少年サッカー!この練習方法を早く知りたかった!

子供たちが意外と知らない「スペース」の正体とは?システムとの関係も!


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少年サッカー!この練習方法を早く知りたかった! Vol.307
サッカー少年と親と指導者のためのメールマガジン 2017/2/20
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ナボコーチです。

メルマガを開いていただきありがとうございます。

皆さんのチームはどんなシステムですか。

少年サッカーにシステムは関係ないという意見もありますが
チームスポーツであるので、8人の役割分担は必要かと思います。

逆に、システムにとらわれない発想もまた大事なので
そのような動きを否定しないこと。

そんなことで今回はシステムについて書いてみました。

■まずバックラインの数から考えてみましょう

少年サッカーが8人制になった当時は2-3-2の2バックが
推奨されました。

理由は、対戦チームが2-3-2で戦えばマッチアップ(選手が
それぞれ重なること)するので、1対1の場面が増えるというものです。

しかし、蓋を開ければ3バックや4バックという実情です。

2バックで上手く戦っているチームもありますが、中身は中盤の選手が
デフェンスラインに入って

「数的有利」

を作ることです。

2トップに対して2バックは数的に同じ。

1点を取る、取られることが勝敗につながるサッカーでは
失点は避けたいもの。

2トップに対しては3バックで対応することが鉄板でしょう。

ワントップに対しては、2バックでもよいですし、3バックで
ワントップを監視するということもよいでしょう。

私は、2バックは2人のセンターバックと考え、3バックは
ひとりのセンターバックと2人のサイドバックと考えています。

サイドバックは積極的に攻撃参加するポジション、両サイドの
攻撃参加で単調な攻撃にアクセントが出来ます。

センターバックは相手のワントップを残るサイドバックと一緒に
監視して、カウンター攻撃に備えます。

少年サッカーではセンターバックに体格のよい、ヘディングの強い
足の速い選手を置くことが多いです。

私は、小さくともポジショニングがよく押し込まれても勇敢に
シュートコースに入ってシュートブロックが出来る選手を好んで
使っています。

大きくても「読み」と「勇気」が欠けていてはペナルティエリアで
よいプレーは期待出来ないと思います。

そういう意味では、チームでも指折りの技術を持つ選手を
センターバックに置きたいですね。
止める、蹴るがしっかり出来る選手を。

しかしそこにジレンマが・・・・

■技術の高い子を前に置きたがるコーチ

攻撃することがサッカーの本質です。
なので、技術の高い選手を前、つまり、トップやハーフに持ってくる。

そうしないと「点」が取れないから。

デフェンスラインのミスで失点しても、攻撃陣で得点を重ねれば
勝つことが出来る、なので技術の高い子は前に置く。

コーチにはいろいろな考え方があるので、真っ向から否定しません。

個を育てるという目的がブレなければシステムなどどうでもよいかも
知れません。

私たちは少年サッカーを指導して、勝ち負けを経験させながらも
将来、サッカー選手として伸びるための下地を作り、子供たちに
気づくことの大切さを指導しています。

サッカーの試合にはトップ、ハーフ、デフェンスという3つのラインが
あったり、センター、サイドという3つのラインがあること。

これらについては、個を育てる試合の仕組みという意味で
しっかりと時間をかけて理解してもらう必要があると思います。

将棋、囲碁、オセロなどが理解出来る子なら、システムの理解は
難しくないでしょう。

走りながら考えるという難しさはありますが、それもサッカーの
醍醐味です。

攻撃では、デフェンスラインを上げること、トップが高いポジションを
取ること、サイドがタッチラインまで広がること。

守備では、1stデフェンダーがボールを持っている相手に寄ることや
2ndデフェンダーがカバー、インターセプトが出来るポジションを
取ること、縦パスを警戒し、中央からタッチライン際にボールを
追いやること、サイドチェンジに備えて「つるべの動き(知ってるかな)」
で、逆サイドのスペースを埋めること。

