知って差がつく! 新フランチャイズ発想法

「新フランチャイズ発想法」第425号<後編>をお送りします!


■◆■━━━━━━━━━━━━━━━━2018.4.30
「新フランチャイズ発想法」 第425号<後編>
発行者:竹村義宏事務所 関連サイト:http://www.fc-takemura.com/
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今日もメルマガ開封ありがとうございます!



業界歴25年、40を超えるFCに関わってきた、発行人、竹村義宏がフランチャイズを上手に利用するための「考え方」「情報」をお送りします。
今年で9年目、ほぼ週1回日曜日に配信しています。



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または下記のHPから御覧ください。
【竹村の公式HP】http://www.fc-takemura.com/



今回は昨日配信の続きの第425号<後編>です。

では、ここから本編です!


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1>フランチャイズの名言
▼ 成熟市場を攻略するには、どうすればお客さんのためになるのかを必死に考え抜くこと。
「中古車専門店ガリバー」創業者 羽鳥兼市
2>今週の赤ペンチェック
▼成長マインドセット〜心のブレーキの外し方 
吉田行宏 著
3>編集後記
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1.【フランチャイズの名言】

このコーナーではフランチャイズの創業者、経営者の名言を紹介。竹村がひとこと解説していきます。



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成熟市場を攻略するには、どうすればお客さんのためになるのかを必死に考え抜くこと。そして、従来の常識を疑うことです。ユニクロだって、昔ながらの衣料品業界であんなに成功したのは、そういう発想があったからでしょう斜陽産業といわれている業界ほど、チャンスがあると思いますよ。

「中古車専門店ガリバー」創業者 羽鳥兼市(現IDOM会長)
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「中古車専門店ガリバー」は中古車業界という閉鎖的な成熟市場で、新しいことをやって業界を揺り動かしてひっくり返し、新市場をつくったFCです。

フランチャイズの基本セオリーに「New Business Creator」というものがありますが、新商売、新業態というのはゼロから生まれる、考え出されるわけではなく、成熟業界つまり“寝ぼけたたるんだ”業界から生まれることがほとんどです。そして新市場を創る。

「ガリバー」はまさにその成功例、です。

ただ羽鳥さんは「従来の常識を疑うこと」と簡単に言いますが、これは簡単なことではありません。業界に長くいれば自分も業界のパラダイムでモノを見てますし、単に逆張りの発想で「非常識」なことをやれば、業界からの反発に屈します。

なので、「どうすればお客さんのためになるのかを必死に考え抜くこと」のほうが先、なのです。当時羽鳥さんは「ワタシは業界なんて見てねぇから、お客さんだけ見てるから」「中古車業界は変わんねぇけど、お客さんは変わっから」と常々言ってました。

この発想が結局「業界の常識破り」の商法を生み出し、それが当たった時にには、業界をひっくり返す特大ホームランになるわけです。



中古車のネット販売、ドルフィネットの成功もそこにあります。
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車が売れない、若者の車離れ、なんてことばかり言われるけど、一方で若い人がインターネットで車を買うのが当たり前になってそこに新しい市場ができた。ガリバーはそこにいの一番に目をつけ、成功したんです。
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実車を見ないで、試乗もしないで中古車を買うだろうか、とかいう議論をするのではなく、「将来は車もネットで買うようになるでしょ!」という先見性。これが大事。



羽鳥さんについてもっと詳しく読みたい方は、6年前に書いたブログ記事がありますので、是非。
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【これは必読!】羽鳥兼市ガリバー会長の「人間発見」を読み、この方は「怪物」だと改めて思う・・・
http://ytakemura.hatenablog.com/entry/2012/09/15/110911
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2.【今週の赤ペンチェック】

このコーナーは竹村が、日々読んだ本や聞いた話等の「日々情報」から刺激を受けて、考えたことなどを綴っていきます。
個人的な健忘録的なところもありますが、参考になればと思い公開します。フランチャイズとは直接関係ないものも多くなると思いますがご了承下さい。

今週はこのフレーズ。

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ものごとの捉え方次第でその後の行動は随分変わります。でもどう考えるかを決めているのは自分なんですよね。
自分で自分の成長を阻害しない、自分の成長を促すような考え方をしてほしいと思うんですよね。

「成長マインドセット」吉田行宏 著
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Wikipediaには、「ガリバー創業メンバーであり、ナンバー2としてガリバーの上場、その後のグローバル展開など急成長を支えた立役者である」と記述があります。

