パレスチナ最新情報-JSRメルマガ

パレスチナ最新情報-JSRメルマガ20171214


カテゴリー: 2017年12月14日
パ┃レ┃ス┃チ┃ナ┃最┃新┃情┃報┃171214
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本日のメルマガ

(1)ニュース速報
(2)催し
(3)映画


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■□ ニュース速報 □■
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トランプ大統領は「予測不能」な人物です。良し悪しは別としても、こんな大統
領がアメリカ史上に居たでしょうか。エルサレムをイスラエルの首都として公式
に認める。これが世界にどんな影響を与えるか、いくら彼でも、それがわからな
かったとは思えません。

補佐官らトランプを取り巻く人物(グループ?)のなかで、このような常識外れ
の政策決定を進言したのは誰なのか。折り紙付きのシオニスト強硬派、イスラエ
ル右翼支持者らは政権内とその近くに少なくありませんが、誰がこの決定に大き
な影響を与えたのか。よくわかってはいないようです。

アラブ諸国の足並みの乱れ、とくにパレスチナ問題での不一致、サウジアラビア
などによるイスラエルとの非公然の接近、中東・イスラーム世界内の亀裂など、
トランプ政権にとっては「好機」ともみることのできる状況というのは確かにあ
ります。

7日のトランプ公式発言の前、3日のニュー・ヨーク・タイムズに興味深い記事が
出ています。トランプ大統領が、パレスチナ側にとって圧倒的に不利な「中東和
平案」なるものを、サウジアラビアの皇太子に示し、皇太子からアッバース大統
領に伝えられたというのです。6日の発言を前にしたアドバルーンだったのかと
思ったりします。

トランプ・エルサレム発言が世界で総スカンを食らったのは、予想通りですが、
先を読むのは難しいですね。

トランプ発言は、「中東和平の公平な仲介者」としてのアメリカの立場を台無し
にした。このような評論もありますが、そもそも、この数十年、アメリカが「公
平な仲介者」であったことがあるのか、ですね。誰も信じていない看板を投げ捨
てただけと見ることもできます。

とはいえ、パレスチナはますます大変なことになります。

以下、12月2日以降のニュースです。


【12月2日(土)】

■入植者に射殺された農民の葬儀に数千人■

前週に入植者に射殺されたパレスチナ農民(48)の葬儀が、ナーブルス南方クス
ラ村で行われ、各党派代表を含め数千人が参加した。

入植者らによるパレスチナ人への犯罪は、イスラエル当局によって見過ごされる
ことが大半で、イスラエルの人権団体「イェシュ・ディン」によると、このよう
な犯罪で起訴された入植者は、この3年間で、わずか8.2%。(12/2 Maan News)


【12月3日(日)】

■パレスチナには極度に不利な「トランプ和平案」?■

同日のNew York Timesによると、トランプ大統領の中東和平案といわれるもが関
係者のあいだで波紋を呼んでいる。「和平案」は、同大統領からサウジアラビア
のムハンマド・ビン・サルマン皇太子に示され、先月、アッバース大統領がサウ
ジアラビアを訪問中、皇太子から伝えられたものだという。パレスチナ、アラブ、
ヨーロッパなどの複数の関係者によると、和平案は、これまで議論されてきたど
の提案より、パレスチナ側にとって、はるかに不利なものとなっている。

同案によれば、「パレスチナ国家」は認められるが、西岸地区の「パレスチナ領
土」は寸断され、同地区の入植地の大部分は存続する。また、パレスチナ国家の
首都は東エルサレムではなく、エルサレム郊外のアブー・ディス。国連総会決議
194号(1948年)で認められたパレスチナ人の帰還権も否定されている。

ホワイトハウスは、同案を否定、和平提案の成案には数か月かかると述べた。サ
ウジアラビア政府も、同案を支持するものではなく、自国の立場は2002年の包括
的解決案だとしているが、この「トランプ案」をめぐってさまざまな憶測がなさ
れている。(12/3 New York Times)

記事全文:
https://www.nytimes.com/2017/12/03/world/middleeast/palestinian-saudi-
peace-plan.html?_r=0


【12月4日(月)】

■同じクスラ村で農民が撃たれ重体■

ナーブルス南方のクスラ村で、村民と入植者が衝突、軍が介入した。西岸地区の
入植地監視官、ガッザン・ダグラスによると、同村のアハマド・ファイーズ・ハ
サン(24)が背中を実弾で撃たれ重体。

