日刊株式投資情報新聞

【日刊株式投資情報新聞】対ユーロでの円高を手控え日経平均は上値重いが材料株物色は活発


カテゴリー: 2014年06月11日
■■////////////////////////////////////////////////////////////
■■   日刊株式投資情報新聞(日本インタビュ新聞社提供)
■■
■■               2014年6月11日(水)
■■////////////////////////////////////////////////////////////

 ※ほぼ日刊で配信しておりますが、お休みをいただく場合が
  ありますので、あらかじめご了承ください。(土日祝日はお休み)

    ⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒
    【株式投資のための投資情報メールマガジン】
        http://kabu-ir.com/

*:..o○o..:* *:..o○o..:* *:..o○o..:* *:..o○o..:* *:..o○o..:*

⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★☆★ 【銘柄フラッシュ】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■JストリームやTASAKIが急伸しミクシィは軟調

 11日は、アイフル<8515>(東1)がカラ売りの増加や日銀の政策会合(12~13日)に対する期待、JPX日経400株価指数への採用期待などが言われて東証1部の売買代金トップの活況となり7.1%高の年初来高値更新となった。

 三井住友フィナンシャルグループ<8316>(東1)も日銀への期待などから1.8%高となり、大手銀行、証券株は堅調。その半面、不動産株は東京建物<8804>(東1)の1.4%安など大手株を中心に安い。日本マクドナルドホールディングス<2702>(JQS)は一昨日発表の月次は不調だったが連日高値更新となり0.2%高。

 材料株物色は活発で、電力自由化に関する「改正電気事業法」が11日午前の参院で成立したことを好感して省電舎<1711>(東マ)が24.7%ストップ高となり、グリムス<3150>(JQS)も27.9%ストップ高、エナリス<6079>(東マ)も急伸23.3%高。

 ロボット関連株は連日活況となり、川田テクノロジーズ<3443>(東1)は一時700円ストップ高となり大引けも565円高の13.9%高、菊池製作所<3444>(JQS)は14.7%ストップ高、ヒーハイスト精工<6433>(JQS)も戻り高値の4.7%高、CYBERDYNE(サイバーダイン)<7779>(JQS)は戻り高値更新だが大引けは前日比変わらず。

 セキュアヴェイル<3042>(JQG)は「サイバーセキュリティ基本法案」を材料に25.1%ストップ高。また水道機工<6403>(JQS)は午後急伸し27.9%ストップ高となり、中国の水質汚染対策計画が材料とされて2006年以来の水準を回復。ネクストジェン<3742>(JQG)は9日発表の業績予想の増額を連日好感し27.7%ストップ高。

 東証1部の値上がり率1位は丸栄<8245>(東1)の16.7%高となり仕手性強く低位株物色とされ5月末の急伸に続く2段上げに発展、2位は前出・川田テクノロジーズ<3443>(東1)の13.9%高、3位はレオン自動機<6272>(東1)の10.5%高となりブラジルなどの中南米で引き合い活発との見方が言われ大きく出直った。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★☆★ 対ユーロでの円高を手控え日経平均は上値重いが材料株物色は活発
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■【株式市場】

◆日経平均の終値は1万5069円48銭(74円68銭高)、TOPIXは1239.07ポイント(10.34ポイント高)、出来高概算(東証1部)は17億8724万株

 11日後場の東京株式市場は、円相場が対ユーロで一段強含む動きになったため、ソニー<6758>(東1)やリコー<7752>(東1)が一段軟調になる場面をみせ、自動車株も総じて上値が重い。

 日銀の政策会合(12~13日)に対する期待感から大手銀行株が強く、その他金融株もアイフル<8515>(東1)が低位株物色などに乗り活況高となったが、三井不動産<8801>(東1)などの不動産株はさえない。朝発表の機械受注を好感したファナック<6954>(東1)は後場も堅調。

 材料株物色は活発で、国際石油開発帝石<1605>(東1)はシェールガス・オイル開発などがいわれて高値更新となり、ロボット関連株は連日活況で川田テクノロジーズ<3443>(東1)や菊池製作所<3444>(JQS)がストップ高、省エネ株の省電舎<1711>(東マ)とグリムス<3150>(JQS)もストップ高、セキュアヴェイル<3042>(JQG)は「サイバーセキュリティ基本法案」を材料にストップ高。水道機工<6403>(JQS)は中国の水質汚染対策計画が材料とされて午後急伸のストップ高。

