知って差がつく! 新フランチャイズ発想法

「新フランチャイズ発想法」第356号をお送りします!


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竹村義宏 公式メールマガジン

「新フランチャイズ発想法」第356号

平成28年12月4日(日)配信
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今週もメルマガ開封ありがとうございます!

業界歴25年、40を超えるFCに関わってきた、発行人、竹村義宏が

フランチャイズを上手に利用するための「考え方」「情報」をお送りします。

今年で7年目、ほぼ週1回日曜日に配信しています。



竹村のプロフィールはこのメルマガの最後にあります。

または下記のHPから御覧ください。

【竹村の公式HP】http://www.fc-takemura.com/



では、ここから本編です!



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1>竹村の一週間
2>今週のNEWS&お知らせ
3>今週のフランチャイズチャンネル
4>フランチャイズ ズバリこの一言
▼フランチャイズなんだからフランクにいきましょう!
5>Q&Aコーナー
▼全店舗黒字、というFCは存在しますか?
6>今週の赤ペンチェック
▼それが歳をとるということなのだ。
「実践 快老生活」 渡部昇一 著
7>竹村義宏物語 第44回
▼FCブローカーにはなりません!
8>編集後記<GI チャンピオンズC予想>

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1.【竹村の一週間】

月曜日は新規問い合わせ本部の面談一件のあと、珍しく早めに自宅に戻り、作業。
止めていたブログの更新作業、とかですね。通常は平日はすべて外で飲んで帰り
ますから、月曜日に家呑み、というのはへんな感じ。竹鶴のノンエイジが急に
マズくなって、白州のノンエイジのほうが断然ウマイ、とFacebookに投稿したら
意外と賛同されて嬉しいです。火曜日は武田塾の教室見学が池袋校であり、そのあと
上野に移動して食事、飲み。池袋というのは学生時代からあまり飲まない地域で、
行きつけの店が皆無、なのです。水曜日は横浜で面談の後、東新宿でリクルート
Sさん。林社長、上原社長と新FC(フランチャイズ・チャンネルで喋ってるやつ)
の打ち合わせ。その後歌舞伎町。木曜日はジムの後、東新宿で就労移行支援に
新規契約の方との面談。先日の5FCセミナー参加の方です。その後、「武田塾」
加盟希望の方との面談。この方の履歴経歴がすごくて林社長と爆笑。夜は中野で
ミニ飲み会。金曜日は東京駅で面談のあと大阪へ。面談1件と会食。会食は東住吉
で就労移行を開業される方2名と林社長、上原社長、竹村で5名で串揚げ。
美味しかったこともありますが15本くらい食いましたか。「竹村さんが飲みながら
こんなに食ってるの初めてみた!」と林さんから言われましたが、確かにこれまで
ならせいぜい7、8本が限界。これぞ心身健康倶楽部効果(笑)。そこでの話は
無茶苦茶面白かったんですが、キワドすぎてここに書けないのが残念無念。
土曜日はその心身健康倶楽部を千葉で検討される方と、MTG。
主にモデル収支の事業シミュレーションについて。まだまだ「0次募集」とはいえ、
「モデル」をしっかりつくっていくのは大事です。
来週は一気に「忘年会」「忘年会的飲み会」ウィークに突入、しかし、飲む日数が
増えるわけでも、飲む量が増えるわけでもない、ですね。







2.【今週のNEWS&お知らせ】

▼ブログを再開しました!

http://ytakemura.hatenablog.com/
7月から止めていた「はてな」でのブログを再開しました。取り急ぎ、はてなPro
(有料版)に変更して、広告が入らないようにしました。以前は「エコランドリー
マンマチャオ」の時事を書いた下に「エコラックス・ランドリー」なんて競合の
広告が出ちゃったり、「武田塾」の記事の下に船井総研の「これからは管理型
予備校です!」なんて広告が出ちゃったりしてましたんで、そこを変えました。
過去記事も順次、整理、再編集してます。