ダグラスらによると、入植者らが攻撃してきたので村民が押し返そうとしたとこ
ろ、護衛の軍が、村民に対し催涙ガスや実弾を使ったという。

軍報道官は、「暴動制圧措置を取った」といい、ハサンの件は「調査する」と答
えた。(12/4 Maan News)

【12月5日(火)】

■イスラエル軍、西岸地区でパレスチナ人27人を検束■

イスラエル軍やパレスチナ囚人協会(PPS)などによると、軍は前日深夜から同
日未明にかけ、東エルサレムを含む西岸地区の各地で一斉捜索、少なくともパレ
スチナ人17人を検束した。

ジェニーン地区、ナーブルスで各2人が捕まり、東エルサレムのシルワーン地区
では、12-14歳の少年3人がアウトポスト(イスラエルでも違法とされる仮設入植
地)への投石の疑いで拘束された。また、エルサレム近郊カフル・アカブ地区で
は女性1人と未成年2人が尋問のため連行された。このほか、ラーマッラーやヘ
ブロンなどでもパレスチナ人が検束された。(12/5 Maan News)


【12月6日(水)】

■◇■トランプ大統領「エルサレムはイスラエルの首都」と公式宣言■◇■

アメリカのトランプ大統領は、エルサレムをイスラエルの首都と認定し、テル・
アヴィヴにある米大使館の移転準備を始めるよう国務省に指示したと、ホワイト
ハウスで正式に発表した。歴代米政権が中東混乱への懸念から避けてきた措置に
踏み切り、政策転換した。「過去の失敗した戦略を繰り返しても問題は解決でき
ない」と述べ、パレスチナ和平実現に向け「新たなアプローチ」を始めると強調
したが、その具体策は示さなかった。

――アメリカでは賛否両論――

アメリカ議会の反応は分かれ、共和党は圧倒的多数がトランプ声明支持、一方、
民主党では賛否が分かれた。チャック・シューマー上院議員(ニュー・ヨーク)
らは支持を表明。ブライアン・シャッツ上院議員(ハワイ)は、「わが大使館を
エルサレムに移転することは、アメリカ人とわが国を危険にさらし、世界で孤立
させる」無責任な決定だと厳しく批判した。アール・ブルメナウエル下院議員
(オレゴン)も、「中東の平和をぶち壊し、アラブ世界のみならず、世界全体を
炎上させる」と酷評した。

ユダヤ系アメリカ人の間では、右派と左派で意見がわかれた。強力なイスラエ
ル・ロビーIPACは、「重要・歴史的な決定を喜ぶ。速やかにわが大使館をイスラ
エルの首都へ」とツイート。一方、改革派ユダヤ教連合のラビ・リック・ジェイ
コブスは、首都としての承認を歓迎しながらも、「包括的な和平へのプランが不
在の現在、大使館のエルサレム移転準備は支持できない」と明言した。

(12/7 共同、Haaretz、JTAほか)


【12月7日(木)】

■パレスチナ占領地の抗議行動で、50人以上負傷■

6日(米東部時間)のトランプ大統領のエルサレム発言に抗議して、西岸・ガザ
地区各地では多数のパレスチナ人が抗議デモ、イスラエル治安部隊との衝突で、
パレスチナ保健省などによると、50人以上が負傷、うち9人(ラーマッラーで4人、
ガザ地区で5人)は実弾で撃たれた。

ベツレヘム、カフル・カッドゥーム村、ヘブロンでは、ゴム被覆金属弾、ガス弾
などで多数が負傷した。

この日、東エルサレムを含む西岸各地では、抗議のゼネストが行われ、各地の商
店が一斉にシャッターを下ろし、パレスチナ教育省の指示で、大学、学校、研究
所が休業した、(11/7 Maan News)

占領地での抗議行動の写真集は:
http://maannews.com/Content.aspx?id=779590


【12月8日(金)】

■イスラエル軍の空爆で25人負傷■

イスラエル軍は、ガザ地区の武闘派の訓練施設と弾薬貯蔵所を空爆した。同地区
からイスラエルに向けたロケット弾発射への報復だとしている。パレスチナ保健
省によると、子ども6人を含む少なくとも25人が負傷したという。
(12/9 Reuters)

