知って差がつく! 新フランチャイズ発想法

「新フランチャイズ発想法」第368号をお送りします!


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竹村義宏 公式メールマガジン

「新フランチャイズ発想法」第368号

平成29年3月5日(日)配信
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今週もメルマガ開封ありがとうございます!

業界歴25年、40を超えるFCに関わってきた、発行人、竹村義宏が

フランチャイズを上手に利用するための「考え方」「情報」をお送りします。

今年で8年目、ほぼ週1回日曜日に配信しています。



竹村のプロフィールはこのメルマガの最後にあります。

または下記のHPから御覧ください。

【竹村の公式HP】http://www.fc-takemura.com/



今週は時間の都合で通常のコーナー形式ではなく、フリートーク版でお送りします。

では、ここから本編です!



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今年ももう、あっという間に3月、ですね。

28日しかない2月は飲食業や物販業などをしている場合は通常月より売上が10%も少くなる
わけですから、厳しい月です。

でも、サラリーマンの方のほとんど意識していない、と思いますが… 

せめて28日しかないのに同じ額の給料が貰えるんだから、得な月だ!くらいの感覚はある
でしょうか?

営業日数が1割少ないのだからその分1割効率を上げて成果を出すこと目指して頑張る、
なんて意識で勤めている方は、0.5%、200人に1人程度だと思います。



営業日数が少ない=経営者はツライ
勤務日数が少ない=従業員はラク

お金(給料)を出す側、もらう側の立場で考えれば、当たり前な話です。



そのへんにサラリーマンと経営者、の溝というものが大きくあるわけで、こういう点を
全く理解せずに、サラリーマンから独立して起業すると、エライ目にあいます。



起業相談にのってると、サラリーマン時代より倍仕事をすれば、倍稼げる、その覚悟は
あります、的な発想の人が多くいます。

私はハードワークは苦にしませんので、大丈夫です!起業したら黒字化までは休ます
働きます!みたいな方です。

これは「何が大丈夫なのか?」をしっかり考えなければダメです。



起業したら、まずは

「仕事がない」

ところから始まる、この認識が大事です。



店にお客を呼ぶ、教室に生徒を集める、営業して契約をとる…



仕事がなけりゃ、倍働くことはできません。



会社から与えられた仕事をする、のではなく「仕事をとってくる」、ここが難しいから
多くの人が、起業して躓くわけです。

なので、起業の成功確率を高めるためにFCを選ぶ、のであればこの「仕事をとってくる=
集客」というところにノウハウのあるFCを選びなさい、というアドバイスをつねにしている
わけです。



起業してから「なるほどサラリーマンというのは自分の会社という安定した取引先から、
月々安定した注文=仕事ををもらい続けられる」という関係だったのだ、と気づいても
遅いのです。



さて、ここまでは前置き、ということで、

まずは今週UPしたフランチャイズ・チャンネルについて。

加盟前に先輩オーナーに話を聞くのはどうなの?vol.157
https://www.youtube.com/watch?v=GfIdv4YHPGU



加盟検討のステップとして、先に加盟しているオーナーの話を聞きましょう、というのは
よく言われることです。

今、竹村の手元にあるJFA(日本フランチャイズ協会)編のハンドブックには、情報収集の
一環として、最低3名、できれば5名以上のオーナーの話を聞きましょう、とあります。



これは半分以上間違い、だと思います。



無意味、とは言いませんが、数人のオーナーに聞いてそれでそのFCの「実態」がわかる
ということは少ないからです。

動画で話したとおり「やっているところ全部回る」くらいの気合でやれば別ですが。

唯一、本部の話が明らかにウソのようなブラックFCの場合は、それで本当のことがわかる、
というケースはあると思いますが。



動画の中で話をした、

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人の話はあてにならない

FCで成功している人ほど、難しいよ、とアドバイスする傾向が強い
FC失敗していても、悪くないですよ、とコメントする人も多い
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という理屈をしっかり理解してください。



「人」というのは様々なタイプがあり、モノの言い方も様々なのです。長く付き合っている
からこそ、あの人はいつもは毒舌だから、とか、あの人の話は全て盛ってるから、とかが
わかり、プラスしたりマイナスしたりして理解します。



なので、初対面の人が、仮に「このFCを採点するといえば80点ですね」と言えば、
上は120点から下は50点くらいの差がある、という感覚で聞かなければならない、のです。
テキトーに答えているのではなく、一人ひとりの「感覚」の差なのです。



成功してる人は、自分だから成功できた、とか運も良かった、と思っているケースが多く、
他人から聞かれて「誰でも成功できますよ」なんて言うはずがありません。

逆に、あまりうまくいっていないオーナーに限って、自分の失敗を認めたくない、
という心理から「手応えはかなりある」「やってよかった」とか言う傾向が強いのです。



そもそも、です。



加盟を検討していて自分が失敗したくないために、さまざま情報を教えて欲しい、
というのはまさに、自分のことしか考えていない行動です。それはFCには向かない、
既存オーナーはそれを直感で感じますから、そういう人に「仲間」になって欲しくない、
という気持ちが働く、のです。



