知って差がつく! 新フランチャイズ発想法

「新フランチャイズ発想法」第365号をお送りします!


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竹村義宏 公式メールマガジン

「新フランチャイズ発想法」第365号

平成29年2月12日(日)配信
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今週もメルマガ開封ありがとうございます!

業界歴25年、40を超えるFCに関わってきた、発行人、竹村義宏が

フランチャイズを上手に利用するための「考え方」「情報」をお送りします。

今年で7年目、ほぼ週1回日曜日に配信しています。



竹村のプロフィールはこのメルマガの最後にあります。

または下記のHPから御覧ください。

【竹村の公式HP】http://www.fc-takemura.com/



では、ここから本編です!



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1>竹村の一週間
2>今週のNEWS&お知らせ
3>フランチャイズ ズバリこの一言
▼エリア・テリトリー問題はFCの生命線!
4>Q&Aコーナー
▼自慢の「からあげ」で地域を変えるFC展開をしたい!
5>今週の赤ペンチェック
▼私はみながマクドナルドに持つ感情って1つだと思っています。
それは一種の“背徳感”です。by足立光 日本マクドナルドの上席執行役員
6>編集後記

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1.【竹村の一週間】

今週は現在FC0次募集中の「資格スクエア・リアル」の校舎見学が、全国から2件。
FCの大阪校も開校したこともあり、動き出している感じ。
同じく0次募集中の「心身健康倶楽部」も大阪に続き津田沼(千葉県)での契約が固まり
つつあります。
水曜日は上田で「就労移行事業所」を今月開所されたOオーナーから、本業の関係先の
社長さまを紹介いただき、事業所見学&歌舞伎町の夜。こうやって「つながり」で増えて
いくのがFCの本道。「仲間ビジネス」がFCの本質ですから。
木金は急遽予定を変更して関西方面。滋賀→大阪→三宮で面談。関西方面に行ったらお会い
したい方が結構いるのですが、今回のように急なスケジュールだととんぼ返りになり
になってしまいますね。次回関西方面は早めに告知したいと思います。
あと、今週も新FCの可能性の話がまた1件。竹村も知らなかったご当地グルメ。
とある地域では有名なメニューのようですが、見たことも、もちろん食べたこともない。
ただ食通な紹介者が「ウマイですよ」というので一度食べに行ってみようと思います。
高速とばせば1時間ちょっと、の場所ですからね。






2.【今週のNEWS&お知らせ】

▼「武田塾FC投資型.ver」説明会開催決定のお知らせ


以下、まずはA.ver 林社長からのメッセージです。

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「武田塾に魅力を感じるけど、運営する自信がない!」
「武田塾が投資のようにできればうれしいのに!」

そんな声を多数いただき、今回【武田塾FC投資型.ver】をご用意いたしました!
え?お金を出すだけで武田塾が運営できるの?
誰が運営してくれるの?本部が運営代行してくれるの?
と思いますね。

なんと!みなさまのお金を預かって、武田塾を運営するのは本部ではありません!
運営をしていただくのは・・・
武田塾最大加盟校舎数を誇る株式会社CAIさんです!

「FC0次募集」の実験校から参画していただき、瞬く間に14校舎の武田塾を全国に展開
した久保田社長。
そんな久保田社長に今までと同じやり方で校舎を運営していただき、収益を投資した方と
CAIさんで分けるという企画です。

いくら用意すればいいの?
久保田社長にどれくらい運営代行費用を払えばいいの?
このバージョン特有のリスクは?そしてメリットは?
もしいままでの14校舎が投資型バージョンだったらどんな収支になっていた?


などなど、みなさんの気になるところを大公開!