ベンチャー・リンク社が「ガリバー」のFC全国展開を支援するのは1994年12月、実質的には95年から。
で、「ガリバー」は実はVL社がゼロからFC化したのではなく、VLと出会う2年前からFC展開を開始、東北地方が中心でしたが20程度のFC店がありました。

そのFC展開がなかなか難しい、ということで金融機関からの紹介でVLに相談にきたというところから、VLによる「ガリバー」というFCの支援が始まり、最初は苦労しますが96年後半から一気に火がつき98年12月に株式店頭公開。

なので、VL側からすればうまくいっていなかったFCをVLのネットワークを使った開発、SVの包括的支援によって大ヒットさせた、といえるわけで、VLが無かったら今の「ガリバー(=現IDOM社)」は無かった、といいたいところです。



で、吉田行宏氏は「ガリバー」がVLと出会う2年前から同社に関わり、取締役で入っていた方。

ただ「存在感」はかなり強かった、という印象です。当時VLが支援したFCには同じような創業時からの古参役員、社長を支えるナンバー2という方がいらっしゃいましたが、その中でも「力ある方」という印象があったことを覚えています。

立場上時にVL側と意見が合わないこともありましたが、その時も自らのポジションから丁寧な仕事をされていた感じ。

少々ぶっ飛んだ(笑)、羽鳥さんを内部から支えながら、そして急拡大する組織を土台を作りながら、その成長に耐えうる仕組みづくりをする、という難しい仕事を吉田さんがされていたのだと思います。



そんな、吉田さんは「ガリバー」がVLと提携解消したあとも、成長し続ける同社を支え続け、2013年に同社を退任、その経歴と実績を活かし、経営コンサルタントとして複数の企業の顧問などをされているよう。

で、初出版されたのがこの本。

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成長マインドセット〜心のブレーキの外し方 
https://goo.gl/Yq5oXd
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「心のブレーキの外し方」というのはフォレスト出版から大ベストセラーになった石井裕之氏の本を思い出しますが、良いタイトル、ですね。



実際にこの本の眼目は「ほとんどの人は成長するための心に自分でブレーキをかけてるので、それを意識して外せば成長できるよ」ということですから。

一言でいえば「超」わかりやすい本です。

ビジネス書の構成ではなく、喫茶店のマスター(元成長企業のお偉いさんだったという設定)が、悩めるサラリーマンなどのお客にタメになる話をしていく、本やセミナーではなかなか聞けない話を喫茶店のマスターから聞けてビックリ!という構成で進みます。



例えばこんな話です。

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ビジネスも同じで、想いがあって行動し続ければ、能力が身につき、結果が出ます。結果が欲しいゆえに簡単なスキルだけを身につけようとしたところで、ふるまいや意識が弱い状態では望む結果が得られないんです。
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「本やセミナーではなかなか聞けない話」ではないかもしれません。むしろ「原理原則」なので、ビジネス書、自己啓発書、などで勉強している人なら聞いたことがある話、考え方でしょう。

ただ、「原理原則」というのははそうやればできる、と当たり前に分かっていても難しい、のが常。



それを、なぜそうなるか、で、どうやれば良いか、についてマスターがヒントをくれます。



例えば、多くの人は前に進もうとアクセルを踏みながら、同時にブレーキも踏んでいる、と。

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解決できる、できないとか、どう解決すべきか考える前に、まずは自分には悩みがあり、ブレーキを踏んでいるんだということを認識すること、ブレーキが存在することを知るだけでいいんです。それが最初の第一歩です。
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例えば会社での仕事に停滞感を感じ、転職を考えている場合、会社の仕事の実績がイマイチなのは首をひねりながら仕事をしているから、というケースが多いでしょう。この首をひねりながら、が心のブレーキ。

現状に首をひねり始めると、人は「環境を変える」ことを考えがちだが、環境を変えても思考パターンが変わっていないから同じことを繰り返す。この場合、転職してもまた同じ場合が多いわけです。



なので、この本は「(ブレーキを踏まないと)覚悟を決めろ」というアドバイスです。余計なことは考えず1年間は仕事に没頭しようと覚悟を決めれば、アクセルだけ踏む状態になり、仕事のスピードが変わり、遠くまでいける、と。



他にもこんなアドバイス。

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何かを行動するときや、意思決定をするときには最も良いと思うものを選択する。でも選択したあとは完全に自分の元から離れて、結果は選択できないものだと思う。
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選べない結果に気がいって悩むことが行動のブレーキになっている、ということです。これのブレーキも外せ、と。最善の行動だけ選択しアクセルを踏め、と。



