田中優の“持続する志”

第586号:5/26(金)-28(日) 皮むき間伐ツアー2017 in くりこま


カテゴリー: 2017年04月26日
□◆◇◆◇■□■□◆◇◆◇■□■□

田中優の“持続する志”

優さんメルマガ 第586号
2017.4.26発行
http://www.mag2.com/m/0000251633.html

■□■□◆◇◆◇■□■□◆◇◆◇■□


※このメルマガは転送転載、大歓迎です。


Contents
…………………………………………………………………………………

1.5/26(金)-28(日) 皮むき間伐ツアー2017 in くりこま

2.カウントされない甲状腺がん患者数 山本太郎さん

3. 「水道民営化」が今国会でコッソリ通過!? 料金値上げ、サービス低下につながる

4. ホームレス自立支援法 延長を

5. 田中優スタッフおすすめバックナンバー
  2013.5.12ライヴアースまつやまトーク書き起こし&動画
  -放射能被害、2017年に日本でもひどい事態が生まれるんじゃないかと- 

…………………………………………………………………………………


□◆ 田中 優 より ◇■□■□◆◇◆◇■


 毎年出かける「皮むき間伐ツアー」今年は5/28-28です。
最近、このツアーでお世話になっている(株)くりこまくんえんの大場さんが人
気を博している。話がなんだかあったかくて面白くて、実際にやってみちゃう行
動力がすごい。おかげで人気者になりつつある。

 今年も面白い人たちがたくさん集まるみたい。楽しみです。
ぜひご参加ください。


--*--*-*--


今年もエコラの森で、皮むき間伐&植林体験ツアーを開催します!!
 
宮城県の鳴子温泉郷にある「エコラの森」は、260ha以上の面積がある広大な
森です。一見豊かな森に見えますが、20年以上前にリゾート開発が失敗し、盗
伐され、放置されていた哀しい過去を持っています。現在では、「エコラの森」
を中心に持続可能な森づくりを行っている「NPO法人しんりん」が管理を行って
います。
 
今回は、そんな「エコラの森」で皮むき間伐と盗伐された場所への植林を行い
ます。

間伐は、放置され密集した森を間引くことで光や風を通し、木の成長を促した
り、病気にかからない健康な森づくりには欠かせません。

皮むき間伐は、杉の木の特性を生かした方法で、樹皮をむくことで、水を吸い
上げられずに乾燥して枯らします。半年もすれば、乾燥して重さが半分になり
ます。軽くなった木材は伐採もしやすく、人の手で持ち上げ運ぶこともできる
んです。重機をあまり使わず、森を傷つけない方法です。
 

エコラの森では、馬が木材を搬出する馬搬や牛による草刈りもしています。
働き者の馬さんと牛さんも皆さんを迎えてくれます。
 

作業に疲れたら、鳴子温泉で汗を流し、夕食はバーベキュー!!
薪ストーブのある部屋で田中優の講演や、しんりんの森を守る整備の話も予定
しています!!
 
他にも、栗駒木材の製材工場見学や森の案内など盛りだくさんになっています。
 

皮むき間伐をやってみたい!という方はもちろん、 

持続可能な森づくりを手伝いたい!!
再生可能エネルギーの可能性を知りたい! 
住宅に使われる木材のことを知りたい! 
地域を元気にするために自分が出来ることを知りたい! 

という方、是非ご参加ください!! 

初めての方はもちろん、リピートの方、お子様連れ大歓迎です。 
是非、ふるってご参加ください!
 
山や森、木や木材をもっと好きになれること間違い無しです!!


<<開催概要>>
	
http://tennen.org/event/kawamuki2017.html

■日程 2017年5月26(金)~28(日)

■スケジュール(予定)	

26日(金)
14:35  陸羽東線「川渡温泉」駅集合 
15:00  オリエンテーション
15:45  温泉
17:00  夕食の準備
18:00   夕食 
田中優セミナー・懇親会

27日(土)
7:00    朝食
9:00    植林体験
12:00  休憩・昼食
13:00  皮むき間伐体験
16:00  温泉
18:00  夕食・大交流会

28日(日)
7:00    朝食
9:00    湯守の森見学
10:00  栗駒木材 製材所見学
11:30  昼食
12:30  解散(東北新幹線「くりこま高原」駅まで送迎します)