いままでにない実験的な取り組みなので予想外のこともあるかもしれません。
そういうことも含めてリスクをとっていただける方を大募集!
ご興味のある方はぜひお申し込みください\(^o^)/
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<竹村の補足>

年初のフランチャイズ・チャンネルから今年のFCの流れは「投資型FCの流れの拡大」
と言ってきました。

まさに三原社長の「エコランドリー・マンマチャオ」は「投資型FC」ど真ん中、なわけで、
毎回“行列のできるFC説明会”として勢いは増すばかり(笑)。

ただ、コインランドリー以外に「投資型」でできるFCはないの?となると、市場規模、
収益面、将来性(いつまでできるか)の3点から検証すると、推奨できるものが、
見当たりません。

コインランドリーは基本無人店舗で回るから「投資型」としてサラリーマンをやりながら
でもできるわけで、そこからアイデアを一歩進めたいわゆる「本部の運営代行型FC」
というものが過去にいくつかありました。

ただ、うまくいっていないところも多い、いや、失敗したところとうまくいっていない
ところのほうが多いのです。



で、今回その「問題点」をつぶす形で「武田塾」でトライアルしてみたいと思います。



竹村自身、これが武田塾でうまくいけば、他のFCにも応用できる、と思っていますので、
大きく言えば「業界を変えられる」企画になる、と思っています。



フランチャイズにおける、お金と人との関係。

今は「お金を集める」のは比較的簡単、「人」は難しい環境。
そして「人」は「採用」と「教育・研修」の二軸、がある。

そこに今回のポイントがありますね。

そんなことを考えています。



ということで、その実験的説明会を2回企画します。
2月27日(月)と3月4日(土)。

武田塾御茶ノ水本校を予定しています。



この段階ですので広く告知はしません。このメルマガとはFacebookの投稿くらいのつもりです。

◎◎◎申込はコチラのフォームから◎◎◎
↓↓↓
https://goo.gl/oH5Vnj




一点注意点ですが、上の林社長の投稿にある、

>もしいままでの14校舎が投資型バージョンだったらどんな収支になっていた?

ということだけ関心がある、という方の参加はNGとします。

結構赤裸々に公開するつもりなので。



何かご質問がありましたら、お問い合わせ下さい。

info@fc-ytakemura.com





▼今週のフランチャイズチャンネル

武田塾のFC展開の現状を教えて?vol.1|フランチャイズ相談所 vol.151
https://www.youtube.com/watch?v=E75RoCQ2fVQ

武田塾のFC展開の現状を教えて?vol.2|フランチャイズ相談所 vol.152
https://www.youtube.com/watch?v=nKUL2LM_1js



今週は「武田塾」のフランチャイズ展開の現状について話しています。昨年100校舎を達成
したわけですが、FC加盟の伸び率は前年の60%程度。

それは契約可能エリアが徐々に埋まってきたことと、「武田塾」独特のテリトリーの考え方
があるからです。



そこを本部としてどう考えるか?



これは参考になる部分も多いと思いますので、次のコーナーでとりあげて解説したいと
思います。



▼フランチャイズチャンネルでとりあげてほしいネタ、質問&相談を募集中です!

こんな話を聞きたい!などお寄せください!

info@fc-takemura.com

フランチャイズチャンネルのチャンネル登録はコチラ↓↓↓から。

https://goo.gl/qeJW7U






3.【 フランチャイズ ズバリこの一言】

このコーナーでは毎週一つずつのフランチャイズ関連のフレーズを紹介し、

そこからフランチャイズの本質、成功につながる考え方を解説していきたい

と思います。



第24回目はこの一言、

今週は、

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エリア・テリトリー問題はFCの生命線!
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というテーマで。



ちょうど先週「武田塾」における既存オーナーと新規オーナーのエリア調整で参考になる
やりとりがあったので、具体例としてとりあげて、解説したいと思います。



動画で、サラリと

「既存オーナーの満足度を下げないことが最優先」

と言って、

本部の優先順位として、

1 既存校の満足度&業績 (ロイヤリティ)
2 新規加盟 (加盟金)

