理性と感性をフル活用!ちょっと面白い英語の捉え方

『不確定事項』を表す不定詞


カテゴリー: 2008年04月28日
  ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆  第5回  ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

皆さん、憶えてらっしゃいますか?第1、2回で不定詞について触れましたね。

そこで『不定詞』とは

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
◆ 未来志向・不確定事項 ◆
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
 
と書きました。ただ私は、◆ 未来志向 ◆についてしか説明していなかったので

残りの★ 不確定事項 ★について今日は取り組んでみましょう!

★★★★★★★  ◎ どうして『不定詞』という名前なの?  ★★★★★★★★

よくよく考えてみると『不定詞』というのは『定詞』を否定(不)したものだということに気づき

ませんか?ということは、『定詞』とは何なのかが分かると『不定詞』の意味が分かるかもしれま

せんね。

☆『定詞・定形動詞 (finite verb) 』=★人称・時制★により★定めた・定められた★動詞

  例)(1)  This flower smells good.  『この花はいいにおいがする』

                上の文の “smells” ←人称(3人称単数)+時間(現在)により定められた・定めた形
  
    (2)  Stephanie looked young for her age.  『ステファニーは年の割に若く見えた』

    上の文の “looked”←時間(過去)により定められた・定めた形

とこのように★人称・時間★により『動詞の形』を★定める★のです。

☆『現在形』『過去形』は『確定事項』だからこそ動詞自体を変形させる(“smells”, looked”)

のだと思って下さい。(ドイツ語、フランス語のようにもっと人称によって動詞が変化する言語に

触れてみるとこの意味はもっと分かるはずです。)

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文法書の『現在形』のところには『確実な未来』などというものがありませんでしたか?

The company celebrates its twentieth birthday tomorrow.

『その会社は、明日創立20周年を祝う』

“tomorrow”(明日)でも“celebrates”(現在形)なのは、『明日確実にお祝いをする』からです!
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★★★★★★★  ◎ 不定詞 = to V(原形)/ V(原形) ★★★★★★★★

☆“to” が付いている“V(原形)”を『to 不定詞』

☆“V(原形)”のみのものを『原形不定詞』

と呼ぶことがあります。

--------------------☆ 『不確定事項』を表す “to V(原形) ☆-----------------------

だいたい『未来』のことって『不確定』なことが多くないですか? つまり『不定』です。

『不定』のことは動詞そのものを変化させる(=定める)ことが出来ないんです。

例)  
It remains to be seen whether I can find the solution to the problem.

『僕がその問題の解決策を見つけられるのかはまだ分からない』

      (“it”は形式主語で“whether”以下が真主語で強調重点が当てられていますね。)

------------------------- ☆  解説  ☆ ---------------------------------------------------------
“remain” =ままである “to be seen” = これからわかる(未来) → 今は分からない(不確定)

→ 『まだ分からないままである』

★	『未来』は『不確定』だと分かりましたね。

---------------------------------------------------------------------------------------------------------

例)

(1) He seems to be rich.   『彼は金持ちであるようだ』

 『これから金持ちになる』というより『金持ちかどうかは不確定だが』という感じです。

☆ですから、こうも使えます。

(2) He seems to have been rich. 『彼は金持ちであったようだ』

“to” の後には『不確定』だから Vの過去形は使えません。そこで、『ある時より前』を表す

have + V p.p. (完了形)の力を借りて、『過去の意味』を出しています。

----------------------------------------------------------------------------
  S seem to V(原形) = SはVする/Vであるようだ

  S seem to have Vp.p. = SはVした/Vであったようだ.
----------------------------------------------------------------------------

『不定詞』が『未来だ、未来だ』とだけ言っていたら、“to have Vp.p.” は受け入れられませんね。

『不確定事項』も表せるとわかれば、『過去の不確定なこと』を“to have Vp.p.”で表現できる

と受け入れられませんか?

例)
They are believed to have escaped from the dangerous situation.

『彼等はあの危険な状況から抜け出したと信じられている。』

『信じられている』内容も『不確定』と言えますね。

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  S be said/thought/believed to V(原形)  = SはVする・Vであると言われて/思われて/信じられている

  S be said/thought/believed to have Vp.p.=SはVした・Vであったと 言われて/思われて/信じられている
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--------------------------- ☆ 不確定を表すV(原形) = 原形不定詞 ☆----------------------------------
 

◎助動詞の後ろも『動詞は原形』 = 『原形不定詞(“to”のない “V(原形)”)』

『助動詞』 (will, would, can, could, may, might, shall, should, must) だってみんな

『未来・不確定(推量・推定系)』

を表すのだからその後ろにくる動詞は ★ V(原形) ★になるんです。

えっ!?『助動詞』がみんな『未来』という意味が分からない? それは、皆さん中学生のときに

“will”が『未来』、“will”が『未来』って言われすぎたのではないですか?