今後は火・金曜日と日曜日のメルマガ発行のお知らせ、で週3回のペースで記事
投稿していきます。



▼初の著書『代ゼミが負け、東進が勝ち、武田塾が伸びる理由』 
好評発売中。

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https://goo.gl/SWlOL6

おかげさまでAmazonの「学生の勉強法」カテゴリーでナント1位を獲得。
まぁ「学生の勉強法」は少々カテゴリー違いなわけですが、教育・一般でも
TOP10一歩手前までいってなかなか好調!
齋藤孝さんとかセス・ゴーディンなんかの間にランクしてたりして、ビックリ。






3.【フランチャイズチャンネル続々公開中!】

先週日曜日からの配信分です。

カーブスは流行ってるけど儲かるんですか?vol.133
https://www.youtube.com/watch?v=VOL35SpoRA4

宅配寿司【銀のさら】はFC加盟できるんですか?vol.134
https://www.youtube.com/watch?v=xaP0LUWr_ng

【銀のさら】が成功した秘訣とは一体…?vol.135
https://www.youtube.com/watch?v=SM-FK2fuKMw

大反響!!就労移行支援の上原さんが現在を語る!!vol.136
https://www.youtube.com/watch?v=Q7pht4w9pJw

上原さんの新企画について教えてください!!vol.137
https://www.youtube.com/watch?v=UfYtywev_mU



先週の「カーブス」に続き今週は「銀のさら」も登場。またまたベンチャー・リンク
時代の裏話を少々。

前回の登場で大反響だった就労移行支援の上原社長が再登場し「次なるFC」を考えて
ます、という宣言。障がい者対象で年齢が就労移行より下をターゲットにした教育系、
ってそりゃ上原さん、アレしかないじゃないですか!、という話(笑)。



フランチャイズチャンネルでとりあげてほしいネタ、質問&相談を募集中です!

こんな話を聞きたい!などお寄せください!

info@fc-takemura.com

フランチャイズチャンネルのチャンネル登録はコチラ↓↓↓から。

https://goo.gl/qeJW7U






4.【 フランチャイズ ズバリこの一言】

このコーナーでは毎週一つずつのフランチャイズ関連のフレーズを紹介し、

そこからフランチャイズの本質、成功につながる考え方を解説していきたい

と思います。



第18回目はこの一言、

今週は、

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フランチャイズなんだからフランクにいきましょう!

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というテーマで。



「フランチャイズ」のもともとの意味はなんですか?
という質問はたまに出ます。

「地域権」という意味がもともとあり、あのでプロ野球やJリーグでも、
本拠地の占有なんて意味で使われてます、というのが一般的な答え、でしょうか。




ただもっと遡って「フランチャイズという単語のの語源」となると、
意外と知られていないと思います。
今回はそれについて少し解説してみます。



まず「語源」に注目する、とけっこう面白く、そこに大事なこと、本質が隠れている
場合も多い、という認識から。

何が面白いか、というと

元々は… という意味であったものが、使われながら意味が変わる、という
という側面が言葉というものにはあり、なぜ、どうして、そのように変化したのか、
ということを考えてみると面白いわけです。



例えば、最近では「ヤバイ」という言葉。

昔はマイナスイメージで「危険、イケてない」という意味で使われていた言葉が、
時代が変わり、真逆の「スゴイ」というプラスイメージで使われるわけです。

これはおそらく、もともと「ヤバイ」というのは「普通と違う」という状況を
表現する言葉であり、昔は「普通と違う」というのは危険度が高い、という
とらえ方が普通だったのでしょう。

でも「時代」が変わって、

「普通から外れていてちょっとアブナイ」くらいの価値が評価され、
それが「スゴイ」とほぼイコールで使われるようになったわけです。

これは一見「反対」の意味になってしまう、という極端な例です。



「普通から外れている」のが良いことなのか悪いことなのか、プラスなのか
マイナスなのか、これは時代感覚で決まる、ということです。



このように「言葉」というのは使う人によって、意味するところのレンジ
(幅)があるため、少しづつ時代の空気に合わせてズレていくんですね。

なので「語源」を調べてみると、その「原点」が分かり、そこから今どうズレて
いるのかが分かる、ということです。



で、「フランチャイズ」の語源、です。



「フランチャイズ」は19世紀アメリカでうまれたビジネスモデルなわけですが、
その言葉の語源はフランス語にさかのぼり、

「自由」を掲げて栄えたフランク人のフランク王国

にあるのです。

世界史には出てくるんですかね? 紀元700年~800年ころの話。



中高年以上の方なら「フランク永井」「フランキー堺」と言えばご存知でしょう。
あの「フランク=frank」なのです。
英語を勉強した方なら、イデオムで習った「frankly speaking~=率直に言って」
のfrankly と同じ語源といえば、ナルホド、でしょうか。