 東証1部の出来高概算は17億8724万株、売買代金は1兆6308億円。1部上場1812銘柄のうち、値上がり銘柄数は1267銘柄、値下がり銘柄数は400銘柄。また、東証33業種別指数は32業種(前引けは31業種)が高くなり、値上がり率上位は、鉱業、保険、銀行、情報・通信、その他金融、機械、金属製品、電力・ガス、空運、輸送用機器、水産・農林、食料品、鉄鋼、ガラス・土石、建設など。値下がり業種は不動産のみだった。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   _____
   今日の言葉
    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
■ユニクロ値上げの意味

 『ユニクロ値上げの意味』=ユニクロを展開するファーストリテイリング(証券コード9983)は、今年8月販売分から5%程度の製品値上げを実施するという。消費増税の影響が心配される中での値上げだけに注目される。

 「私は、今回のユニクロの値上げ宣言は、日本経済がインフレ時代に入ったとまでは言えないが、デフレ時代が終ったということだろうと受け取っています。今後、ユニクロに続くところが出るでしょう」(株式評論家・海老原紀雄氏)。もちろん、値上げするためには商品に対する品質面の自信が求められるはず。この点が過去の物価上昇時代とは異なる点だろう。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   _______
   業績&株価分析
    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
■ミロク情報サービスは3月戻り高値に接近、上値試す

 財務・会計ソフト開発のミロク情報サービス<9928>(東1)の株価は下値切り上げトレンドを継続している。そして6月10日には430円まで水準を切り上げて、3月の戻り高値442円に接近してきた。今期(15年3月期)好業績見通しであり、低PERや高配当利回りも評価して上値を試す展開だろう。

 会計事務所(税理士・公認会計士事務所)と、その顧問先企業である中堅・中小企業向けに、業務用アプリケーションソフト開発・販売、汎用サーバ・パソコン・サプライ用品販売、運用支援・保守サービス、経営情報・コンサルティングサービスなどを展開している。システム導入契約売上とサービス収入が収益柱である。

 全国約8400の会計事務所ユーザーおよび約1万7000社の中堅・中小企業ユーザーを有し、ストック型収益構造を特徴としている。会計事務所向けシステム「ACELINK NX-Pro」、中堅企業向けERPシステム「Galileopt NX-I」、中小企業向け新ERPシステム「MJSLINK NX-I」などが主力製品だ。

 重点戦略として会計事務所とのパートナー関係強化、クラウドサービスの拡大、中小・ベンチャー企業支援のビジネス情報サイト「bizocean(ビズオーシャン)」の拡充、BtoCビジネスへの参入などを掲げ、13年11月には「bizocean」登録会員数が100万人を突破した。

 また13年10月には、連結会計システム開発のプライマルと資本・業務提携して、個別会計から連結会計、企業情報開示、連結納税までグループ経営支援のソリューション提供を強化している。14年4月にはクレディセゾン<8253>と提携して、中小企業向けのクレジットカードを利用した業務支援を開始した。

 5月16日には、全国商工会連合会、都道府県商工会連合会および市町村商工会とその会員事業者向けの「会計・税務のクラウド型アプリケーションソフト」を開発したと発表した。全国の商工会会員85万事業者が利用可能なアプリケーションソフトである。また6月10日には、ジャパンネット銀行と提携し、消費者間取引(C2C)向けクラウド型会計アプリ「個人収支管理アプリbyマネトラ」の提供を発表した。

 今期(15年3月期)の連結業績見通し(5月9日公表)は、売上高が前期比2.3%増の225億90百万円、営業利益が同5.4%増の25億20百万円、経常利益が同4.8%増の25億40百万円、純利益が同8.7%増の15億10百万円、配当予想が前期と同額の年間15円(期末一括)としている。

 主力の会計事務所向けシステムや中小企業向けERPシステムの拡販を推進し、新規顧客開拓の強化、顧客基盤の拡大、ソフト保守サービス契約率の上昇なども寄与する。システム導入契約売上高、サービス収入とも好調に推移して4期連続最高益更新の見込みだ。ストック型収益の積み上げで中期的にも増収増益基調だろう。

 14年5月に発表した第3次中期経営計画(15年3月期~17年3月期)では、目標数値として最終年度17年3月期売上高260億円、経常利益40億円、純利益24億50百万円、売上高経常利益率15%、ROE15%を掲げている。

