新発想 経済情勢とマーケティングアイデア

経済情勢とマーケティング「欧州情勢とインリード広告」


カテゴリー: 2014年03月12日
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■■■■■2014.3.12■■■■                      
  新発想 経済情勢とマーケティングアイデア Vol.134
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せっかくの円安になっても輸出が増えず、貿易赤字が拡大している責任を一手に引き受けて
いるのが、国際競争力を失ってしまった家電製品業界です。
その要因は中国や韓国に主導権を奪われてしまったことにあります。
そこで家電各社が考えていることは、不毛な価格競争はやめて、高付加価値製品の開発に
特化したり、製造は海外生産拠点にまかせて国内では企画や研究開発に専念する、というものです。
しかし筆者には気になることがあるのです。
続きは巻末をご覧ください。

まず最初は、世の中の動きを知る上で重要な最新の経済情勢について筆者の視点で話題を提供します。
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欧州情勢
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 今週もいつものように、まず最初は日本国内の主要な景気指標から見ていきます。
今の経済情勢を知り、自社のマーケティング戦略立案に生かすことはとても有効なことです。

 今週も最新の統計数値として、3つの指標を順番に見ていきましょう。
まず最初は、1月の消費支出2人以上世帯(前年比)からです。
これによると、1.1%の上昇となりました。この数値は昨年9月以来の高い伸びです。
2月・3月も消費税増税前の駆け込み需要でさらに伸びる可能性があります。

 2つ目としては、同じく1月の全国百貨店売上高(前年比)を見ます。
これによると、2.9%の上昇となり、引き続き高い伸びが続いています。
高額品が相変わらず売れているのと、増税前の駆け込み需要の影響もあります。
百貨店売上高については、大都市の店舗の好調さが地方都市の百貨店に波及してきているのかが焦点です。

 最後の3つ目は1月の小売業販売額(前年比)です。
それによると、4.4%の上昇となり、ここ1年では一番大きな伸びを記録しました。
同様に駆け込み需要の影響が見られ、残り年度末までこの傾向は続くことが予想されます。

 ここからは今週号の本題である欧州情勢のお話です。
最初はユーロ圏で急速に懸念が広がっている、低インフレの長期化傾向からです。
先月28日に発表された2月の消費者物価指数は前年同月比0.8%の上昇にとどまって
しまいました。上昇率が1%を割ってしまったのは5ヶ月連続で、再びECBが追加金融緩和に踏み切るという観測があります。

 ユーロ圏も日本のようにデフレ突入が近づいてきたのかもしれません。実際には南欧諸国ほど懸念が広がっています。
ECBも望ましい物価上昇率は2%未満でその周辺、と定義しているように、低インフレが
続けば経済安定に向けた改革は一段と難しくなるとの警戒感を抱いているのです。

 以上のようにユーロ圏の景気は昨年半ばからようやく持ち直してきた、と見られている
中での低インフレは、エネルギー価格の下落に加えて内需がなかなか盛り上がってこない
ことに起因し、さらにここにきてウクライナ情勢により先行き不透明感がなおさら高まってしまっているのです。
 
 ただ明るい材料もあります。それはスペイン情勢の回復で、EUからの銀行に対する
支援プログラムを先の1月に終了して、一時期危険水準とされる7%を突破した10年債の
利回りが足元では3%台の半ばまで回復し、リーマン危機前の06年以来の水準にまで低下してきたのです。


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大事なことは今の経済情勢を知って、マーケティング戦略や戦術を考えることです。
今回は、インリード広告のお話です。
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インリード広告
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 広告の世界では、ネット、デジタル革命によって、日進月歩の世界でさまざまな広告が
生まれ、淘汰されていきます。

 今回ご紹介するのは、動画広告の新しい表現手法であるインリード広告で、その内容は
記事の間に挟む動画広告のことです。

 周辺に掲載されるバナー広告とは違い、コンテンツの中に広告枠を設けて掲載
しますので、Web閲覧者の目に止まり易いといえます。

 大きな効果が期待される反面、閲覧者がコンテンツを読む際の妨げになることが心配
されます。そこで媒体側は様々な工夫を凝らしているのです。

 例えば、最初から動画の音を流すのではなく、閲覧者がマウスカーソルを合わせて数秒
経過したのちに音を流すという手法が導入されています。

 インリード広告の他の新しい広告手法として、バナー広告枠の中で再生する動画広告
であるインバナー広告や、動画共有サイトなどに掲載されている動画コンテンツの本編が
始まる前などに表示される動画広告であるインストリーム広告などがあります。

 さらに詳しい情報については当社までお尋ねください。
 
☆★☆-----以上をマーケティングに生かそう!----------------------------------------
・多くの利用者を集めるサイトでは、いかにして使う側の利便性を損なわずに、出来る限り
 自然な方式にて広告を掲載すべき、という考え方が一方ではあります。
・フェイスブックやツイッターもそうですが、収益性を高めるためにコンテンツに広告を
 差し込む企業行動が目立つようになってきたことは上記の要望とは逆行しますが、株主に
 よる利益追求要望をかわす意味もあるのです。

■あとがき~編集後記として~
─────────────────────────────────-----------------
最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。

冒頭の国内家電製品業界についてのおはなしの続きです。
確かに、低価格品競争から撤退することの意味には一理あり、国内の事業所の位置づけを
ソフト面に特化させることにより、再定義することにも一定の理解はできます。
しかし、液晶テレビしかり、スマートフォンしかり、中韓勢には価格で敵わないから、
まともに勝負しない、という選択にはたして合理性はあるのでしょうか?
筆者はないと思います。
なぜなら低価格品での競争から逃げたことによって、事業の規模が小さくなってしまい、
結果としてキャッシュを失い、その後の設備投資に振り向ける企業体力を失ってしまい、
さらに業界の上位ランク企業との企業規模が広がってしまう、という負のスパイラルに
陥ってしまっているからです。
低価格品での競争にも果敢に挑み、四つ相撲を展開することこそが、日本企業に必要で
あったのではないでしょうか?
その上で、高価格製品にもチャレンジする、という全方位戦略を取り入れて欲しかったのです。
そうしていれば、ここまでの劣勢にはならなかったはずです。
もちろんどうやって、コストを抑えて低価格品を製造するかは企業戦略の腕の見せ所です。
結果として、キャッシュも人材も失ってしまった日本企業が多いことはとても残念なことです。

今後もより求められている情報を提供していきたいと思いますので、これからもご愛読をよろしくお願いします。
拙メルマガをより価値のあるものにできるようにしていきます。

ご感想等ありましたら、お気軽にお送りください。

それではまたお会いしましょう。(大塚)

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