の順番は崩さない、ということを言いましたが、これはなかなか難しい、のです。



実際、ベンチャー・リンクで一緒だった人間なんかは、「そりゃ言い方、見せ方でしょ?、
タテマエでしょ?」と言って信じてもらえません(笑)。

それじゃFCとして成長しないでしょ!というのが元ベン、の言い分です。



確かに、

イチに既存オーナー、二に新規加盟、という軸をぶらさないのは、正直「難しい」、のです。



「正しい」ことは間違いないのですが、正しい道、というのは実は難しい。



多くのFC本部は、舌切雀の昔話は理解していても、大きなツヅラである加盟金をとって
いきます。やはりお金の流れ、がありますから。

目先の「大きなツヅラ」には昔話と少し違って、確実に300万が入ってるわけで。



さて、具体例です。

関西地区で新規加盟希望でXさんという方が加盟希望をされました。

Xさんは本業で成功されていて資金力がある法人です。



早速関西地区にどこに校舎があるかリサーチされ、エリアの、駅のポテンシャルを調べられ、
いくつかの候補駅をあげられました。



そして、そのXさんから、

「大阪は豊中は現状空いているが既存オーナーの手が上がってるのでNG、ということでしたが、
物件を先に見つけたら早い者勝ち、にはなりませんか?」

とメッセージがきました。



確かに普通の経営者の発想ならそうなります。契約前、ですから。

「既存オーナーの手が上がってる」というのはどういう状態を指すのですか?

ということですね。



こんな場合、大抵は

「既存オーナーが次にやる、と希望してるんで無理ですね。」

と答えて、

「なるほど、仕方ないですね。」

で終わります。



ただ今回、Xオーナーは戦闘力の高い経営者なため、もっと詳しく聞かないと腑に落ちない、
感じです。

なので久々に詳しめに説明することになりました。



まず、前提として「武田塾」のFCでは

「現校舎から電車(快速含)で10分以内は新規加盟での校舎は進出できない」

という現行ルールを設けています。



完全に「テリトリーとして認める」わけではないですが、今がある校舎の10分圏内に
新規の加盟者を入れる場合には、先行オーナーの了解をとる、というルールなのです。

なので先行オーナーとしては校舎の電車で10分圏内には自分の校舎の出校はできるが、
(自分がOKしなければ)他人は入らない、という前提でそのエリアの宣伝活動をしています。

契約書上の約束ではなくあくまで運営上の自主規制ルールなので、乗降客数の多い首都圏の
23区内エリアや、県を跨いだり、電車の路線から判断して「ここは別商圏」と判断した場合
などの例外、はありますが、ほぼ全国の加盟オーナーはこのルールをアタマに入れて動いて
いると思います。



ただ、「豊中」はこのルールからすれば「空いている」わけです。

空いている=校舎が出せる、ということです。



なので、Xさんの豊中はルール上空いてますよね、ルールを超えてできない、というのは
若干腑に落ちない部分があるので解説してほしい、という要望も理解できる、わけです。

で、久しぶりにキチンと説明する文章をメッセージしました。



文章上の登場人物は、

新規加盟希望のXさん、他、

Aオーナー(関西で武田塾を6校舎開校中)
Bオーナー(同じく3校舎開校中)

の3名です。

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今この時点で「豊中を契約したい」ということであれば、Aさん、もしかしたらBさんも交えて
会談の場をセッティングします。
その中で話し合いがつき、Xさんどうぞ、という話になればご契約いただけます。
ただ、そうなる可能性は私の個人的感覚では10%くらいだと思います。

Xさんは現時点では何も(武田塾も就労移行もという意味)やってないわけですから、
FCとしての実績がゼロ、でその点は大きく不利、です。喩えて言えば「大型新人」のよう
なものです。これまで何度もお話させていただきXさんのビジネス能力は相当に高いもの、
と感じておりますが(おそらく林社長も)、実戦はこれからなので。
それに対してAさん、Bさんは一昨年、昨年と何勝かあげて武田塾チームに貢献しているわけで、
この時点で同等にあつかって欲しい、というのは無理があります。
例えば、このまま半年も豊中が空いたままとう状況になっていて、そのタイミングなら話は
違ってくると思います。三宮、西宮北口をいずれ開校するといって時期がズレていたC社に
対して、Aさんが物言いをつけた、というのと同じ流れですから。

ただ、セッティングが希望であればさせていただくのは吝かではありません。Xさんの方で
何かAさんたちを説得できるウルトラCがあれば、もしかしたら…ということもあると思います
ので。ただこの段階でセッティングした場合、例えばAさんが「夏までに出します」といった
時点で話がオシマイ、になる可能性が高いので個人的にはオススメできないというのが私の
個人的な見解です。

