少年サッカー!この練習方法を早く知りたかった!

教えていないのに出来るプレーと何度教えても出来ないプレー


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少年サッカー!この練習方法を早く知りたかった! Vol.310
サッカー少年と親と指導者のためのメールマガジン 2017/5/2
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ナボコーチです。

メルマガを開いていただきありがとうございます。

もう5月ですね。新年度になって初メルマガになります。

4月末に大会があり、その準備に追われあっというまの1ヶ月でした。
なんとかよい結果がでてホッとしています。

■いいわけ

読者の皆さんからも質問のメールを頂いていました。
ご返信や書きたいこと、伝えたいことは山ほどあるのですが
キーボードに向かう時間が作れず申し訳ございません。
毎晩12時を回ると自分のスイッチが切れてしまいます。

■今回のメルマガ

さて、気を取り直して今月、今年度も頑張って行きましょう。
今回は4月の連戦で感じたことをメルマガでお伝えしたいと思います。

また、サッカー教材販売のリアルスタイルさんにドリブルドリルを
出して欲しいと要望したところ、三木さんの教材が販売になりました。
いいですよ、これ。後ほど詳しくお伝えします。

■教えていないのに出来るプレーと何度教えても出来ないプレー

教えていないけど出来るプレーとは、子供たちが遊びとしてサッカーを
しているなかで覚えたものです。

テレビがビデオなどサッカーのプレーが身の回りにあふれているので
視覚的にとらえた子供たちは仲間との遊びのなかでイマジネーション
が突然湧いて来てプレーするのだと思います。

欧米や南米ではストリートサッカーで選手が育ったと言われます。

今や欧米もポータブルゲームの影響でストリートサッカーが減って
来ているとのことですが、ストリートサッカーでお兄ちゃんたちの
プレーを見て覚えるということが当たり前だったのでしょうね。

