田中優の“持続する志”

第546号:今年もダム建設予定だった板取川へ&明日、学校に行きたくないあなたへ田中優「がんじがらめの社会にサヨナラを」


カテゴリー: 2016年08月27日
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田中優の“持続する志”

優さんメルマガ 第546号
2016.8.27発行
http://www.mag2.com/m/0000251633.html

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↓半分ほどお席が埋まりました! ↓

★9月10日(土)オフグリッドでこんな暮らしをしています! 
田中優宅「オフグリッドミニマムハウス見学会」&勉強会
https://www.facebook.com/events/1268566473196354/


※このメルマガは転送転載、大歓迎です。


Contents
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1.田中優より「今年もダム建設予定だった板取川へ」
  
2.戦争は新たな時代に イスラエルがAI軍事車両を実戦配備

3.北海道内電力、大幅余剰に

4.田中優スタッフおすすめバックナンバー
  緊急メッセージ 明日、学校に行きたくないあなたへ& 
  田中優「がんじがらめの社会にサヨナラを」(不登校新聞)


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□◆ 田中 優 より ◇■


今年もこの沢を登ってきた。
https://scontent-nrt1-1.xx.fbcdn.net/v/t1.0-9/14063718_1037241339722189_1814772624843296158_n.jpg?oh=3232336d42e9258046a59f52a081ebeb&oe=5854E23C

岐阜県長良川上流、板取川の源流。

以前はここに造られようとしていた揚水発電ダムの反対運動に関わって出かけていた。
その後ダムは中止になって、中部電力が作った立ち入り禁止のゲートはトイレになり、
懐柔策として作られた温泉施設は心地良い温泉地になった。

中止になるまでは、翌年にこの沢に登れる保証はなかった。
だから毎年沢に会いに行っていた。
途中で巨大なトンネルが掘られたりしたけれど、それでも沢は残った。

美しい伝説のような沢だ。現地の人たちのサポートがなければ行けない場所だ。
今では毎年の里帰りのような気持で行っている。なんと20年になる。


そしてここは沢登り目的地近くの最後の難所。
https://scontent-nrt1-1.xx.fbcdn.net/v/t1.0-9/14067700_1038375036275486_1410903897984280937_n.jpg?oh=52ec2069fd23e90654e915527172fae5&oe=5857282E


水を泳ぐか山を高巻して回るか、今年は前日の大雨にも関わらず水量が少なかったので、
ほとんどのメンバーが泳ぎました。



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◆戦争は新たな時代に イスラエルがAI軍事車両を実戦配備◆

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田中優

イスラエルがAI軍事車両を実戦配備。もちろんパレスチナ側に。
戦争の形は新たな時代に入る。
経済的に強いものが弱いものを惨殺するだけの時代に入るだろう。


  ◇   ◇   ◇   ◇  


▼「イスラエル軍 自動運転の武装軍用車、実戦配備を開始」 (毎日新聞 2016.8.23)


 イスラエル軍は毎日新聞の取材に、無人の完全自動(フルオート)運転軍用車
の実戦配備を開始したことを明らかにした。人工知能(AI)による自動運転軍
用車の本格配備は「世界初」(イスラエル軍)で、7月中旬からパレスチナ自治
区ガザ地区との境界に導入した。


全文はこちらより
http://mainichi.jp/articles/20160824/k00/00m/030/061000c?fm=mnm



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◆北海道内電力、大幅余剰に◆

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田中優より

余りに余った電気を他に売るための原発再稼働。
四国電力は関電に売るつもりらしいけど、関電も再稼働に躍起になっている。
北海道電力がアテにする東電も同じ。

再稼働せずに廃炉した方がトータルでは安上がりになると思う。
税金で廃炉することをアテにしなければ。


  ◇   ◇   ◇   ◇  


▼「道内電力、大幅余剰に 広域機関が見通し 老朽電源の存廃課題 」
(日本経済新聞 2016.8.18)

http://www.nikkei.com/article/DGXLASFB16H46_X10C16A8L41000/


 道内の電源に大幅な余剰が生じるとの見通しが、送電網を管理する電力広域的
運営推進機関(東京・江東)の資料からわかった。北海道電力や北海道ガスなど
が道内で発電所の新設を進めており、電力の需要増を上回る。見通しに停止中の
泊原子力発電所(泊村)の供給力は算入していない。原発再稼働の有無に関わら
ず、本州への電力販売の拡大や老朽電源の存廃が課題になりそうだ。





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◆田中優スタッフおすすめバックナンバー
 緊急メッセージ 明日、学校に行きたくないあなたへ&「がんじがらめの社会にサヨナラを」◆

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(昨年8月末に発行した無料メルマガより)

9月1日は子どもの自殺数が大変多いという記事を
目にした田中優からのメッセージです。 

また、同じ「不登校新聞」に掲載されました、田中優インタビュー
「がんじがらめの社会にサヨナラを」もご参考ください。(スタッフ) 
 