 重点戦略としては、顧客基盤を拡大するための販売戦力の増強と販路の拡大(パートナー事業体制の抜本改革による間接販売の拡大など)、新たな顧客を創造する新製品・サービスの開発・提供(マルチデバイスに対応したクラウドサービスの開発など)、新規事業による新たな収益基盤の確立(利益率向上に向けた事業ポートフォリオ再設計、中小企業の事業再生支援サービスへの参入など)を推進する。

 株価の動き(3月27日付けで貸借銘柄に選定、4月1日付で単元株式数を500株から100株に変更)を見ると、全般地合い悪化も影響して3月の戻り高値442円から反落したが、4月11日と4月14日に付けた直近安値の390円から反発し、足元では水準切り上げの動きを強めている。6月10日には430円まで上値を伸ばす場面があり、3月の戻り高値442円に接近してきた。今期好業績見通しを評価する動きだろう。

 6月10日の終値429円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS49円23銭で算出)は8~9倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間15円で算出)は3.5%近辺、前期実績PBR(前期実績の連結BPS402円29銭で算出)は1.1倍近辺である。
 週足チャートで見ると26週移動平均線を回復し、下値切り上げトレンドを継続している。低PERや高配当利回りも支援材料であり、14年1月464円、さらに13年9月469円を目指す展開だろう。

───────────────────

■JSPは13年5月の高値突破、好業績評価して上値追い

 発泡プラスチック製品のJSP<7942>(東1)の株価は、6月10日に1718円まで急伸する場面があり、13年5月の高値1706円を一気に突破して高値を更新した。1700円近辺のフシから上放れた形であり、今期(15年3月期)増収増益見通し、低PER、低PBRを評価して上値追いの展開だろう。

 押出事業(産業用包装材、食品用包装材、広告用ディスプレー材、住宅用断熱材など)、ビーズ事業(自動車衝撃緩衝材、家電製品緩衝材、IT製品輸送用通い函など)、その他事業(一般包材など)を展開し、自動車部品用ポリプロピレン「ピーブロック」や住宅用高性能断熱材「ミラフォーム」など、高機能・高付加価値製品の拡販を強化している。

 中期経営計画では最終年度15年3月期の売上高1100億円、営業利益率8%を目標値として掲げている。14年4月には、発泡ポリプロピレンビーズ(成型品「ピーブロック」用ビーズ)の新工場として北九州工場が生産を開始し、栃木県鹿沼市、三重県四日市市との3拠点体制を確立した。

 今期(15年3月期)の連結業績見通し(4月30日公表)は、売上高が前期比4.3%増の1170億円、営業利益が同20.2%増の71億円、経常利益が同10.6%増の72億円、純利益が同11.3%増の49億円、配当予想が前期と同額の年間30円(第2四半期末15円、期末15円)としている。

 衝撃緩衝材を中心とした自動車部品、タブレット型端末など多機能電子機器の包装材、高断熱材を中心に需要が増加基調である。自動車関連の発泡ポリプロピレン「ピーブロック」や住宅用断熱材「ミラフォーム」など高機能・高付加価値製品の好調が牽引し、原燃料価格上昇に伴う一部製品の製品価格是正効果なども寄与する。

 株価の動きを見ると、急反落した2月安値1422円から下値切り上げの展開となり、5月以降は戻り高値圏1550円~1650円近辺で推移した。そして6月10日に前日比91円(5.59%)高の1718円まで急伸する場面があり、13年5月の高値1706円を一気に突破した。好業績を評価する動きだろう。

 6月10日の終値1699円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS164円35銭で算出)は10~11倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間30円で算出)は1.8%近辺、前期実績PBR(前期実績の連結BPS1940円48銭で算出)は0.9倍近辺である。
 日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって強基調の形となった。上値フシを突破したことで上げ足を速める可能性もあり、上値追いの展開だろう。

───────────────────

■陽光都市開発は安値圏モミ合いから上放れて強基調へ転換

 投資用マンション企画・販売の陽光都市開発<8946>(JQS)の株価は、5月直近安値142円から反発して出直りの動きを強めている。6月10日には175円まで上値を伸ばす場面があった。安値圏モミ合いから上放れて強基調へ転換の可能性があり、財務基盤改善や収益改善基調を評価して出直りの動きが本格化しそうだ。

