ゲンさんの新聞業界裏話

第465回 ゲンさんの新聞業界裏話 ■新たに新聞拡張団(セールス・チーム)を立ち上げるために必要な条件とは


カテゴリー: 2017年05月05日
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   第465回 ゲンさんの新聞業界裏話      2017. 5. 5  


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目次

■新たに新聞拡張団(セールス・チーム)を立ち上げるために必要な条件とは
       
    
   
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■新たに新聞拡張団(セールス・チーム)を立ち上げるために必要な条件とは


ある業界関係者の方から、

……………………………………………………………………………………………

第463回のメルマガで団を作る場合の相談がありましたので、その点について
少しお話しします。

新聞のセールチームを新規に作る場合の要件を下記に示します。

 
1.セールスチームの代表になるには、セールス登録をしてそれなりの経験と
実績が必要です。

現実的に何年の経験で何枚の実績というのはありませんが、少なくとも6~10年
程度。年間500枚くらいは最低だと思います。

どの新聞社のチームだったというのは関係ありません。

2.そして本社苦情の実績記録が考慮されます。

苦情実績があってもその内容が考慮されますので、全然無いのが条件という事
ではありません。Yのセールス(拡張員)での苦情もAでわかります。もちろん
その逆もしかりです。

3.反社会勢力の人間でないかどうかも考慮されます。現在は脱退していても
過去の暴力団関係者だったというのもまずダメです。

4.セールスチーム(新聞拡張団)はその地区(例;東京東部地区、神奈川南
部地区等)の会長ともう一店舗(Yの場合拡対委員長、Aの場合普及対策委員長)
の二者の推薦が必要です。

新聞社では一応、その地区のフランチャイズとして考えています。

セールスチームの代表の推薦は全く必要ありません。

なぜなら、セールスチームを持てるほどの優秀な人間をやめさせて新しい団を
作らせるほど団長は人が良くありません。自分の実入りが減るようなことはや
らないのが当たり前です。

新聞社もよくその辺の事情は心得ています。団長が推薦する事はまずないので、
他紙に流れて独立する事を防ぐ意味もあります。

5.現実的には、親しい店が会長や拡対委員長を紹介して話を進めてくれます。

6.新聞社側の担当は地区の担当と次長が窓口になります。

7.以前(10~15年前)は結構簡単に団を持てましたが今は新聞社も慎重です。

8.お金や財産の有無は全く関係ありません。

新規の団が発足する場合には地区の会から返済不要の支度金のようなものが出
ます。借入金もできます。

社からも同じような形で金が出ましたが、今は厳しくなっていますので、カー
ド一枚2,000円くらいの補助金のような形で一年間は面倒を見ます。

以前は一人団長でも300万くらいの支度金は出ましたが、今は社も会も厳しく
なっていますのでそれほど出ません。

じゃあいくらかというと、その地区の会の力でかなり差があります。団員の募
集費等も以前は一人45万円出ましたが、今は15万円になったり、全くでなかっ
たりします。

新聞社の上層部の人間と繋がりがあるかどうかでいろいろと変わってきます。

9.大きな流れとして新聞社は小さい団を無くしてゆくゆくは大きな団だけに
したいと考えています。

しかし、既存の団の抵抗にあって、枚数が少なくても中々切り捨てられないの
が現実です。

10.団としての発足が認められた場合でも半年から一年間は他の団のコード
を使っての引き継ぎで様子を見られます。

11.その期間が過ぎて大きな問題がなければ、晴れて団コードを与えられて
新団として発足します。

12.団を受け継いで団長になるときも同じです。世襲もありません。1団長1
団が原則です。

人間だけを受け継いで新しい名前の新しい団として発足するのです。まれに団
をそのまま引き継ぐのもありますが、相当に社に強い団長の強い意向がないと
無理です。

 
以上、雑駁ですが団を新規に作る場合の要件を書きましたのでご参考に成れば
と思います。

…………………………………………………………………………………………… 
という情報が寄せられた。

ワシらのメルマガは、こういった方々からの情報で支えられているので、本当
に有り難いことやと、いつも感謝している。

この方が言われておられる『第463回のメルマガで団を作る場合の相談』(注
1.巻末参考ページ参照)というのは、その中でQ&Aの一つとして取り上げ
た、『NO.1404 私にも話合いをして団を持つことが可能なのか?』のことや
と思う。

その部分を抜き出す。

…………………………………………………………………………………………… 

新聞勧誘・拡張問題なんでもQ&A

NO.1404 私にも話合いをして団を持つことが可能なのか?