北大阪地域は当たり前ですがこれまでAさんやBさんが「耕して」きたエリアですし、時間も
10分強ですから現校舎にそれなりの生徒が来ているわけです。そこに新規の校舎ができれば
既存生徒の転校の可能性もあります。その状況で熱心な新規のオーナーがきたので譲ります、
というのは相手の立場に立って普通に考えたら、ない、でしょう。
Aさんの側の気持ちで考えて、ここで豊中を譲った方が何か経営的に考えて何かメリットがある、
というビジネス的な提案ができなければ大逆転は難しい、と思います。
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どうでしょう? Xさんに送ったメッセージはほぼそのまま、です。

これを読んで、ヤヤコシイなぁ、とか、先にやった方が優先で後から入る者が不利すぎる、
と感じなら(そういう方もいると思います)、フランチャイズ加盟はやめておいた方が良い、
というのが竹村の考え、です。

(なのでいつもこういうメッセージはこれで新規の方が加盟へのテンションが下がるなら、
長期的、全体的にみたらその方が良い、それを判断するための文章、と思って送ってます)




確かにこの「豊中エリアの契約」については明らかに、後から入る者が不利、です。

ただ、加盟後はXさんが「既存オーナー」という逆の立場になるわけですから。



ここで簡単に「私は新規契約の担当ですからXさんサイドでなんとかAオーナーを説得して
みます。少々お時間を下さい。」

なんて言えば、Xさんは大いに期待するでしょうし、話がつけば大いに感謝されるでしょう。



しかし、それは自分が加盟後、今度は逆に「近くで開校したい方がでまして…」ということに
なる可能性が高いわけです。その時に「開校の時には希望をきいたんだから、今度は折れて
いただかないと」と言われてスッキリOKする、という方はいないでしょう。

たまに今を必死に何とかしたい一心で「その時はOKしますよ、平等ですから」と答える方も
いるんですが、過去の経験上「その時」が訪れて渋々も含めて納得する方はゼロ、です。



あと一点重要なことは、これで豊中エリアに強引にXさんを加盟させれば、Aオーナー、Bオーナー
は心良く思わず、連携して何かを行うというのは難しいでしょう。

それではフランチャイズとしてはダメ、フランチャイズに加盟するメリットは半減するのです。

テリトリーのかぶる近くの加盟校は連携して考えて行動するべき、そのためには関係が良く
なければならないわけです。



少し詳しく書きすぎました。「武田塾」の場合はとくにこのエリア、テリトリーの問題は、
ヤヤコシイのです。

なぜなら、予備校なので生徒は電車で30分程度の移動は厭いませんから。

これが小中学生対象の個別補習塾なら近くに住んでいる生徒が対象ですから、せいぜい半径
2、3キロ、とかなので話、テリトリーが小さいのです。

ところが、電車で30分、となれば当然ながらテリトリーは重なります。



昔は1時間かけて校舎に通ってくる生徒がいる「武田塾」はけっこうありました。

近く「武田塾」がなければそうなりますね。



だから、最初に加盟した方が遠くの生徒までとれるので有利ですが、時間経過とともに、
その周りに、近くに「武田塾」が開校していくわけです。

これはフランチャイズに加盟して経営している以上、仕方ない。



しかし校舎のオーナーとしては少しでも商圏を広くとりたいのが本音。なので少々離れた駅でも
「そこから生徒がけっこう来てるんです…」だからウチの商圏です、この地域は全国でも特殊
なのです…という言い方を「武田塾」のオーナーからされることがありますが、それを認めて
いたらキリがありません。

「契約は右手ですが、背中から左手までつながってますから、私の場合左手も右手というのです」
と言ってるようなもんですから。そんな特異体質の人と話しても時間の無駄、です。