■行先  宮城県大崎市、栗原市

■集合場所・時間  5月26日(金)14時35分/陸羽東線「川渡温泉」駅

※車で来られる方は、随時受け入れ可能です。
一部のプログラムのみの参加(途中参加・退出)も対応いたします。

■宿泊場所 エコラの森研修所(宮城県大崎市)もしくは鳴子温泉郷「川渡温泉」付近の宿
※川渡温泉駅からエコラの保養所までは車で5分ほどです。保養所までは車で送迎します。
温泉宿に泊まられる場合は、別途宿泊費がかかります。
夕飯は参加者みんなでいただきます。


■申込方法	
お申し込みフォーマットよりお申し込みください。
http://tennen.org/event/kawamuki2017.html

■定員	20人 (最低催行人数12人)
随時受付中です。※定員に達し次第、受付を終了します。


■参加費 
大人:15,000円  学生(高校生以上):12,000円  
小中学生:7,000円 未就学児:無料 

電車で来られる方は最寄り駅まで送迎いたします。 ※入湯代、酒代別途徴収

★プログラムの部分参加も可能です。

5/26夜の田中優セミナー&懇親会への参加は2,000円(お酒代別途+1,000円)で
ご参加いただけます。

■主催・企画	NPO法人しんりん / 天然住宅バンク

■協力  NPO法人日本の森バイオマスネットワーク 
/ (株)サスティナライフ森の家 / (株)くりこまくんえん

■お問い合わせ・お申込み	
天然住宅バンク事務局(担当:田中・井上)
メール info@tennenbank.org 電話 03-5726-4226
なるべくメールにてお問い合わせ下さい。


--*--*-*--*--

皮むき間伐の様子や栗駒木材大場さん、田中優インタビューはこちらから
ご覧頂けます


■動画「天然住宅short movie 森を守る編」(再生時間6分14秒)
https://www.youtube.com/watch?v=UTwg-Lq5RUY 


天然住宅の木材は100%国産木材を使用します。
また、家を建てれば建てるほど、森を守れる仕組み作りをしています。
宮城県のくりこまくんえん(栗駒木材)とともに、長期的に森を守れる林業に挑戦
しています。
同時に動画のようなツアーを定期開催し、林業の現状を知ってもらい、
また顔の見える関係性の中で家づくりをしてもらえるようにしています。





━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆カウントされない甲状腺がん患者数 山本太郎さん◆

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


田中優より
「山本太郎さんを議員にして良かったと心から思います。
闇に消される甲状腺がん患者数、1082人!」


  ◇   ◇   ◇   ◇  


▼「参議院議員 山本太郎」オフィシャルホームページ
2017.4.14 復興特別委員会「1082人の甲状腺がんについて」より
http://www.taro-yamamoto.jp/national-diet/7060


山本太郎君 
続きまして、福島県において、百八十四人の子供たち、甲状腺がんないしその疑い、
これが先日の報道で全てではなかったことが分かりました。

資料の一、民間が設立した基金を通じて、事故当時四歳の子供が福島県立医大で
甲状腺摘出手術を受けていたが、先ほどの百八十四人の中にはカウントされていな
かった。なぜカウントされなかったのか。事故当時四歳の子供は、以前に県民健康
調査で検査を受けた際、経過観察とされました。経過観察以降は個別の保険診療に
なってしまう。県民健康調査の、県民健康調査の枠から外れるということになるん
ですね。その後、子供は状況が変わり手術を受けましたが、この百八十四人、良性
も含むと百八十五人ですけれども、この百八十四人の患者数にはカウントされなか
った。

確かに手術は受けたのに、その数には含めない、別ルートが存在するというお話、
簡単に説明します。

(中略)


一体どういったつもりでこういう恣意的なカウント方法採用しているんでしょうか。
数を少なく見せるための手法と疑われても、これ仕方ないですよね、これ。別ルー
トに含まれる可能性がある子供たち、これ以外にもどれぐらいいるんだろうと考え
ると、ちょっと心配になってきます。


   

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆「水道民営化」が今国会でコッソリ通過!? 
  料金値上げ、サービス低下につながる◆

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


田中優より

「世界ではフランス・イギリスなど、「再公営化」の流れになってきているのに
日本はこれから売り払い。公共財である国民の財産を何でも売り払う。
その人たちが言う「愛国心」って何だろう?」


  ◇   ◇   ◇   ◇  


▼「「水道民営化」が今国会でコッソリ通過!? 料金値上げ、サービス低下につながる」
(日刊SPA!2017.4.18)
https://nikkan-spa.jp/1318742