他にも、自責、他責の話、当事者意識の話、影響の輪と関心の輪など、成長するためのマインドセットの原理原則がマスターから語られます。



そして、最終的に吉田さんがまとめる「成長の5原則」はこれ。

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(1)バランスのよいアイスバーグ(氷山モデル)の成長

(2)悩みのブレーキを外す

(3)大きな子供のブレーキを外す

(4)自分理念・自分軸のアクセルを踏む

(5)正しく強い動機アクセルを踏む
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一言で言ってしまえば、

 (成長するために)変わらなければならないのは自分

ということです。だから難しい(笑)。



上司から「変わるのか?変わらないのか?このままじゃダメだぞ!」と詰められても、変わらなくていい(開き直り&諦め)を選ぶのが70%。変わりたいと思って変われないのが25%。変われる人は5%。

変われる人はそれだけ少ないので、成功できる、という理屈でしょう。



ダイエットが難しいのは、我慢しなけりゃいけないのは「自分」だから。

受験勉強が難しいのは、勉強しなければならないのは「自分」だから。

経営が難しいのは、業績を上げなければならないのは「自分」だからです。



自分のことなのにそれがいちばん難しい(笑)。でもそれで自分のほうに矢印を向けすぎると、自分が嫌いになる。あるいは夢も希望も諦めて自堕落モードになる。ヤヤコシイ、ですね。



まずは、事も人生もハンドルを握って、アクセル踏んで、ブレーキ踏んでるのも自分、というイメージをしっかりイメージすることから、だと思います、ね。






3.【編集後記】

成長するために心のブレーキは外さねばなりませんが、酒好きの輩は常にアルコールにのブレーキに足は乗せとかなきゃダメ、ですね。



今回の事件?の山口達也さんの会見はかなり残念な内容でした。(全部見たわけではありませんが)

やったことに関しては正直キスくらい、とも思いますが、あの会見での語り口は、酒が好きというより酒に逃げている、という状態。泥棒には泥棒のことがよく分かる、と言いますが、酒呑みには酒呑みのことがよく分かるのです。

酩酊して覚えていないというのは「酒のせい」ではなく「弱い自分の心のせい」以外何物でもないでしょう。



心が弱い人間が飲む酒はもはや禁止薬物と全く変わりがない、ということです。本当の酒好きなら、合法である酒と違法である薬物の差、そこについて明確なものをもって日々生きている、と思いたいものです。



ただ、芸能人の酒は本当に怖い。今回、厳しいジャニーズなのに!なんて意見もありましたが、大昔には草なぎ氏だって泥酔して講演を全裸歩きまわって警察のお世話になってます。ジャニーズじゃないですが、あの市川海老蔵氏だって六本木で泥酔して暴力事件に巻き込まれています。

芸能人、有名人の場合、酒の失敗一発でイメージダウン、仕事を失うわけですから。



今回の出来事を見ていて改めて思うのは、酒の強い弱いとは別軸で、心の強い弱いという軸で考えないとお酒はヤバイ、ということですね。



今週も最後までお読み頂きありがとうございました。



ご意見、ご要望は

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竹村義宏 公式メールマガジン

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◆発行者:竹村 義宏の簡単なプロフィール

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フランチャイズ・プロデューサー。

1966年茨城県取手市出身。清真学園高校から早稲田大学卒業後、平成元年株式会社ナガセ(東進ハイスクール)入社。東進衛星予備校のFC展開に携わる。
平成9年にFC総合支援企業であるベンチャー・リンクに転職。同社にて「車買取専門店ガリバー」を皮切りに「炭火焼肉酒家牛角」「TULLY'S COFFEE」「ITTO個別指導学院」
他、有名FCの加盟開発を経験。平成19年同社退社後、脱サラ個人起業向けFCのトータルサービス社に入社、パートナーサポート部マネージャーとして全国1000FCのサポート業務を経験。

平成21年フリーランスとして独立。「個別指導学院ヒーローズ」など複数のFC開発のプロジェクトに参画。
現在は業界を革新する可能性のあるビジネスの発掘からFC化を行い、その全国FC展開を支援する、FCプロデュース業を中心に活躍中。『エコランドリー マンマチャオ』では副業型FCとしてコインランドリーブームをつくり、
『日本初!授業をしない塾 武田塾』では営業マンをおかない、営業をしない新方式の加盟開発でFC募集開始から3年半で全国150校舎という成功例をつくりだす。

妻と子ども3人の5人家族+猫1匹で、千葉県新浦安在住。



▼仕事に関する問い合わせ等は



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