開放された安堵のせいか、廊下にたむろする人・ひと・ヒト。 ホッ...の空気は、祭りの終了にも関わらず、最高潮を迎えているが如くであった。 学校の仲間を探していてか、会社の仲間を探していてか、 兎にも角にもいくつものグループが交じり合い、元日の明治神宮である。 メッチャ気持ちは分かる。...が、頼むから早く動いてくれ! いまのこの厳粛で荘厳で達成感と脱力感に熱く包まれた身体に ワイハ(両国)の風を早く当ててあげたいんだよ! 叫んでも届く事はないだろう喧騒に向かい、小さく胸のなかで呟いてみた。 (性格である?...?) 世の中で大嫌いなことのひとつである、イエスマンよりも従順に 人波に押され、エレベータ内になだれ込む。 「ピー」鳴ってるやん...入口の人、早く降りてんか(大阪に2年住んでいた)。 出ようにも外から押されて、出れない状態なのである。 エレベーターは、「ピー・ピー」と鳴き続ける。 凄い...機械とも気持ちが通じ合っている。まさにラポール(チト違うか)。 鯖の押し寿司よろしく押し潰された小さな身体は、1Fについたとたんに NASAの科学でも適わぬほどの勢いで外に放り出された。 まぁ今日は、何があっても寛大よ!とも思う。 砂漠のオアシス発見に近い思いで辿り着いた外の風は、絶妙に気持ちがいい。 雨は降っているものの、空に傘を投げ出し、素足で歩きたい気分だ。 すっかり自分のなかで、両国は、ハワイに擬態していた。 日曜日の東海道線下りは、足を投げ出せるほどに空いていた。 流れる車窓を眺めながら、 「今日、感じた・見た事は、鮮烈な記憶として忘れることはない」と、思った。 CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)資格。 お相手した方の「キャリア=生き方」に触れる。 常に108つの煩悩にもがき、悩ませ続けられている日々のなかで、 キャリアカウンセラーとして聖人君子たれなどとは、微塵も思わない。 (間違いかも知れないが...私見として...) ただ々、自分の弱さから逃げる事無く、自分が出来る精一杯を尽くし、 相手を、周りを、思いやれる気持ちだけは忘れないでいたいと心に誓った。 茅ケ崎の街の灯りが、やけに暖かく感じた。 次回予告   「人事担当者にとってのCDA資格・キャリアカウンセラーにとっての人事」
Career-wing T.yoshida
http://www.career-wing.jp