かなりビックリという方も多いのでは?と思います。



フランチャイズというのは、

元来、

契約店に経営の「自由」を与える

ということから始まっているのです。



その地域でこの商売を自由にやっていい、という権利、それがもともとの
フランチャイズという意味です。



カーネル・サンダースがフライドチキンのオリジナルレシピを販売する、
という商売を考えつき、

このレシピで自由に商売していいよ、そのかわり儲けの何%ちょうだいね

というスタートなのです。

レイ・クロックはマクドナルド兄弟から、同じオペレーションの店を展開する
権利を買い取り、それを「自由な」発想で全米展開を成功させた、といえます。



ということから考えて、ナルホド、

フランチャイズはもともと「自由」という発想が原点なのだ

ということが分かります。



しかし、現状のフランチャイズはどうでしょう。

少なくとも日本の「コンビニ」は真逆、ですね。

経営者ではなく「名ばかり経営者」と言われ、経営の自由権はほぼない、
のがコンビニ経営でしょう。

本部の言われたとおりに余計なことを考えずにやる、というFCパッケージを
つくりあげたのが日本のコンビニ、です。



しかし、これは世界のフランチャイズ標準からみれば完全な異端、です。



コンビニだけをみて、フランチャイズは自由度がない、というのは偏見、なの
です。



とはいえ、日本のフランチャイズというのは、コンビニを除いて考えても、
全体としてアメリカのFCに比で、「自由度が低い」管理強化型のFC本部が多い、
のは確かです。

これは独立心が薄く横並び意識が強い、日本人の国民性もあるのでしょう。



いつの間にか、フランチャイズは本部の言うとおりにやらなければならない、
自由裁量は極めて制限されたモデル、というのが通説となりました。



ヤバイが「危険、イケてない」から、「スゴイ」に意味が転換したように、
フランチャイズは「自由」という意味から「不自由」に180度変わった感もあります。



では、フランチャイズに関わる人々は、ここのところをどのようにとらえておけば
良いでしょう?

やはり、最初に「自由」ありき、ですね。

他人に経営を任せるわけですから、全てを縛る、わけにはいきません。

しかし、加盟した側が自分勝手に自由にやったら、経営はうまくいきません。



だから「全体で勝つ」ために「統一施策」がうたれるわけです。

ある意味「勝つため」に自由が制限されている。


こう考えると、なぜコンビニがあのような本部と加盟店との関係になるのか、
少し理解できる、と思います。



コンビニ経営に自由度がない、のは「フランチャイズだから」ではなく、
個店に自由裁量でやらせたら勝てないから、なのです。



「フランチャイズなんだから自由にはできませんよ」で全て押し通し、
加盟店の意見を無視する、というのは本部のスタンスとして問題があります。

フランチャイズにおける本部と加盟店のいい関係、といのは

やはり、

「お互い、率直な、裏表のないフランクな関係」

というところを目指すべき、なのです。






5.【Q&Aコーナー】

このメルマガによせられたり、面談などで直接出た相談・質問の中から読者の皆様に
シェアして役立つというものを選び、質問に回答していきます。

時には「人生相談風」に、時には「知恵袋」風に。

このコーナーへのご質問・相談は随時受け付けます。

info@fc-takemura.com

あるいは、下記ホームページのコンタクト欄よりおよせください。

www.fc-takemura.com

それでは今週の相談、です。



全店舗黒字、というFCは存在しますか?
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Q.単刀直入にお聞きします。FC展開しているチェーンで全ての店舗が黒字、
というところはありますか?
直営チェーンならニトリやサイゼリアなどいくつもあると思いますが、
いかがでしょう?