 安心で安価な水が24時間いつでも供給されることが当たり前――
そんな日本の水道事業が、現在国会でコッソリと審議されている「水道法改正」
法案で大きく変わる可能性があるという。

 上下水道事業などで働く労働者の組合「全日本水道労働組合」の辻谷貴文・
書記次長は「水道法改正そのものを一概に全否定するわけではありませんが、
大きな問題があります」と語る。


-「利益を出すこと」が目的の民間企業は、水道事業にはなじまない


「水道施設の老朽化や人材不足、災害時の対応など、水道事業の基盤強化は今回
の水道法改正案の要であり、私たち現場の者も求めてきたことです。それ自体は
良いことだと思いますが、改正案にある“官民連携の推進”については懸念して
います。水道施設の運営権を民間企業に与えるという『コンセッション方式』が
推進されるのですが、これは安価で安全な水を1秒たりとも絶やすことのないよう
にするという、日本の水道事業が担ってきた責任を損なうものになりかねません」



━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ホームレス自立支援法 延長を◆

━━━━━━━━━━━━━━━━━━


田中優より
「現場の人だからわかることがある。
ホームレス自立支援法がなくなると救えない人たちがいる。」


  ◇   ◇   ◇   ◇  


奥田 知志さんフェイスブックより
https://www.facebook.com/okuda.tomoshi/posts/1339289212817166

「ホームレス自立支援法延長!いよいよ正念場です^ - ^応援ください」


▼「「ホームレス自立支援法の延長を」 あいりん地区の当事者らが国会内で集会」
http://www.fukushishimbun.co.jp/topics/16298


 ホームレス支援全国ネットワーク(奥田知志理事長)は5日、8月6日に期限
を迎えるホームレス自立支援法の延長を求めるため、参議院会館で院内集会を開
いた。今後、今国会での10年間の期限延長を求め、要望書の提出などを行う。

  集会には、期限延長に賛同する衆参両議員が与野党を問わず参加。また、大
阪市のあいりん地区から当事者であるホームレスが参加するなど、300人超が
会場を埋めた。   

 冒頭にあいさつした奥田理事長は「同法がなくなれば、時代が大きく変わって
しまうのでは」と懸念を示し、「期限まであと数カ月。生活困窮者自立支援法と
の両輪で今後もホームレス支援を行っていけるよう協力をお願いしたい」と訴え
た。   

 ホームレス自立支援法は、2002年8月7日に公布・施行された超党派によ
る議員立法。12年に5年間の期限延長が行われたが、8月6日に再び期限を迎
える。国や地方自治体がホームレス対策事業を推進するための根拠であるのに加
え、実態調査や対策の立案といった具体的な事業を実施する指針としての役割を
担ってきた。   

 集会では、垣田裕介・大分大准教授が登壇し、ホームレス自立支援法が廃止さ
れた場合にホームレスの概数や生活実態の調査が行われなくなったり、国の方針
に基づいた対策が不十分になったりする可能性を指摘。「(同法の)役割を持続
させつつ、生活困窮者自立支援制度と生活保護制度を適切かつ有機的に実施して
いく必要がある」と述べた。



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆田中優スタッフおすすめバックナンバー
  2013.5.12ライヴアースまつやまトーク書き起こし&動画◆

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

今から4年前、2013.5.12 愛媛・松山での「ライヴアースまつやま」での
トーク概要です。


移住した岡山で電力会社からの電気をもらわずに暮らす「オフグリッド生活」、
なぜ移住を決めたか?、移住して気づいたこと、
次の目指すべき社会は「お金に頼らない安心な暮らし」に。

そして原発・放射能の被害と対策など。



□◆ 田中 優 より ◇■□■□


 2~3年前から「もう電気は自給できる時代になるぞ」、「屋根の上8畳間ひ
と分あったらそこで作る電気だけで食べていける、電力会社からの電気は要らな
くなる」という話をしいたんですが、それをぼくの自宅で実現しました。


 これまで東京に住んでいましたが、昨年末(2012年末)岡山に引っ越しました。
 東京に住んでいた時は実に土地が高くて、東京で21坪の家に買って住んでいま
したがその時は5,200万円したんです。ところが岡山に引っ越して161坪古民家付
きで580万円、ですから桁がひとつ安いですね。

 そこに引っ越して太陽光発電をつけるのに、普通は屋根の上につけるんですが、
古民家なので屋根に乗せるとつぶれかねないので庭につけました。
 そこからの電気を受け取ってプールして、自宅で電気を使っています。