東進なら「そこから生徒がそれだけ来てる、ということは、そこにも今すぐ市場が必要ことです」
で、オシマイ、でしょう。



FCというのは、流行れば同じ店ができる、のです。



でも同じ店ができすぎてターゲットを喰い合い=カニバって生徒が減りだしたら、FCとして
衰退の道、です。

そこで今ラインとして設けてる基準が、

「電車(快速含)で10分以内」

という基準なのです。



もちろん、この基準は変更する可能性もありますが、それは「武田塾FC」の全体生徒数の推移
をみながら、慎重に様々な意思決定をしていかなければなりません。その意味で「生命線」
なのです。




やや、まとまりがなくなりましたが、

先に契約やっているオーナーを優先し充分に配慮しながら、新規オーナーを参入させていく、
というのが結構タイヘンである、ことはご理解いただけたかと思います。






4.【Q&Aコーナー】

このメルマガによせられたり、面談などで直接出た相談・質問の中から読者の皆様に
シェアして役立つというものを選び、質問に回答していきます。

時には「人生相談風」に、時には「知恵袋」風に。

このコーナーへのご質問・相談は随時受け付けます。

info@fc-takemura.com

あるいは、下記ホームページのコンタクト欄よりおよせください。

www.fc-takemura.com

それでは今週の相談、です。



自慢の「からあげ」で地域を変えるFC展開をしたい!
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Q.現在持ち帰りの弁当屋をしています。看板メニューは「からあげ弁当」で、一工夫
した味に自信があります。「からあげ」単体で地域では評判になってきており、
様々なイベントで有名になりつつあり、とあるイベントではこの「からあげ」で集客
できた、という成功事例もあります。
私自身はこの自慢の「からあげ」を広めていきたい、という想いはありますが、
経営的にはまだ零細な弁当屋です。
この段階からフランチャイズ展開なんて夢を見るのは「愚」でしょうか?

千葉県 Sさん
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A.「愚」どころかこういう段階で「夢」をみる方がどんどん増えて欲しい、くらいです。
小さな弁当屋さんを懸命にやっていて、そこで一味違う「からあげ」ができて、それが
お客さんに好評で、お客さんの周りに広がって、地域の「名物のからあげ」になり、
「からあげ」単品で商売になる、なんて夢ありますね。
「からあげ」というのは強いメニューです。キライ、という人はまずいないですし、
子どもも大好き、そして大人も、お酒のツマミとしての人気も相当です。
ハイボールと一緒にハイカラなんてコラボをSUNTORYがやって、かなり好評でした。
飲食業というのは「単品」メインで商売をするの難しいのですが、「からあげ」という
のはターゲットが無茶苦茶広いので可能性がありますね。
この「からあげ」をメインにしたFCはいくつかあります。今年のフランチャイズショー
にも2社が出展してました。ただモデルとしては小規模店舗を借りて自分が店に入って
唐揚げをあげ続けて売り続ける、というシンプルなもので、竹村からみたら、あまり
発展性がないFC業態、だと感じていました。いい場所なら売れる、という物販に近い
ような商売ですね。もうひと工夫できれば、面白いと思ってました。
いただいた資料をみると、近所の飲食店なんかに単品メニューとしておいてもらう、
という計画もあるようですね。それも面白いですね。
「あの弁当屋の名物からあげ」というのが居酒屋にあったら、面白いでしょう。
それで売上が上がる、どころかそれ目当に新規のお客さんが集客できたら、店としては
大喜び、でしょう。ある意味客を呼べる看板メニューをおかせてあげる、というのは、
その店の売上・利益をあげるコンサルをするようなもんですね。店に貼れるポスターや
お客を呼べるフライヤーなんかを工夫してあげれば、売上をあげたい個人店なんかには
貢献できると思います。この「からあげ」をおくことによって増えた儲けから、いくらか
をロイヤリティ的にもらえばいいですし、仕入れ価格に入れ込んでもいいでしょう。
そんなことはあとからどうでも決められます。
まずは、そのワンメニューだけで店が変わるような「伝説のからあげ」をつくりましょう。
お住いの◯市の繁華街で何軒かにおいてもらい、「このからあげおいたら他のメニュー
が減っちゃったよ、でもお酒が出るようになって売上1.2倍、利益は1.5倍に!」なんて
サプライズな成功事例が出たら、もうフランチャイズ化に向けてまっしぐら、でしょう。
全国の繁華街で同じことができますからね。

Sさんとしては単に「伝説のからあげ」の美味しさを追及する、のではなくそれを使って、
自分の店ではなく他人の店にいかにお客を呼び、そこを儲けさせるか?、そこに「アタマを
使う」こと。そこが最大のポイントになります。
可能性を十分感じますし、化ければ大きいので手応えを感じたら、是非ご相談下さい!