東京都 Mさん
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A.う〜ん、どうでしょうか? まだまだ50店舗以上とか展開しているFCで全店舗
黒字、というのはほぼ無いのではないでしょうか。先日ドトールコーヒーを複数
店舗展開しているオーナーさんと話す機会がありましたが、5つ経営している店舗
のひとつは赤字、ひとつはトントンという話でした。事業全体としては利益は出て
いるが、3年前は全店黒字だったことからすると下降気味、とのこと。まわりの
オーナーも似たような状況が多いのでは、とのお話でした。
安定しているようにみえるドトールでもこうなわけですから、全店舗黒字、という
のはかなり難しいことがわかります。竹村が「世の中で安定しているFCは?」と
聞かれて例としてよく答えるのは「びっくりドンキー」ですが、それでも全店舗
黒字か?と聞かれれば、どうでしょう。10年前に開店した時は繁盛していたが、
最近近所にできた商業モールのせいで車の流れが変わってしまった、なんて店は
あるのでは、と思います。それからするとこの4年、5年でFC展開している「コメダ
珈琲店」などは赤字店はほぼ無い気もしますが、それでも「立地を間違えた」と
いうような店もひとつ、ふたつはあるのではないでしょうか。
たまに「CoCo壱番屋は全店舗黒字」という話もききますが、竹村がベンチャー
リンクにいた時代、10年以上前にオーナーの集まりに参加させてもらったことが
ありますが、その時はほとんどのオーナーが「自分が15時間は店舗に入ららければ
儲からない」みたいな話をしていました。店長を雇って経営する、という方式の
「牛角」を羨ましがられたのを覚えています。
ということで、それなりの規模でFC展開しているチェーンであれば「全店黒字」
という状態はかなり難しいことで、仮にあったとしてもそのFCがブームとなって
いる「ある期間」だと思います。
竹村の携わったFCの中で「成功例」である東進衛星予備校も、ガリバーも、牛角も、
多くの加盟店が素晴らしい実績を上げる中で、赤字店は存在しましたから、その
経験からの感覚ですが。
ですから、フランチャイズ・チャンネルの中で「就労移行支援」の上原社長との回
で「現在取り組んだ方が13連勝(黒字)中、というのは、正直、これまであまり
みたことがない、と話したわけです。
>直営チェーンなら(全店黒字が)いくつもあると思いますが、とニトリや
サイゼリア比べられても、困りますね。ニトリは物販の店ですし、サイゼリアも
「撤退」店舗はあるわけで、それで全店黒字と言われても、というところです。
このメルマガでは何度か書いていますが「FCの本質は安定性ではなく急成長性に
ある」というのが竹村の持論です。全店舗黒字化という安定を目指すよりも、
成功しているオーナーがどんどん成功できる、急成長できる、そこにこそFCの
魅力がある、と思っています。






6.【今週の赤ペンチェック】

このコーナーは竹村が、日々読んだ本や聞いた話等の「日々情報」から刺激を受けて、
考えたことなどを綴っていきます。

竹村の健忘録的なところもありますが、参考になればと思い公開します。
フランチャイズとは直接関係ないものも多いですが、ご了承下さい。



今週はこのフレーズ。

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それが歳をとるということなのだ。

「実践 快老生活」 渡部昇一 著
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渡部昇一先生の自らの「知的で幸福な生活へのレポート」とのことで、読んで
みるとなかなか面白い。

帯には「86歳にして到達した『人生の至福』についての最終結論」とありますが、
これを80歳になって読んでも手遅れなわけで、50代、60代が読むべき本。



渡部先生は英文学者で上智大名誉教授ですが、40年前に「知的生活の方法」という
大ベストセラーを出していて、有名。ジョセフ・マーフィーの成功哲学=マーフィー
の法則を日本に紹介したのも確か渡辺先生。

個人的には30年前くらいに竹村健一がフジテレビでやっていた「世相を斬る」という
番組で堺屋太一氏、日下公人氏なんかとレギュラーで、仲良し同士で言いたいことを
言い放っていたのが面白く好印象。



