バートランド・ラッセルの言葉366

n.1310 ラッセル『権力』第14章 競争 n.10


カテゴリー: 2018年02月08日
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
      「(ほぼ日刊)バートランド・ラッセルの言葉366」
      n.1310 (2018年2月7日 水曜日)[2014/1/28創刊] 
 
 バートランド・ラッセルのポータルサイト: http://russell-j.com/
 公式メールマガジン: http://archive.mag2.com/0000220241/index.html  
「(ほぼ日刊)ラッセルの英語」: http://archive.mag2.com/0001623960/index.html
「ラッセルの言葉366(Word Press 版)」: http://russell-j.com/wp/
「ラッセルの言葉(facebook 版)」: http://www.facebook.com/russellian.j
「ラッセルの言葉366_画像版」:
             http://russell-j.com/smart_r366/br366g-j_home.html
             http://russell-j.com/smart_r366/r366g_j-today.html
「ラッセルの言葉366(短文篇)」:
              http://russell-j.com/beginner/sp/BR-KAKUGEN.HTM
  Twitter : https://twitter.com/russellian2
 ラッセル関係電子書籍一覧: http://russell-j.com/cool/rbook-kindle.htm
 Rポータルサイト支援ストア: http://russell-j.com/SUPPORT-BRJSITE.HTM
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■  
  本メルマガは,「バートランド・ラッセルの英語」の姉妹誌です。
  出勤時間にあわせて,原則,毎朝6時に自動配信します!  

 「ラッセルの英語」では,英語の学習に参考になりそうな例文をラッセルの著作
  からご紹介していますが,「ラッセルの言葉366」では,日本語にした時の'内容'
  に注目して,ラッセルの発言をご紹介していきます。
  読者と一緒に育てていきたいと思っていますので,誤訳や不適切な訳等がありま
  したら,お知らせいただければ幸いです。

 ◆◆◆
◆お願い◆ アマゾンで買い物をしている方も多いと思われます。
 ◆◆◆  ラッセルのポータルサイト(トップページ)の検索ボックス経由,あるい
      は,ポータルサイトに掲載した個々のアマゾン商品広告のリンク経由で
      ご購入いただければ幸いです。(PCを起動した後,最初にクリックした
      アマゾンの広告が,ラッセルのポータルサイト上のアマゾンの個別商品
      のリンクであれば,(PCを再起動しなければ,)アマゾンのどの商品を購入
      入されても,ラッセルのポータルサイト経由での購入と判定されます.)
      収益はラッセルのホームページのメンテナンス費用や早稲田大学のラッ
      セル関係資料コーナ寄贈資料の購入に充当させていただきます。]
                                    
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ラッセル『権力』(Power, 1938) 第14章 競争 n.10
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 第14章 競争,n.10

 政府は,既に言及したように,二つの危険に脅かされている。(即ち)革命と敗戦
(の危険)である。議会制度をひいている国においては,(この2つの)危険に公的
に(職務上)反対することは政府の役割だと見なされている)。これらの危険は自己
保存の本能をかきたて,政府はできるかぎりこれを回避することを行うことを(国民
から)期待される。このような観点から見ると,問いはこうなる。(即ち)どの程度
の宣伝の自由があれば,対内(国内)の危険に対して,また対外(外国)の危険に対
して,最大の安定を生み出すことができるだろうか,ということ(問い)である。も
ちろん,それに対する答えは,政府の性格及びその時代の状況に依存している。政府
が最近できたばかりのもので,また,革命的なものであり,国民が不満に対する強い
理由をもっているならば,宣伝の自由はさらなる革命をもたらすのはほぼ確実であ
る。このような状況は,1793年のフランス(注:フランス市民革命時)にも,1918年
のロシア(2月革命)にも,1933年のドイツ(注:ナチスの台頭)にも存在しており,
従って,これら三つの場合においては,宣伝の自由は政府の手によって破壊された。
しかし,政府が伝統的なものであり,国民の経済的状況がひどすぎるということでな
い場合には,(言論/宣伝の)自由は安全弁として作用し,(国民の)不満を減らす傾向
がある。英国政府は共産主義の宣伝を邪魔するためにかなりのことをやってきたが,
それは英国で共産主義が失敗した理由ではなく,(英国)政府の立場(観点)から見て
さえ,共産主義者たちに宣伝の絶対的な自由を認めたほうが,ずっと賢明であったで
あろう。

Chapter 14: Competition, n.10

Governments, as we have already remarked, are threatened by two dangers: 
revolution, and defeat in war. (In a parliamentary country, the official 
opposition is to be reckoned as part of the government.) These dangers rouse
the instinct of self-preservation, and it is to be expected that governments
 will do what they can to avert them. From this point of view, the question
 is: how much freedom of propaganda will produce the greatest degree of 
stability, both against internal and against external dangers? The answer
 depends, of course, upon the character of the government and the 
circumstances of the time. If the government is itself recent and 
revolutionary, and the population has strong reasons for discontent, 
freedom is almost sure to bring further revolution. These circumstances
 existed in France in 1793, in Russia in 1918, and in Germany in 1933, and
 accordingly in all three cases freedom of propaganda was destroyed by the
 govemment. But when the government is traditional, and the economic 
circumstances of the population are not too desperate, freedom acts as a
 safety valve and tends to diminish discontent. Although the British 
Government has done a good deal to hinder Communist propaganda, that is
 not the reason for the failure of Communists in Great Britain, and it 
would have been wise, even from a governmental point of view, to have 
allowed absolute freedom to their propaganda.
 出典: Power, 1938.
 詳細情報:http://russell-j.com/beginner/POWER14_100.HTM

