日刊株式投資情報新聞

【日刊株式投資情報新聞】配当確保の「つなぎ売り」優勢でTOPIXは安いが日経平均は4日ぶりに反発


カテゴリー: 2016年12月27日
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■■   日刊株式投資情報新聞(日本インタビュ新聞社提供)
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■■               2016年12月27日(火)
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★☆★ 配当確保の「つなぎ売り」優勢でTOPIXは安いが日経平均は4日ぶりに反発
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■【株式市場】

◆日経平均の終値は1万9403円06銭(6円42銭高)、TOPIXは1536.22ポイント(1.92ポイント安)、出来高概算(東証1部)は8億7134万株

■新規上場のティビィシィ・スキヤツトは買い気配のまま初値つかず

 27日後場の東京株式市場は、12月期末に配当や優待を行う銘柄の買い付け最終日(権利付最終日)だったが、キヤノン<7751>(東1)は14時半頃にかけて一段軟化するなどで「つなぎ売り」が優勢な様子となり、日経平均も前場の一時81円94銭高(1万9478円58銭)から次第に値を消して14時40分頃に44円58銭安(1万9352円06銭)まで軟化した。ただ、大引けは小高くなり、日経平均は4日ぶりに反発した。主な株価指数はおおむね高い。

 後場は、小野薬品工業<4528>(東1)が超高額新薬「オプジーボ」の薬価引き下げの影響一巡とされて一段ジリ高となり、ダイキン工業<6367>(東1)はスエーデン企業の買収発表が好感されて一段ジリ高。21日上場のグレイステクノロジー<6541>(東マ)は初めて値上がりし反発。アイビー化粧品<4918>(JQS)は期待の大型美容液などが言われて高値更新。

 27日新規上場のティビィシィ・スキヤツト<3974>(JQS・売買単位100株)は買い気配のまま上げる場合の本日上限の3220円(公開価格1400円の2.3倍)に達したまま初値がつかなかった。

 東証1部の出来高概算は17億4965万株(前引けは8億7134万株)、売買代金は1兆8354億円(同8554億円)。1部上場2006銘柄のうち、値上がり銘柄数は781(同1095)銘柄、値下がり銘柄数は1076(同742)銘柄。

 また、東証33業種別指数で値上がりした業種は18業種(前引けは15業種)となり、値上がり率上位の業種は、ゴム製品、海運、その他金融、医薬品、銀行、石油・石炭、金属製品、繊維製品、水産・農林、などだった。

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   業績&株価分析
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■ビューティガレージの17年4月期第2四半期累計はリピート顧客増加で大幅増収増益

 ビューティガレージ<3180>(東1)は美容サロン向け美容商材ネット通販の最大手である。ビューティサロン向け「開業支援」から「開業+経営支援」へのサービス領域拡大も推進している。17年4月期第2四半期累計はリピート顧客の増加などで大幅増収増益だった。通期もEC比率上昇やアクティブユーザー数増加などで大幅増収増益予想である。株価は上値を切り下げる形となったが、好業績を評価して反発展開が期待される。

■美容サロン向け美容商材ネット通販の最大手

 理美容室、エステサロン、ネイルサロン、リラクゼーションサロンなど全国の美容サロン向けに、業務用理美容・エステ機器(スタイリングチェア、シャンプーユニット、パーマ機器、エステスチーマーなど)や、業務用化粧品・消耗品(ヘアケア製品、エステティック化粧品、マッサージオイル、ネイル商材など)を販売するプロ向け美容商材の物販事業を主力としている。

 販売チャネルは、16年7月時点の登録会員口座28万超、取扱美容商材90万点超で、日本最大級のプロ向け美容商材ネット通販サイト「BEAUTY GARAGE Online Shop」でのオンライン販売(=EC)を主力として、カタログ通販、および全国9拠点のショールームでの販売を展開している。ショールームは中古品の買い取り・メンテナンス拠点としても機能している。

 IT(ネット通販)とリアル(ショールームでの販売)を融合連携させたBtoBビジネスモデルで、美容サロン向け美容商材ネット通販の最大手である。中間流通を省いたダイレクト販売と大量一括購入による国内最安値保証、自社開発の「WEB&リアル店舗連動型」基幹POSシステム、自社物流センターを保有して利便性を高めた配送サービス、中古・格安PB商品と開業支援ソリューションで新規開業者を集める仕組み、物販とソリューションのワンストップサービスでリピート利用に繋げる仕組みなどを強みとしている。

