理性と感性をフル活用!ちょっと面白い英語の捉え方

英単塾語を憶えるうえで邪魔する?記憶のメカニズム → 解決策は何かないの?


カテゴリー: 2008年04月14日
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 第3回 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 

英単塾語を憶えるうえで邪魔する?記憶のメカニズム ⇒ 解決策は何かないの?

◎皆さんにはありませんか?

学習過程で

(1) 前に憶えたことが邪魔をして新しいことが憶えられないこと
あるいは
(2) 新しく憶えたことが前に憶えたことを忘れさせたり、そこまでいかなくても混乱する
 こと(もしかしたら混乱する方が嫌かもしれませんね)

という2つの忌まわしき出来事に遭遇する機会がありませんでしたか?


(1) のようなことを英語で “proactive inhibition [interference]” =順向抑制 [干渉]    

(2) のようなことを英語で “retroactive inhibition [interference]” =逆行抑制 [干渉]        

(さりげなくボキャビルです。ちなみにこのことに触れた文章が以前上智大学で出題され
たことがありました)


◎私(このメルマガの作者)にとっての

(1) の例は、英単語/熟語でいえば、“be indifferent to ~”=「〜に無関心だ」という
表現です。(前に憶えた“different”が邪魔してきました)

(2) の例は “distract”/“distraction”=「気を散らす」/「気を散らすこと」です。
             (あれ、前に憶えた「壊す」/「破壊」のスペルってなんでしたっけ?

                           答え= “destroy” / “destruction”)

◎解決策
繰り返し、繰り返し、繰り返し書いたり、言ったり、聴いたり、読んだり。
                                                                            
が、うまくいかない!とお悩みのあなたに★解決方法★を示します。
                   
                                                                            
 ★ 接頭辞、接尾辞、語幹を有効活用する

まず(2)から確認していきましょう。

☆“distract”の “dis”は『分離→分散→否定』を表す接頭辞で、『向こうに引っ張っ
て、バラバラにする』イメージです。 “tract”は『引っ張る、引き寄せる』です。

したがって、 
“distract”は『気持ちが向こうに引っ張られる→気をそらす、気を散らす』という
意味になります。

 ☆“distraction” は “distract”+ “ion”で “ion”は『名詞』を表す接尾辞です。
  したがって、『気をそらす・散らすこと』ですね。

一方、
☆ “destroy”は “de”が『分けて、下に』を表す接頭辞で、 “stroy=structure”
が『建物・建てる』を表します。したがって  “destroy”は『建物を下に引っ張って、
取り壊す』と言う意味になりますね。

☆ “destruction”は “destruct(ure)→ distroy(壊す)” + “ion (名詞)” で『壊すこと
 =破壊』になりますね。
   
(ちなみに “destruct”という動詞/名詞は “destroy” に似ていますが『ミサイル・
ロケットなどを自動的に破壊する』とか『自爆する』という狭い意味で使います)

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

語彙を増やそう!ボキャビルです!(vocabulary building)

☆☆☆☆☆☆☆☆◎接頭辞 “de”(分ける、下に)を含む他の単語の例☆☆☆☆☆☆☆☆

☆“decrease” 『減少する』 = “de” (下に)+ “crease” (増える、伸びる) 

                                →成長が下がる
 

   ←→“increase ”『増える』= “in” (中に、上に)+ “crease”→伸びる、増える 

☆“descend”『下る、降りる』= “de” (下に)+ “scend” (登る) →下る、降りる

   ←→ “ascend”『登る、上がる』= “a”(〜へ)+ “scend”→登る
 

☆“decline”  『(丁重に)断る、拒否する』= “de”(分ける)+ “cline”(曲げる)
                                                
                       →脇へ曲げる、 主題から離れる→『相手から離れようとする』感じです。

   ←→“incline”『傾ける、したい気持ちにさせる』= “in”(〜の方へ)+ “cline”
                                    (曲げる)
    
                “be inclined to V(原形)” = 『Vする傾向がある』

                   ←to V(原形)は『未来志向!』でしたね   

☆☆☆☆☆☆☆◎接頭辞 “dis”(分離、分散、否定)を含む他の単語の例☆☆☆☆☆☆ ☆

☆ “disable” 『出来なくさせる』= “dis”(否定)+ “able”(できる)