5.【今週の赤ペンチェック】

このコーナーは竹村が、日々読んだ本や聞いた話等の「日々情報」から刺激を受けて、
考えたことなどを綴っていきます。

竹村の健忘録的なところもありますが、参考になればと思い公開します。

フランチャイズとは直接関係ないものも多いですが、ご了承下さい。



今週はこのフレーズ。

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私は、みながマクドナルドに持つ感情って1つだと思っています。
それは一種の“背徳感”です。

足立光 日本マクドナルドの上席執行役員
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NewsPicsで拾ったこの記事。元ネタは日経デジタル、ですね。

幹部が語る「マクドナルドが復活できた理由」
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/opinion/15/221102/020700406/?P=1



足立光さんはP&G出身で、それから外資系企業で功績をあげて、日本マクドナルドの上席執行役、
マーケティング、プロモーションの責任者、です。

記事にもありますがこの10年で9人目のマーケティング部門の責任者だと。

それだけ「変わっている」ということがマクドナルドの迷走を示します。



で、この足立さんが入ってからの改革で業績が一気に改善した、と。

2016年12月期の業績は、売上高2250億円、営業利益50億円と3期ぶりの黒字、ですから、
「流れ」が変わったことは間違いありません。

既存店の売上高も前年同月比12.3%増
客数の増加は13カ月連続

が示しています。



ただ、ストレートに評価はできないよ、という意見も多いです。

1 ポケモンGO!効果による一時的な売上増
2 様々な事件が時間がたって忘れられてきただけ
3 あれだけ下がればいつかは上がる

というところ、でしょうか。



「1」についてはそうではないことは、この半年の数字が示しているでしょう。
客足を戻す「きっかけ」にはなったと思いますが、一時的な戻り、ではないでしょう。

「2」は確かにありますね。マクドナルドってなんか事件があったよね、レベルで忘れ
られてきたのでしょう。「中国の期限切れ鶏肉問題があった!ファミマもだった!」と
しっかり言える人のほうが少ない気が。

でもそれならここまで一気に変わらない、とも思います。

「3」は全店売上で考えれば5000億を超えていたものが3000億まで落ちたわけですから、
そうも言えます。

ただ、そのまま低迷して潰れるチェーンだってあるわけで。



なんて考えながら読んだこの足立さんのインタビューですが、いい内容です。

この方が9番目、じゃなくてもっと早く就任されていたら、マクドナルドの回復も早かった、
と思える内容。

「V回復のための改革ができる」という革新と手腕をもった方、ですね。



6位に落ちた球団を「ここから下がることはないし、上がれば評価される」なんて感覚で
引き受ける監督とは大違い、ということです。



まずは、なぜ業績急落のマクドナルドのマーケティング責任者の職をうけたか?

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「どんなに事件があって大変だとは言っても、それでも100万人、200万人のお客様が毎日
来ている。<中略>知名度も抜群だし消費者にはマクドナルドについて何かしらの思い出が
あるんです。そんな資産があるわりには、あまり使っていない印象でした」
----------------------------------

おそらく足立さんにも「何かしらの思い出」があったんでしょう。



そして、マーケッターとしてそれまでのプロモーション戦略の見直し。単にウケる、CM
ではなく「おいしさが伝わる」CMじゃないとダメ、と路線変更。

この「伝え方」、という発想はマーケティング発想の基本。

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「我々はハンバーガー屋にもかかわらず、『うちのハンバーガーはおいしいんです』という
アピールがあまりなかった。そこで『BurgerLove』という名の下に、どんどん発信するよう
にしました。
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そして、

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この数年は会社は受け身だったかもしれません。ビジネスが落ちていくとき、問題を修正
しようとするけれど、おいしさとか基本的な話は聞かれなくなる。そういう部分で手を
抜いていたかもしれないですね。
----------------------------------