 グループ子会社は、タフデザインプロダクトがサロン店舗設計・施工事業、サロンキャリアが美容師などの求人マッチングサイト運営、アイラッシュガレージがアイラッシュ(まつ毛エクステ)商材卸売および開業・経営支援事業を展開している。

 12月7日には子会社BGパートナーズの設立(17年1月予定)を発表した。ファイナンスサポート、店舗リース・転貸サービスなどを提供し、ビューティサロン向け「開業支援」から「開業+経営支援」へのサービス領域拡大を推進する。

■サロンコンシェルジュNO.1企業を目指す

 中期経営計画では高い収益性と継続的な成長を可能とするビジネスモデルを確立し、開業と繁盛を総合支援するサロンコンシェルジュNO.1企業を目指している。

 目標値には17年4月期売上高100億円、経常利益7億円を掲げ、重点戦略としては、美容業界のBtoB電子商取引市場における圧倒的NO.1地位を確立するIT戦略、SPA方式活用によって売れる商品を開発するメーカー戦略、リピート商材拡充によりフロー&ストック型収益構造に転換する専門商社戦略、開業支援・経営ソリューション充実によって総合受注を促進するワンストップソリューション戦略を推進している。

 物販事業では、リピート商材である化粧品・消耗品の販売を拡大するとともに、機器分野ではPB商品、化粧品分野ではNB商品の品揃えを強化する。また物流コスト低減に向けて中国・広州に「HUB倉庫」を新設運用開始した。中国から日本に輸送する商品を保管料の安い中国の「HUB倉庫」に一旦集めて検品を行い、保管料の削減、効率的な輸送、不良品の早期発見に繋げる。

■サイト利便性向上、品揃え拡充、周辺領域への展開を強化

 15年6月プロ向け美容業界の商材仕入用として業界初となるスマホ用バーコード発注アプリ「BGスマート発注」を導入した。バーコードリーダ機能を搭載し、美容サロンにおける消耗品などの発注業務を簡素化して担当者の発注業務負担を軽減でき、当社への発注増加に繋げる。

 15年7月ソニー<6758>の肌解析システム「BeautyExplorer」の取扱開始、15年11月ヤーマン<6630>の業務用トリートメント機器をビューティガレージブランドのエステサロン向け商品「Quattro Burst Cavi」として販売開始、15年11月総合印刷会社の帆風と共同でサロンの印刷用途に特化した印刷通販サイト「サロンプリント」を開始した。

 16年1月マーケットプレイス型販売として、当社のプロ向け美容商材ネット通販サイト「BEAUTY GARAGE Online Shop」を他の美容商材卸業者に開放し、テナントとしての出店を可能にした。

 16年3月ノーリツ鋼機<7744>の子会社で歯科業界カタログ通販大手のフィード社と業務提携した。同社のPB商品として販売する歯科・医療機関向け機器・材料等を当社が製造(OEM)受託する。

 12月7日には、仏エステティックブランド「ドクタールノー(Dr Renaud)」の日本市場における独占輸入販売権を獲得し、17年1月から取扱開始すると発表した。

■海外展開も強化

 海外展開については、海外販売代理店方式=海外ディストリビュータ経由での輸出販売(複数の国のディストリビュータと交渉中)、越境EC代行方式=海外顧客向け購入代行ソリューションサービス導入(現在のECサイト上に海外ユーザー向け購入発送代行サービスを16年半ば頃導入予定)、自社での越境EC方式=自社ECサイトの多言語版構築(17年以降に自社サイトをグローバル対応へアップデートし、海外からの注文を直接受注・発送できる体制を構築)の3方向で準備を進める方針だ。

 そして16年8月、海外顧客向け購入代行ソリューションサービス導入開始を発表した。商品説明ページは従来どおり日本語のみの表示だが、海外IPからのアクセスがあった場合に、ユーザーのブラウザ設定言語に合わせた英語・中国語・韓国語の購入代行サービス会社の決済手続バナーが表示され、購入代行サービス機能にて購入手続きが可能となる。現行のプロ向け美容商材ネット通販サイト「BEAUTY GARAGE Online Shop」をそのまま活用できるため、コストを抑えながらも海外在住サロンの利便性向上を実現できる。