そのときすでに大学生の竹村からみたらオジサンというよりはオジイサンより、
な感じでしたから、そこから30年たって今年86歳。

しかし竹村健一氏も、堺屋太一氏も、日下公人氏もみんなまだ元気、やはり自分の
考えをもって周りには合わせず、好きなことを言い放って生きていくほうが、
長生きするんでしょう(笑)。

調べてみたら堺屋氏だけが5歳若く今年81歳。他のお三方はそろって86歳ですね。



さて、

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散歩が好きでずっと続けていたのに、このごろは足が弱って思うように散歩が
できなくなってきたのである。それは私にとって驚くべきことであった。
<中略>若い医者などは、たいてい「散歩をすると元気になりますよ」という。
それが必ずしも真実ではないことを、私はこの歳になって知ることになった
のである。
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50歳、60歳に散歩は有効で健康にいい。しかしそれを実感して好きになって
趣味として続けても85歳になれば、散歩できなくなる。

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それが歳をとるということなのだ。
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という言葉にはやはり「老人」としての説得力があります。



老人について、老いることについて書いた本は、97年にベストセラーになった、
赤瀬川原平さんの「老人力」が有名。

「ボケた」を「忘れる力を身につけた」とするなど、老人に見られる諸症状を
マイナスと捉えず、「老人力」という斬新な造語を作って、プラスにとらえていく
という発想で、「老人」という見方に楔をうった。

しかし、50歳という今の竹村からみれば、その発想は「スローライフ」がキライ
と同じ領域でキライ、なわけです。

やはり人間というのは「やりたいこと」をできる限り長くやりたい、という「欲」
をもって生きていたい、と思うわけです。

例えば、歳とってドンドン酒に弱くなったりするのを、「それは酒に早く酔う、
少しの酒で酔っ払うという力がついたんだよ」と諭されても、ムカつく、
と思うのです。少なくとも50歳にいまから考えたら。



だから「知的生活」という自分のやりたいことをやり続けて「快老生活」を実践
されている渡辺先生のこの本のほうに傾倒しますね。



さて「散歩」に続いて書かれているのが、「漱石」の小説が楽しめなくなった、
ということ。歳をとってからの「感受性」についての変化です。

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ところが、今の歳になってみると、「こころ」に書かれた内容はおかしいのでは
ないかと思えてくる。<中略>「先生の煩悩」なんて結局は自分だけのことで
あって、奥さんのほうがよほどかわいそうではないか。そう考えるといっぺんに
白けた気持ちになってくる。
漱石の弟子たちが「傑作だ」と絶賛した「道草」も、今考えてみると、実に
馬鹿馬鹿しい。85歳を過ぎた人間に言わせれば危ない借金や、その保証は断る
以外にない。<中略>そんなことに悩みに悩んだ話を一冊の本にするなど、
馬鹿馬鹿しいことこの上ない。
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これもナルホド、と思います。

これを歳をとると感受性がなくなる、ととるのではなく、

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私小説的な読み物は、人生経験の豊富な年寄りには楽しめない
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と。


「感受性」についてはそんな変化があるものの、「記憶力」については、

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世の中の常識とは大いに異なる実感がある。
それは記憶力は衰えないということである。
それどころか鍛えることができるのだ。
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と、「人の名前が出てこない」とか「物忘れ」と「記憶力」を一緒くたに考え
ないという説を展開。

これもココロ強い話。




そして第二章では

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凡人にとっての本当の幸福は「家族」である
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と言い切る。



結婚生活は「障害」か「大正解」か、について、40年前の「知的生活の方法」では
カントもデカルトもパスカルも、ニュートンもスピノザもショーペンハウエルも、
みんな、みんな独身だった、として「障害説」を唱えていた渡部先生。

しかし40年たって、

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もし、独身でいたらどうだっただろうか、と考えると、ぞっとするほどである。
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と、見事に転向(笑)。



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家族軽視、独身賛美は「悪魔のささやき」
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であるとして、学問の世界で「天才」の功績を残しても晩年孤独で不幸だった例、
またその逆の事例をあげて、結婚礼賛。