■イラン各地で反トランプデモ■

トランプ大統領のエルサレム発言に抗議して、イラン各地で多数が「アメリカに
死を」「イスラエルに死を」などと叫びながらデモ、一部では、アメリカ国旗、
トランプ大統領の肖像を焼いて気勢をあげた。

イランのロウハニ大統領は、トランプの決定は「間違い、違法、挑戦的で危険
だ」と語った。

イラン国営テレビによると、アヤトッラー・アハマド・ハタミは、テヘラン大学
の金曜礼拝で、パレスチナ人を孤立させないため、反イスラエルで一致団結をと
訴えた。(12/8 Reuters)

■東エルサレムでパレスチナ人とイスラエル治安部隊が衝突■

東エルサレムのイサウィーヤ地区、アットゥール地区では、トランプ・エルサレ
ム発言に抗議するパレスチナの若者らのデモが、深夜にかけて治安部隊と衝突し
た。パレスチナ人は、石や火炎瓶を投げ、治安部隊はゴム被覆金属弾やガス弾を
発射した。(12/9 Maan News)


【12月9日(土)】

■トランプ発言抗議行動などでガザ地区のパレスチナ人4人が死亡■

同日朝のパレスチナ保健省によると、トランプ大統領のエルサレム発言抗議行動
に関連して、パレスチナ人4人が死亡した。

ガザ地区のハーン・ユーニスでは、30歳の男性がイスラエル軍との衝突で死亡、
同地区北部での行動に参加していた54歳の男性は、前日の負傷が原因で死んだ。

同日早朝、同地区では、ハマース武装部門の戦闘員2人(28歳、30歳)が、イス
ラエル軍の空爆で死亡。いずれもガザ市出身。イスラエル軍は、ロケット発射へ
の報復だとしている。

西岸地区のベツレヘム、アイーダ難民キャンプ、東エルサレムでも若者たちの抗
議デモとイスラエル治安部隊との衝突が続いた。(12/9 Maan News)

■◆アラブ緊急外相会議、「エルサレム=イスラエルの首都」取り消しを要求◆
■

アラブ連盟は同夜、カイロで緊急の外相級会合を開き、トランプ米大統領がエル
サレムをイスラエルの首都と認定したことについて「法的効力はなく、暴力や混
乱を引き起こしかねない」と懸念を表明し、認定の撤回を求める決議を採択した。
だが、米国製品の不買運動などの対抗措置は決議に盛り込まなかった。
 
会合は10日未明まで続き、決議では、トランプの首都認定は「国際法の重大な違
反だ」と抗議した。アラブとイスラエルの対立は、東エルサレムを首都とするパ
レスチナ国家の独立が唯一の解決策だと強調した。

一部加盟国からは、米国製品の不買運動などの対抗措置を盛り込むよう求める声
も上がったが、米国に配慮して、決議では具体策に踏み込まなかった。

パレスチナやレバノンなどでは米国への抗議行動が続いている。アラブ連盟は事
態の推移を見守り、対応策を協議するため、1カ月以内に会合を開くと表明した。
(12/11 日経)


【12月10日(日)】

■トルコ大統領、エルサレム問題に関連してイスラエルを強く非難■

トルコのヒュリエト・デーリー・ニューズ紙によると、エルドアン大統領は、エ
ルサレム問題に関連、トルコ中部シバス県で開かれた会合で演説し「イスラエル
は占領国家であり、テロ国家だ」と強調。「パレスチナは虐げられた犠牲者。イ
スラエルは占領に関する決定、特に国際連合の決定を決して認めてこなかったし、
これからも認めないだろう」とイスラエルを強く非難した。また、アラブ諸国の
指導者には、エルサレム問題に対処するため統一を呼びかけた。(12/11 毎日)


【12月11日(月)】

■◆EU、エルサレム問題でイスラエル首相の要請を拒否◆■

ネタニヤーフ首相は、ブリュッセルのEU本部を訪問、EU外相会議に出席し、EUも
アメリカに続いてエルサレムをイスラエルの首都と認定し大使館を同市に移転す
るよう要請した。イスラエル首相のブリュッセル訪問は、22年ぶりだが、EUは首
をタテに振らなかった。

フェデリカ・モゲリーニEU外相は「われわれは、今後とも国際社会のコンセンサ
スに従う」「イスラエルとパレスチナ間紛争の唯一現実的な解決は、1967年の境
界を国境とし、エルサレムを両者の首都とする二国解決」との立場を再確認した。