 ところが今日みたいな天気の良い日は電気があり余っちゃうんですよ。バッテ
リーには3時間位で全部フル充電される。午前8~11時位でフル充電されてそ
の後実際に発電量が一番多いのは11~14時、ここが一番大きいんですが、こ
この部分を受け取りそこねるんですね。

 だから家にいると、こういう天気の良い日は電気があり余っちゃうので“電気
富豪のユーウツ”とぼくは呼んでいるんですが、電気を使い切れなくてそのため
に電動の草刈機や電動ののこぎりだとか、電化製品がやたら増えてしまいまして、
それを昼間使ってその電気を何とか役立てようと思って動いているわけです。


 こういう暮らしをすると、何とこれまで命がけで電気を作ってきたのって、ア
ホらしいなって思います。だって現にそれがあれば、ぼくの家が実際にやってい
るように80日間(2013年5月12日現在)、うちの中国電力会社の電気メータ
ーはピクリとも動いていません。
(この11日後、自宅と中国電力とをつないでいた配電線をカット、電力会社の
電気メーターも撤去し、電力会社との契約を解除しました)


(中略)

 そもそもなぜぼくが岡山に引っ越して来たか?
 実はぼくはこの3.11の震災そして原発事故の後にあちこちに呼ばれて行く
ことになって、当然福島県にも原発や放射能の話で講演をしに行くわけです。

 そしてその福島で言うのは、
「残念ながら今の放射線汚染は人間が住むのに適した状態ではないから、いくら
テレビやラジオ、マスコミ、政府が何と言おうがここに住まない方がいい、可能
な限りここは離れて欲しい」と話をするんです。
 でも、離れられないのだとしたらこのことに気を付けてねという話をいつもし
ていました。

 人にそう言っておきながら、東京もすでに汚染されてしまています。残念なが
ら東京周辺も、放射能の濃度は高いです。その汚染された土地にぼく自身が住ん
でおきながら、他の人になるべくだったら引っ越した方がいいと言うのは、矛盾
だなど思ったんです。

 それならばまず自分自身だって、全然縁もゆかりもなかった土地に突然引っ越
すということができなければ、これは理屈が通らないだろうと思ったんですね。

 そこで岡山にたまたま友人のところでビデオ撮りがあって、その友人にぼくは
こう言ったんです。住むんだったらこういうところが良いなぁと。そしたらその
友人が3日後に物件を見つけてくれて、優さんこんなのありましたけどと送って
きてくれた。そしてそれを見てぼくはいいじゃないか、そこにしようと引っ越し
てきたんです。だからほとんど即決で引っ越してきてしまいました。


 だけど、引っ越してみたら本当にご機嫌なんですね。何がご機嫌かって、東京
に住んでいた時にとにかくぼくは四六時中、消費というものに追いまくられてい
た気がします。都会にたまに出てくると、色んな看板があるんですね。

 例えばハンバーガーショップやうどん屋、蕎麦屋、色んな看板があって、そう
いうのを見るとそうだあれを食べに行こうと言ってしまうんですね。でも田舎に
住んでみると、看板がないんですよ。看板がないと、何々を買いたいとか消費が
そそられることがないんです。


 それで面白いことに気づきました。
田舎の方に住んでいる人たちの社交場というかよく行く店って、かなり変わった
ところなんですね。それがいわゆるホームセンター、そこに行くと近所の人によ
く会います。

 そのホームセンターに売っているものって、例えば都会に住んでいる人がトマ
トを買う、ホームセンターにトマトは売っていないんですが、トマトの苗を売っ
ているんですよ。

 そしてそこに置いてあるものは全て“生産の用具”が置いてあるんです。だか
ら消費財と生産財で分けた時に、実は生産財を買っているのが田舎の人たちで、
都会の人たちは消費財ばかり買っているんですね。
 ここに大きな違いが出てくるんだろうと思います。


 今現在、どんどんインフレ方向に進んでしまっていまして円も安くなる、そし
て株は高くなる、このままいくとやがて崩壊します。これは単なるバブルですか
ら、今買ったら値上がりするから今のうちに買っておこうということだけをやっ
ているので、別に所得は全く増えていませんので、これは単なるバブルです。

 そうすると、いずれバブルは崩壊します。その時にはインフレがものすごく進
んでモノを買うにも値段が高くて買えない、その時に強い人はどこかというと、
地方の人なんですね。

