリング結果を左右するであろう、1.外見:「カウンセラーの印象管理」についてお伝えします。


<参考情報:印象管理についてのメルマガ過去記事>

   プラスに裏切る!
   印象管理 その2 自分自身の魅力コントロール



◇◆ 印象管理でカウンセリング効果を高める ◆◇


カウンセリングの場面の主役は、クライエント以外にありません。
であれば、つま先から頭のてっぺんまで、「クライエントにとって最適なモノは何か!」 といった視点でカウンセラーである自分自身を見つめ直してみてはいかがでしょうか。

クライエントにとってより好ましいカウンセリングの場面の雰囲気は、果たしてどのような感じが良いのでしょうか?

悩みを抱えていらっしゃったクライエントが、キャリアカウンセラーと対面した時の第一印象として、 「冷たい・温かい」どちらの印象の方が、ありのままの気持ちの全てを、お話ししやすくなると思いますか?

  冷たい:突き放すような距離感・冷静に見られている感じ
  温かい:受容そのものの距離感・優しく包まれ一緒の感じ

一目瞭然で「温かい」雰囲気の方が、クライエントの不安や緊張を和らげ、お話ししやすい空気に繋がる事を理解して頂けると思います。
そうです、ラポール(信頼関係の構築)の形成のためにマストである、この「温かい」空気を自ら意識して作り上げることが必要なのです。

服装・化粧・髪型・持ち物・装飾品 etc は、クライエントと過ごすカウンセリングの時間のなかで変化することはありません。
ゆえに、一旦、マイナスの印象を与えてしまえば、ラポール形成に時間が掛かってしまうことに繋がります。
逆に、プラスの印象を与えられれば、対面直後からラポール形成に向けた(カウンセリング効果の成功に向け)準備OKの状態を作り出すことが可能となります。

わずか7分間のインテーク面談の試験です。 第一印象がどれ程、その後の時間に大きな影響力を持つか、ご理解して頂けるかと思います。


とはいえ、他者から見た自分の印象がどんなものであるかを理解していない限り、 適正に自分の印象をコントロールすることは出来ませんよね。

例えば、

体育会系の元気印が全開に溢れる方が、カウンセラーとしてクライエントに向き合ったとします。 このような印象の方がファッション等に原色系や暖色系のトータルカラー・コーディネートした場合、 クライエントが感じる、カウンセリング場面の印象はどんなモノになるでしょうか?

  主役がカウンセラーのような空気感
  押し寄せるパワーに本音の気持ちを言い出し難い
  弱って疲れている心がさらに萎んでしまう

こんな印象を予測出来るのではないでしょうか。

では、この印象がある同じカウンセラーが、モノトーン系や寒色系のトータルコーディネートであればどうでしょうか?

  秘めた生命力を持つことの印象を与えることが出来る
  力を抑えた静かな受容の空気感を作り出せる
  コントロールされたイメージから安心・安定感が生れる

どうでしょうか?
この場合、本来の本人の特性を押さえることによって、逆に活き々としたプラスの印象をクライエントに与えることが可能になることが分かるかと思います。

このように自分の印象をコントロールし管理することによって、相手に与える印象効果に大きく影響することがお分かり頂けるかと思います。


カウンセラー職務を考えた場合の印象の基本は、「誠実・真面目・正直」等のモノになるかと思います。
つまり、個人としての印象の中心である「ex. 精力的・明るい・愉快・厳格・大人しそう etc」のようなものに、 外見上のコーディネートを行い、カウンセラーに求められると思われる「誠実・真面目・正直」にトータルイメージを 近づけるようにコントロールしていく訳です。
そして、さらにそこに「温かさ」のエッセンスが生れるようにするのです。

「誠実・真面目・正直」に裏付けされた「温かさ」


これを目指してトータルコーディネートによる印象管理を実施する事によって、 クライエントにとって、期待と不安に包まれている心を安心して解き放つことが出来るようになる訳です。
そして、この印象を与え続けることが出来れば、ラポール形成に向かう準備が整ったともいえます。


試験対策としての印象管理をまとめると

1.他者から見た、自分の印象の認識を行う
2.カウンセラー職務に求められる印象「誠実・真面目・正直」等にコントロールする
3.全体のバランスとして「温かさ」を演出できるようにまとめる


このことにより、

  クライエントのカウンセラーに対する「期待と不安」の不安払拭に繋がる
  ラポール形成に向けた準備が完了できる

となるといえます。


ビジネスマナーの基本が、「お相手を意識する」ものであるように、カウンセリング場面においても同じように考えて、 対応してみることが必要かと思います。

「クライエントにとって最適なモノは何か!」これはカウンセラーとしての姿勢を問われるものでもあるはずです。
カウンセリングスキルUPを行うことは、当然のこととしても、カウンセラーマインド・姿勢がこれを底支えされていなければ、 なんとも陳腐なものになることも、お分かり頂けるのではないでしょうか。

カウンセリングは、クライエントに寄り添う形で時は流れていきますが、 悩みを抱えたクライエントに向き合うことを踏まえ、クライエントの視点に立ち、自分をコーディネートしていくことは、 カウンセラーマインドや姿勢にも通じることになります。


自分自身を知り、自分を活かす。
・・・キャリアカウンセリングの一側面もここにありますよね。

全身全霊を込めてクライエントに向き合う


そんな気持ち・姿勢の現れとして考え、印象管理による試験対応をしてみることも十分に価値あることかと思います。

Ready & Go!


career wing
仕事を通じて、“自分「らしさ」の実現”を追求する キャリア形成支援のトータル・ソリューション・サービス
ヨシダの徒然〔編集後記〕

ご自身が目指す印象管理を突き詰めるなら、
自分に似合う色をカラーコーディネーターに依頼してみることも検討出来ます。
そこまで専門的にしなくてもポイントを押さえたいとの事でしたら、
喜んで小社で対応させて頂きます。
少しでもご自分自身のブラッシュUPに繋がって貰えれば嬉しく存じます。


毎年、春先から秋に掛けて持病のアーノルド・キアリ症が辛い時期ではあるのですが、 今年は、年齢なのか普段の不節制の賜物なのか、急に症状が悪くなり、場合によっては、入院をしなければならなくなりそうです。

憎まれっ子なんとかなので、なにかにしがみついてでもこれを阻止したい気分ではあるのですが・・・

メルマガは、週1回の発行を自分に課しておりますが、事前のご案内もなく、期間が開いた場合は、 上記の理由だとして、しばらくの間、復帰までのお時間を頂戴致したく、事前にお願い申し上げます。


もう直ぐ関東も梅雨明け・夏に向け・張り切っていきましょう!


Career wing tadashi yoshida
特定非営利活動法人 日本キャリア開発協会(JCDA)所属
厚生労働省指定キャリア・コンサルタント能力評価試験合格 キャリアカウンセラー

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