若者に時を失することなく結婚を勧めよ、と。

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結婚するには若い人々の給与が低すぎてたいへんだということもよく言われるが、
かっての日本ではそんな経済状態でも、みな当たり前のように結婚していたことを
忘れるべきではない。「一人口は食えぬが二人口は食える」という至言もあるでは
ないか。
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これも80年生きてきた爺の言だから、というある種の説得力を感じます。



結論としては、

「天才、大金持ちだって晩年の孤独を恨むのに、いわんや凡人おや」というところ。



その先、

三章では「お金=蓄財」、四章では「健康」とまさに実践的な話が、こんな調子で
続いていきます。



渡部先生はまだまだネットがなかった時代から、「知的生活」で情報収集して
きた方。その集大成として読めば、色々得るところは大きい本。



そして最後にはこんな話も。

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生活環境において、「床暖房」は幸せの最たるものである。最近、心の底から、
そう実感している。人間は足が暖かくなると、部屋が暖かくなくても寒く感じない
ものだ。床暖房がこれほどありがたいものだとは思ってもみなかった。
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いろんな難しい話まで書いてきて、最後は「床暖房かよ!」と(笑)。



しかし、そりゃそうですよね。「知的生活」には頭寒足熱。

そんなことに80歳を過ぎて気づき、その幸せを実感している大先生の茶目っ気、
も素敵な感じ(笑)。



「床暖房」は確かに良いですよね。竹村も今回の引っ越しで初めて床暖房のある
部屋での冬を体験中。エアコンやヒーターとの違いは想像の範囲内、でも「この
ホットカーペットとの違いは何だ!」と思いますね。