 自分で生産している側が圧倒的に強くなります。そして生産できるものは従来
のように野菜とか食べ物だけではないんですね。ぼくの家でやっているように電
気を自給する、生産することも可能ですし、ぼくの家では井戸を復活させて水道
代もゼロになりました。そしてぼくが次に買おうと思っているのが、電気自動車
です。

 そうすると、ガソリン代もゼロになります。ぼくはそうやって暮らしたいと思っ
ています。そうしたら、みんなあくせく暮らさざるを得ないのは、どうしてもお
金が十分にないからもっと稼がなくちゃと思って、だけど給料は減っていく一方
なのでそのおかげでみんなあくせくあくせくするんですが、逆の方向があります。


 お金を稼ぐことよりも、お金のかからない暮らしをしてしまえばいい。
お金のかからない暮らしというのが現実に可能なんだなと今はぼくは思ってい
ます。東京では事務所を持ってました。そこの事務所の家賃が毎月12万円し
ました。それが今はもうゼロです。

 電気料金も水道料金も下水道料金も払っていました。それが今は下水道料金
の最低料金だけ。水道料金、電気料金は今はもう払っていません。

 そうなると、おカネを無理に稼がなくてもやっていける暮らしができるんで
すね。これがぼくはこれから先のインフレ時代になった時の楽な暮らし方では
ないかなと思います。


(中略)

 そして先ほど福島原発の事故の話をしましたが、日本ではもう忘れかけていま
すね。2年経ってあんまり被害が出ていないからこれは大丈夫なんじゃないかみ
たいに言う人が多いんだけど、今回の放射能のレベルはチェルノブイリのレベル
とほぼそっくりです。

 チェルノブイリでは何が起こっていたかというのを調べてみると、80%以上の
子どもたちが残念ながら血液関係の病気になったりしています。8割ですよ。
 それがいったい何年ごろに起こったかというと、実は事故が起こってから6年
以降なんです。

 日本では今まだ2年しか経っていないですね。だから今はまだ大して起こらな
いんです。だけど怖いのは、6年経った時点、つまり日本で言うと2017年に
なった時にどうなるかが最大のポイントです。

 2017年にはおそらくチェルノブイリよりも日本の方が人がたくさん住んで
いるので状況が悪いです。

 チェルノブイリでは1年間に5ミリシーベルトを超えるところは国の費用で人
を引っ越しをさせました。ところが日本では20ミリシーベルトの地域にも人が
住んでいます。

 この1ミリシーベルトというのはどれくらいのものかと言うと、皆さんの体の
中に細胞が60兆個あります。60兆の細胞全部の中に核という遺伝子が入った
ものがあるわけですが、そこを放射線が60兆の細胞全部を1回ずつ突き抜けた
時が1ミリシーベルトです。

 ですから今20ミリシーベルトまで住んでいいと言うのは体中60兆の細胞の
遺伝子を1年間に20回も切り取られるという事態になることになります。

 それは通常の免疫力だけではさすがにカバーしきれないと思うそれを考えると
2017年に日本でもひどい事態が生まれるんじゃないかと思います。


 そしてその時に1番怖いものは何かと言うと外から放射線を浴びること、これ
も十分怖いんですが、それよりもっと怖いことがある、それが内部被ばく、放射
能汚染されたものを体の内側に入れちゃうことです。

 例えばみんな食べ物でセシウムを気にします。セシウムはガンマ線でしか測り
ますが、そのガンマ線をセシウムは1回出すけれど、それ以外に測ることができ
ないベータ線を3回も出しているんです。ベータ線を3回出したあとにガンマ線
を1回です。ところがガンマ線でしか測っていないんです。

 そうすると、実際にはそのベータ線の影響が大きくなるのに、そちらの計算が
されていない。それを食べてしまうと体の至近距離から撃たれてしまうので被害
が出やすい。

 その時に怖いのは気にしていない人たちなんです。
例えば東京埼玉周辺でも気にしていない人がいました。子どもが中学生なんで
すが白血球の中の好中球というものが3分の1以下に減ってしまった、とにか
く引っ越しをしなければならないということでどこかに引っ越すことになりま
した。

 そしてセシウムは体の中の筋肉に貯まりやすいので心臓に貯まります。
心臓は筋肉の塊、しかも心臓の筋肉は1年間に0.4%しか生まれ変わりませ
ん。そのおかげで心臓の筋肉がやられていくと、だんだん心筋梗塞、そしてま
た軽いもので言えば不整脈、こういったものにつながっていきます。