システムという「コート内でのちらばり方」は、少年サッカーの場合
どうしてもボール中心になりがちです。

しかし、攻撃と守備のシステムを考えるとき、ボールを中心に考えると
攻撃では「場当たり」になりますし、守備では「後手後手」になって
しまいます。

うちのチームの場合は、低学年やサッカーを始めたばかりの子に
このような現象が現れます。

団子サッカーからはじまり、ボールだけを追うサッカーに変化し
ボールを蹴る人と受ける人という2点だけのサッカーで悶々として
しまう・・・

そこに、「ちらばり方」とか「役割」という知恵を与えて気づきを
引き出すこと。これはコーチの役目です。

ボールをめぐる攻防だけでシステムを考えないこと。
これがこの段階のテーマです。

■スペースの理解とスペースを味方につけること

サッカーの試合では「観る、見る」ことが大事と言われます。
見るものは5つあります。

「ボール、ゴール、敵、味方、スペース」

聞いたこと見たことがあると思います。

この中で最も得体のしれないもの、それは「スペース」です。

ボールは動き回る、ゴールは固定されている、敵は8人、味方も8人
それぞれボールを中心に動くもの。

では、スペースは何?

コートの中で敵も味方もいない場所ですよね。
ここまでの理解は出来る子も多いです。

では、スペースは敵か味方かというとほぼ全員が「味方」というのです。
それは、スペースを使って攻めようというコーチングが浸透している
成果でしょう。

相手チームのことを考えてみましょう。
相手チームも「スペース」を使って攻めようと思っているはずです。

ということは、相手がボールを持っている時のスペースは・・・・敵!

ということですね、ここまでは理解出来る子も少なくありません。

では、守備の時のスペースはどうやって対応すればよいのでしょうか?

■スペースを消すってどういうこと

復習です。スペースとは敵も味方もいない場所なので、守備の時に
スペース、つまり、敵をなんとかしたければ、スペースに敵か味方の
どちらかの選手がいればスペースではなくなる訳です。

でも、スペースに敵が入ったら、スペースを使われているって事
ですよね。

なので、先に、敵よりも先にスペースに入ること、スペースを消すこと。
これで、得体のしれないスペースという敵をやっつけることが出来ます。

■スペースにはレベルがあること

スペースだらけのピッチで、消さなければならないスペースはどれで
ほうって置いても危険性が少ないスペースはどこで・・・・

ここが難しいところですね。指導していてもスッキリ解決出来ない
部分です。

ここで登場するのが、「ゴール」の位置です。

ゴールを奪うことがサッカーの本質ですから、守備ではゴールを中心に
スペースを監視すること。

ゴールに近いスペース、ゴールの真ん前のスペースは「危険度高」
ゴールから遠いスペース、ゴールのサイドのスペースは「危険度中から低」

ゴールから逆算してスペースをレベル分けするってことですよね。

■システムに話をもどします

ここまで読んで、何のこと?と言われかねないので整理します。

システムの代表3-3-1を例に取ります。
図解があるとわかりやすいのですが、そのうちブログにアップします。

デフェンスラインに3人、中盤に3人、トップに1人。

攻守にわたり、ピッチに散らばっています。

相手ボールの時、まず、ボールを持っている相手にひとり付きます。
1stデフェンダーです。

2ndデフェンダーはカバーのポジション、ボールを持っていない敵への
パスをカット出来る(インターセプト)ポジションに移動します。

ここで取れれば、攻撃への切り替えですね。

しかし、取れなかった時の事を考えるのが、他の5人(キーパー除く)です。

デフェンスラインは・・・・センターハーフは・・・・サイドハーフは・・・・

ボールへの対応がサイドハーフだったら、サイドバックがカバー出来ます。
横パスへはセンターハーフが対応できます。

サイドバックが抜かれたら・・・センターハーフが横パスを許したら・・・
ここで2手先を読みます。といってもひとりで読むのではなく、フィールドの
選手7人の「共通理解」です。

共通理解をなるべくかんたんにするために、並び方の決まりを作っておく。
それが3-3-1とか2-4-1などのシステムです。

私が思う守備の時のシステムの理解の方法とは

ボールに行く人、スペースを消す人

この約束です。

ボールウォッチャーという言葉を小学1年生も知っているぐらい、サッカーの
解説ではよく登場する言葉です。

ボールウォッチャーにならずに、スペースウォッチャーになれれば、もっと
サッカーらしくなるって事です。

ボールに行くことはだれでも出来るが、スペースを埋めること消すことは
意識しないとなかなか出来ない。

■スペースを消せる人数は決まっている

危ないスペースがたくさんあるといってもフィールドは7人しかいない。
ペナルティエリア周辺にあるスペースを何人で消せばよい?