? みなさん、こういわれたらどう思いますか?

『ここに温泉のチケットが3枚あるから、友達と一緒に★ 2週間前に★ 

                行ってきてもいいよ(may)、行けるだろ(can)、行かなければ!(must)』

おかしいですよね。そう助動詞は『未来』『不確定=未だ起こっていないこと』を表します
 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆   発展  ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


新しい試みですが、ここでQuestion!    

(              )内に当てはまる正しい選択肢をA 〜 Dより選んで下さい

Tom insisted that our team (                ) a new project as soon as possible.

A) worked on   B) works on    C) work on  D) would work on      (work on 〜 = 〜に取りかかる/働きかける)



★ 正解は C) の “work on” になります。

Tom insisted that our team (should) work on a new project as soon as possible.

『トムは、僕たちのチームは出来る限りすぐに新しいプロジェクトに取りかかるべきだと主張した』

皆さんは聞いたと見たことがありませんか?こんなルールを
----------------------------------------------------------------------------------------
主張(insist)  命令(order) 提案(suggest, propose)  要求(request, require, demand, ask)  推薦(recommend) 

を表すV(動詞)の後の  “that + 節 (文)” の中のV (動詞)=◆ should V (原形)  ◆ or ◆ V(原形) ◆

 ★“should”がない場合、『人称・時制』に関係なくV(原形)! 
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憶えていませんか?憶えていない人は是非憶えましょう!

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇  他の例文  ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

We suggested that the next meeting be held within a week.

『私達は、次のミーティングを1週間以内に開くことを提案した』

『that+文』の中身が “be”であることに注意!
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

というだけでは、納得しない人も多いでしょうから、説明します!というか、もうほとんどしてあります。

★★★★★★★★★★  解説  ★★★★★★★★★★★

☆ should を入れるのはたぶんみなさんすぐ御分かりになるのではないでしょうか? だって、

『主張、命令、提案、要求、推薦』て、『こうすべき!』という感じがしますよね。

☆ V(原形)なのは、そう、こうした(insist, order, suggest, propose, request, require,

 demand, ask, recommend)という動詞は、『まだ決まっていないこと=不確定事項』を 

『こうしろ、ああしろ、こうしようよ、そうしようよ』というわけですよね。『確定事項』を

『命令、提案、要求、推薦』する必要がありますか?

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“should”を入れないことにもいくつか理由はあるようです。それは、“should”が『忠告』

であり、ある意味、偉そうになるからです。偉い人って何か人と距離をとる何とも言えない

雰囲気があるでしょう?ただこの話は後の機会にまわします。
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-------------------------------☆ 今週の単語 ☆-------------------------------------

接頭辞“co/col/com/con=共に・合わせて・全体・完全

☆“collaborate”= 『協力する・合作する・共同研究する』

   =“col”(共に)+“laborate”(働く)→ “collaboration”(名詞)

☆ “colleague”= 『(専門職、公職にある人の)同僚、仲間』

   =“col”(共に)+league(代表者を選ぶ・リーグ)

☆ “coworker”= 『同僚、仲間』

   =“co”(共に)+“work”(働く)+“er”(人)

☆ “contract”= 『契約』

   =“con”(共に)+“tract”(引き合う)→一緒に引き合う→同意できる条件を引き出す

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★★★★★★★★★★★★★★★★★★  次回予告 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★

英語をやるぞ!というとだいたい出会う『文型』というものがありますよね。何の為にやって

いるのかわからない!という声もよく耳にするので『ちょっと面白い』役立つ文型の利用法を

お話します。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★  お知らせ  ★★★★★★★★★★★★★★★★★★

近々 Language School 〜航〜 のホームページ http://www.lswataru.com (復活しました)

をrenewalしpower upする予定です!

授業風景とうもupする予定なのでお楽しみに!おそらく『前置詞』についてです。

みなさん『前置詞』はまず空間把握していますか?苦手な人も多いですが、コツはありますし、楽しみ方もあります。

我こそは『未来に繋がる英語を勉強したい!』という人、当塾にお集りを!責任を持ってできるようにします!

受験生(大学、編入、大学院問わず!)、試験対策(TOEIC, TOEFL, 高校生には受験と一緒に英検対策お勧めです)

をする方、どしどし池袋(ジュンク堂から歩いて3分 ー 近々ジュンク堂にパンフレット置いてもらいます!)に来て下さい!

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