投稿者 Yさん  投稿日時 2017. 3.31  PM 1:35


ご無沙汰いたしております。

今は、Y新聞に行きまして営業活動しております。

12~3人の団ですが、昨月成績がトップになりました。

A新聞の時にいたときのお客様もあり・・・また、新天地でがんばろう!とい
う思いもありまして毎日が緊張してがんばった結果だろうと思います。

A新聞からY新聞に行った感想はやはり移ってよかったと思います。

その理由は拡張員に対しては完全案内(1部の店ではないところもあり)であ
り、やはりカードに対して真剣に向かって営業活動しているところかな? と
も思います。

というようなところが今の現状です。

さて、今回のY新聞での団についてご質問がありメールをした次第です。

まだ、私自身2~3か月しかY新聞にはいませんのでよくわからないのですが、
たまたま仲良くなった拡張員(Yには15年ぐらい在籍)の方からのお話です。

その方は真面目で全国にてA新聞、Y新聞にて拡張経験もあります。そのY新
聞の拡張員の方からのお話を言いますと・・・

団で一緒に働いている方の中には、ポイントが私たちの2倍ほどもあるという
人がいるとのことです。他の拡張員の方もそのことは知ってるようです。

これをどう考えるべきか迷ってしまいします。

今月は私は250ポイント達成しましたが給料は25万ぐらいでした。この人
のポイントだと約50万ぐらいになります。なんか理不尽というような感じで
す。

自分で団を作ってもいいかな? とも思います。それで直接交渉したらいいの
かな? とも思いますが、さてどのような交渉をどこにしたらいいのかわかり
ませんし、団が持てるのか? 作れるか? もわかりません。

団を作ったら娘も妻も団に入れて営業活動とか地元の店の手伝いとかをしてい
こうかな? とも思います。

長くなりましたが質問事項は・・・

1)私にも話合いをして団を持つことが可能なのか?

2)私の拡張料の価格を上げるにはどのような話し合いをすれば可能になるの
か? また、それは無理なのか?

3)もし、可能なら拡張料は店負担なのか? それとも本社負担なのか?

ということです。

お忙しいとは存じますがよろしくお願いします。


回答者 ゲン


『団で一緒に働いている方の中には、ポイントが私たちの2倍ほどもあるとい
う人がいる』という具合に他の人間と比べ、特別扱いを受けている拡張員は、
どの団にもいとると思う。

たいていは、その団での過去の実績や貢献度、または今後の期待度などを加味
し、団長が独自に優遇しているケースが多い。

あるいは、その拡張員と団長との間で、そういった特別な約束事が取り決めら
れている場合もある。

要するに、それくらいしても団で働いて欲しいと願うような人材に、そうする
ことがあるということや。そうせな他の団に移られるかも知れんということで
な。

特別扱いを受けるには受けるだけの事情と理由が何かあるということや。

ワシは、拡張員をプロ野球選手に喩えることがある。プロ野球選手は成績次第
で貰える報酬額に大きな差が出る。

報酬額のベースも年俸1億円超の人間もいれば、育成契約のように3、4百万
円程度の人間もいるといった具合に、かなり大きな開きが生じているのが普通
や。

同じヒット一本打ったとしても、その基本報酬の違いで、一本当たりに対する
報酬額は格段の差になる。それを誰も理不尽とは捉えない。当然のことだと考
える。

拡張員の場合は、さすがにそこまでの差はないが、拡張員自身のランクにより、
同じ契約を取ったとしても貰える報酬額に違いが出るのは、この業界ではそれ
ほど珍しいことやない。

