新発想 経済情勢とマーケティングアイデア

経済情勢とマーケティング「欧州情勢とショールーミング対策」


カテゴリー: 2014年01月30日
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■■■■■2014.1.30■■■■                      
  新発想 経済情勢とマーケティングアイデア Vol.128
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地元の日本を代表するエレクトロニクス業界の某大企業の大きな工場が昨年閉鎖しました。
他の企業のマンモス工場の閉鎖でもそうですが、この工場の閉鎖によっても同様にとても多くの
数の雇用が失われたのです。
この問題はマスコミでも多く取り上げられ、私自身もとても懸念していたのですが、
発表によるとどうやら別の通販系の企業が倉庫活用のために当該工場を買い取ったのでした。
ただ筆者には気になることがあるのです。
続きは巻末をご覧ください。

まず最初は、世の中の動きを知る上で重要な最新の経済情勢について筆者の視点で話題を提供します。
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欧州情勢
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 今週もいつものように、まず最初は日本国内の主要な景気指標から見ていきます。
今の経済情勢を知り、自社のマーケティング戦略立案に生かすことはとても有効なことです。

 今週も最新の統計数値として、3つの指標を順番に見ていきましょう。
まず最初は、日本工作機械工業会が20日に発表した2013年の工作機械受注額からです。
確報値ですが前年比7.9%減の1兆1170億円となり、2年連続で減少しました。
ただ12月は国内、輸出ともに大幅に増えて回復基調は鮮明です。年後半にようやく製造業の設備投資意欲が高まったのです。
中国も持ち直しつつあります。

 2つ目としては、不動産経済研究所が22日にまとめた新築マンション発売戸数です。
首都圏の2013年を見ますが、12年比で23.8%増の5万6476戸となりました。
住宅ローン金利や販売価格の先高感を背景にファミリー層が積極的に購入に動いたのです。
20年の五輪開催や相続関連の課税強化も追い風になっています。

 最後の3つ目は日本経済新聞社が四半期毎に調査している日経消費DIで、1月調査の結果を見ます。
それによると業況判断が前回(2013年10月)を3ポイント上回るプラス7となりました。
これは1995年9月の調査開始からの最高値を更新したのです。3ヵ月後もプラス12となり過去3番目の高水準です。
この判断は「良い」と答えた割合から「悪い」と答えた割合を引いた値で示します。

 ここからは今週号の本題である欧州情勢のお話です。
本年上半期における欧州連合(EU)の最大の課題は、ユーロ圏の銀行行政を一元化する「欧州銀行同盟」の推進です。
欧州中央銀行(ECB)を中核とする単一銀行監督制度が、今年11月から発足することがすでに決まっています。

 EU財務相理事会の今年上半期の議長国が、ギリシャである点が注目されます。
ギリシャは欧州債務危機の震源地であり、ユーロ離脱まで取りざたされた時期もありましたが、緊縮財政で回避してきました。

 そんなギリシャも2013年には基礎的財政収支の黒字化を1年前倒しで実現するなど
明るい兆しが出てきています。

 今年夏のワールドカップサッカーで、日本はこのギリシャと同組になりました。
最近はあれだけ経済危機がニュースとして取り上げられてきたギリシャが、記事として登場することが激減しました。
それくらい、落ち着きを取り戻してきたと言えます。
果たしてギリシャは国力をどれくらい高め始めているのか、
スポーツの場ではありますが、サッカーの国際舞台でもその一旦が垣間見えるかもしれません。

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大事なことは今の経済情勢を知って、マーケティング戦略や戦術を考えることです。
今回は、ショールーミングのお話です。
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ショールーミング対策
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 実店舗での販売を脅かす存在として、すっかり板についてきたショールーミングですが一度、再度その内容を復習します。
ショールーミングとは消費者が小売店の店舗で家電製品や衣料品などの商品を下見して、
さらに店員に説明させるだけさせて実際に購入するのは、より安い価格を提示している
通販サイトである、という意味でした。実店舗がネット通販のショールーム化しているため、このように呼ばれる訳です。