なので、もし訪問して話を聞く場合には、少なくとも

「加盟はほぼ決めている」

というスタンスで話を聞くべきなのです。



そうすれば失礼度が減りますし、「仲間になる人」として対応していろいろ教えてくれる
可能性も高いでしょう。



あと、さらにつっこんで言えば、「他の人がうまくいっているのだから、自分もうまくいく
ものではない」、ここの理解が大事です。



日本人はとにかく「標準」「平均」が好きなので、そこを確認したがります。

やるエリアも違えば、やる人も違うわけで、それで標準的に、平均的にどんなもんですか?
と言われても、それは、かなりレンジが広い「可能性」の話でしかありません。



もちろん、それなりに出店しているFCならそのデータはありますが、それすら「過去と他人
の話」であり、自分もそうなる、という保証ではありません。取り組む場所も違うわけですし。

お見合いパーティに参加して、平均的に、標準的にどれくらいもモテますか?、そこから
分析して私の場合はどうでしょう?と問われても、それは「アナタ次第」というのが本当の
回答でしょう。

平均的・標準的のデータは算出できても、あなたが平均で標準かどうか?なんて、判断の
しようがないですからね。



以上、今回のフランチャイズ・チャンネルの動画では、「加盟前に先輩オーナーに話を聞く」
というステップについて話しましたが、ここにはFC加盟を検討する際の考え方の基本、
があると思ったので、少し補足解説しました。



そして、ついでに書いておくと、「フランチャイズ・チャンネル」の効果を日に日に感じ
ています。以前少ない視聴回数のカウントが間違っているのでは?と思うくらい、アチコチ
でこのチャンネルの効果を感じています。

やはり動画、YouTubeというもののスゴさ、なのでしょう。

拡げる力も、ファン化する力もブログなどの文字媒体に比べ、圧倒的に強いと感じています。



とか言いながら、収録分の在庫があと1本しかない、という連絡が(笑)。

近々収録します(笑)。




さて、続いて、先週あった事例から書きたい話題がひとつありますので、それを。

脱サラで武田塾にFC加盟を希望されていた方がから、ようやく満額(1000万)で公庫の審査が
とおりました、という嬉しい連絡婦がありました。

「ようやく」と書いたのは、実はこの方、昨今珍しく、公庫の審査がスムーズでなかったのです。

一旦保留となり、公庫側が様々な融資に対する不安点を並べてきました。



5年前、とかは多くの方がこんな感じだったのですが、近頃は珍しいケース。



何が引っかかったか、といえば「未経験」それもあまりに畑違いの業界の方が予備校FCをやる、
という点が大きいと思います。


「あまりに畑違い」というのは、この方は現在パチンコ業界に勤務中なのです。パチンコ店と
いっても最大手ですし、正社員としてそれなりの期間しっかり働かれているのですが。



このTさん、

竹村的には「面白い」と思いました。ただ教育業界にいる感じ、つまり先生っぽいイメージとは
かけ離れたキャラ感、が伝わります。学生時代に勉強したという感じではないですが、この
メルマガだってしっかり読める読解力がありますから、OKです(笑)。

ただ果たして、このキャラからの教育に対する熱い想いが公庫に伝わるのか?

そこは微妙なところではありましたが、そこはチャレンジ。



で、最後少々ハードルがありましたが、それはそれは連帯保証人をつけろ、とか自己資金を
もっといれろとかそういうことではなく、Tさん自身が全く畑違いの未経験から、武田塾を
ゼロから立ち上げる「自信と覚悟」があるか確認された、という感じ。

それをクリアして見事融資が実行された、わけです。



連絡をもらった時は、かなりの難産として時間が経過していたので、正直ホッとした、
のが正直なところですが、よく考えると、今回のケースは面白い。

まずパチンコ屋から脱サラして予備校をやろう!というこの発想自体普通ではなく、リスクが
あります。本部、武田塾側としてもこの方が本当に成功できるか?というリスクがありますが、
それに賭けてみよう、と判断した。