■ときには緩い雰囲気で

私のチームでもいささか実験的ではありますが、なるべく型に
はめないで、好きホーダイさせようと指導しています。

遊びのなかで覚えたことを発揮させるためには、雰囲気をちょっと
緩めてあげることも大切だと感じています。

ゆるーい雰囲気でサッカーをさせても勝ちにはこだわる子供たち。
やはりサッカーは子どもたちのものです。

■仲間を使わない、使えない子供たち

一方で、何度教えても何度練習しても試合で発揮してくれない
プレーもありますよね。

仲間を使うプレーなどはその典型です。

相手のボールを奪うところまではよいです。
しっかりとスクリーンして(シールドして)で身体を入れてボールを
守る。

練習でやったとおりですが、この先が問題です。
最後まで自分でなんとかしようとしてしまうことです。
結果としては奪われてしまうのですが・・・

■よくない状態でボールを持つという意味

練習では「自分がよくない状態でボールを持っている時は
前を向いている味方を使ってボールを失わないようにしよう」
という練習をしています。

自分でターンして敵を振り切ることにもチャレンジしようと
言っているので、ふたつの選択肢を与えるとかっこいい方を
選びたがるのかも知れません。

相手ゴールに向かってへそが向いていればよい状態。
相手ゴールに向かってお尻が向いていればよくない状態

よくない状態からシュートは打てないし、スルーパスも出せないよね。
ということなんです。

■仲間を使うとすごく楽しい

仲間を使うことの実感が沸かない子どもたちにあるテーマを
与えて試合をさせました。

それはサイドハーフやトップがボールを持ったら同じサイドの
サイドバックがボールを追い越して走るというものです。

単なるオーバーラップですが、これを遊び感覚で行いました。

「オーバーラップだ!」と逆サイドから声がかかります。

サイドハーフの選手はオーバーラップの選手にボールを出しても
よいし、出さなくてもよい。判断は任せるということにしてあります。

■走る子も楽しそう

サイドバックがスペースに走り込むと比較的ラクにボールを
受けることが出来ます。

心の中では「おもしれー」と思っているらしいです。
なんでオーバーラップで追い越すだけでボールが受けやすく
なるのか。

理屈はさておき、楽しいと思えば繰り返すものです。

■時にはボールを出さない

敵も学習するので、何度もオーバーラップを繰り返すと
相手のセンターバックやセンターハーフがスペースを埋めるために
待ち構えるようになります。

それでもオーバーラップを繰り返していると、真ん中にぽっかりと
スペースが出来ました。

すると子供たちは、オーバーラップの選手にパスを出さず
ぽっかりと空いたスペースに走り込もうとするトップの選手に
パスを出すようになります。

■走り込むことに意義があることを知る

サイドバックの選手は、ボールが来ないからと言って走らないと
ルール違反になる(自分のチームだけのルール)のでイヤイヤ
走り込みます。

すると、相手チームが自分の走り込みに対応するために
困っている様子が手に取るようにわかって来ました。

駆け引きの始まりです。

走り込んで相手をひきつけてセンター付近にスペースを作ることも
走り込みの効果ということに気づくわけです。

■疲れてもう走れないサイドバック

たぶん30mから40mぐらいの走りを何度も繰り返していると
さすがに疲れて来ます。

スピードが落ちてきたころを見計らって、ベンチと交代。

「よく走ったぞ」というと交代選手に対して
「お前も走れよ」と汗だくの顔で声をかけます。

サッカーにおける走りの意味をわかりかけてきた子供たち。
今日はホームグラウンドに帰っても、インターバル走はやめとこう。
そう思った日でした。

■少ない練習量をカバーするインターバル走

土日のほかに平日の練習が1日か2日しかとれないので
基本練習やフィジカルトレーニングは自主練で行うことに
しています。

ただし、走力アップのトレーニングはコーチ側の管理も必要なので
土日はインターバル走をするようにしています。

トラックの周回走やダッシュも良いですが、休憩をいれた
インターバル走が心肺機能や筋持久力アップのためには
効果があるように感じています。

■フォームをよく観察してラクに速く走れる選手に育てる

インターバル走をする子供たちのフォームを見ていますが
同じ体力ならフォームがよい選手の方が速いですし、スタミナを
温存出来ます。

見るポイントはずばり「股関節」です。

へそのラインからお尻までの股関節が前後に大きくしかも
なめらかに動いている選手は膝が前に出ますし、後ろ足もしっかり
地面を蹴っています。

股関節を使えない選手は一歩一歩にパワーを使い、疲労が早く
やって来ます。

股関節がよく動く選手は肩甲骨もよく動くので肘も後ろに動きます。
肩関節と股関節はつながっているのかと思うほどです。

■のぼり棒という全身運動

肩を中心とした上半身と股関節を中心とした下半身を連動させる
運動があります。

それがのぼり棒という小学校の校庭でたまに見かける運動器具です。

身体にバネのある選手は重力に逆らうかのようにスイスイと
登って行きます。繰り返して何度も登れます。

しかし、インターバル走でも股関節と肩関節を使えない選手は
のぼり棒も苦手です。手のひらの握る力で登ろうとしたり、靴で
棒を挟もうとします。

ワキと股間をグッと閉めて身体全体で登るという感覚を覚えさせ