これより先、ネタニヤーフ首相は、パリでマクロン大統領と会談。大統領は、エ
ルサレム問題でトランプ発言反対を明言。また、同首相に対し、入植地建設を凍
結しパレスチナ人との対話を再開するよう促した。(12/11 BBCほか)

■アメリカのペンス副大統領、アッバース大統領との会談を断念■

アメリカのサンダース大統領報道官は、来週から中東を歴訪するペンス副大統領
が、パレスチナ自治政府のアッバース大統領との会談を断念したことを認めた。
 
アッバース大統領は、トランプ米大統領が6日、エルサレムをイスラエルの首都
と認定、テル・アヴィヴからエルサレムへの大使館移転を指示したことに強く反
発、同副大統領との会談を拒否する考えを示していた。(12/12 毎日)

■アッバース、アッスィースィ両大統領、「イスラエルの首都拒否」で一致■

アッバース大統領は、カイロでエジプトのアッスィースィ大統領と会談、エルサ
レムをイスラエルの首都と認定した米国の決定への対応を協議した。エジプト大
統領府が出した声明によると、両者は、パレスチナ人の権利を守るために、米国
の決定を拒絶する姿勢を示していくことで一致した。

この後、アッスィースィ大統領は、エジプト訪問中のプーチン・ロシア大統領と
会談、アメリカ大使館のエルサレム移転は「地域の平和と安全に危険をもたら
す」と語った。
  
また、ヒズブッラーの指導者ナスララ師は、ベイルート郊外での大規模抗議デモ
で「ヒズボラを含む抵抗の枢軸はきょう、最も重要な優先事項に立ち戻る」とビ
デオ演説。イスラエルとの対決を強調した。(12/12 毎日、11/11 Reuters)

■プーチン大統領、トルコを電撃訪問■

ロシアのプーチン大統領は、アンカラを電撃訪問、エルドガン大統領と会談した。
会談後の共同記者会見で、ロシア大統領は、「ロシアとトルコは、アメリカがエ
ルサレムをイスラエルの首都と認めたことは中東情勢(の改善に)役に立たない
との立場で一致した」と述べた。(12/12 Al-Jazeera)


【12月12日(火)】

■東エルサレムなどでパレスチナ人17人捕まる■

イスラエル治安部隊は、前夜から同日未明にかけ、東エルサレムを含む西岸地区
で一斉捜索、少なくともパレスチナ人17人を検束した。

ガザ地区北部では、オートバイで通行中のパレスチナ人を、イスラエル軍が空爆、
2人を殺害した。イスラーム聖戦機構によると、殺されたのは、同機構軍事部門
のメンバーだという。(12/12 Maan News)


【12月13日(水)】

■ガザ地区空爆で3人負傷■

イスラエル軍はガザ地区のハマースの軍事施設を空爆、ガザの保健省によると3
人が軽傷を負った。イスラエル軍は、同地区からのロケット攻撃への報復だとし
ている。トランプ・エルサレム発言の先週以来、同地区からイスラエル側へのロ
ケットは13発。(12/13 Haaretz)


(出典:BBC、Haaretz、Al-Jazeera、JTA、Maan News、New York Times、
Reuters、共同、日経、毎日)


<注1> 2007年以来、事実上分裂状態にあったパレスチナ自治政府は、2014年
6月、統一内閣を発足させました。懸案の西岸地区とガザ地区の行政組織統合は、
2017年10月12日のファタハ・ハマース和解合意でようやく緒に就いたところです。
しかし、2014年の協定で、6ヶ月以内に行うことになっていたPLC(パレスチ
ナ立法評議会)と大統領の選挙がいつ行われるのか、自治政府が何時から正常に
機能するのか、予測は不可能です。関係者のタイトルなど、一貫性に欠けること
もあると思いますが、ご了承ください。

<注2> 2012年9月の国連総会決議で、パレスチナは、国連の「オブザーヴ
ァー国家」として承認されました。「パレスチナ国家」「PLO」「パレスチナ
自治政府」の関係がどうなるのか、国際法的にも微妙な問題があります。パレス
チナの組織やパレスチナ人の役職などをどう表現するか。この点についても、そ
の都度判断することにします。