『私の拡張料の価格を上げる』ことを望まれるのなら、あんた自身が、その優
遇されている拡張員と同等の実績、および貢献度を身につけ、その団長に絶対
必要な人間と認知させることや。

その上で『私の拡張料を上げてください』と言えば、その望みが叶うかも知れ
ん。

もっとも、それは団長次第やから、どれだけの成績と実績、および貢献度を残
せば、そうなるのかというのは何とも言えんがな。

幸いあんたは、『昨月成績がトップになりました』ということのようやから、
それを2、3ヶ月ほど続けた上で、その交渉をされてみては、どうかな。

それが『拡張料の価格を上げるにはどのような話し合いをすれば可能になるの
か?』の答えになる。

あるいは、「どうすれば、○○さん(優遇されている拡張員)と同じポイント
が貰えるのですか」と直接、ストレートに訊く手もある。

ただ、その団長の性格次第では、そんなことを訊けば、怒らせてやぶへびにな
るかも知れんさかい、気をつけなあかんやろうがな。

『また、それは無理なのか?』どうかの判断も、団長の性格次第で違うてくる
ものと思う。

いずれにしても拡張員のように、出来高払いの営業職の場合は実力や成績次第
で貰える報酬額に違いが出るということや。

全員が同じ条件というのは、まずあり得ない。できる者と、そうでない者との
区分けは必ずされている。ポイントで差がつけられているのは、そのためや。

他の団員の多くが同じ条件というのであれば、その団員たちは、すべて同列に
見られていると見て間違いないと思う。

『特別扱いを受けている拡張員』を目指して努力するのもええが、そうなれば、
その『特別扱いを受けている拡張員』のように、他から羨望の眼差しで見られ、
嫉妬されることもあるというくらいは覚悟しとかなあかんで。

どちらがええかは、あんた自身で決めて、どうされるか考えるしかない。

『3)もし、可能なら拡張料は店負担なのか? それとも本社負担なのか?』と
いうことやが、基本的に拡張員に渡す報酬額を決めるのは、団長や。販売店や
新聞社が直接負担することはない。

新聞販売店が拡張団に支払う拡張料は、あげた契約1枚に対していくらの約束
で一律に決められている場合が大半や。

当然やが、その額は拡張員個人が貰えるものよりも多い。

新聞社が拡張補助費として団に渡す額も、あげた契約枚数に比例するのが一般
的や。その額も拡張団毎で違う。

団長は、そらの収入の中から、やりくりするわけや。端から見ているほど楽や
ない。

順序が逆になったが、最後に『1)私にも話合いをして団を持つことが可能なの
か?』について話しておこう。

一般的に拡張団の結成で一番多いのは、既存の団でそれなりの実績を積み、団
長からの推薦を貰い、尚かつ、新聞社に認めて貰うことが必要になる。

これも、一口に言うたらそうやというだけで、実際、そうなるのはかなり難し
い。

それなりの実績というても、ただ長年勤めて成績がええという程度ではあかん
しな。

その営業力は言うに及ばず人間的魅力、行動力、統率力、経済力、団長個人の
信用と、このうちどれか一つ欠けてても難しい。それも、すべてにおいてかな
りのハイレベルが要求される。