これもなかなか気づかない視点。

マクドナルドの業績が落ちている時、もっと「おいしさ」を打ち出そう、というのは、
考えられるようで考えられない、と思います。



そんな、てりたま、月見バーガー、グラコロ、チキンタツタなどの期間限定バーガーを
いかに「美味しく」伝えるか、をねってるタイミングで「ポケモンGO!」の話。

後づけなら何とでも言えますが、「ポケモンGO!」が何なのか、位置情報システムを活用
しているゲームがどんなものなのかわからない段階で「コラボ」と言っても、伝わりません。
ハッピーセットの拡大版、くらいの解釈、だったのでしょうか。

----------------------------------
「最初は社内の理解を得られませんでしたが、お願いしてやらせてもらいました。
ふたを開けたらコラボの相手は世界中で我々だけだったので、ラッキーでした。
----------------------------------

インタビューを読めば偶然わいた話で、ラッキーが重なったようです。
「開発担当者が部下だった」というドラマみたいな話もあったようで。



「もっとレギュラーメニュー自体をおいしくしたい」という方向性の中から、偶然のラッキー。
うまくいく時はこういうもの、です。



そして、個人的になるほどポイントが高かったのが、ここ。

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「私は、みながマクドナルドに持つ感情って1つだと思っています。それは一種の“背徳感”
です。要は夜中のラーメンと一緒で、おいしさがないと“背徳”の意味がない。
おいしいから食べちゃったという。そのためにはおいしさなんです。
おいしくなくてカロリーが低いものとか出しても、興味を持たれないでしょう」
----------------------------------

ただのおいしさじゃなくて「このおいしさ」は正しい、でしょう。ここを読んで、今後も
足立路線の復活モードは加速する、と個人的には確信しました。



「ホントは良くないんだろうけど、何故か食べたい気分になってまた食べちゃう」



この「背徳感」と隣合わせの「常習性」。



これがなければ「外食チェーン」は流行りません。



時代の流れでヘルシー志向の毎日でも食べられる外食店、なんて絶底流行りません。

仮に時代の流れでヘルシー志向の人が7割になっても、残り3割を相手にしてた店のほうが
流行る、のです。



なぜなら、ヘルシーに食べるなら金もかけずに自炊するほうが良いからです。



そのへんも足立さんはわかっていらっしゃるようで、今考えているのは「外食同士のコラボ」
だと。

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外食業界を語れるほど、僕は業界を知らないんです。ただ、外食の敵はやっぱり自炊。
そういう意味では外食同士がもうちょっと色々一緒にやった方がいいかなと思っています。
もしかしたら2017年、うちも含む外食同士のコラボがあるかもしれません。
----------------------------------



フランチャイズ的なところに触れてい箇所に最後の赤ペン。

----------------------------------
「商品のパッケージなど、いわゆるマクドナルドの基準から外れていても認めてもらえる
風土があって、思ったよりもアクレッシブにチャレンジする会社であるという発見が
ありました」
----------------------------------

これはもう、「成功するFC」の流れ、世界的な流れ、なのです。



才ある能ある人間、異能の人間から出た新発想へのチャレンジをどんどん認めていく。
それを「チェーンの基準から外れていている」なんてつぶしているようでは、そのチェーン
の未来はありません。







6.【編集後記】

安倍首相とトランプ大統領の会談は、大方高評価にとらえられていますね。



今朝の番組で経済評論家の山崎元氏が、

「アメリカ経済は強い。競馬に例えれば強すぎる馬なので騎手がどう乗っても馬の力
だけでレースに勝てる」

と言ってましたが、的確ですね。



なので、このところ言われてきている「トランプだからチャンス」というのも頷けます。

騎手がヘボする、というところにつけ入るスキがあるわけですから。



今週はこんなところで。



最後までお読頂き、感謝いたします。

ご意見、ご要望は

ytakemu0729@gmail.com

まで、お気軽に。




竹村義宏 公式メールマガジン
【発行責任者】 竹村義宏
【公式HP】http://www.fc-takemura.com
【メインBlog】http:/http://ytakemura.hatenablog.com/
【Facebook】 http://www.facebook.com/yoshihiro.takemura