 投資用マンション「グリフィンシリーズ」の企画・販売事業を縮小し、不動産管理・賃貸・仲介事業のストック型フィービジネスへの事業構造転換で収益基盤を強化している。

 13年8月にアパマンショップホールディングス<8889>の子会社アパマンショップネットワークとFC加盟契約を締結し、13年10月にストライダーズ<9816>と資本業務提携した。14年4月には当社の不動産仲介事業を子会社の陽光アセット・インベスターズに事業譲渡して、同社の商号をグリフィン・パートナーズに変更した。

 14年1月には、徳威企業発展有限公司(上海)およびストライダーズによる当社新株予約権行使で自己資本比率が大幅に改善した。今期(14年12月期)第1四半期末(14年3月末)の自己資本は6億66百万円、自己資本比率は25.9%、1株当たり純資産(BPS)は55円33銭となり、前期末(13年12月末)の自己資本1億90百万円、自己資本比率9.0%、BPS19円92銭に対して財務基盤が大幅に改善している。財務基盤が強化されたことでM&Aの積極化や不動産販売事業の再構築も目指している。

 中国における不動産関連事業に関しては、14年2月に柏雅資本集団控股有限公司(香港)の連結子会社化が完了し、香港柏雅の子会社および孫会社である柏雅酒店管理(上海)有限公司(酒店管理)および上海柏雅投資管理有限公司(投資管理)も合わせて3社(ベルグラビアグループ)を連結化した。酒店管理はサービスアパートメントの運営・管理コンサルティング、投資管理はサービスアパートメントをサブリース管理方式でオーナーから賃借して運営管理している。

 なお5月30日には、ベルグラビアグループ3社のうち上海柏雅投資管理有限公司(投資管理)の全株式を、中国の深?市花様年物業服務有限公司に譲渡(14年6月30日予定)すると発表した。ベルグラビアグループについては今後、コンサルティング管理方式での受託を増やして収益を向上させる方針とした。

 今期(14年12月期)の連結業績見通しは前回予想(2月28日公表)を据え置いて、売上高が前期比67.1%増の17億60百万円、営業利益が同22.6%増の1億29百万円、経常利益が同66.0%増の1億円、純利益が同62.8%増の90百万円としている。不動産販売事業での投資用マンション1棟引き渡しが牽引し、不動産管理事業の着実な拡大や新規連結のベルグラビアグループ2社も寄与する。

 なお上海柏雅投資管理有限公司(投資管理)の全株式譲渡によって、特別利益の計上、のれん償却費用計上の見直しが見込まれるが、連結会計処理の精査が完了し、開示が必要であると判断された場合には速やかに開示するとしている。通期見通しに対する第1四半期の進捗率は売上高が32.0%、営業利益が46.5%、経常利益が50.0%、純利益が51.1%であり、収益は改善基調だろう。

 株価の動きを見ると、5月中旬に地合い悪化も影響して150円~170円近辺のモミ合いから下押しの形となったが、5月20日と5月21日に付けた直近安値142円から反発して出直りの動きを強めている。6月10日には前日比8円(4.79%)高の175円まで上値を伸ばす場面があった。財務基盤改善や収益改善基調を評価する動きだろう。

 6月10日の終値167円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS7円50銭で算出)は22倍近辺、実績PBR(14年12月期第1四半期実績の連結BPS55円33銭で算出)は3.0倍近辺である。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると26週移動平均線を突破して上伸している。安値圏モミ合いから上放れて強基調へ転換の可能性があり、出直りの動きが本格化しそうだ。

───────────────────

■白鳩は調整の最終局面、底値買い好機の可能性

 インナーウェアのネット通販事業を展開する白鳩<3192>(JQS)は4月23日に新規上場した。株価はIPO人気が一巡して低迷しているが、足元では下げ止まり感を強めている。公開価格割れ水準に到達して調整のほぼ最終局面だろう。今期(14年8月期)は上場関連費用を吸収して増収増益見込みであり、業績面の不安は小さい。四半期ごとに業績好調を確認しながら水準を切り上げる展開だろう。底値買いの好機とも言えそうだ。

 14年4月東証JASDAQ市場に新規上場した。女性用を中心としたインナーウェアのオンラインショッピングサイト「京都発インナーショップ白鳩」の運営を主力事業としている。またアンテナショップとして、実店舗のJR京都駅南口アバンティB1インナーショップ「Shirohato」も運営している。

