前回のメルマガを通じ、心救われるメールを何通も頂きました。
この場をお借りしてお礼申し上げます。本当にありがとうございました。

頂戴したメールに書かれていた個々のケースを拝読し、私見ながら圧倒的に多いと思われる、依存傾向の強いクライエントの方々への対処方法や、stalk行為の結果として、精神的に辛さを拭えず、キャリアカウンセラーの職を辞したとのケースには、自分自身のことも被さり深く考えさせられるものがありました。

 


キャリアコンサルティング(カウンセリング)の次なる課題として、キャリアカウンセラーとしての個々人の「覚悟」を前提にしつつ、

 キャリアカウンセリング・リテラシーの啓蒙・確立
 ケース事案に対する対処のガイドライン化・対応フローの確立
 クライエントの想定外の行為に対する、カウンセラーのスタンスの規定
 公的なリファー先の整備
 カウンセラー自身のための救済機能・環境の整備

等々の検討が危急案件として必要なのではないかと考えます。


キャリアカウンセラー5万人計画で、キャリア支援の対応者の創出が促進されました。
雇用促進関連法・国家資格化・ジョブカード制度等々で、実行推進機能が拡充されます。

社会背景をもとにして今後益々キャリアカウンセリングの実態機能は社会インフラとして深まるものになると思います。

カウンセリングが持つ特性を考えた場合、予期せぬ心情変化をクライエントが抱いてしまうことも間々あるとの認識に基づき、不測の状況を迎えた場合の対処策や、カウンセラー自身のメンタルケア等についても、サポート環境・機能の整備等々、問題の顕在化の前の予測行動の一環として、関係各所において是非とも真剣に検討を頂きたいと思うに至ります。


クライエントの悩みを受容れ、カウンセラーが新たな悩みを抱えてしまうような、悩みの連鎖は確実に断ち切る必要があります。


国内における雇用調整機能として、キャリアカウンセリングが社会的なインフラ機能としての社会認知を得ることと、キャリアカウンセラーが真正面から活躍できる機会と場をどのように創り上げるのかは重要な課題です。
果たしてこれまでキャリアカウンセラーに向かっての諸整備が満足できるものであったかについては、甚だ疑問を感じることの多さのみが目立つのではないかと思っています。

ピアトレーニングや各種スキルUPのための講座の開設等、キャリアカウンセラー個人に焦点を当てたサポート活動も当然に意味のあることだと思います。
しかし、これと併せた実際の実務推進上の対応ケアのあり方も同時並行的に検討し、具体化しなければならないのではないでしょうか。


有資格者の活動状況におけるデーターベース化や情報・活用資源の一元化・基準統一・サポート体制や機能の拡充 etc これらが無しに資格取得のみを煽るような行為は、商業主義の愚の一途であると私見を抱きます。

 


小社にキャリア形成支援事業の独立開業等のご相談にお越しになられる方々で、自宅を使ってカウンセリングの実施を考えているという方々に対して、ご自宅以外の別に活動場所を考えられた方が良いのではないかとご提案させて頂くことも、特に女性の場合、ご本名ではなく活動名を別に設けて実施することの検討を勧めることも、先述のような不測の事態に備えてのものです。キャリアカウンセラーのメンバー間でネットワークを形成し、情報共有を図っているのも斯様な背景による対応策(検討)の一環です。
また、カウンセリングブースのレンタルシェアを行う場合も、必ず誰か別の者がブース外で待機をするようにもしています。


多くの場合、対面式のカウンセリングは守秘性を高めるために密室で行われるのが普通です。クライエントご自身に対して云々ではなく、精神的な状況変化として、想定外の行為にもなりがちな事に対する配慮と、もしもの場合の不測の事態の対応策を講じることはとても重要なことだと思います。


早速ながら小社においても、先述の関係各所への検討要望点と併せて、

 キャリアカウンセリング実施承諾書の取り交わしの徹底
 ●問題発生時の第三者の介入原則の記載・対応(守秘義務の解除・第三者名称)
 自己防衛策の実施(カウンセラーの個人情報の管理の徹底・活動名の使用)
 不測の事態発生に伴う、対応フローの確立

を検討・調整することといたしました。

 

カウンセリングという密室の行為を開かれた必要機能に高めること。
クライエントとキャリアカウンセラーの両者にとって安心できる環境と場を創りあげること。

いまここで、整備を進める必要がある時期ではないかと愚行を繰り返しています。

 

2月24日の日経新聞の報道によれば、国家資格化も来年度中の実施とのことで、2009.4 or 10月前後になるのかと思います。
少なくとも1年の期間がある訳ですので、国をはじめとした公的機関や民間のキャリアコンサルタント資格試験の指定団体において、検討・実施がなされることを切に祈りたく存じます。

 

 


● 最近のマイッタ・・・

学生諸子とのやり取りのなかで最近「KY語が混じることが度々あり、
先日、休憩の合間にレクチャー?をして貰いました・・・

胸のなかに湧き上がったひとり言とともに・・・みなさんは、いくつ分かりますか?


 ・KY (空気読めない)     はいはい分かりますよ!
 ・KYR(空気読める)     ⇒ なるほど応用編ですね。
 ・AKY(あえて空気読まない)⇒ ハイスキルですねぇ!
 ・BY (場が読めない)     KYでいいんちゃうの?
 ・3M (マジでもう無理)   ⇒ なんでやねん・・・と。
 ・CK (超キモイ)       ⇒ カルバン・・・かと・・・
 ・SKN(そんなの関係ねぇ)  ⇒ どこまでいくねん!
 ・DDK(どんだけぇ〜)     ⇒ 知らんっちゅうねん!
 ・HD (ヒマなんで電話する) ⇒ 限界近し・・・
 ・AKD(あたしの恋は台無し)⇒ 臨終の音が・・・
 ・CB (超微妙)        ⇒ お花畑が見えてきて
 ・YKK(ファスナーメーカー) ⇒ 政治家でしたね・・・


就職活動支援レクチャーの休憩時間にこれを聞いてしまったものですから、

「頭のなかは3Mで、以後の進捗は、CBだし、もうDDK叫びそう・・・」

 

 


3月1日、お陰様を以て、キャリアウィングも創立2周年を迎えることが出来ました。
ビジネスモデルのない民間のキャリア形成支援事業において、トライ&エラーの繰り返しで、ありの一歩のような歩みではありますが、

今後とも皆様のご指導ご鞭撻の程、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

 


Career wing    tadashi yoshida
特定非営利活動法人 日本キャリア開発協会(JCDA)所属
厚生労働省指定キャリア・コンサルタント能力評価試験合格 キャリアカウンセラー