 今福島県内ではその心臓病によって死んでいく人が異常に増えてきています。
こういう風になってしまうのは、放射能汚染されたものを食べた人がそうなり
ます。こっち(西日本)の食材、この地域で作られたものは放射能汚染の心配
が要らないのでとりわけ汚染がひどくなるきのこ、山菜、川魚とか、そんなも
のはこっちで採れたものであれば大丈夫です。

 だけど今福島でこっそりとタラの芽だとかの山菜を収穫している人たちがい
るんですよ。その人たちが何と大阪の市場に売りに来ているそうです。

 そうすると安全でない食べ物が入り込んでくる可能性があって、それを気に
しないで食べた人と、福島県の人はものすごい食べ物にも気にしていますから、
その福島の気をつけている人と、こっちで気を付けていないで食べてしまった
人どっちが被害が大きくなるかと言うと、これはチェルノブイリでも同じ事態
がありました。被害は、それを食べてしまった人の方に大きく出ます。だから
気をつけなくちゃいけないと思う。


 そしてぼくはこのたかが電気のためにこんな危険な思いをする必要はないと
思っています。そしてここ(愛媛)の近くには残念ながら原発、伊方原発があ
りますね。

 この伊方原発は“加圧水型原発”というもので、これは熱湯をコップの中に
ジャバっと入れるとパキッと割れちゃうことがありますね。あれと同じことが
原子炉で起こるんです。原子炉は逆にものすごく熱い。

 いざ地震だ、大変だとなって水を緊急にかける、そうすると割れちゃう危険
があるんです。だからこの原発を再稼働するのは危険すぎると思っている。
だけど残念ながら伊方原発が日本の中で最初に再稼働されそうな状況にありま
す。

 日本の中には中央構造線というのがありますね。1,000km以上の長さで中央
構造線がある、この中央構造線はもちろん地震を起こします。そしてここに地
震が起こった時にどうなるのかについて、この四国電力は何とその長さを54km
だけの間で地震が起きたとして、という仮定をするんですよ。

 いや、その中央構造線は1,000kmを超える長さがある、この長さに応じて地
震は大きくなっていくんです。それをわざわざすごく短く切って、ここしか
地震は起こらないと言って仮定をするというのは、ぼくはどう考えてもおかし
いと思う。


 だからこの原発を動かして、中央構造線で地震が起こってしまったらどう
なるか?真上に立ってますから中央構造線から100kmも離れていません。

 そこでどーんと地震が起こってしまった場合、ぼくはとても危険だと思う。
急に冷やさなくてはいけないと言って水をかけてしまったら、この加圧水型
原発は残念ながらその急に冷やした水をかけてしまうと原子炉容器そのもの
がぱきっと割れかねないんです。

 それを考えるととてつもなく危険だ、しかも今回福島原発でも事故が起こ
ったのは日本人にとってはとっても不幸中の幸いだったんです。何かと言う
と、日本は偏西風地帯、1年中西風が吹いているんです。そのおかげで東の
端っこにあった原発で事故が起こったので、放射能の7割以上は太平洋に流
れました。だからまだまだ救われたんです。

 だけど伊方原発で事故が起こったらどっちに流れます?それは西風に押さ
れて日本の一番中枢である地域をずーっと汚染していくことになってしまう
んです。

 ぼくはそれは、たかだか電気のために割の合わない考え方だと思っています。
ぼくは確かにこの電気自動車、バッテリー、太陽光パネルを買うとかしてい
ますが、決して安い買い物ではないし、元がとれるわけではありません。

 だけどぼく自身あえて買おうと思ったのは、お金の問題じゃない、自分た
ちの命の問題だ考えた時に、お金が安いから原子力を動かしたいのかという
風に考えたわけです。


 そして原子力は実際には値段が高いです。日本の電気料金は世界で一番高い。
ドイツが高いと言われるけど、ドイツの倍ほど高いんですよ、原価で見てみる
と。だから日本の電気料金はめちゃくちゃ高い。


 それは何でかと調べてみると原子力というコストの高い発電をやったせいで
す。だったらもうそろそろみんな目覚めてもいいんじゃないかと思う。
日本はこれまで大本営発表によって騙され続けてきた戦時中の人たちと一緒で
す。日本の軍隊は連戦連勝だと言われながらいつの間にか敗戦になってしまっ
た。それと同じような事態に今陥っていると思います。