====================================

<a target="_blank" href="https://www.amazon.co.jp/gp/search/ref=as_li_qf_sp_sr_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=1211&index=aps&keywords=%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%BB%E3%83%AB%E3%81%AE%E8%A8%80%E8%91%89366&linkCode=ur2&tag=russellj-22">「ラッセルの言葉366」</a><img src="https://ir-jp.amazo
-adsystem.com/e/ir?t=russellj-22&l=ur2&o=9" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />好評発売中

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■編集・発行:(松下彰良/まつした・あきよし) 
■ご意見・ご感想・お問合せはお気軽に : matusitaster@gmail.com
■登録・解除・変更はこちら: http://russell-j.com/R3HOME.HTM
■WEBサイト: http://russell-j.com/
     ( top page: http://russell-j.com/index.htm )
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

バートランド・ラッセルの言葉366

RSSを登録する
発行周期 ほぼ 日刊
最新号 2018/02/22
部数 70部

このメルマガを購読する

ついでに読みたい

バートランド・ラッセルの言葉366

RSSを登録する
発行周期 ほぼ 日刊
最新号 2018/02/22
部数 70部

このメルマガを購読する

今週のおすすめ!メルマガ3選

サラリーマンで年収1000万円を目指せ。
高卒、派遣社員という負け組から、外資系IT企業の部長になった男の、成功法則を全て公開します。誰にでも、どんな状況、状態からでも自分の力で人生を変えるための情報と知性を発信しています。人生を意のままにするには、脳みそとこころの両方が進化しなければなりません。そんな進化とは何か?をお届けする四コママンガ付きメルマガです。2014年から3年連続でまぐまぐ大賞部門賞を受賞しました 学歴やバックグラウンドに拘わらず、人生を思いのままに生きるために必要な考え方が書かれた、「良書リスト」も希望者に差し上げています。
  • メールアドレスを入力

  • 規約に同意して

株投資・初心者からミリオネアへ
一般の個別銘柄は、 日経225先物に引きずられて動く習性があります。 そのため、個別銘柄を売買する場合は、 先物の動向をチェックした上で、売買する必要があります。 ここでは、その日経225先物の動向を中心にお伝えしてまいります。
  • メールアドレスを入力

  • 規約に同意して

毎日1分!経済英語NEWS(解説付き)
TOEIC235点だった私が900点を超えるまでの勉強の過程で感じた、「英語のニュースを解説してくれる教材があったらいいのに。。。」という思いを形にしました。 全ての英文に、文法解説・和訳 がついています。 「読めない英語」は聞き取れません。 1ヶ月無料です。もしあなたが、「本気で英語を身に着けたい!」と思っているのであれば、挑戦しない理由はないはずです。 あなたの英語力を必ず引き上げてみせます。
  • メールアドレスを入力

  • 規約に同意して

今週のおすすめ!メルマガ3選

ダメおやじの全財産をかけた崖っぷちFX通信
【1日に数万人が熟読する人気FXブログのメルマガ版】 相場歴30年以上のダメおやじがFXノウハウを大公開! 毎朝配信!毎日の経済指標情報や攻略法を無料で解説しています。 ●損切りがうまくできない、利食いが浅い ●ポジポジ病(ポジションを不要に持ってしまう) ●コツコツドカーン(小さく勝っても大きく負ける) ●エントリータイミングわからない ●メンタル面が弱い このようなお悩みがあれば購読してみてください。 FX初心者から経験者まで、FXの悩みをこのメルマガで解消します。 期間限定でメルマガ内で数万円相当分のFX情報商材をプレゼント中!
  • メールアドレスを入力

  • 規約に同意して

右肩下がりの時代だからこそ、人の裏行く考えを【平成進化論】
【読者数12万人超・日刊配信5,000日継続の超・定番&まぐまぐ殿堂入りメルマガ】 ベストセラー「仕事は、かけ算。」をはじめとするビジネス書の著者であり、複数の高収益企業を経営、ベンチャー企業23社への投資家としての顔も持つ鮒谷周史の、気楽に読めて、すぐに役立つビジネスエッセイ。 創刊以来14年間、一日も欠かさず日刊配信。大勢の読者さんから支持されてきた定番メルマガ。 経験に裏打ちされた、ビジネスで即、結果を出すためのコミュニケーション、営業、マーケティング、投資、起業、経営、キャリア論など、盛り沢山のコンテンツ。
  • メールアドレスを入力

  • 規約に同意して

問題解決研究所刊【よくわかる!英字新聞の読み方】
このメルマガは、中学レベルの英語を復習できるように、毎号、英字新聞記事を使って文法事項を解説します。また、取り上げたニュースの背景を解説し世界で起こった出来事が我々にどのように関係するのかをお伝えします。2020東京オリンピックに向かって英語は欠かせません。このメルマガを購読すれば、世界の人とつながるための英語脳ができ、さらにはグローバル競争に勝つための戦略脳を作れます。戦略は弱者のためにあります。忙しい方、英語の苦手な方に最適なメルマガです。メルマガ読者だけの特典・イベントを開催します。
  • メールアドレスを入力

  • 規約に同意して

他のメルマガを読む

ウィークリーランキング