■美容サロン新規開業が集中する第4四半期(2~4月)の構成比が高い

 四半期別業績推移を見ると、15年4月期は売上高が第1四半期16億70百万円、第2四半期18億44百万円、第3四半期16億99百万円、第4四半期20億62百万円、営業利益が51百万円、1億25百万円、79百万円、1億21百万円、16年4月期は売上高が19億94百万円、21億32百万円、18億56百万円、24億16百万円、営業利益が67百万円、1億09百万円、33百万円、2億32百万円だった。

 季節要因として、美容サロンの新規開業が集中して美容機器の需要が高まる第4四半期(2~4月)の構成比が高い収益構造である。また16年4月期第4四半期は四半期ベースで過去最高の売上高となった。

■EC比率上昇基調でアクティブユーザー数も増加基調

 16年4月期はアクティブユーザー数増加などで15年4月期比2桁増収・営業増益だった。売上総利益は同10.8%増加したが、売上総利益率は32.3%で同1.4ポイント低下した。販管費は同9.6%増加したが、販管費比率は27.1%で同1.4ポイント低下した。営業外では為替差損益が悪化した。ROEは16.4%で同1.6ポイント低下、自己資本比率は51.2%で同0.7ポイント低下した。配当は80銭増配の年間5円60銭(期末一括)で配当性向は12.5%だった。

 セグメント別に見ると、物販事業は売上高が同15.0%増の64億84百万円で営業利益(連結調整前)が同10.7%増の4億84百万円、店舗設計事業は売上高が同18.6%増の16億20百万円で営業利益が同17.9%増の98百万円、その他周辺ソリューション事業は売上高が同9.1%増の2億94百万円で営業利益が同43.9%増の55百万円だった。

 物販事業の売上総利益率は、円安進行に伴う輸入仕入価格上昇で15年4月期第1四半期37.9%から第2四半期37.0%、第3四半期36.7%、第4四半期36.1%、16年4月期第1四半期35.0%と低下傾向だったが、その後は第2四半期35.3%、第3四半期35.0%と下げ止まり、第4四半期には円高傾向も寄与して35.7%に上昇している。

 16年4月期物販事業の販売チャネル別売上高構成比はEC64%、電話・FAX18%、ショールーム来店15%、その他3%で、EC比率が上昇基調である。EC売上高は同27.2%増収だった。15年6月導入したスマホ用バーコード発注アプリ「BGスマート発注」も寄与してモバイル経由が同98.6%増収と大幅に増加した。

 16年4月期末のEC登録会員口座数は15年4月期末比3万8307口座増加の27万7777口座、このうち過去1年に購入履歴のあるアクティブユーザー数は同7134口座増加の8万4760口座、アクティブユーザー比率は同1.9ポイント低下の30.5%となった。

 16年4月期の物販事業の商品別売上高構成比は、PB機器46%、PB化粧品11%、NB機器17%、NB化粧品22%、中古品4%だった。PB・NB別で見るとPB比率57%、NB比率39%、機器・化粧品別で見ると機器比率64%、化粧品比率33%となった。一部PB機器の電気用品安全法に基づく再試験という一時的要因でPB機器比率が低下したが、安定収益源で四半期別売上高の平準化にも繋がる化粧品の比率が着実に上昇している。

■17年4月期第2四半期累計は大幅増収増益

 今期(17年4月期)第2四半期累計(5~10月)連結業績は、売上高が前年同期比12.2%増の46億32百万円で、営業利益が同57.3%増の2億78百万円、経常利益が同45.7%増の2億51百万円、純利益が同47.3%増の1億60百万円だった。物販事業におけるリピート顧客の増加などで2桁増収となり、物販事業の売上総利益率改善も寄与して大幅増益だった。

 売上総利益は同17.1%増加し、売上総利益率は33.4%で同1.4ポイント上昇した。このうち物販事業の売上総利益率は37.7%で同2.5ポイント上昇した。
円高も寄与した。販管費は同10.9%増加したが、販管費比率は27.4%で同0.4ポイント低下した。美容業界最大のイベント「Beauty World Japan2016」への出展、通販カタログ誌3種の発刊、福岡支店ショールームのリニューアル移転、ネイル業界最大のイベント「Nail EXPO2016」への出展など、積極的なプロモーション施策に伴う経費増加を増収効果で吸収した。営業外費用では市場変更費用16百万円を計上した。

