モチベーション成功術3.0 ~ 人と組織が動くヒント

モチベーション研修のプロフェッショナルが、やる気を高め人を動かすスキルをわかりやすく解説します。


カテゴリー: 2017年01月28日
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         人と組織が動きだす・・・
組織活性化コンサルタント 川村透(かわむらとおる)がお届けする

     ◆ モチベーション成功術3.0 ~ 人と組織が動くヒント ◆
                    <第 47 号> 2017/1/29
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【ご挨拶】
2017年が明けました。先週家族でスキーに行ったのですが、
最初の二日は長男の熱が下がらず。残りの三日は楽しめました。やれやれ。
今年もどうぞよろしくお願い致します。

組織活性化コンサルタント 川村 透

 ───INDEX────────────────────────────

 【1】メインコラム~『組織改革ノート:人づくり』
    人と組織が動き出す組織改革のヒント。
       今月は「人づくりにおいてよくぶつかる「数々のジレンマ―その2」」です。

 【2】モチベーション・エトセトラ
    名言やニュース、気になる出来事などをモチベーションという切り口で斬るこのコーナー。
    今回のテーマは「プラスとマイナスのフィードバック、どちらがよいのか」です。

 【3】私のやる気スイッチ
    「叱られた言葉を思い出したとき」
    (保険外交員  Kさん 40代  男性)

 【編集後記】

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【1】メインコラム~『組織改革ノート:人づくり~人づくりにおいてよくぶつかる「数々のジレンマ―その2」』

前回のジレンマは「管理と放任」というお話でしたが、こうしてみると人材育成においては、ふたつの相反する価値観が

ぶつかりあい、迷う場面が多いですね。今回も引き続きこのジレンマについて考えてみましょう。

 まず「褒めるか叱るか」についてです。よく「人は褒めて育てよ」というフレーズを耳にし、「ならば叱ってはいけないんだな」

と早合点している人が多く見受けられます。そしてどうなるかというと、マイナスのことを伝えるのを恐れ、弱腰なしまりの

ない上司になってしまうのです。もちろん褒めることにはデメリットはそれほどはありませんので問題はないのですが、

ここで整理しておきたいのは「怒る」と「叱る」の違いです。

(続きはこちら→)
https://www.kouenirai.com/kakeru/column/motivation/kawamura_soshikikaikaku/7639

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【2】モチベーション・エトセトラ
    名言やニュース、気になる出来事などをモチベーションという切り口で斬るこのコーナー。
    今回のテーマは「プラスとマイナスのフィードバック、どちらがよいのか」です。

 よくモチベーションに関して「プラスのフィードバックとマイナスのフィードバック、どちらがよいのか」という質問を

いただきます。プラスのフィードバックは、褒められる、評価される、といった場面。いっぽうマイナスのフィードバックは

「否定される、失敗する」といったものです。プラスのほうは、いまある状態にプラスして幸福感や昂揚感、自己肯定感を得る

ことができます。「この前のプレゼンよかったね」「昇進おめでとう」という刺激は心地よく、嬉しいものですね。

これは言われていやな人は少なく、ほぼ万人に通じるフィードバックです。

いっぽうマイナスのほうですが、これはじつは自分の存在にかかっているので、本能的に自己防衛機能につながっています。

自分のやったことが否定される、ということは、すなわち自分の価値がない、存在そのものが否定される、というふうに連想して

しまうので、それに対しては必死に抵抗しようとするのです。

 自分を振り返っても、講演後の「よかったよ」という声はもちろん嬉しく、やる気も上がりますが「よくなかった」

「期待とは違った」という声はいつまでも覚えていて、今度は絶対そういうことがないよう気合いを入れなおすきっかけに

なっています。また本の企画を売り込むときも「こんなのダメだ」と言われると、逆にむきになり、なんとかして認めてくれる

ところを探そうと躍起になったこともありました。
 
多くの人には、これまでの人生で、こうして一度は否定されたものの、そこから頑張って成果を勝ち取った経験があり、

その過程でストレス耐性のようなものができているはずです。この回数が多ければ多いほど、失敗に強く、頑張れる体質になる

のでしょう。

 しかし、最近の若い人に多いのは、そのストレス耐性を得る経験がこれまでにないため、仕事で認められない=自分を否定された、

と思い、まさに自分の存在にかかわることになり、それを避けるため、自分の生きられる場所(=ほかの会社)を探すということに

なってしまうのですね。

 マイナスのフィードバックは、相手の生存本能を引き出す分、使い方によってはとても効果があります。しかし、相手をよく

見極め、その言い方やタイミングなどを間違えると、やる気そのものを失わせてしまう危険もあります。使うときには十分気を

付けてください。
  

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【3】私のやる気スイッチ
  
「叱られた言葉を思い出したとき」
(保険外交員  Kさん 40代  男性)
 