ここで最初の2バックとか3バックとか4バックの話に戻ります。

相手の攻撃に対して守備が劣るなあ、2人では守るスペースが広すぎる
3人は欲しい。なら3バック。

いや、相手はサイドチェンジを多用するので逆サイドのスペースに
最初からいた方がよい、ゴール前も固めたい、なら4バック。

そうそう攻撃されることはない、もし攻撃されても2人でじゅうぶん。
いざとなれば、中盤のひとりがデフェンスラインに入って3バックで対応。
なら、2バック。

システムの理解と相手チームとの力の差でシステムは変わると思いますし
変えられるくらいの理解は小学生でも出来ると思っています。

少なくとも2バック、3バックの切り替えは多くのチームがやている
ことでしょう。

大人のサッカーで言えば、3バックと4バックの切り替えですよね。

ただし、少年サッカーでは1本のパスで逆サイドに矢のようなクロスが
飛んでくることはないので、あまり逆サイドに神経質にならなくとも
よいと思います。

■システム先行にならない

システムが先で、個人技術が後にならないように注意しなければ
なりません。

なぜこんなことを言うかというと、システムに凝り始めると
のめり込むコーチを見ているからです。

基本は3-3-1ですが、同じ3人でもひとりはちょっと前、ちょっと
後ろという位置関係を示すために、2-1-2-1-1と
細分化することもあるでしょう。

これで選手が理解できればよいです。

しかし、作戦ボードとにらめっこして、選手を見ないのでは本末転倒。
基本システムを理解し、選手の発想や判断を大切にすることも
育成には必要なことでしょう。

という私も日々が試行錯誤です。
選手たち、子供たちの理解度合いを見るためには練習試合しかないので
ベンチにいる選手と交代しながら、いろいろなポジションをためして見る。

そうです。指導している選手は8人ではないのです。
チームによっては20人、30人という選手からスタメンを選ぶことも
あるでしょう。

サブメンバーも含めてシステムを理解出来るようにすること。
そこには「選手を見る目」が大事だとつくづく思います。



■教材も同じこと

私が度々紹介するリアルスタイルさんのDVDは新作が次から次と
出ています。

リアルスタイルさんのDVDの優れているところは、技だけの紹介でなく
なぜ、どのような背景でこの練習方法が生まれたのか?という
根本の部分をしっかり説明してくれていることです。

ここを早送りしないことです(笑)、メモにとっておきましょう。

指導者で言えば、川島さん、吉田さん、屋良さん、森島さん
最近注目の三木さん。

どの教材もなぜこの練習方法が効果があるのか、動きだけでなく
考え方についても説明されています。

三木さんの教材で言えば、「ドリブルが目的でなく、ドリブルの
動きを用いて、子供がいろんな動きができるようにしたい」
という考え方があります。

■三木さんの「個の力を伸ばす」とは

少年サッカーの土台は、チーム力の前に「個人」の力を
伸ばすことです。

個人差が大きい小学生にはどんな指導がよいのか。
豊富な経験を持つ三木さんが惜しげもなく披露してくれています。

三木さんの注目の上達法の公式ページをお知らせします。

お知らせするのは公式サイトのページです。公式サイトを
じっくり読むだけでも気づきがあると思います。

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三木さんのトレーニングメニューはボールを持った攻撃の内容に
なっています。

「トルテキ」は、ボールを奪うことの基本を書いています。
「守り」でなく「奪って攻める」ことが守備です。

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遠慮せずフォームを利用して下さい。

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レッツトライ!

■ 編集後記

夏と冬の違いをふっと思いました。

そうか、冬はビブスがあまり臭くならない(笑)

夏場は汗とか柔軟仕上げ剤(!)の匂いにびっくり
することもあります。

持ち帰りで洗濯しているのですが、ビブス1枚にも
四季の移り変わりを感じますね。

それと、人気の洗剤とか柔軟仕上げ剤の香りも・・・

では!

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