 セグメント別に見ると、物販事業は売上高が同12.6%増の35億66百万円で、営業利益(連結調整前)が同58.3%増の3億24百万円だった。
16年10月末のEC登録会員口座数は同14.4%増の29万6504口座、このうち過去1年間に1回以上購入履歴のあるアクティブユーザー数は同5.6%増の8万6932口座、また過去1年間で6回以上購入したロイヤルユーザー数は同24.3%増の1万7550口座で、リピート顧客の増加が顕著である。理美容化粧品やネイル・まつ毛材料が伸長して化粧品・材料の売上高は同22.8%増加した。

 店舗設計事業は売上高が新規顧客開拓などで同15.3%増の9億35百万円だが、デザイナー増員などで営業利益が同5.7%減の40百万円だった。その他周辺ソリューション事業は集客支援サービスや講習会・アカデミーサービスなどが伸び悩み、売上高が同12.5%減の1億30百万円で営業利益が同54.2%減の13百万円だった。

 四半期別の業績推移を見ると、売上高は第1四半期23億31百万円、第2四半期23億01百万円、営業利益は1億13百万円、1億65百万円だった。

■17年4月期通期も大幅増収増益予想で増額余地

 今期(17年4月期)通期連結業績予想(6月9日公表)は売上高が前期(16年4月期)比15.6%増の97億05百万円で、営業利益が同20.6%増の5億32百万円、経常利益が同24.1%増の5億20百万円、純利益が同31.0%増の3億49百万円としている。C比率上昇やアクティブユーザー数増加などで大幅増収増益予想である。配当については実施する予定だが、金額は未定としている。

 認知度・信用力の向上、サイトの利便性向上、美容業界イベントへの積極出展、PB新商品の投入、福岡ショールームの拡大移転、カタログ通販誌「BG STYLE」発刊などの施策に加えて、スマホ用バーコード発注アプリ「BGスマート発注」の本格化、さらに歯科業界向け当社商品販売開始などの効果も期待される。

 通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は、売上高が47.7%、営業利益が52.3%、経常利益が48.3%、純利益が45.8%と順調な水準である。足元の円安進行が懸念要因となるが、美容サロンの新規開業が集中して美容機器の需要が高まる第4四半期(2~4月)の構成比が高い収益構造であり、通期ベースでの増収増益基調に変化はないだろう。

■株主優待制度は1年以上継続保有を対象として毎年4月末に実施

 株主優待制度は16年4月期末から導入した。そして17年4月期末からは毎年4月30日現在で1単元(100株)以上を1年以上継続保有(4月および10月の株主名簿に連続3回以上記載)する株主を対象としている。優待内容は該当株主1名につき、希望小売価格3000円相当分の当社オリジナルブランド商品を贈呈する。

 なお10月27日に17年4月期末株主優待品目の決定を発表している。当社オリジナルブランド「シエラ・オーガニカ」のB&Bシャンプー250mlとB&Bトリートメント200mlを2本セット(合計希望小売価格4800円相当)にて贈呈する。基本方針「3000円相当分」に対して実質的に大幅増配の形だ。

■株価は好業績を評価して反発期待

 株価の動き(7月26日付で東証マザーズから市場変更して東証1部に上場)を見ると、11月の戻り高値圏1300円近辺から反落して上値を切り下げる形となった。ただし直近安値圏1000円台で調整一巡感を強めている。

 12月26日の終値1092円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想連結EPS58円52銭で算出)は18~19倍近辺、前期実績連結PBR(前期実績連結BPS292円24銭で算出)は3.7倍近辺である。時価総額は約65億円である。

 週足チャートで見ると26週移動平均線が戻りを押さえる形になったが、52週移動平均線近辺で下げ渋る動きだ。好業績を評価して反発展開が期待される。

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●[アナリスト水田雅展の銘柄分析]の記事一覧
 http://kabu-ir.com/category/20186867-1.html

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   編集長の視点
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■ラクト・ジャパンは25日線で下値を確認し業績急回復・連続増配観測を手掛かりに年初来高値を射程圏