<注3> 各ニュース記事末尾の(カッコ)内は、その主なニュース源です。必
ずしも、元の記事の翻訳や抄訳ではありません。とくに断らない限り、Webサイ
ト上の情報です。日本語ニュースの場合、固有名詞の表記などは、編集者の判断
で変えることがあります。

<注4> ニュース速報では、時々、東京外大AA研の「日本語で読む世界のメデ
ィアニュース」を利用させていただいております。


 ┏━━━━━━━━┓
■□   催し  □■
 ┗━━━━━━━━┛


■◇■ユニセフシンポジウム2017「子どもの命を守るために」■◇■

■日 時:12月15日(金)15:00~17:00 (14:30開場)
■会 場:ユニセフハウス (東京都港区高輪4-6-12) 1階ホール 
■定 員:先着100名 ※入場無料
■主催:日本ユニセフ協会  
■共催:UNICEF東京事務所    
■一般申込: 日本ユニセフ協会ホームページから
   https://www.unicef.or.jp/event/20171215/

■プログラム: 
 ※日英同時通訳付

【基調講演】 
「『アルマ・アタ宣言』から40年。残された課題と新たな挑戦」(仮題):
ステファン・ピーターソン(UNICEF本部事業局長補兼保健セクションチーフ) 

【パネルディスカッション】 
・「地域とともにあゆむ ~伝えたい、日本の経験」
・「企業ができること 企業だからできること(SDGsで増す企業の役割)」 
・「“最後の大きな一歩”を踏み出すために ~私たちにできること」

パネリスト: 
・坂本 昌彦(佐久総合病院国際保健医療科・小児科医長)
・山野井 尚美(岡山県保健福祉部健康推進課課長)
・圭室 俊雄(武田薬品工業株式会社 CCPA CSRヘッド)
・デイビッド・ヒップグレイブ(UNICEF本部事業局保健セクション上席アドバイ
ザー)

コーディネーター:
久木田 純(関西学院大学教授・元ユニセフ職員) 

シンポジウムでは、ユニセフ本部で保健分野を統括する専門家の他、日本の地域
医療や公衆衛生を主導し、国際保健でも活躍されている方々をパネリストにお迎
えし、世界の幼い命を守るために必要な取り組みや課題、将来への展望について
議論いただきます。

※登壇者・プログラム内容は事前の予告なく変更される場合がございます。  


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
封鎖下ガザから考える中東情勢
――徹底討論!藤原亮司×イヤス・サリム
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

■日時:2017年12月16日(土)13:30~16:45(開場 13:15)

■会場:難波市民学習センター 講堂(OCATビル4階)
http://osakademanabu.com/namba/access
JR「難波」駅からすぐ。地下鉄・南海「なんば」駅下車約10分
近鉄・阪神「大阪難波」駅下車6分

■参加費:1000円(学生800円)

イスラエルによるガザ地区の封鎖は今年で10年を迎えます。その間、三度にわた
るイスラエルの大規模攻撃で約4000人の住民が殺害されました。封鎖のため、破
壊された町の復興は進まず、電力供給は一日2~3時間にカットされています。
2020年までに人間が住めない環境になると国連が警告するガザに200万人のパレ
スチナ人が閉じ込められています。

封鎖の背景には、2006年の選挙に勝利したハマースを排除し続ける「和平プロセ
ス」の欺瞞があります。大国の都合による中東における「非民主化」の押し付け
や戦争犯罪の黙認は、「アラブの春」後にはシリア内戦の泥沼化を引き起こし、
犠牲者33万人、難民500万人という未曽有の人道的危機をもたらしています。

今回の企画では20年近くにわたりパレスチナの取材を続けて来られたジャーナリ
ストの藤原亮司さんとガザ出身のパレスチナ人研究者であるイヤス・サリムさん
に、メディアで伝えられないガザの人々の置かれている現状を伝えていただきま
す。さらに、現在の中東の混迷状態をどのように捉えるべきなのか、イスラエル
と同様に排外主義を深める日本社会で何ができるのか、参加者からの質問や意見
を交えつつ徹底的に討論できればと考えています。

●藤原亮司:大阪出身のジャーナリスト(ジャパンプレス所属)。
1998年からパレスチナ問題の取材を続ける。また、シリア内戦等、中東の紛争や
難民問題を取材。国内では在日コリアンや東日本大震災、原発被害の取材を続け
る。著書に『ガザの空の下:それでも明日は来るし人は生きる』
(dZERO、2016年)。