「老人」になってからの幸せをひとつ潰してしまったかもしれませんが、これは
手放せません、ね(笑)。






7.【竹村義宏物語】

今年50を迎えましたので、半生記を「私の履歴書」風に。

私の人生50年を振り返っていきたいと思いますが、実は裏の目的としては、これまで
竹村の関わってきた方々について語ることです。

たとえば、FC本部社長だけで30人以上出会ってきたわけですから、その中から思い出
に残るやり取りを書くだけでも、かなり面白いのでは?と勝手に思ってます。

果たして何回になるか?は計算できません(笑)。

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<第44回>

「マンマチャオ」編が終わり、いよいよ「武田塾」との出会いになりますね。
その前に、今回は少し当時の仕事の状況について書いておきたいと思います。
今から4年前〜3年前くらいの話です。独立して3年くらいたった頃で、毎日ブログ
を書いて、そこから反応してくれた方と面談し、様々なFC本部に紹介していく、
という「マッチング」的仕事は軌道にのっていきました。移動販売のときのブログの
ように爆発的なアクセスにはなりませんでしたが、いい記事は確実に検索されて、
それを読んで「いい!」と思ってくれる、価値観が会う方と出会える率は日増しに
高くなっていきました。当時オススメしていたFCは「マンマチャオ」「ヒーローズ」
「訪問マッサージこころ」とかでした。ただそのオススメだけをプッシュする、の
ではなく、その他のFCの相談にものりますよ、というやや中途半端なスタンスだった
と思います。ただ、わかりやすくない分、ハマる方は考え方、価値観にハマって
くれるわけで、お会いする方の質も高まっていきました。
実際にオススメFCではないFCについても、相談にのって紹介もしていきました。
いくつか業務提携の契約を交わした本部もありましたが、多くはそんなこともせず、
単に◯◯というFCを加盟検討している方がきて良いと思ったら、◯◯のFC本部に
連絡して、「私の相談者で御社のFCを検討している人がいる、よかったら紹介
しますよ」と言えば、多くの本部が紹介を希望し、「それで先生へのフィーはいくら
ですか?」という話になります。それに対して「加盟金の額によって25%〜50%の
変動制です」なんて答えて、いいところに落とす。これで成約するのです。
紹介をもらう本部としては、お金をかけている広告や宣伝とは全く別ルートで加盟
が決まるので、それなりの金額を払ってくれるわけです。実際には私のところに
相談に来る前に、広告見て宣伝見て資料請求してという方も多かったのですが、
営業マンが追いかけているという見込みからは外れている方が多かったので、
「もともとウチの見込み客でしょ」と言われるようなこともありませんでした。
正直、このような専門家のスタンスをとった紹介業というのは楽だ、と実感しました。
ただ、楽だ、というのはお金儲けのことだけ考えれば、楽勝!ということです。
ここで「所詮金儲けだから」と割り切れば、FCブローカーとして生きていく、という
道になります。商売というのはある意味恐ろしいもので、いちばん楽に簡単に
儲けるなら、アホな人をダメな本部に紹介してその後はシランプリ、というのが
儲かるのです。シランプリの部分が割り切れれば、アホな人多く、ダメな本部という
のも沢山あるので、悪徳FCブローカー屋さんはそれなりに商売として続く、のです。
しかし、そういう寝覚めの悪い仕事はできませんね。それで儲けてキャバクラで
いくら高いボトル入れて飲んでもマズイ酒でしょう。
なので、やはり「成功できる方」を選んで「良い本部」を紹介したい、という方向
になるわけです。となると今度は途端に商売が難しくなります。「成功できる方」
は少ないですし「良い本部」も少ないですから。多少???な方でもで成功させて
くれるような業態・本部はないものか、と毎日ブログを書きながら思っていたわけ
ですが、本当のことを書けば書くほど、眼鏡にかなったFCというのは少ないのです。
ただよく考えてみると、先程、成功できる方と良い本部のマッチングは「商売が
難しくなります」と書いたわけですが、これは短期的には、という意味です。
長期的視点にたてば、成功できる方、会社を良い本部とマッチングさせていけば、
その方はそのFCで成功して他店舗展開していく可能性が高いのです。これがFCの
素晴らしいところ、です。成功の拡大再生産が可能なのです。
あと、この時期オススメFCにして不発に終わったFCについても少し書いておきたい
と思います。まずは「おにわや」さんですね。正確な表記は「oh!庭ya!」です。
業態としては街の植木屋さんです。このビジネスをゼロから立ち上げた増澤社長
とお会いして、かなりの可能性を感じました。植木屋といっても松の木の剪定とか
専門的な仕事をメインにするのではなく、庭の雑草や雑木の伐採という仕事が多い
というところが非常に面白い、と思いました。調べてみると、確かに便利屋FCで
その仕事の依頼はかなりの割合で入るようで、シルバー人材センターにその仕事を
頼む人も多いことが分かりました。これはチャンスです。シルバー人材センターで
できるわけですから、ほぼ誰でもできるはず、です。そして草木は一度刈っても
また伸びてくる、つまり庭がある間継続的に仕事が入るわけです。長く続く仕事、
そしてイメージもいい。村上春樹の短編「午後最後の芝生」(中国行きのスロウ・
ボートに収録)で、主人公が草刈りの仕事が大好きだったな、いい仕事して
最後は1万円もチップをもらってたな、なんて余計なことまで思い出し、この仕事
にハマる人も多いはず、と想像が膨らみます。「植木屋さんFC」というのも意表
をついていて、成功した際のインパクトを想像するとかなりワクワクする案件
でした。なので動画もとったり、ブログやメルマガでもかなりPRしました。
ところがこの「おにわや」全くの不発に終わりました。何がダメだったか?
いくつかの要素はあるのですが、いちばんは仕事がハードすぎたことです。
仕事がハード、というのは難しいということではなく、時間的、体力的にキツイ
のです。確かにお客様の開拓はしやすく、仕事はとれるのですが、しっかり稼ぐ
ためには午前一軒、午後一軒、そして終わって夜ゴミを捨てに行くという、朝早く
から夜遅くまで、そして雨の日もあれば風の日もあり仕事がズレて休みが無くなる、
夏は暑くて冬は寒い、とかなりかなり、つらい仕事なのです。
シルバー人材センターのお爺ちゃんが空いた時間に2、3時間働くのとはわけが違う
のです。とてもとても当初考えていた、中高年の脱サラ組が安定して起業できるFC
というモデルにはなりませんでした。体力勝負覚悟すれば、稼げる商売ではあるの
ですが…結局ほとんど加盟者を紹介もできず不発に終わったFCとなりました。