           ←→“enable O to V(原形)” =『 OがVするのを可能とする』

☆“disadvantage” 『不利 (な立場、状態、条件)』

                = “dis” (否定)+ “advantage”(有利、強み) 

☆“disagree”  『意見が合わない、反対する』
                = “dis” (否定)+ “agree” (賛成する、同意する)

☆“disappear”      『消える、消滅する』= “dis” (否定)+ “appear”(見えてくる) 

☆“disapprove”   『不賛成である、~を非とする』
                   = “dis”(否定)+ “approve” (認める)
  
こうしてみてくると “dis”はただ単に『否定』でいいじゃん!と言われそうですが、

1)  できれば、『分離、バラバラ』という感覚があった方がよい例と  

2) 『分離、バラバラ』と考えなければならない例をあげてみます。

----------------------1) 『分離、バラバラ』感があった方がよい例-------------------------

☆"disclose”   『暴く、暴露する』 “close” (閉じているもの)をただ単に『否定』する
(開ける)より、『バラバラにする』とした方が、『暴露する』感じがしませんか?

☆"discover"   『発見する』  "cover"(覆われているもの)をただ単に『否定』する
(開ける)より、『バラバラにする』とした方が、『発見する』感じがしませんか?

----------------------2) 『分離、バラバラ』感がないといけない例-------------------------

 
☆“discuss"   『議論する、話し合う』= "cuss” (言葉)を “dis”(分ける) のが
 『話し合い』です。

☆“disperse” 『四方にまき散らす』=“dis”(バラバラ)に “perse”(まき散らす) 

                        ←『まき散らさない』ではないですよ。

☆“distribute” 『分配する、割り当てる』 
             =“dis” (分けて、バラバラに) “tribute” (与える、贈る)

                       ← 『与えない、贈らない』ではないですよ。


◎ちなみに、今挙げた単語の名詞形は
“disability” “disadvantage” “disagreement” “disappearance” “disclosure”
 “discovery”“discussion” “dispersion” “distribution” となります。

このような「動詞の名詞形」がなぜ存在するのか、それをどう利用するのかのお話は
いずれすることにしましょう。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

次に(1) “proactive inhibition [interference]” =順向抑制 [干渉]についてです。

“be indifferent to ~” 『〜に無関心である』 

接頭辞を用いて 1) 感覚的な説明 2) より正確な説明をしてみましょう。

-----------------------------1) 感覚的な説明(感性)----------------------------------------

皆さんは、洋服を買った後で、誰かに言われた時はありませんか? 「また同じの買っ
て!」というふうに。確かに人の好みというのはあるもので、他人から見たら、「同じ
ように見えるかもしれない」けど、僕は(私は)違うものを買ったんだ!」と思いませ
んか?

☆そう、『関心がない』人は『違い』 “different/difference” が分から『ない』 
“dis”のです!

-----------------------------2)より正確な説明(理性)--------------------------------------

実は “different” の “dif”は発声の都合上、 “dis”(分ける→向こうに)が変化した
ものです。 “fer”が『運ぶ』という意味です。ですから、 “different”は『向こう
に運ぶ』に由来します。『違うもの、異なるもの』を『向こうに運ぶのです』

となれば、 
☆“be indifferent to 〜” は『〜に向かって』(気持ちを)『運ば “fer” ない “in”
(否定の接頭辞)→『〜に無関心である』と言う意味になります。

◎ ちなみに “よく大学入試でも、TOEFLでもTOEICでも、設問によく出てくる
 “infer”という単語は “in” (ここでは、頭の中で) “fer” (ことを運ぶ) 
 →『推測する』という意味です。

 -----------------------------------------------------------------------------------------------

いかがでしたか?御分かり頂けたでしょうか? 
単語を暗記する時に、闇雲に書きまくったりしなくても、理解できるから記憶できる
ことも多々あるんですよ。詰め込もうとすると、記憶の邪魔をしようとするメカニズム
が、働いてしまうことがあるのです。理性と感性をもっとフル活用しましょう!

                 

         ★★★★★★★★お知らせ★★★★★★★★

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         ★★★★★★★★次回予告★★★★★★★★

今度は、接頭辞、語幹の応用編です。同じ “tribute”を含んでいるのに、
『“contribute”, “distribute”, “attribute” なぜ意味が違うんだ〜!』と御悩み
の方、必見です! 今回と合わせれば、ばっちり理解できます。

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