 1965年創業、1974年会社設立で靴下の職域販売からスタートした。そして靴下のカタログ通販やインナーウェアの実店舗販売を経て、95年に自社本店サイトをオープンしてインナーウェアのネット通販にシフトした。

 現在はパソコンやスマートフォンに対応して、国内は下着・ランジェリー総合情報サイト「ランジェ」およびオンラインショップ白鳩本店のほか、楽天市場レディース、楽天市場メンズ「ADIEU」、Yahoo!ショッピング、Amazon、DeNAショッピング、Qoo10、NTTドコモ携帯公式サイトなどのショッピングモールに出店し、海外は白鳩本店(グローバル店)に加えて、中国・天猫国際(Tモールグローバル)、楽天インドネシア、楽天シンガポールにオンライン出店している。

 インナーウェア専門店としての品揃えが強みである。14年2月現在の取扱アイテム数は、国内の「ワコール」「トリンプ」など、海外の「エンポリオアルマーニ」「モードマリー」など、自社オリジナルブランドの「COMUSE」「ContRante」など合計80ブランド、約1万1000品番である。さらなる品揃え充実に向けて、国内外の高級ブランドや注目ブランドとの新規取引を開拓するとともに、自社オリジナルブランドやメーカーとのOEM(コラボレーション)ブランドの開発も強化している。

 また自社開発の基幹システム「楽らく通販システム」や、本社に併設した配送センターで、商品登録・撮影・画像制作、商品発注・仕入・在庫管理、サイト在庫連携、受注・出荷・売上、顧客管理・顧客対応・売掛管理などの業務を自社ワンストップ体制で運営していることも特徴である。さらなる業務の正確性の確保、効率化・迅速性の向上を推進している。

 顧客会員の獲得についてはリピート率の向上に注力している。前期(13年8月期)の会員数は前々期比7.6%増の50万9600人、リピート顧客数(1年間に2回以上購入)は同29.5%増の8万5354人、1度購入顧客数は同23.5%増の32万1265人で、リピート率は同0.8ポイント上昇して21.0%となった。

 今期(14年8月期)の業績(非連結)見通し(4月23日公表)は売上高が前期比19.7%増の35億35百万円、営業利益が同31.2%増の1億63百万円、経常利益が同27.6%増の1億50百万円、そして純利益が同35.3%増の92百万円としている。会員数の増加やリピート率の向上、品揃えの拡充や自社ロジスティックの精緻化などの効果で、上場関連費用などを吸収して増収増益見込みだ。なお配当予想については未定としている。

 4月23日に発表した第2四半期累計(13年9月~14年2月)は、売上高が17億06百万円、営業利益が80百万円、経常利益が70百万円、純利益が39百万円だった。通期見通しに対する進捗率は売上高が48.3%、営業利益が49.1%、経常利益が46.7%、純利益が42.4%であり、概ね順調な水準だろう。

 インナーウェア関連市場は、シーズンごとの流行変化の影響が比較的小さいうえに、天候不順などの影響も受けにくい。定番商品がロングセラー化しやすいことも特徴だ。ネット通販市場の拡大も背景として、中期的に収益拡大基調だろう。

 株価の動き(14年4月23日公開価格520円に対して初値760円、高値4月23日770円)を見ると、IPO初日に高値770円を付けたが、その後はIPO人気が一巡し、新興市場の地合い悪化も影響して軟調展開となった。4月30日には公開価格を割り込み、5月16日には478円まで下押す場面があった。ただしその後は概ね500円近辺で推移して下げ止まり感を強めている。6月3日には527円まで戻す場面があった。

 6月10日の終値496円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS27円12銭で算出)は18~19倍近辺である。指標面に割高感はなく、公開価格割れ水準に到達して調整のほぼ最終局面だろう。業績面の不安が小さいだけに、四半期ごとに業績好調を確認しながら水準を切り上げる展開だろう。底値買いの好機とも言えそうだ。

────────────────────────────────

●[アナリスト水田雅展の銘柄分析]の記事一覧
 http://kabu-ir.com/category/20186867-1.html

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   __________
   マーケット&銘柄観察
    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
■丸井グループは中期経営計画の変貌路線を評価する展開に

 丸井グループ<8252>(東1)の戻り第2ラウンド入りが期待できる。アイフル<8515>(東1)など消費者金融株の強調が支援要因となるほか、小売業界が消費税増税を着実に吸収しつつあり、今後改めて同社への見直し人気が高まる方向が予想される。