その中でも団を維持するには、『経済力』が大きなウエートを占める。そこそ
この資金力がなかったらあかんということや。

どの程度の資金が必要なのかというのは、新聞社、地域、拡張団の規模によっ
ても大きく違うから何とも言えん。言えるのは、あればあるほどええというこ
とくらいかな。

最低でも土地と家を所有し、数ヶ月程度の運転資金に余裕があるくらいでない
と難しいやろうと思う。

例え、それらの条件が過不足なく揃うてたとしても、新聞各社と地域の既存拡
張団のとの関係や諸事情があるから、そうすんなりとは行かん場合の方が多い。

つまり、拡張団が必要な状況、条件が揃っとれば可能やろうし、飽和状態の地
域なら入り込む余地すらないということや。

それについては、その地域の新聞社、拡張団にしか分からんことや。そちらで
調べて貰うしかない。

結論として、拡張団を結成することは可能やが、それにはそれなりの難しさが
あるということやな。誰にでも、すぐにできるというものやない。

また、それができる環境であっても、考えなあかんことは多いがな。

それについては、あんたが本格的に団を結成すると決められた時にでも、また
相談して、来られたらええ。

……………………………………………………………………………………………

と。

この二つを読み比べられて幾つかの点で、喰い違いや齟齬(そご)が生じてい
ると感じられた方がおられるやろうと思う。

この方も、そう思われたからこそ、わざわざ『新聞のセールチームを新規に作
る場合の要件』と題した情報を送って来られたと考えられるさかいな。

ただ、この方の情報とワシの回答、そのいずれも間違いではないと言うとく。

違いがあったとしても、それは総論と各論の違い、一般的なケースと例外的な
ケースの違い程度のことやと。

また、この業界は新聞社毎での違いというのも大きく、それに携わる関係者の
思惑というのもあるさかい、すべてが画一的に決まっているわけやないという
こともある。

ケース・バイ・ケースでいろいろな形があるというのが正しい見方やと思う。

もっとも、敢えてどちらを信用された方がええのかということになると、ワシ
なんかより遙かに新聞業界に詳しい、この方の情報を信用された方が無難やと
は思うがな。

内容も具体性に富んでいて説得力もあるさかい、誰に話しても恥をかくことは
ないやろうしな。

ただ、そうは言うても、このメルマガではワシらの言うことの方を信用される
人が多いと思うので、実際のところは、どうなのかといった点について、一つ
ずつ検証してみたいと思う。

まず最初に、この方が言われている『1.セールスチームの代表になるには、
セールス登録をしてそれなりの経験と実績が必要です』ということについては、
ワシも回答で『既存の団でそれなりの実績を積み』と言うてるから同じや。

その上、この方は『現実的に何年の経験で何枚の実績というのはありませんが、
少なくとも6~10年程度。年間500枚くらいは最低だと思います』と具体的な数
字を述べておられる。

その点については特に異論はない。そのとおりやろうと思う。

『2.そして本社苦情の実績記録が考慮されます』というのは、正直言うて知
らなんだ。そういうのが評価の対象になるとは。

もっとも、それが正しい判断基準やなかったらあかんとは思うがな。悪辣な拡
張団の参入を許さないためにも。

ただ、ワシが過去に所属していた拡張団の多くでは、ロクな拡張員がおらんか
ったということもあったからやとは思うが、客とのトラブル、出入りの販売店
との揉め事など日常茶飯事やった。

個人的にも、こんな奴はあかんやろうなという者でも独立して団長になってい
るケースがあったさかい、この情報は意外やった。

まあ、それでも『苦情実績があってもその内容が考慮されますので、全然無い
のが条件という事ではありません』ということのようやから、どこまで厳格に
審査されているかについては知る由もないがな。

『3.反社会勢力の人間でないかどうかも考慮されます。現在は脱退していて
も過去の暴力団関係者だったというのもまずダメです』というのは、全新聞社
すべての地域で原則になっているはずや。少なくとも表向きはな。

新聞社は、『反社会勢力の人間』、主に暴力団関係者との繋がりを極端に嫌う
傾向にある。

新聞社と新聞拡張団が交わしている『業務委託契約書』の中の『契約条項廃止
項目』にも『反社会勢力と関わり合いが判明した場合』という一文が必ず入っ
ているしな。

未だに、『拡張員』=『ヤクザ』、あるいは『元ヤクザ』と思っておられる一
般の人がおられると聞くが、現在の拡張団員には、その可能性は限りなく低い
ということや。

ただ、『ヤクザもどき』のような連中や、それらしい格好をしてそう吹聴し、
学生さんや若い人たちを脅しとる輩が今以て存在しているという話は、よく聞
くがな。

実際、外見的に本物のヤクザと見分けのつかんような拡張員はナンボでもいと
るさかいな。

『4.セールスチームはその地区(例;東京東部地区、神奈川南部地区等)の
会長ともう一店舗(Yの場合拡対委員長、Aの場合普及対策委員長)の二者の推
薦が必要です』というのは、そのとおりなのやろうと思う。

