新発想 経済情勢とマーケティングアイデア

経済情勢とマーケティング「アジア情勢と写真SNS」


カテゴリー: 2014年02月25日
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■■■■■2014.2.25■■■■                      
  新発想 経済情勢とマーケティングアイデア Vol.132
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円高修正による円安が進んで1年以上が経過しました。
それ以前から進んでいた企業の製造拠点の海外移転により、円安局面とはいえ国内からの
輸出が一向に増えない現状に歯がゆさを感じています。
将来的な為替リスク、円高に戻るなどの局面を想定するとこのような海外移転は正解なの
かもしれません。
しかし筆者には気になることがあるのです。
続きは巻末をご覧ください。

まず最初は、世の中の動きを知る上で重要な最新の経済情勢について筆者の視点で話題を提供します。
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アジア情勢
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 今週もいつものように、まず最初は日本国内の主要な景気指標から見ていきます。
今の経済情勢を知り、自社のマーケティング戦略立案に生かすことはとても有効なことです。

 今週も最新の統計数値として、3つの指標を順番に見ていきましょう。
まず最初は、内閣府が12日に発表した2013年10〜12月期の機械受注統計からです。
その内容によると、民間設備投資の先行指標となる「船舶・電力を除く民需」の受注額
(季節調整済み)は前期比1.5%増の2兆4339億円となり、3四半期連続で伸びました。
金額は08年7〜9月以来の大きさですが、12月単月では過去最大の落ち込みで、先行きも減少見込みです。

 2つ目としては、内閣府が17日に発表した2013年10〜12月期の国内総生産(GDP)速報値
を見ます。それによると実質で前期比年率1.0%増となり、4四半期続けてプラス成長と
なりました。今後の回復の勢いを左右すると考えられるのが輸出の伸びです。
ところが、昨年10〜12月期は前期比0.4%増となりましたが、同7〜9月期に0.7%減った分を
取り戻せていません。昨年4〜6月期の2.9%増と比べても伸びが鈍ってしまいました。

 最後の3つ目は財務省が20日に発表した1月の貿易統計速報(通関ベース)です。
これによると輸出額から輸入額を引いた貿易収支は、2兆7899億円の赤字となりました。
この赤字額は比較可能な1979年以降で最大の金額です。要因として燃料の輸入増に加えて
消費増税を前にした駆け込み需要が広がり、電子部品などの輸入が大幅に増えたからです。
これまでの単月での最大の赤字を計上したのは13年1月の1兆6335億円で、今回はそれを
1兆円以上も上回ってしまったことになります。

 ここからは今週号の本題であるアジア情勢のお話です。
今回はインドネシアのおはなしをしたいと思います。
インドネシアは今や、東南アジア諸国の中でも、もっとも国の発展に勢いがある国で、
人口の急増による若年労働者の増加、次々に誕生している中産階級の人たち、そして
それによって年々上がる購買力など、急速に力をつけてきた国です。

 もちろんこうした環境は、日本だけではなく欧米諸国からも広く外資を惹き付けており、
アジア進出を検討する時には、必ず対象候補の一番手に挙げられる国なのです。

 ところがこのような急激な経済成長においついていないのが、インフラの整備です。
その中でも特に首都ジャカルタでは、道路網の未整備による慢性的な交通渋滞が深刻で、
さらに治水の遅れによる洪水被害も後を絶ちません。

 IMFによるとビジネスのしやすさでは東南アジア中でワースト2、インフラの質では
ワースト1にランクされてしまったくらいの国です。

 それでも他の新興国に比べたらそれらを上回る魅力が溢れている、との判断で、企業は
進出していくのです。

 今後は長年、先進国入りの先着を争ってきたマレーシアだけではなく、ミャンマーや
ベトナム、カンボジアなどの追い上げも始まる中、圧倒的なイニシアチブを持っている
状況はまだまだ数年は確実に続くのです。
 

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大事なことは今の経済情勢を知って、マーケティング戦略や戦術を考えることです。
今回は、写真SNSのお話です。
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写真SNS
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 今回の話題は、前々回に引き続き写真SNSのおはなしです。
前々回は、スナップチャットの紹介に終始しましたが、今回は国内発を中心にして幅広く
紹介していきます。

 逆に今なぜ、写真共有サービス、写真SNSが人気で、開発合戦が勃発しているのでしょうか?
その理由は明快です。

 なぜなら写真SNSを使う年齢層に特長、つまり大半が女性でなおかつ若い、という明らかな
偏りがあるからです。

 この偏りこそが、製菓メーカーを中心にした企業にとって、広告媒体としての魅力
として感じられているのです。実際にメーカー担当者の間では、不特定多数の利用者が
集まるSNSと異なり販促効果が高い、という高評価が広がっているのです。

 それでは具体的に写真SNSを提供するサービス会社を紹介します。
1つ目は、マインドパレットが提供するスナッピーです。2010年設立の若い会社で11年の
サービス開始以来、すでに国内やアジアを中心にして650万人が登録するサービスに育って
きました。9割が女性利用です。特長は写真をデコる機能の充実です。

 2つ目がヴァズのスナップディッシュです。
料理愛好者が集まるサービスで、料理をおいしく見せる撮影機能が充実しています。

 さらに詳しい情報については当社までお尋ねください。
 
☆★☆-----以上をマーケティングに生かそう!----------------------------------------
・このように新規参入が増えてきた写真SNSサービス分野ですが、課題も少なくありません。
 これらサービスは消費者が無料で気軽に利用できる点をコンセプトにしていますので、広告の露出との兼ね合いに困難が伴います。
・できるだけ多くの利用者を無料で集めて、広告ビジネスを展開する、というビジネスモデルの永遠の課題がそこにはあります。

■あとがき~編集後記として~
─────────────────────────────────-----------------
最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。

冒頭の製造業の海外移転についてのおはなしの続きです。
家電分野だけではなく、あらゆる分野の製造業が海外移転を進めてきましたが、今現在も
その動きはとどまることを知りません。
ところがあまりにもこうした動きが進み過ぎてしまうと、弊害も発生してきてしまいます。
製造現場にひずみができるということです。
なぜなら多くの日本の製造現場の強みが、開発と製造の様々な部署間の密接な連携にあり、
設計や試作の段階でたくさんの調整が必要な擦り合わせ型製品において、競争力のある
製品を生み出すためにも、調整能力の高い開発や製造の現場を国内に残さないといけないからです。
なおかつ、日本の工場の大半では、理にかなった作業改善により生産性を無理なく今よりも
2〜3倍以上に高めることができるとも言われています。
米オバマ政権も、雇用の創出で頼りになるのは昔も今も結局は製造業である、と結論づけているのです。

今後もより求められている情報を提供していきたいと思いますので、これからもご愛読をよろしくお願いします。
拙メルマガをより価値のあるものにできるようにしていきます。

ご感想等ありましたら、お気軽にお送りください。

それではまたお会いしましょう。(大塚)

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