□◆ 田中 優 より ◇■□■□


「子どもの自殺が突出するのが9月1日。苦しんで学校に行くより行かない方がいい。
宿題程度の悩みならしないで行った方がいいけど、死ぬほど悩むんなら行かない方がいい。 
ぼくは学校に行かないことが多かったけど、なんとか普通に生きています。」  


◇   ◇   ◇   ◇   


▼緊急メッセージ 明日、学校に行きたくないあなたへ (不登校新聞 2015.8.18)
http://futoko.publishers.fm/article/9112/?fb_action_ids=10206024189296517&fb_action_types=og.recommends  


(抜粋)
このたび、内閣府の発表により、
「18歳以下の子どもの自殺がもっとも多かった日」が明らかになりました。

9月1日、多くの学校で新学期が始まる日です。  

夏休みのあいだは、「学校に行かなきゃ」との思いから少しだけ解放される、
つかの間の休息期間です。  

しかし、もうすぐ新学期が始まります。
学校のことを考えるたび、つらい気持ちになっていませんか。
そのつらさを誰にも打ち明けられず、一人で悩んでいませんか。  


明日、学校に行きたくないと思っているあなたへ、一つだけお願いがあります。

「学校に行けない自分はもう死ぬしかない」と、自分で自分を追い詰めないでください。
身も心もボロボロになるまで頑張り続けたあなたに必要なことは「休むこと」です。・・・



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◆ 田中優「がんじがらめの社会にサヨナラを」(不登校新聞より) ◆

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■「させられる」から「する」側へ


──田中さんはどんな学生時代を送りましたか?


 俺は高校を7回クビになったの(笑)。昔から、なぜか試験だけはやたらに強く
て、いい成績で学校に受かるんだけど、すぐ中退になっちゃう。どこの高校に入
ってもすぐケンカを売られるし、教師とはぜんぜん意見があわない。それと押し
つけられるのが絶対にイヤだから、まあ、学校にはまったく向かないタイプ(笑)。
 
 ただ、当時はやっぱり高校を卒業したくて。毎回「今度こそは」っていう気持
ちで入学してた。最後まで諦めがつかなかったなあ。親に援助を受けるのがイヤ
で、働きながら、何度も何度も高校に出たり入ったりして……、
 あのころは圧倒的にコンプレックスが強かったね。「人間のくずっていうのは
俺みたいなヤツだ」って、そう思ってたから。



──その後、大学に進学されていますが


 結局、最初の高校入学から5年後に大検を取ったの。大検は楽だったよ、最初か
ら、受けときゃよかった(笑)。
 
 大検を取って、その後は夜間大学に入学しました。一年目は車の免許を取った
ので、乗りまわしているのが楽しくて楽しくて。仕事をして、明け方までドライ
ブをして……、もう寝る時間もないんだから、学校行く時間はもっとない(笑)。


 そのまま辞めようと思ってたんだけど、学生運動が後期試験をつぶしてくれた。
試験の代わりに送られてきたレポートを好き勝手に書いたら、全部いい成績で評
価された。生まれて初めて評価されたんだ。「大学も悪いところじゃないな」っ
て思っていく気になったんだ。それで2年目からはすこしまじめに、3年目にはさ
らにまじめに通った。結局4年間で、あり余るほど単位を取って卒業したんだ。



──いつから環境問題を考え始めたのですか?


 やっぱり、自分の子どもができてからかな。それまでは、モラトリアム人間っ
て言われるほど、責任をとらずにやってきたの。でも、子どもができたら逃げら
れないじゃない。正直、ビビったよ(笑)。けど、子どもは親しか頼れないわけ
だから、さすがに「何とかしなければ」っていう気持ちになりました(笑)。
子どもが生まれたことと1986年のチェルノブイリ事故が重なったのが、大きかっ
たんでしょうね。



──学校や会社「組織」が人を苦しめる仕組みになっていますよね。


 いわゆる「発展途上国」に行くと、「生きていければ何をやってもいい」とい
う自由さが当たり前にある。けれども、日本の場合は、組織のなかで徹底的に自
分の考えや発想が規制されて、協調性が求められる。結果、しつけられちゃう。

 原発の必要性を聞けば、学生の半数以上が「原発はよくない」って答えるのに、
電力会社の社員になると全員が「必要だ」と答える。社員のほうは、まったく自
分の頭で考えていない。もう社畜と言っていい。
 

 組織はさまざまなキャラクターが集まるほど活性化する。組織が個性をなくさ
せるのだったら、そんな組織はないほうがいい、そう思うんですよ。

「発展途上国」に行くと、子どもたちが、とにかくおもしろがって生きてる。
「生きるのがおもしろい」っていうのが大前提。そう感じられない社会や組織の
ほうが、やっぱりおかしい。