そして最後に政策金融公庫がリスクをとってお金を貸してくれる、のです。



これって結構スゴイこと、なのです。



今、日本中でこんなことが起こっているのかも?
なんて考えたら面白くなってきたのです。



ちょっと大きい話をしましょう。

なんで、日本経済がこの25年弱いのか?という理由のひとつに、「リスクをとる」という
ところにお金が流れていない、ということがあると思うのです。

誰がお金を沢山持っているか?といえば金融資産の7割は高齢者がもっているわけで、
これでは経済は活性化しません。



退職金もらって年金とそれを少しづつ切り崩しながら、清貧な生活をとか考えている
中高年がお金をもっても、チャレンジしないどこか倹約、するでしょう。

これは「お金を回す」という経済の目的からすれば、完全な「死に金」です。

サラリーマンの給料が多少上がったて、将来が不安だから貯蓄しましょ、となったら、
同じく「死に金」です。



脱サラで事業を起こす
企業の新規事業に進出する

ここにはリスクがあります。

リスクはあるけど夢があるわけです。



失敗するかもしれない。
しかし、成功すれば大きなリターンをうみ、雇用も創出する。

それで経済が発展する、のです。



その昔、ケインズは「animal spirit」の重要性を説きました。
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企業家の投資行動の動機となる、将来に対する主観的な期待。英国の経済学者ケインズが
「雇傭・利子および貨幣の一般理論」のなかで使用した用語。経済活動の多くは合理的動機
に基づいて行われるが、その一方で、将来の収益を期待して事業を拡大しようとする、
合理的には説明できない不確定な心理によって左右されるとし、その心理をいったもの。
「血気」「野心的意欲」「動物的な衝動」などと訳される。
<デジタル大辞泉>
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要は、

リスクをとった事業拡大に投資する環境があることによって経済は発展する

のということです。



それが資本主義経済の基本です。



起業する人や新規に事業を立ち上げる法人の「根拠なき自信」に金融機関は金を貸さなければ
ダメ、なのです。

「根拠のある自信」だったら誰にでも説明できるものですから、「自信」の価値はなく、
そこからリターンはない、のは当たり前。



今回の場合、Tさんの根拠なき自信から始まり、本部も根拠なき自信をもっており、その
「根拠なき」ところに、政策金融公庫、つまり国の金融機関が投資した、事業を始める
ための資本を出した、のです。



人の企業は「根拠なき自信」を達成するために借金をしてお金を集め、それを資本に事業を
成功させてお金を大きくして、それをまた次の「根拠なき自信」にベットする。

そうやって経済は回って発展していく、はずです。



リスクをとって資本を集めて(借金をして)商売が始まっていく。



こんなことが今、全国で起こっていれば(起こっているはず、ですが)嬉しいですね。



本日のメルマガは前半の雑談で甘く考えて起業しちゃダメ、という話をし、後半で、
リスクをとって借金して起業できるチャンス!、という、どっちなんだ!という流れに
なってしまいました。



でも、正直どちらも本当に伝えたいメッセージなのです。人による、のです。



「サラリーマン辞めたら自分で仕事をとってこなきゃ、お金どころか仕事もないんだよ」
と聞いて、不安になるなら起業しちゃいけません。向いてません。

リスクある起業にも国が1000万貸してくれる、という話をきいて、チャンス!と
奮い立つなら、まさに今、です。



今週はこんなところで。



最後までお読頂き、感謝いたします。

ご意見、ご要望は

ytakemu0729@gmail.com

まで、お気軽に。




竹村義宏 公式メールマガジン
【発行責任者】 竹村義宏
【公式HP】http://www.fc-takemura.com
【メインBlog】http:/http://ytakemura.hatenablog.com/
【Facebook】 http://www.facebook.com/yoshihiro.takemura


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◆発行者:竹村 義宏の簡単なプロフィール

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▼千葉県浦安市マリーナイースト在住の50歳、

妻と子ども3人の5人家族です。

▼平成元年、早稲田大学卒業後、

株式会社ナガセ(東進ハイスクール)に9年間勤務。

主に「東進衛星予備校」のフランチャイズ事業に携わる。

▼最初はなかなか加盟校の生徒が集まらず、

苦労するも、あるビジネス上のアイデアをきっかけに

全国で生徒が集まり出す。

▼オセロで黒が一気に白に変わっていくような快感を

ビジネスで体験しました。

▼これでフランチャイズの面白さに取り付かれ、

より幅広いフランチャイズの仕事がしたくなり、

フランチャイズ事業支援のコンサルティング会社

株式会社ベンチャー・リンクに転職。

▼ここで10年。

直接携わったFC本部は7つ、

フランチャイズは20以上になります。

▼ここでは、数多くの成功もしましたし、

失敗もかなりありました。

上場した本部も数多くあれば、

残念ながら短期で本部自体消えてなくなった

フランチャイズもあります…

▼2001年1月1日、21世紀の初日の出を、

ハワイへ向かう豪華客船「飛鳥」から

FC事業で大成功した社長の方々

と見たのは、古き良き(?)思い出です。

▼その後、

株式会社トータルサービス

(カーリペアを中心とするフランチャイズ本部)に移り、

「個人起業のフランチャイズ」について、

様々な勉強をさせていただきました。

▼2012年以降

「フランチャイズ起業」で成功確率を上げる、

をテーマにいくつかのプロジェクトで

フリーエージェントとして動いています。

このメルマガで興味をもっていただけましたら、

下記までお気軽に連絡ください。

▼仕事に関する問い合わせ等は

ytakemu0729@gmail.com

までお願

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