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◆発行者:竹村 義宏の簡単なプロフィール

-------------------------------------

▼千葉県浦安市マリーナイースト在住の50歳、

妻と子ども3人の5人家族です。

▼平成元年、早稲田大学卒業後、

株式会社ナガセ(東進ハイスクール)に9年間勤務。

主に「東進衛星予備校」のフランチャイズ事業に携わる。

▼最初はなかなか加盟校の生徒が集まらず、

苦労するも、あるビジネス上のアイデアをきっかけに

全国で生徒が集まり出す。

▼オセロで黒が一気に白に変わっていくような快感を

ビジネスで体験しました。

▼これでフランチャイズの面白さに取り付かれ、

より幅広いフランチャイズの仕事がしたくなり、

フランチャイズ事業支援のコンサルティング会社

株式会社ベンチャー・リンクに転職。

▼ここで10年。

直接携わったFC本部は7つ、

フランチャイズは20以上になります。

▼ここでは、数多くの成功もしましたし、

失敗もかなりありました。

上場した本部も数多くあれば、

残念ながら短期で本部自体消えてなくなった

フランチャイズもあります…

▼2001年1月1日、21世紀の初日の出を、

ハワイへ向かう豪華客船「飛鳥」から

FC事業で大成功した社長の方々

と見たのは、古き良き(?)思い出です。

▼その後、

株式会社トータルサービス

(カーリペアを中心とするフランチャイズ本部)に移り、

「個人起業のフランチャイズ」について、

様々な勉強をさせていただきました。

▼2012年以降

「フランチャイズ起業」で成功確率を上げる、

をテーマにいくつかのプロジェクトで

フリーエージェントとして動いています。

このメルマガで興味をもっていただけましたら、

下記までお気軽に連絡ください。

▼仕事に関する問い合わせ等は

ytakemu0729@gmail.com

までお願

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今週のおすすめ!メルマガ3選

川島和正の日刊インターネットビジネスニュース
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右肩下がりの時代だからこそ、人の裏行く考えを【平成進化論】
【読者数12万人超・日刊配信5,000日継続の超・定番&まぐまぐ殿堂入りメルマガ】 ベストセラー「仕事は、かけ算。」をはじめとするビジネス書の著者であり、複数の高収益企業を経営、ベンチャー企業23社への投資家としての顔も持つ鮒谷周史の、気楽に読めて、すぐに役立つビジネスエッセイ。 創刊以来14年間、一日も欠かさず日刊配信。大勢の読者さんから支持されてきた定番メルマガ。 経験に裏打ちされた、ビジネスで即、結果を出すためのコミュニケーション、営業、マーケティング、投資、起業、経営、キャリア論など、盛り沢山のコンテンツ。
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【六単塾】1日数分で英単語・英文をあきれるほど覚える方法
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今週のおすすめ!メルマガ3選

井出ひろゆき 最速不動産オーナーへの道
日本で唯一の不動産満室コンサルタント。 普通の人を不動産オーナーにする スペシャリスト&不動産オーナーに満室コーチング行い、 口コミで無料面談は、常にキャンセル待ち状態。 30代OL、   90日で家賃年収756万円。 40代会社社員 150日で家賃年収1586万8000円。 過去最短でコンサル開始後144日で 20代高利回り2棟家賃年収1456万8千円を記録!!
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首都圏不動産インサイドニュース
不動産業者がゼッタイ言わない最新の業界ウラ事情をリアルタイムで暴露します!!不動産投資で儲けよう!と意気込んでいるあなた。家族を守り夢を叶える手堅い不動産投資ですが数億円の借金を負う100%自己責任の事業。海千山千の業者相手に知識武装は万全ですか?「まかせっぱなし」は命取りです。かく言う私も業者ですが、不動産に携わる者として不幸な投資家さんをゼロにしたい。本気です。業界経験13年のプロとして真実だけをお伝えします。業者と対等な立場で戦ってください。決して損はさせません。村上しゅんすけ
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ダメおやじの全財産をかけた崖っぷちFX通信
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