 前2014年3月期は営業利益271億円(前々期比11%増)を確保、今2015年3月期も営業利益280億円(前期比3%増)の順調な利益確保が想定されている。足元の収益とともに、今後株価をロングランで支えていくのが中期経営計画である。小売・店舗のビジネスモデル転換、カードの全国展開を軸に2017年3月期に営業利益360億円以上を目指す。

 小売・店舗のビジネスモデル転換では、賃貸契約のテナントを大幅に増やす。アパレルなど取引先から仕入れて販売してきた売り場を今後5年間で、テナントに切り替えていく。売り上げが減少しても安定的な賃料収入を得ることができるほか、衣料品以外の多様な店舗を誘致しやすい利点もある。賃貸中心の事業モデルに移行することになる。

 カード事業は、丸井店舗内が中心だったカード発行拠点を、長崎のハウステンボスやゲームソフト開発のアイディアファクトリーなど、様々な地域・分野の企業との提携やWebなどを通じて全国に拡大し、カード利用率をさらに高めることで、今後のクレジット市場の成長を取り込む方針だ。そうした今後の展開に期待が大きい状況で、PBR0.94倍、PER128倍の株価は割安に映る水準である。(木村隆:日本証券新聞取締役編集局長を経て株式評論家)

───────────────────

■アビスト水素水など新規事業を新たな収益の柱に育てる

 アビスト<6087>(JQS)の商いがボリュームアップに向かい、出直りを鮮明にしてきた。取引先上位のトヨタ自動車<7203>(東1)やスタンレー電気<6923>(東1)などの株価強調を受け、同社の株価の出遅れに関心が回ってきている。

 今2014年9月期の3月中間決算は、売上げ25億3200万円(前年同期は未公表)、営業利益3億8000万円(同)を達成した。それぞれ期初予想の25億2600万円、8億900万円を上回る好調なものであった。

 9月通期では、売上げ53億8500万円(前期比14.1%増)、営業利益6億6500万円(同2.2%増)の計画。主要事業である設計開発アウトソーシング事業の業容拡大を図るとともに、新規事業の水素水製造販売事業を本格始動する。

 特に、子会が手掛ける水素水事業は、早期に軌道に乗せ第2の収益源に育て上げる意向だ。今期は商品宣伝のための試供品の製造配布を中心に行い、立ち上げ費用が増加しているが、既存事業とは市場環境を異にする新規事業の展開は中期計画の重要なポイントである。今期利益の伸びが抑えられるのも、新規事業の負担によるもので、来期以降は収益押し上げ要因に転化するものと期待される。

 また、今後の成長戦略では3Dプリント事業で設計開発の周辺事業を開拓することを目指す。現在は顧客のアイデアから機械部品やキャラクターの3Dデータを作成し納品している。今後は顧客への納品データから3Dプリンターを使用し試作品を迅速に作成・提供する方針。試作業者とのデータややり取りを省略し、スムーズに試作検討作業に移行できる利点がある。(木村隆:日本証券新聞取締役編集局長を経て株式評論家)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   ______
   編集長の視点
    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
■グリムスは2期ぶり最高純益更新・積極中期計画をテコに再生エネ関連株人気を強めて急反発

 グリムス<3150>(JQS)は、198円高の1274円と急反発し、5月21日につけた年初来安値780円からの底上げを鮮明化している。ジャスダック市場の値上がり率ランキングのトップ5にランクインする高人気となっている。
 新興市場ではLINE関連株、ロボット関連株などの材料株のサバイバル相場が再燃、値幅取りの動きが激化しているが、今年年初に人気化した再生可能エネルギ関連株の一角に位置する同社株にも下げ過ぎ訂正期待の買い物が再燃しており、今3月期純利益の2期ぶりの過去最高更新や今期から推進する中期経営計画の積極的な目標数値も見直され、買い手掛かりとなっている。