 ラクト・ジャパン<3139>(東2)は、3日連休前の22日に前日比変わらずの1557円で引けた。今年12月7日につけた年初来高値1663円から下値を探る動きを続けてきたが、25日移動平均線で売り買いが拮抗し下値調整一巡を示唆した。
 現在、決算集計中の同社の前2016年11月期業績は、期初予想通りに連続減益で着地するものの、続く今2017年11月期業績は、国際乳製品価格の上昇から大幅増益転換と連続増配が観測されており、先取りして割安修正買いが再燃する展開も有力となる。
 TPP(環太平洋経済連携協定)承認・関連法案も、12月9日に参議院本会議で可決・成立しており、発効については米国の次期大統領のトランプ氏の発言でやや見通し難となっているが、同社がシンガポールで生産しているチーズの東南アジア向け輸出などに好影響するとして、業績期待を高めている。

■国際乳製品市況の上昇転換やTPP関連法案成立、円安進行が今期業績に追い風

 同社は、乳原料を主力に豚肉、ハムなどの食肉加工品を輸入販売しているほか、シンガポールの子会社ではチーズを生産しマレーシア、タイ、インドネシアの東南アジアや中国に輸出している。
主力の乳原料・チーズ部門では、既存顧客の深掘りや新規顧客の開拓で販売数量は伸びているものの、国際乳製品の低下や円高による販売単価の低下が、業績に逆風となった。集計中の前2016年11月期業績は、売り上げ851億4000万円(前々期比13.1%減)、経常利益10億8000万円(同19.6%減)、純利益7億円(同15.8%減)と続落したと推定される。

 ところが、国際乳原料価格は、ここにきて様変わりとなっている模様である。同社が今年11月10日に発表した乳製品情報の10月サマリーでは、欧州での政策的な減産、オセアニアの大雨による減産、国内でも今年8月下旬以来の北海道への相次ぐ台風の接近・上陸の影響で減産となり、一方、需要面では中国需要の増加転換などが要因となっており、なかでも欧州のバター価格は、今年の安値圏の4月から9月までの半年で倍近く上昇、短期的な上げ幅は史上最高レベルと分析された。

 このまま需給好転が続けば、TPP関連法案の成立や円安転換も加わって同社の今2017年11月期業績の急回復期待が高まってくる。現に東洋経済会社四季報最新号では、純利益を10億円(前期推定比42.3%増)とし、また年間配当も、前期の31円(前々期実績30円)に対して31円~35円と連続増配含みと観測している。来年1月12日には11月期決算を発表する予定であり、先取り余地が高まることになる。

■来年1月の決算発表をキッカケに低PER・PBR修正で最高値へキャッチアップ

 株価は、昨年8月の新規株式公開(IPO)時の公開価格1400円に対して、同10月のTPP(環太平洋経済連携協定)合意で上場来高値1713円をつけたが、前2016年11月期業績の連続減収減益予想などで上場来安値971円へ突っ込んだ。
 その後は下げ過ぎとして1200円台までリバウンド、TPP関連法案の審議進行とともに公開価格を奪回する場面もあり、足元では期末の配当・株主優待制度権利取りで1600円台にタッチし、下値を探った。PERは前期の連続減益ベースでも10倍台、PBRも0.7倍と割り負け、配当利回りも1.99%と東証2部全銘柄平均(1.80%)を上回っており、来年1月の決算発表をキッカケに上場来高値へのキャッチアップを強めよう。

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 (記事の詳細は下記をご覧ください)
http://syoukenn.seesaa.net/category/1589503-1.html

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■ ニュース・トピックス ━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥……

●【特集】狙い場・買い場
 http://kabu-ir.com/category/16067736-1.html

■決算情報 Media-IR
 http://www.media-ir.com/press/kessann/gyouseki/index.shtml

 ■高配当利回り特集
 http://www.media-ir.com/press/kouhaitou/hai201201/

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★国内初の報道型IR:個人投資家向け企業情報ポータルサイト
http://www.media-ir.com/mediairpress/

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高卒、派遣社員という負け組から、外資系IT企業の部長になった男の、成功法則を全て公開します。誰にでも、どんな状況、状態からでも自分の力で人生を変えるための情報と知性を発信しています。人生を意のままにするには、脳みそとこころの両方が進化しなければなりません。そんな進化とは何か?をお届けする四コママンガ付きメルマガです。2014年から3年連続でまぐまぐ大賞部門賞を受賞しました 学歴やバックグラウンドに拘わらず、人生を思いのままに生きるために必要な考え方が書かれた、「良書リスト」も希望者に差し上げています。
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