ブログでは語りきれないバナナ魚

サンプル誌


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       ブログでは語りきれないバナナ魚小説        

―――――――――――――――――――――――――☆★☆ サンプル号

はじめまして、発行人の【らぶばな】です。

ついにメルマガを発行することになりました。
拙い文章でお見苦しいところが
あるかも知れませんが、よろしくお願いします。

このメルマガではBANANAFISHの創作をおおくりしています。
漫画や映画、ドラマなどからヒントを得て、独創的なアイディアと視点で
皆さまに楽しんでいただける小説を創作しています。

サンプル号のメニューはコチラです。

★1★ 創作小説
★2★ 編集後記
___________________________________

★1★ 創作小説
 登場人物:アッシュ、英二

【 もし英二がアッシュにお守りを渡すなら…… 】

 英二は渡米の際、妹からお守りを預かった。
 だがそのお守りはなぜか『良縁』だった。 

 それでも英二は妹の気持ちが嬉しくて肌身はなさず
お守りを持っていた。

 英二は日本が恋しくなった時、無意識にお守りを見ていた。
 アッシュの前では決して「日本が恋しい」と言わないが、
アッシュは英二の気持ちが何となく分かっていた。

 そして英二も、アッシュは口には出さないが本当は
 「普通の家族」や「兄弟」について憧れを抱いている事に
気づいていた。

 ある日、アッシュは英二がお守りを見ているところを目撃した。

(英二、日本が懐かしいのか……?)

 しばらくして、アッシュが英二に言い出した。
「英二、お前たまには日本の家族に連絡しろよ」
「えっ? 何? 突然どうしたの? 」
 英二は驚いた。

「お前、全然電話してないだろ?家族が心配しているに
 違いないぜ」
「うん……そうだね……」
 英二は母親の顔を思い出した。

「俺はちょっと出かけてくるよ。だから今すぐ電話しろ」
「あぁ……分かった」

(アッシュ、突然どうしたの?)
 
 英二は アッシュがどうしてそんな事を言い出したのか
すぐに理解できなかった。

 しかし、日本にいる家族が心配しているのは事実だったので
アッシュが出かけた後、電話をすることにした。

「……そうなんだ。母さん、心配しなくても大丈夫だよ」
「英二がお世話になっている人にお礼の品を贈らせてちょうだい」
 母親は御礼をしたかったようだ。

「え、そんな事しなくてもいいよ……」
 英二は断ろうとしたが、ある事を思いついた。

(……あ、そうだ! )

「母さん、やっぱりお願いしていいかな?
 買ってきて欲しい物があるよ」
 英二は母親にお願いをした。

 2週間後、日本から郵送物が届いた。
 英二は荷物を受け取るなり、そのままアッシュのいる書斎へ行った。

「アッシュ、日本から君へのプレゼントがあるよ」
 嬉しそうにアッシュに箱を渡した。

「ジャパンから俺に? どうして? 」
 アッシュは不思議そうに聞いた。 

「あぁ……母さんにお願いして買ってきてもらったんだ」
 英二に催促されて、アッシュは小包をあけた。

「これは……お守り? 」
「そう。ずっと君にお守りを渡したかったのさ。
 これを持つとね、君は日本の神様に守ってもらえるよ」
「俺みたいな人殺しでも、日本の神に守ってもらえるのか? 」
 自嘲気味にアッシュが言った。

「そんな言い方するなよ。神様はきっと君を守ってくれるはずだよ」
「…………ありがとう」
 アッシュは少し照れて答えた。

( ちょっと違うかな……すでに俺はお前とお前の家族に守られてる気がするよ)

 アッシュは奥村家の人々の優しさに感謝した。
 そしてお守りを見てふと疑問に感じた。

「英二、このお守りの文字はどういう意味だ? 」
 漢字を知らないアッシュが英二に聞いた。

「あぁ、それはね『安全祈願』と言って……」 
 安全祈願の説明の途中で、英二は固まった。 

 英二は電話で母親に『安全祈願』のお守りを買って
きてくれと伝えたのに、そのお守りは『安産祈願』だった。

(母さん……聞き間違いしたな……)

 しかも一緒に入ってた手紙には次の様に書かれていた。
「英二がいつもお世話になっています。
 奥さまに元気な赤ちゃんが産まれますように」
 英二の母親は完全に勘違いしていた。

「……」
 英二は言葉に詰まった。

(まぁ……でもいいか。たぶん誰も気づかないだろう。)

 結局、英二は『安全祈願』と『安産祈願』の違いを言わずにそのまま
にしておいた。母からの手紙も適当にごまかしておいた。


 後日、アッシュが『安産祈願お守り』と手紙を伊部に見せて自慢しよう
としたが、それを見た英二が慌てて
 「これは人に見せるものじゃなくて、ひっそりと持っておくものだよ」
と言い、決して伊部に見せようとしなかった。

<完>

___________________________________

★2★ 編集後記

お読みいただきまして、ありがとうございました。
ほのぼのとしたお話を今回はお送りさせていただきました。

常にアッシュの心配をする英二なら、お守りを渡すことがあるのでは
ないかという想いで創作しました。

ご感想・ご意見があればお気軽にメールでどうぞ。
                          (らぶばな)
___________________________________

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僕は『絶対倒産する』と言われたOWNDAYSの社長になった。
売上20億,負債14億,赤字2億『絶対倒産する』と言われ、メガネ業界内ではただの質の悪い安売りチェーンと馬鹿にされ続けていたOWNDAYS(オンデーズ)を30歳の時に買収し社長に就任。その後、10年間で奇跡のV字回復を遂げて、売上150億,世界10カ国に進出するまで・・、みたいな巷によくある再生物語。半分ノンフィクション。半分はフィクション。いつまで、どこまで書き続けるかはまだ未定です。 https://www.owndays.com Twitter:https://twitter.com/shuji7771 blog:https://ameblo.jp/shuji7777/
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