次回は「武田塾」との出会いの話。大まかなストーリーは先日出た本にも書いて
ますから、少し突っ込んだところまで書かないといけませんね。ご期待下さい。

<つづく>






8.【編集後記<GI チャンピオンズC 予想>】

その昔はジャパンカップダート。以前はアメリカからの参戦もあったが日本が費用を
負担して連れてくる国際招待制が無くなったら皆無。米と同じ左回りになれば挑戦
してくる馬もいるという説は現在のところハズレ。1年に1度くらいダートでも「国際」
を感じるレースがあっていいが期待薄。
アヤシイのは7 ラニ。なんといっても米で産まれて日本でデビュー、母の元へ里帰り
の米国遠征でGIベルモントSで3着。これがくれば「国際」色を感じるも帰国の二戦は
明らかに鞍上と合ってない印象も、そのまま内田騎手。追わずに打たずに馬なりの方
が早いのでは、くらいの印象。これがムーアなら◎も穴に期待の★まで。

軸をどうするかの決断のポイントは展開。前半が早いか遅いか。中京は直線長く、
最後まで坂というコース形態で、逃げ馬のペース次第。遅ければ11コパノリッキーで
あっさり、では。実績が違う。
しかし昨年のように前がやりあえば、追い込み組。今回6 モンドクラッセを内に
見ながらふわりと出したコパノに外から15モーニンがせりかければ、という忙しく
なる方に賭けてみる。9のノンコノユメまでムーアの技で勝ちにいって前受してして
くれれば最高。

ということで、軸は直線勝負の◎8 サウンドトゥルー。
昨年のこのレース以来の中央場所だがこの脚質のまま地方の交流GIで善戦している
ほうが不思議。ここは専属大野騎手の渾身の差し切りに期待。
◯は12 ゴールドドリーム。安定性ならコレ。鞍上でミルコでGIははずさない。

穴印★は前述の7 ラニの国際派素質開花の一発、
そして2走前から馬が変わったの1 カフジテイクの直線一気、
最後に、春のGIフェブラリーSで0.3差5着ある5 ロワジャルダンも人気がなさすぎ。
この馬も1600より1800の口。

1人気の2 アウォーディーは6連勝そのままの評価はできず、父のジャングルPが
ダートGIは違うよな、という感じで抑えまで。

ヒモ 2 4 9 11 14 15


馬券は8と12、2頭軸マルチの三連単

8を1頭目、★の1 5 7 を2頭目に塗った三連複フォーメーション



今週はこんなところで。



最後までお読頂き、感謝いたします。

ご意見、ご要望は

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◆発行者:竹村 義宏の簡単なプロフィール

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▼千葉県浦安市マリーナイースト在住の49歳、

妻と子ども3人の5人家族です。

▼平成元年、早稲田大学卒業後、

株式会社ナガセ(東進ハイスクール)に9年間勤務。

主に「東進衛星予備校」のフランチャイズ事業に携わる。

▼最初はなかなか加盟校の生徒が集まらず、

苦労するも、あるビジネス上のアイデアをきっかけに

全国で生徒が集まり出す。

▼オセロで黒が一気に白に変わっていくような快感を

ビジネスで体験しました。

▼これでフランチャイズの面白さに取り付かれ、

より幅広いフランチャイズの仕事がしたくなり、

フランチャイズ事業支援のコンサルティング会社

株式会社ベンチャー・リンクに転職。

▼ここで10年。

直接携わったFC本部は7つ、

フランチャイズは20以上になります。

▼ここでは、数多くの成功もしましたし、

失敗もかなりありました。

上場した本部も数多くあれば、

残念ながら短期で本部自体消えてなくなった

フランチャイズもあります…

▼2001年1月1日、21世紀の初日の出を、

ハワイへ向かう豪華客船「飛鳥」から

FC事業で大成功した社長の方々

と見たのは、古き良き(?)思い出です。

▼その後、

株式会社トータルサービス

(カーリペアを中心とするフランチャイズ本部)に移り、

「個人起業のフランチャイズ」について、

様々な勉強をさせていただきました。

▼2012年以降

「フランチャイズ起業」で成功確率を上げる、

をテーマにいくつかのプロジェクトで

フリーエージェントとして動いています。

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