 電気が安いから原子力がいいから、冗談じゃない、そんなことのために日本
の電気料金は世界一高くなり、現実に国際競争力を失っているじゃないか。


 そうではない、新しい社会を作っていくためにまず自分にできることは何だ
ろうと考えていったならば、別にそんな遠い未来の話ではなく、自分のことと
して次の仕組みにトライをしていくことができるんじゃないかと思います。


 ぼくの家はそういうわけで(電気の自給自足)実験中で、これまで80日間
まるっきり中国電力の電気は使っていません。完全に自給できています。
こういう風に暮らしていくことも可能な時代になりました。


 ぼくはもう一つ不思議に思っていたことがあるんです。
例えば昔なら100人の人が何十日もかかって作っていた車が今では機械が数分で
作ってしまうわけですよね。ではその労働生産性が高まっていった分は何で我
々給料が安くなったり労働時間が短くなったりしていないんだろう?すごく不
思議に思っていました。


 だけどそれを使う方法がありました。
それは何かというとモノを生産する用具の値段が下がっていたんです。発電機、
バッテリーとか。たとえば今バッテリーを買ってくるよりも何とリーフをその
まま買った方が安いんですよ。そういうところに労働生産性の向上というのは
生きていたんです。

 だったら、我々が消費の側にモノを使っていたからいけないんだ、それを生
産の側に変えて我々が消費者と呼ばれるのはもうたくさんだ、それよりも我々
は生産をする主体なんだ、社会の中心になっていく、生産の主体になるんだと
生まれ変わっていくことが大事だと思います。

(中略)

 日本を変えていくのは地方の、地域からだと思っています。
 ぜひみんなで一緒に社会を作っていきましょう。



▼トーク動画はこちらより
https://youtu.be/4pnisvJjjNQ
http://tanakayu.blogspot.jp/2014/03/2013.html




◆◇◆ ライヴアースまつやま2017 前売りチケット&出演者情報 ◆◇◆

 今年はなんと“10周年”!
 今年も田中優出演します!!
 スチャダラパーも!!


<<お得な前売りチケット発売開始のお知らせ>>


前売りチケット各種、発売開始!
ペア、グループチケットは、数量限定です。

ご来場お待ちしてます!
http://liveearth-matsuyama.com




━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【田中優 有料・活動支援版メルマガのご案内】


【NEW】・第135号「住まいを快適にするためのヒント(下)」(4/15号)

・第135号「住まいを快適にするためのヒント(上)」(3/30号)

・第134号「地域内ネット・フリーマーケットのすすめ」(3/15号)

・第133号「エネルギーの未来はオフグリッド(下)電気を消費側から見る」(2/28号)

・第132号「エネルギーの未来はオフグリッド」(2/15号)


田中優ならではの社会の新しい仕組みづくりのヒントや、
国内外を取材したお話をご紹介します。

頂いた購読料は、次の社会を作るための活動資金にさせて頂きます。
ぜひメルマガ購読で、田中優の活動をご支援ください。


◆◇田中優 有料・活動支援版メルマガ「田中優の未来レポート」◇◆

登録初月は無料、月2回発行、540円/月、
バックナンバーのみでも購読可能です
⇒ http://www.mag2.com/m/0001363131.html


☆まぐまぐ&クレジットカード払いではなく、
直接弊社口座へお支払頂くご購読方法もあります。



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


【書籍】

<<2017.1.9発売>>
■文庫本「幸せを届けるボランティア不幸を招くボランティア」
(河出文庫)
http://tanakayu.blogspot.com/2017/01/blog-post_26.html


■「未来のあたりまえシリーズ1
ー電気は自給があたりまえ オフグリッドで原発のいらない暮らしへー」
(合同出版)
http://www.godo-shuppan.co.jp/products/detail.php?product_id=401


■「放射能下の日本で暮らすには? 食の安全対策から、がれき処理問題まで」
(筑摩書房)
http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480878663/


■「子どもたちの未来を創るエネルギー」(子どもの未来社)
http://www.ab.auone-net.jp/~co-mirai/miraienergy.html


★その他これまでの書籍一覧はこちらより
http://www.tanakayu.com/bookslist.php



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

●講演会・メディア・書籍・動画などの情報はこちらへ
田中優公式HP http://www.tanakayu.com/

● facebook 「田中優コミュニティ」 現在9,680人!
「いいね」をぜひ押してください☆ 最新情報を随時アップしております。
http://www.facebook.com/tanakayupage