■電力自由化関連の商品構成を強化し3年後純利益は84%増

 同社の今3月期業績は、売り上げ65億9200万円(前期比14.0%増)、営業利益5億500万円(同81.7%増)、経常利益5億円(同70.8%増)、純利益2億6700万円(同73.7%増)と大幅続伸が予想され、純利益は、増益転換して一部事業譲渡による特別利益2億800万円を計上して達成した2013年3月期の過去最高(2億2800万円)を更新する。
 電力自由化に対応した商品ラインアップを拡充しており、一般家庭向けに住宅用太陽光発電システムなどを販売するスマートハウスプロジェクト事業では、前期に進出した西日本地域での販売を強化するとともに、メガソーラーの建設など再生可能エネルギー開発事業により売電収入を図る新収益形態を確立、事業者向けに電気基本料金削減コンサルティングなどを行うエネルギーコストソリューション事業では、営業社員を育成するとともにスタートさせた電力の調達改善を図る電力代理購入サービスを積極推進することなどが寄与する。

 この好業績は、今期から新たに策定して3カ年計画で推進する中期経営計画でさらに加速する見込みであり、最終年度の2017年3月期には売り上げ72億2900万円、営業利益9億円、経常利益8億9500万円、純利益4億9300万円を目標にしており、純利益は、今期予想に対して84.6%増と高成長する計算となる。

■分割権利落ち高値からの調整幅の3分の1戻しをクリアし一段の割安修正へ

 株価は、昨年11月に発表した株式分割(1対2)を歓迎して昨年来高値3100円をつけ、1419円で権利を落とし、落ち後安値715円から再生可能エネルギー関連株人気の波及で権利落ち分を埋めて同高値2100円まで2.9倍化した。
 ただ同高値からは、前期業績が期初予想をやや下ぶれて着地したことなどからほぼ往って来いとなる年初来安値780円まで調整、下げ過ぎ訂正と中期経営計画を評価して3分の1戻をクリアするまでリバウンドしている。PERは15倍台となお割安であり、半値戻し、全値戻しと一段の戻りを試す値幅効果が期待される。(本紙編集長・浅妻昭治)

・‥…━━☆・‥…━━☆☆☆
 (記事の詳細は下記をご覧ください)
http://syoukenn.seesaa.net/category/1589503-1.html

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△

■ ニュース・トピックス ━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥……

●【特集】狙い場・買い場
 http://kabu-ir.com/category/16067736-1.html

■決算情報 Media-IR
 http://www.media-ir.com/press/kessann/gyouseki/index.shtml

 ■高配当利回り特集
 http://www.media-ir.com/press/kouhaitou/hai201201/

╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
■好評!『犬丸正寛の『時を買え投資法』で着実に稼ぐ』メールマガ
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋

犬丸正寛(株式評論家) 価格:5,250円/月(税込)
発行:毎週 日・水・金曜日(祝祭日・年末年始を除く)
課金開始月:購読した月から
http://foomii.com/00033

当マガジンは、「投資のタイミング」を重視し、
しかも、テーマ性、業績、人気性など「銘柄固有の特性」を
考慮し投資期間と目標株価を明記します。

╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
■浅妻昭治のマーケットセンサー(銘柄発掘の王道を伝授・注目株厳選)
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋

浅妻昭治(株式評論家) 価格:5,250円/月(税込)
発行:毎週 月曜日(祝祭日・年末年始を除く)
課金開始月:購読した月から
http://foomii.com/00046

■投資情報を楽しく読んで楽しく儲ける!
★「知的投資家」のために相場の正しい
 「読み方」、「攻め方」、「守り方」を公開

▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△

★国内初の報道型IR:個人投資家向け企業情報ポータルサイト
http://www.media-ir.com/mediairpress/

*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*
 「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+

株式会社 日本インタビュ新聞社
〒103-0025 東京都中央区日本橋茅場町2-6-8
-----------------------------------------
Webサイト:
◎日本インタビュ新聞社公式サイト
 http://www.media-ir.com/
◎日本インタビュ新聞 株式投資情報
 http://kabu-ir.com/
◎日本インタビュ新聞 Media-IRソリューション
 http://www.media-ir.com/mediairpress/
◎日本インタビュ新聞 経営者紀行
 http://interview-ir.com/
◎日本インタビュ新聞 Media-IRフェア
http://www.media-ir.com/irfair/
◎犬丸正寛の相場格言
 http://soubakakugenn.seesaa.net/
◎犬丸正寛の株で見る世の中
 http://inumaru.seesaa.net/
◎株式投資情報ツイッター(mediaircom)
 http://twinavi.jp/account/detail/mediaircom
◎犬丸正寛の『時を買え投資法』で着実に稼ぐ・メルマガ(有料)
 http://foomii.com/00033
◎浅妻昭治のマーケットセンサー・メルマガ(有料)
 http://foomii.com/00046
*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*