 ところが実際の店舗では、当然とはいえ実際に指をくわえてショールーミング化を
見過ごしている訳ではなく、あの手この手で対策を打ち出しているのです。

 例えば、ある衣料品店では、実店舗で試着して気に入った洋服をスマホのアプリを通じて
注文して、自宅に届けるというケースです。勤務先の最寄りの店舗で受け取ることも可能です。
消費者がスマホで自宅に居ながらにして各店舗の在庫を確認することができる仕組みを導入している店もあります。

 さらに書籍販売の三省堂書店では、店内で書籍を選ぶ楽しさを味わった上で、その場で
気に入った本にスマホをかざして電子書籍用のバーコードを表示して料金を払うと
パスワードを発行して電子書籍の購入が完結して読めるようになる、という仕組みを導入しています。

 このようにネット通販に顧客を奪われている一方の印象がある店舗ですが、実は消費者の行動は逆に店舗に回帰しているのです。
その背景には、買い物で絶対に失敗したくない、という強い心理が働いているからです。

 実際に店舗に出向き、商品を手に取って質感や色合いを確かめてから、購入を決断する、というスタンスです。
その際に重要なのは、こうした購入を一旦店舗内で決断した顧客をいかに、そのまま
その場の店舗または帰宅後に、運営しているネット通販で購入してもらうか、という点です。

 まさにその決断した瞬間こそが勝負の分かれ目であり、各店舗の知恵の出しどころ
なのです。そしてこれこそが、店舗とネットを融合すべき肝とも言うべきO2O(オンラインtoオフライン)、オムニチャネルの出番なのです。

 

 さらに詳しい情報については当社までお尋ねください。
 
☆★☆-----以上をマーケティングに生かそう!----------------------------------------
・店頭ならではの体験を提供しないと顧客は最後の最後にネットで買ってしまいます。
・消費者が店舗に求めているのは、大量の情報を選別して推奨する機能であり、
 それを補佐する店員が存在するのがリアル店舗の強みです。

■あとがき~編集後記として~
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最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。

冒頭の大企業の工場跡地についてのおはなしの続きです。
何が気になるかと言いますと、新しい通販系の企業が工場に代わって建てるのが倉庫であり、
再び生まれる雇用数は、非常に少ない、ということです。
もちろん、電化製品の製造に比べれば、商品を保管する倉庫にはそこまでの人手は必要ない、という論理もわかります。
しかし、長年その工場が生み出す大きな雇用によって当該地方都市が回っていたことを考えると、大変な事態だと思ったのです。
実はこのような光景は現在日本のあちこちで見られ、跡地を使って新しい企業が入ってくるだけマシ、という場所もあるのです。
そして、今後はますますこうした事態は広がりを見せるはずで、この動きに歯止めを
かけない限り、地方の衰退は進む一方で、ますます若者は生まれ故郷を離れて東京に向かうことになるのです。
さらにそれだけでは済まずに、若年夫婦が子供を作ることをためらったり、
それどころか結婚することをあきらめてしまう若者も次々に増えてしまう、という最悪の事態を招くのです。
一国の繁栄や活気は若者が担い、直接的に影響を与えて最も重要と言っても言い過ぎでない要素が雇用の安定確保なのです。
いつの時代も、世界中どこの国でも、雇用を生む政権、統治者が人々の支持を集めることに変わりはないのです。

今後もより求められている情報を提供していきたいと思いますので、これからもご愛読をよろしくお願いします。
拙メルマガをより価値のあるものにできるようにしていきます。

ご感想等ありましたら、お気軽にお送りください。

それではまたお会いしましょう。(大塚)

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サラリーマン時代に始めた株式投資から株で勝つための独自ルールを作り上げる。2017年、億り人に。 平成24年より投資助言・代理業を取得。現在、著者自身が実践してきた株で成功するための投資ノウハウや有望株情報を会員向けに提供しているかたわら、ブログやコラム等の執筆活動も行う。 2014年まぐまぐマネー大賞を受賞。読者数3万人。雑誌等のメディア掲載歴多数。 主な著書に『10万円から始める高配当株投資術』(あさ出版)『「小売お宝株」だけで1億円儲ける法』(日本実業出版社)
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