 
■安全な働き方

 
──しかし、「会社」に属さなければ経済的には苦しくなります。

 自分の収入源が「会社だけ」と一本化してしまうと苦しいね。結果的にクビに
されるのが怖くて、社畜にすらなってしまう。もし、会社だけでなく、別の稼ぎ
口がいくつかあると、生活のセキュリティ(安全性)という面では向上します。
 

 絵が好きだったり、写真が好きだったり、そういう自分の好きなことを同時進
行させて稼ぎ口にしていく。形にしたことは、臆せずにコンテストとか、いろん
な場所に発表したらいいと思う。他流試合というか、そういう場に出すことで、
自分の可能性を試していくのが大事でしょうね。
 

 僕も含めて、学校社会にあわない人は、早くサヨナラしたほうがいい。そして、
開き直って自分を信じられたらもっといいと思う。



──個人の可能性を見つけられるかは大事ですね。


 「発展途上国」に対して、識字率向上のための教育運動があるでしょ。NGO
関係者って高学歴の人が多いですよ。そういう人が、識字教育向上を考えると、
たいがい「学校をつくりましょう」っていう発想になっちゃう。でも俺は文字を
マンガで覚えた。いま、世界で一番おもしろいストーリーマンガは日本にしかな
いんだから、マンガを現地語にして売ればいいんだよ。おもしろいマンガがあれ
ば、すぐ文字なんて覚える。学校なんかつくっちゃダメ(笑)。
 
 いろんなところにニーズがある。俺もNGO活動を始めたころは「権威」にビ
ビってたところもあったんだけどね(笑)。「学歴がないから」と、みんなが寄
りつかないことが、本当はネックになってるかもしれないね。
 


■お金持ちがより金持ちに


──ひきこもりやニートをどう思われてますか?

 ひきこもり・ニートが、なぜ生まれたのか。構造的な問題だと思う。
 
 いま、日本を含めていろんな国で少子化が起きている。原因はどこもいっしょ
で、高学歴が高収入につながるから。だから、親は高学歴のために高額の学費を
かけていく。

 当然、学費が払える範囲でしか子どもをつくらないから、少子化が進むよね。
バーンと学費をかけたのに、子どもが一浪し二浪し何もしなくなって、親は気
づく。「学校に行かせるより安上がりだな」って(笑)。親の稼ぎで食えるう
ちは、それでいいじゃない。


 それよりも、とにかく、この輪廻のような、がんじがらめになっている社会か
らどう抜けるかだよ。別に家で何年もグダグダ過ごしてもいい。学校や会社……、
がんじがらめの社会に、どれだけ自分がとらわれていたのか、逆にどう抜け出す
かを考える機会にすればね。
 

 社会の構造全体が閉塞的な構造になっている。このどうにもならない状況を素
直に認めてるしかないと思う。ムリに幻想を持って合わせようとする必要はない。
それより自分たちがどんな社会を目指したいのかを探すほうがいい。その前段階
として、時間をかけて自分や社会を問うってのはいいと思う。


 「おかしいぞ」って疑い始めることが積極的に動く、「する側」へまわりはじ
めるきっかけになるんだから。これは、ひきこもりだけの問題ではなく、この社
会では、多くの人が受動的に「させられ」ているんだ。「させられる社会」って
のは、まったくおもしろくないよ。ミスをしても責任をとらなくていいけど、逆
に何一つ自分の功績にはならない。自発的に「する」側に切り替わらないと、お
もしろいことは起きない。



──多くの人が徹底的に「させられ」ていますね。

 やっぱり社会のほうがおかしくなったんだよ。しかも、本当にどうにもならな
いところまできちゃった。どんなにクソまじめに働いたって、たいした報酬が得
られるわけじゃない。200年ほど前のマルクス・エンゲルス時代から比べると、
はるかに労働生産性が向上しているんだから。以前よりはるかにすくない労働で
すむはずなのに何も変わっていない。原因は誰かがかすめ取って、お金持ちがよ
りお金持ちになる仕組みになっているからだよね。こんな社会に順応しなくてい
いと思う。
 

 できることの一つとして、生活費から考えるとおもしろいよ。たとえば、生活
費全体の10%程度を携帯料金に支払っているとする。もし携帯電話に代わる仕組
みをつくって、その仕組みに100人の人が乗っかってきたら……、10人の人の生
活費が出せることになる。それは電気料金でも家賃でもいいけど、生活費のなか
で大きなパーセンテージを占めるものを、別の仕組みに転換してしまえばいい。
 

 それと、何か「やろう」と思ったら、仲間を巻き添えにすることだよね。
共感できる仲間を集めて、いっしょに次の時代の仕組みを築いていく。俺の考え
では仕組みを変えなくては、どうしようもならないと思っているから。自分と相
手、相互に「利」がある仕組みをどうつくってけるか、それが大事だと思ってい
ます。
 

──ありがとうございました。


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