ると少しずつコツがつかめてくるようになります。

■筋肉と体重のバランスもこれにて判断出来る

スタミナがあって試合ではそこそこのプレーを見せる選手でも
登り棒の前になると立ち尽くす6年生もいます。

小学生の発育発達の過程では、体重が増える時期、身長が伸びる
時期が繰り返さえると言います。

体重を支えきれない時期というものがあるのかも知れません。
また、一見、細身のように見えても筋肉がついている子と
ガッチリしていても筋肉量が少ない子もいます。

小学生はゴールデンエイジという身体の発育と神経のバランスが
よい時期なので、この時期に「のぼり棒」もスイスイとこなせる
ようになって欲しいですね。

中学生になって四肢が伸びてくると筋肉量が増え、体重も増えて
来てますます苦手になる可能性もあります。

この「のぼり棒トレーニング」をやっているチームがあれば
ぜひ情報交換をさせて下さい。

■ドリブル練習をドリブル練習だけで終わらせない三木流ドリル

ドリブルを主体としたトレーニングメニューで実績をあげている
三木流ドリブルドリル。

ドリブルが上手くなりたい子供たちはたくさんいます。
サッカーをやっていてドリブルしている時が一番楽しいという
子供たちさえいます。

ドリブルのためのドリブルであってはイケない、サッカーの本質は
ゴールを狙うことだ。とコーチが言っても、ドリブルで相手を
抜く快感は強烈ですね。

■2本のコーンで出来る練習。自宅の庭、ガレージでも出来る。

よくあるドリブル練習は、コーンを10本ぐらい並べてコーンに
当てないようにくぐり抜けていくというものですね。

スピードはつかないし、低学年だと途中で飽きるし、そもそも
試合でこんなに相手を抜けないし。

いやいや、ボールタッチの練習だと思って取り組めばよい。
そういう考え方も間違いではないでしょう。

三木流コーンドリブルは、たった2本のコーンしか使いません。
1本目のコーンは相手デフェンスです。
2本目のコーンは相手デフェンスのカバーです。

実戦では、相手をひとり抜いても次にカバーがやって来ます。
そのカバーの選手のかわし方ひとつで次のプレーが決まります。

スタート地点から1本目のコーンに向かう、素早く2本をかわし
向こう側へ移動する。

これを繰り返すだけです。

しかし、2本のコーンを相手に繰り出す技は複数あります。
しかも、三木コーチが吟味したボールタッチとフェイントのみ。
試合で使えないタッチやフェイントは省いています。

■ナボコーチも熱望したメニューが完成

三木コーチの1作目は、リフティングからコーディネーションの
トレーニングに発展し、ドリブルでも動き作りを行うというもので
どちらかと言うと基礎編でした(レベル高すぎ!)

リアルスタイルさんに「三木コーチにコーンドリブルメニューを
紹介して欲しい」とラブコールを送ったところ、先日、やっと
完成し、販売開始になりました。

ロール系のタッチ、ダブルタッチ、イン、アウトのタッチを
中心にしてステップ系の技を組み合わせて徐々に難度をアップ
させていく。期待どおりの出来栄えでした。

あとはこの動画を選手に見せて繰り返すだけ。

■コーンドリはドリブルが上手な選手を作ることだけを目的としていない

コーンドリのメニューと練習方法は相手を抜くドリブル練習で
ありながら、それ以外の効果を狙っているとの事でした。

三木コーチに言わせるとそれは「ドリブル練習を行っているうちに
サッカーに必要な素早い動き、身のこなし、リズムが身につくんです」
と言うもの。

うちのチームは俊敏性が足りないなあ、ラダーでもやろうかなあ。
そう思っているコーチのあなたには「三木流コーンドリ」を
ぜひおすすめします。

■限られた練習時間で一石二鳥

チームの練習時間は限られています。
ドリブル練習とラダー練習をやれば1時間近くかかるかも
知れません。

しかし、「コーンドリ」を行うことで、ドリブル練習プラスラダー
トレーニングよりも高い効果が得られるとしたら。

時間を有効に使うことはコーチの役割でもあります。
30分のコーンドリのおかげで、ミニゲームの時間を多くとる
ことも出来て子供たちも喜ぶことでしょう。

しかも、コーンドリの練習効果はミニゲームにも現れてくるので
1、2ヶ月後のミニゲームは現在のミニゲームと別ものになっている
かも知れません。

■三木コーチのコーンドリ2

公式サイトはこちらから
>>http://link.naotech.info/mikidori2.html 

レッツトライ!

■ 編集後記

前半に先制されてそのままハーフタイム。
うなだれてベンチに戻る子供たちの中には目に涙を
浮かべる子も。

コーチは

まだ試合は終わっていない、ボクシングだったら
まだ1ラウンドが終わったばかりだ。

泣き顔で2ラウンドを迎えたら相手に弱虫だと
思われるぞ。

ボクシングの例えもどうかなと思いましたが
もうひとりのコーチが

「ロッキーとアポロの試合を思い出せ!」
と自分が熱くなってしまいました。

「ロッキーは知ってるけどアポロは知らない」
ケロッとした顔で切り返す子どもたち。

子供たちは訳のわからない話で気分が切り替わったのか
後半は元気にプレーして1点を返しました。

「やっぱり、ロッキーの話は永遠だな」
勘違いコーチはどこにもいるようです。

では!よいGWを!

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