●イヤス・サリム:パレスチナ・ガザ出身の研究者。パレスチナ
で国際援助機関に長く務めた後、同志社大学大学院で学び、その後同大学で勤務。
イスラーム市民社会によるパレスチナ人道支援について研究を続ける。共著書に
『終わりなき戦争に抗う:中東・イスラーム世界の平和を考える10章』
(新評論、2014年)。

※中東情勢によっては仕事の都合で藤原さんの来阪が困難になる可能性がありま
すがご了承下さい。その場合もイヤス・サリムさんの講演と当会からの問題提起
を中心に予定通り企画を開催いたします。

------------------------------------------------------------------------
主催:パレスチナの平和を考える会 PALESTINE-FORUM.ORG
Email: palestine.forum@gmail.com
Tel: 06-7777-4935(市民共同オフィスSORA、月~土 13:30-17:30)


 ┏━━━━━━━━┓
■□   映画  □■
 ┗━━━━━━━━┛

■■『ヘブロン―50年目の占領』(土井敏邦監督)■■
  ――上映とトーク――

パレスチナ占領から50年,1993年のオスロ合意 によってパレスチナ国家が建設
されるはずだった ヨルダン川西岸は,ユダヤ人入植地とそれをつなぐ幹線道路
によっていくつかの飛び地に分断され, パレスチナ国家建設の夢は潰えようと
している。 イスラエルによる占領の象徴ともいえる,西岸 最大の都市,ヘブロ
ン。そこでは20万人のパレス チナ人住民の真只中に,数百人の入植者たちが住
み着き,日々,住民の生活を脅かし続けている。 占領50年目の今,このヘブロ
ンの現状を通して,パレスチナの平和の行方を 探る。

■日時: 12月16日 15:30~17:00
■場所: 明治大学和泉キャンパス図書館
     〒168-8555 東京都杉並区永福1-9-1
     京王線「明大前」徒歩5分
      www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/izumi/access.html

■コーディネーター: 山岸智子・政治経済学部教授
■無料・予約不要

ポスターは
http://www.meiji.ac.jp/humanity/info/6t5h7p00000px5bl-att/6t5h7p00000px5
dj.pdf

■問い合わせ:明治大学教養デザイン研究科 TEL:03-5300-1529


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■□ お知らせ欄への投稿歓迎 □■

講演会、シンポジウム、展示会などに関する「お知らせ」記事の投稿を受け付
けます。要領は、以下のとおりです。

1)対象:パレスチナに関係の深い行事・催しなどで、一般に公開されるもの。
2)原稿:タイトル、日時、場所、趣旨概要、主催者とその連絡先(メールアド
     レスと電話番号)、そのほか最小限必要な情報を必ず明記すること。
3)字数:1行36字以内(空白含む) x 50行以内
4)スタイル:とくに限定しませんが、なるべき箇条書き、簡潔で読みやすい
       よう心がけてください。
5)投稿:Eメールで、10日以上前にお願いします。
6)問い合わせ:編集部から、内容について問い合わせることがあります。
7)編集:編集部で、いただいた原稿を添削することがあります。
8)その他:紙面の都合等で、いただいた原稿を掲載できないことがあります。
9)原稿は、必ずテキストファイルで送ること。添付ファイルのみの投稿は受け
    付けられません。
.................................................................

★当会へのカンパは下記口座にいただけたら幸いです。

●ゆうちょ銀行
 郵便振替口座 00140?9?155450  口座名 JSR

 他の銀行からは
     銀行名         ゆうちょ銀行
     金融機関コード         9900
     店番                 019
     預金種目         当座
     店名                 〇一九 店(ゼロイチキユウ店)
     口座番号         0155450
     口座名        JSR

●三菱東京UFJ銀行 新宿中央支店 
       (普) 口座番号 5673266 JSRアル・ジスル 

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アル・ジスル?日本とパレスチナを結ぶ(略称JSR)
編集人:奈良本英佑
E-mail :  jsr@krb.biglobe.ne.jp
Home Page :  工事中
TEL: 090-2167-4802
住所:〒 252-0331 神奈川県相模原市南区大野台6-7-3
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問題解決研究所刊【よくわかる!英字新聞の読み方】
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