これは『団長からの推薦を貰い』と、ワシが回答の中で言うたことに対する情
報として教えてくれたことやと思う。

言い訳になるかも知れんが、どこかで『団長からの推薦が必要』やと聞いた覚
えがあったので、回答でそう言うたが、どうもそれは間違っていたようや。

『セールスチームの代表の推薦は全く必要ありません』というのが正しい認識
やったと、ここで訂正させて頂く。

その理由として『なぜなら、セールスチームを持てるほどの優秀な人間をやめ
させて新しい団を作らせるほど団長は人が良くありません。自分の実入りが減
るようなことはやらないのが当たり前です』と、この方が言われていることに
は説得力があるさかいな。

ただ、例外的に、現在の団長が引退する際、あるいは引退を見越して子飼いの
団員を、その後釜に据えるために新聞社に推挙するケースがあると耳にしたこ
とはあるがな。

もっとも、新聞社自体が、そのことを重要視していないのなら、『セールスチ
ームの代表の推薦は全く必要ない』と考えて差し支えないとは思う。

『5.現実的には、親しい店が会長や拡対委員長を紹介して話を進めてくれま
す』、『6.新聞社側の担当は地区の担当と次長が窓口になります』というの
も有り難い情報や。

ワシらは、そこまでは知らんさかいな。

『7.以前(10~15年前)は結構簡単に団を持てましたが今は新聞社も慎重で
す』については、ワシもそうやと思う。

ただ、『8.お金や財産の有無は全く関係ありません』ということについては
一言言わせて頂きたい。

ワシは、その昔、ある新聞社の販売局長から「団を持ってみないか」と打診さ
れたことがあるんやが、その際、その販売局長から「社に申請するためには、
最低でもあんたが土地と家を所有している必要がある」と言われたことがあっ
た。

