日本大学:芸術学部に入りたかった吉田目は種々の理由がありこれが適わず、
音響関係の学校を卒業して、入社した一番初めの会社はレコード会社でした。

いきなり話しは脱線しますが、

世の中はCDなのにCD会社と呼ばずレコード会社と呼んでいるこの不思議。

・・・脱線より戻る・・・


高音がもっと欲しいなぁ・・・
低音が出過ぎているなぁ・・・

このような時に高音・低音のつまみを上げたり・下げたりして音質を整えることを
イコライジングといいます。
プロの現場においては、高音・低音といったファジーな括りではなく、
何バンドにも周波数帯域毎に分かれたつまみをクリクリ(実際はフェーダーを上げ下げ)して、全体の音質(各帯域の周波数)と個々の楽器の音質バランスの調整を行います。

イコライジングの基本は、

 「出過ぎているところを押さえて、足りないところを上げる」こと。そして、肝心なことは、
 「全体の音質バランスが調和されている」こととなります。

イコライジング調整の手順は、

 「基本的には足りないところを上げる前に、出過ぎているところを押さえる」
 「全体の音質バランスを踏まえ、個々の楽器の音質調整を行なう」となります。

※ 着目すべきは、足りないところを補うのがポイントなのではなく、
  出過ぎているところをセーブさせるのがポイントなのです。
  これだけで全体印象はことの外、大きく変化します


云うならば、「個と全体との調和」ホロニック(ホロン)的な追求。

組織論にも・キャリア形成支援の際のクライエントのケアに対しても同様のロジック・対応が
当てはまるのではないかと考えています。

  ・・・自分には、○○が足りていないので、△△するように意識しています
  ・・・自分のアピールポイントは○○なんでもっと△△を際立たせたいと思っています
どちらも、正解。

しかし、キャリアカウンセリングに訪れたクライエントとのやり取りにおいては、
自分自身に対する全体バランスへの配慮・視点が足りていない方が多いようにも感じます。

・あなた自身の印象・特性等の全体像をどんな風に捕らえているの?
・あなたが自身が着目した改善点、本当にそこが改善ポイントなの?
・そこを弄ることによっての全体バランス変化を意識できているの?

とイコライジングの基本を思い出してしまうのです。


全体の基準こそ難しいのですが、キャリアとしては、エンプロイアビリティを機軸に
判断すべきかと思います(これ事体にファジーさはありますが)。
社会・全体の中での自分を見つめ、その上で+−の際立ちをコントロールして
全体バランスを調整していくことが、キャリア形成においては、大切なことだと思います。

「 際立つ適正な個性は、全体のバランスのなかで活かされるものである 」

ワークライフバランスもライフワークバランスも用は同じですね。
理想とする仕事と生活スタイルのバランスの現実との差・開きを見つめ、実現の可能性に着目し、現実のなかでクリクリと、自分自身のイコライジング調整を行ない、バランスを図るのです。

  全体を見つめ描き
  −ことからはじめ
  補完として+てみる

どうでしょうか?

イコライジングのロジック・対応は、キャリア形成にも転用出来そうに思えませんか?

アセスメント評価の際も、個別の項目に着目する事は当然ですが、先ずは全体あり気で見つめていくとその後のケア・ポイントに誤りが少ないように思われます。


セルフ・イコライジング(名付けてシリーズ?第二弾?)で、
バランスの取れた、キャリア形成(支援)を目指しましょう!


Career wing    tadashi yoshida
特定非営利活動法人 日本キャリア開発協会(JCDA)所属
厚生労働省指定キャリア・コンサルタント能力評価試験合格 キャリア・カウンセラー


後書 これを仕上げている時に人事の仲間がオフィスに立ち寄り、お茶を入れている隙に「今回は、何書いてるんだぁ?」とPCを覗き込み・・・ケラ・ケラ・ケラ(笑)〜「吉田・・・お前のONとOFFの時の落差バランスを調整しろよ!」とひと言。
    「生き方は自分で決めること。されど評価は、他者がすること。」
21:00。会社に戻るという彼の湯のみにJINROを注いでのお茶割りにしてハラスメントの仕返し?しときました!


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