日刊株式投資情報新聞

RSSを登録する
発行周期 ほぼ 平日刊
最新号 2018/04/20
部数 1,650部

このメルマガを購読する

ついでに読みたい

日刊株式投資情報新聞

RSSを登録する
発行周期 ほぼ 平日刊
最新号 2018/04/20
部数 1,650部

このメルマガを購読する

今週のおすすめ!メルマガ3選

ダメおやじの全財産をかけた崖っぷちFX通信
【1日に数万人が熟読する人気FXブログのメルマガ版】 相場歴30年以上のダメおやじがFXノウハウを大公開! 毎朝配信!毎日の経済指標情報や攻略法を無料で解説しています。 ●損切りがうまくできない、利食いが浅い ●ポジポジ病(ポジションを不要に持ってしまう) ●コツコツドカーン(小さく勝っても大きく負ける) ●エントリータイミングわからない ●メンタル面が弱い このようなお悩みがあれば購読してみてください。 FX初心者から経験者まで、FXの悩みをこのメルマガで解消します。 期間限定でメルマガ内で数万円相当分のFX情報商材をプレゼント中!
  • メールアドレスを入力

  • 規約に同意して

日本株投資家「坂本彰」公式メールマガジン
サラリーマン時代に始めた株式投資から株で勝つための独自ルールを作り上げる。2017年、億り人に。 平成24年より投資助言・代理業を取得。現在、著者自身が実践してきた株で成功するための投資ノウハウや有望株情報を会員向けに提供しているかたわら、ブログやコラム等の執筆活動も行う。 2014年まぐまぐマネー大賞を受賞。読者数3万人。雑誌等のメディア掲載歴多数。 主な著書に『10万円から始める高配当株投資術』(あさ出版)『「小売お宝株」だけで1億円儲ける法』(日本実業出版社)
  • メールアドレスを入力

  • 規約に同意して

がんばれ建設~建設業専門の業績アップの秘策
ダム、トンネル等大型建設工事の参画経験を有し、テレビ、ラジオ、新聞に出演中の著者が、「儲かる」「身につく」建設(土木、建築、設備、電気、プラント)関連情報を厳選。建設業の業績アップ、技術者育成、技術提案、原価低減ネタを紹介します。ベストセラー「今すぐできる建設業の原価低減」等著書多数。
  • メールアドレスを入力

  • 規約に同意して

今週のおすすめ!メルマガ3選

日本株投資家「坂本彰」公式メールマガジン
サラリーマン時代に始めた株式投資から株で勝つための独自ルールを作り上げる。2017年、億り人に。 平成24年より投資助言・代理業を取得。現在、著者自身が実践してきた株で成功するための投資ノウハウや有望株情報を会員向けに提供しているかたわら、ブログやコラム等の執筆活動も行う。 2014年まぐまぐマネー大賞を受賞。読者数3万人。雑誌等のメディア掲載歴多数。 主な著書に『10万円から始める高配当株投資術』(あさ出版)『「小売お宝株」だけで1億円儲ける法』(日本実業出版社)
  • メールアドレスを入力

  • 規約に同意して

システマティックな「ま、いっか」家事術
食べるのは大好きだけど、作るのは超苦手。棚拭きとアイロンがけが何より嫌い。 そんな家事オンチだった私がソレナリに家事をこなせるようになったワケ。 家事全体を見渡して、最小の手間で最大のリターンを得る、具体的なシステムをお知らせするメールマガジンです。
  • メールアドレスを入力

  • 規約に同意して

ダメおやじの全財産をかけた崖っぷちFX通信
【1日に数万人が熟読する人気FXブログのメルマガ版】 相場歴30年以上のダメおやじがFXノウハウを大公開! 毎朝配信!毎日の経済指標情報や攻略法を無料で解説しています。 ●損切りがうまくできない、利食いが浅い ●ポジポジ病(ポジションを不要に持ってしまう) ●コツコツドカーン(小さく勝っても大きく負ける) ●エントリータイミングわからない ●メンタル面が弱い このようなお悩みがあれば購読してみてください。 FX初心者から経験者まで、FXの悩みをこのメルマガで解消します。 期間限定でメルマガ内で数万円相当分のFX情報商材をプレゼント中!
  • メールアドレスを入力

  • 規約に同意して

他のメルマガを読む

ウィークリーランキング