「それさえあれば、後は私が何とかするから」と言われて、一時はその気にな
った。

それは20年ほど前の東海地方での話で、実際に手頃な物件を買おうと考えて
探したことがある。

もともとワシは建築会社に勤めていたから、その方面ではプロやったさかい簡
単に物件を見つけることができた。

ちなみに、その新聞社が希望する地域で、土地100坪、6DKの築40年程
度の古家が300万円ほどという物件が見つかった。その当時のワシに買える
程度の物件や。

その時の経験があったから回答で、

……………………………………………………………………………………………
                             
その中でも団を維持するには、『経済力』が大きなウエートを占める。そこそ
この資金力がなかったらあかんということや。

どの程度の資金が必要なのかというのは、新聞社、地域、拡張団の規模によっ
ても大きく違うから何とも言えん。言えるのは、あればあるほどええというこ
とくらいかな。

最低でも土地と家を所有し、数ヶ月程度の運転資金に余裕があるくらいでない
と難しいやろうと思う。

……………………………………………………………………………………………

と言うたわけや。

それと、この方が言われる『8.お金や財産の有無は全く関係ありません』と
いうのとは真逆になる。

ただ、『新規の団が発足する場合には地区の会から返済不要の支度金のような
ものが出ます』と言われているのと似たような話は聞いた覚えがある。

もっとも、それは『返済不要の支度金のようなもの』ではなかったように記憶
しとるがな。体の良い借金やなかったかと。

結局、その当時のワシは借金で身を持ち崩したということもあり、二度と借金
なんかしたくなかったから、その要請は丁重にお断りしたがな。

それには、その販売局長の言うこと、および人間性が信じられんかったという
こともある。

いずれにしても、その時の経験で、団を結成するには、それ相当の経済力がな
かったら難しいというのを実感した。

そのため、読者からの相談には『団を維持するには、経済力が大きなウエート
を占める。そこそこの資金力がなかったらあかん』と、常に言い続けてきたわ
けや。

ただ、この方の説明どおり、

……………………………………………………………………………………………

新規の団が発足する場合には地区の会から返済不要の支度金のようなものが出
ます。借入金もできます。

社からも同じような形で金が出ましたが、今は厳しくなっていますので、カー
ド一枚2,000円くらいの補助金のような形で一年間は面倒を見ます。

以前は一人団長でも300万くらいの支度金は出ましたが、今は社も会も厳しく
なっていますのでそれほど出ません。

じゃあいくらかというと、その地区の会の力でかなり差があります。団員の募
集費等も以前は一人45万円出ましたが、今は15万円になったり、全くでなかっ
たりします。

新聞社の上層部の人間と繋がりがあるかどうかでいろいろと変わってきます。

……………………………………………………………………………………………

ということなら、現時点においては、これが最も正しい認識になるのやろうと
思う。

ただ、せやからと言うて『8.お金や財産の有無は全く関係ありません』とい
うのが、必ずしも団の立ち上げが簡単やと言うてるわけやないやろうがな。

『9.大きな流れとして新聞社は小さい団を無くしてゆくゆくは大きな団だけ
にしたいと考えています』という話は、よく聞くさかい、そのとおりなのやろ
うと思う。

『しかし、既存の団の抵抗にあって、枚数が少なくても中々切り捨てられない
のが現実です』というのも、よく分かる。

『10.団としての発足が認められた場合でも半年から一年間は他の団のコー
ドを使っての引き継ぎで様子を見られます』というのは知らなんださかい、
「そうなんや」と言うしかない。

その上で、『11.その期間が過ぎて大きな問題がなければ、晴れて団コード
を与えられて新団として発足します』という点については、当然、そうなるや
ろうな。

『12.団を受け継いで団長になるときも同じです。世襲もありません。1団
長1団が原則です。

人間だけを受け継いで新しい名前の新しい団として発足するのです。まれに団
をそのまま引き継ぐのもありますが、相当に社に強い団長の強い意向がないと
無理です』

というのも、ワシが知っている範囲では世襲による団の継続が多かったと記憶
しとるさかい意外な気もするが、この方の説明で、世襲については、むしろ例
外的なことやったと考えれば納得できるがな。

何度も言うが、本当に、こういった情報は有り難い。

人は自身の経験則で物事を決めつけてしまいやすい。ワシが、そうやったよう
にな。

今回のことで経験則が必ずしも正しいとは限らんということを改めて思い知ら
された気がする。常識やと思い込んでいたことが、実は例外的なことやったと。

最後に、この新聞業界は拡張員の営業なしには未来などないと考えているので、
何とかして現在のような拡張員の減少傾向に歯止めがかかって欲しいと言うと
く。

そのためにワシらができることは何でもするつもりやさかい。



参考ページ

注1.第463回 ゲンさんの新聞業界裏話 ■メルマガとHPとの併用につ
いてのお願い Q&A編 Part1
http://melma.com/backnumber_174785_6518133/



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■HP『新聞拡張員ゲンさんの嘆き』新着情報

しばらくの間、このコーナーは休止とさせて頂きます。


『新聞拡張員ゲンさんの嘆き』
URL http://siratuka.sakura.ne.jp/
Mail  hakase@siren.ocn.ne.jp 管理人 ハカセ

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『第5話 新聞大逆転の法則』完結

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『第7作 新聞業界暗黒物語 悪い奴ら』完結

『第8作 黎明期の新聞拡張物語 受け継がれる伝説』完結

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著者 白塚 博士

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作品題名『ゲンさんの新聞勧誘問題なんでもQ&A選集 電子書籍版パート1』
http://siratuka.sakura.ne.jp/newpage21.html

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発行日:毎週金曜日

発行責任者:ハカセ
公式サイト:『新聞拡張員ゲンさんの嘆き』
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川島和正の日刊インターネットビジネスニュース
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右肩下がりの時代だからこそ、人の裏行く考えを【平成進化論】
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