● twitter 「田中優スタッフ @_tanakayu 」
https://twitter.com/_tanakayu

●ブログ 田中優の‘持続する志’ http://tanakayu.blogspot.jp/

●田中優 有料・活動支援版メルマガ「田中優の未来レポート」
http://www.mag2.com/m/0001363131.html
活動支援金 540円/月(登録初月は無料)活動を応援くだされば嬉しいです。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■□ 発行者、講演・取材の窓口 ■□
合同会社OFFICE YU 担当渡辺
MAIL officeyu2011@ybb.ne.jp
◎田中優の“持続する志”
のバックナンバー・配信停止はこちら
⇒ http://archive.mag2.com/0000251633/index.html

ついでに読みたい

田中優の“持続する志”

RSSを登録する
発行周期 隔週刊
最新号 2017/05/26
部数 6,619部

このメルマガを購読する

ついでに読みたい

今週のおすすめ!メルマガ3選

川島和正の日刊インターネットビジネスニュース
■読者数32万部超、日本一の個人メルマガ(まぐまぐ総合ランキング調べ) ■9年連続で年収1億円以上になり、70か国以上を旅行して、 190平方メートルの豪邸に住んで、スーパーカーに乗れるようになり、 さらに、著書は、日本を代表する超有名人2人に帯を書いてもらい、 累計50万部のベストセラーとなった、現在香港在住の川島和正が、 最新のビジネスノウハウ、自己啓発ノウハウ、健康ノウハウ、恋愛ノウハウ さらに「今チェックしておくべき情報リスト」などを配信中!
  • メールアドレスを入力

  • 規約に同意して

一緒に歩もう!小富豪への道
富裕層むけ、富裕層入りを目指す方むけの究極の資産防衛メルマガ!一国だけに資産を集めておくのは危険な時代がやってきました。海外ヘッジファンド、貴金属、不動産からアンティーク・コインまで、金融不安に負けない世界分散ポートフォリオを、経験豊富なファイナンシャル・プランナーが誠意をもってご案内します。
  • メールアドレスを入力

  • 規約に同意して

魔法使いリエちゃんのインスピレーション競馬
馬券ベタの初心者でも高額配当的中 魔訶不思議な魔法の3連単馬券術をお伝え中(有料) もちろん、馬券センス有りのあなたなら、さらに、、、( *´艸`) 直近の的中結果 9/24 中山 1R  148,100円的中 中山 2R  135,630円的中 9/25 阪神2R  221,300円的中 阪神4R  257,570円的中 中山7R  139,420円的中 中山10R  133,100円的中 中山12R  113,680円的中 詳しくは、メルマガ紙面にて
  • メールアドレスを入力

  • 規約に同意して

今週のおすすめ!メルマガ3選

集客は一生懸命やるから失敗する!大反響ストーリーチラシ集客術
チラシ反響率が1万分の1以下と言われる今の時代に、チラシ50枚で1件の問い合わせを獲得する大反響チラシを開発しました。これを「ストーリーチラシ」と呼んでいます。 その大反響チラシのノウハウをこのメルマガで公開します。 しかし、誰にでも大反響が実現できるわけではありません。「何としてでも集客をしないと!」と一生懸命になる人は、ノウハウ通りにチラシを作っても反響が取れません。 なぜか?表面的なノウハウではなく、大反響がずっと続く本質部分をお伝えします。
  • メールアドレスを入力

  • 規約に同意して

一緒に歩もう!小富豪への道
富裕層むけ、富裕層入りを目指す方むけの究極の資産防衛メルマガ!一国だけに資産を集めておくのは危険な時代がやってきました。海外ヘッジファンド、貴金属、不動産からアンティーク・コインまで、金融不安に負けない世界分散ポートフォリオを、経験豊富なファイナンシャル・プランナーが誠意をもってご案内します。
  • メールアドレスを入力

  • 規約に同意して

『資金調達など経営者の悩みを真に解決するマガジン』
経営コンサルタントが実践から得た経験や知恵を基に、経営に役立つ「本日の経営者への一言」と、実際にあった話を基に実名を出さずに「実話風読物(カードローン取立との戦い等)」に仕立てた読物との2部構成で綴られたメルマガです。
  • メールアドレスを入力

  • 規約に同意して

他のメルマガを読む

ウィークリーランキング