 今回は、保険の外交員をされているKさんにお話しを伺いました。Kさんはこの世界14年のベテラン。
 フルコミッションの厳しい世界ですが、とてもやりがいがあるお仕事に思えます。Kさんの熱い思いが聞こえてきました。


私「Kさんはどうしてこの世界に?」

K「もともと建設業の事務職だったのですが、仕事で東京に転勤になり、当時同世代のホリエモンとらが活躍していて、自分も腕試しをしたい、と思ったのもあります」

私「勇気ありますね!でもわかります」

K「あとは当時20代のころ、先輩後輩含め、六人ほど身近な人を亡くしたことがあり、相手が独身のうちは泣いていればよかったのが、残された家族を見たとき、なんとかしてこの人たちを救わなきゃいけないよな、と痛感したことがあり、それがずっと残っていたのも大きいですね」

私「そうでしたか、だから車や不動産の営業でなく、生命保険だった、と」

K「はい」

私「ちなみにKさんはどんなときにやる気が上がりますか?」

K「そうですね、テレアポリストをつくったときとか」

私「営業マンぽい!つまり、すべきことが明確になったときですね」

K「はい、あとお客様から紹介をもらえたときでしょうか」

私「契約がとれたときではなく?」

K「契約が決まるのは自然の流れだと思っています。それよりもお申込みいただいたその後、ご紹介を頂けるということは、それこそ信頼されたという証ですから、そこが一番嬉しいですね」

私「営業マン冥利に尽きますね」

K「あとは、褒められたときよりも叱られたときのほうが覚えているし、頑張るぞ、と思えますね。あるとき、赤ちゃんのいる御宅に冬の時期にお邪魔したことがありました。

申込書を書いていただき、駅まで送るよといって頂いた車の中で”Kさん、手洗いうがいしなかったよね。今後小さいお子さんがいる家にいくときは気を付けたほうがいいよ”と言われたことがあります。この言葉にハッとしました。まったく考えもしなかったことでしたので。そしてこんな言いにくいことをあえて言ってくれたお客様に本当に感謝でした。これ以降、必ずお子さんのいるご家庭では洗面所をお借りして手を洗うようにしています」

私「うーん、それはすごい!私の記憶でも手を洗った営業の方はいませんよ」

K「でもこれが自分のルーティンワークになり、これをすることで気持ちも落ち着き、自分のペースでお話を進めることができます」

私「なるほど。それはよい行動だと私も思います」

【カワムラの学び】
Kさんとは実は一度私の講演に来ていただき、その後はSNSでつながっているだけなのですが、とても印象が強く、何かのときには連絡をとらせていただいています。
今回感じたのは、営業もトップのほうになると、こういったわずかな心遣いが差を生むんだなということ。手洗いのエピソードには唸ってしまいました。
行動が明確になるとき、自分のルーティンワークをしたとき、など、営業マン的に役に立つスイッチをいくつか教えて頂きましたが、やはり一番は、若いときに身近な多くの方を亡くされているという原体験がKさんの根底にはあり、その切実さ、真剣さが相手の方に伝わっているのだと思います。
Kさんのお話は、ほかの業種の営業マンの方にも参考になるはずです。とても貴重なお話、ありがとうございました!


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【編集後記】
スキーの話の続きですが、結局現地でタクシーを飛ばして病院に行き診てもらうも、インフルエンザではなくて一安心。お腹の風邪だったのでしょうか。今年は流行性胃腸炎が大流行でした。はやくこれらが落ち着く季節になってほしいです。今年もどうぞよろしくお願い致します。

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発行元:
川村透事務所:www.tkoffice.com
講演のご依頼:
・講演依頼ドットコム:www.kouenirai.com/profile/124.htm
コラム:
・講師の心ドットコム:www.koushinococoro.com/
書籍:
『答えはいつも、自分の枠の外にある!』(ダイヤモンド社) 
『ひとを動かす技術』(大和書房)(翻訳)
組織活性化のヒント:
・動画:『コラボレーション~』 www.youtube.com/watch?v=2kCT5FEKVRQ

※掲載内容の転載は、出展元をご明記くだされば自由です。
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