田中優の“持続する志”

第564号:12月11日(日)神奈川・藤沢にて講演会『自然エネルギー発電所は、未来への投資』


カテゴリー: 2016年12月05日
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田中優の“持続する志”

優さんメルマガ 第564号
2016.12.5発行
http://www.mag2.com/m/0000251633.html

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※このメルマガは転送転載、大歓迎です。


Contents
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1.12月11日(日)神奈川・藤沢にて講演会 
  自然エネルギー発電所は、未来への投資』  

2.農林中金も注意!
 銀行から遺伝子組み換え関連企業に流れる1.8兆円を止めよう

3.もんじゅ後継炉、開発推進へ!?

4. 休眠預金の活用が法律になりました

5. スタッフおすすめ 田中優バックナンバー 『 2016年のユートピア論 』


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◆12月11日(日)神奈川・藤沢にて講演会 ◆

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ふじさわ産の太陽光  市民共同発電所をつくろう

『自然エネルギー発電所は、未来への投資』 


■日時:12月11日(日)14:30~16:30 開場14:15~


■会場:藤沢駅南口すぐ 名店ビル6階ホール
    http://www.fujisawa-meiten.com/access/index.html

■参加費:500円 参加申込不要


■主催:一般社団法人ふじさわサンエナジー
 連絡先 090-7823-8623 石井事務局長  fujisawasunenergy@gmail.com
 

一般社団法人ふじさわサンエナジーは、今年11月に誕生した団体です。
この活動のキックオフイベントとして、講演会を開催します。
ぜひご参加ください。
 
http://fujisawasunenergy.sblo.jp/



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◆農林中金も注意!
 銀行から遺伝子組み換え関連企業に流れる1.8兆円を止めよう ◆

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田中優より

「三大メガバンクが遺伝子組み換え企業に支援するのはよくあることなんだけど、
問題なのは『農林中金』だ。
農家から集めたカネで日本の農家に敵対することを進めている。」


  ◇   ◇   ◇   ◇  


▼「No More GMO 融資!銀行から遺伝子組み換え関連企業に流れる1.8兆円を止めよう」
http://fairfinance.jp/bank/casestudies/food2016/ より


気候変動による天候不順、投機市場による食料価格の高騰、水産資源の乱獲など、
私たちの食卓は今さまざまな要因によって脅かされています。
その中でも、今最も見えにくい形で私たちの食卓を脅かしていることの一つが
遺伝子組み換え生物の蔓延です。

Fair Finance Guideでは食べる人やつくる人の安全だけでなく、農業の持続可能
性を揺るがし、幅広く食を脅かす技術として遺伝子組み換え関連企業への投融資
を非倫理的な行動と定めています。


しかしながら、日本に限らず、世界の大手銀行は過去も現在も遺伝子組み換え関
連企業へ資金を投入しています。そしてそのことが企業を成長させてきたといえ
ます。

このたび、Fair Finance Guide Japanが行った調査では、2012年から2016年10月
までの間に日本の大手金融機関からは1.8兆円もお金が流れていることが判明しま
した。

その元をたどれば、多くは私たち預金者のお金です。
また、2016年夏に公開された年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の運用状
況によれば、私たちの年金からも3400億円近くの投資が行われていました。
未来の私たちのお金が、私たちの未来を奪いかねないような企業に投資されてい
たわけです。


☆レポート
「Fair Finance Guide 第 5 回ケース調査報告書
食卓を脅かす投融 ~遺伝子組み換え関連産業への投融資実態~」のダウンロードはこちら
http://fairfinance.jp/media/373459/food_casestudy_2016.pdf




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◆もんじゅ後継炉、開発推進へ!?◆

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田中優より
「廃炉を含め見直すはずが、含めずに「活用する」方針。
全然結論が違うじゃないか。」


  ◇   ◇   ◇   ◇  


▼「もんじゅ後継炉、開発推進へ 政府、10年で基本設計」
 http://www.asahi.com/articles/ASJCZ2V16JCZULFA002.html より


「一方、今年9月に「廃炉を含め」見直すと決めたもんじゅについては、人材や
これまでに得られた知見などを実証炉開発に「活用」すると盛り込んだ。
ただ、トラブル続きでほとんど運転実績がないことへの検証はされず、「廃炉」
の進め方には触れなかった。」



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◆休眠預金の活用が法律になりました◆

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田中優より

「休眠預金の活用が法律になりました。
未来バンクではこの資金で無利子の奨学金融資を進めたいと思っています。
しかし施行は2-3年後。
それまでに行き届く仕組みが作れたらいいと思っています。」

 

<<「休眠預金」に関して 田中優メルマガ、ブログより>>
 

■「休眠預金をこうやって活用したい」
http://tanakayu.blogspot.jp/2016/09/blog-post_15.html
 
■『お金の使い方で暮らしを変えよう』
http://tanakayu.blogspot.jp/2016/09/blog-post_20.html
 
■『休眠預金活用の可能性』
http://tanakayu.blogspot.jp/2016/08/blog-post_24.html
 
■田中優有料・活動支援版メルマガ 
第117号 「新たな可能性「休眠預金の活用」」(2016.6.30)
http://www.mag2.com/m/0001363131.html 
(バックナンバーのみのご購読も大歓迎です)


  ◇   ◇   ◇   ◇  


▼「休眠預金活用法が成立 放置の数百億円、福祉に利用へ」
http://www.asahi.com/articles/ASJCZ6GFGJCZPTIL02W.html より


 10年以上放置された口座のお金を福祉に使う「休眠預金活用法」が2日、
参院本会議で賛成多数で可決、成立した。これまでは金融機関の収入になって
いた年数百億円。法整備を後押ししてきた市民らは「多くの人が助かる」と
期待する一方、運用スタートまでの課題も残っている。



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◆スタッフおすすめ 田中優バックナンバー『 2016年のユートピア論 』◆

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1年前、2015.12.31に発行しました無料メルマガです。


『 2016年のユートピア論 』


■「文化力」というもの

 まだ十代の頃、ぼくは早く一人前になって自活したいと思っていた。
しかし現実はとても厳しく、高校を退学して勤めたものの、することはひとすら
人の指図に従うだけだった。創意工夫などあったもんじゃない。ただひたすら工
場の片隅で旋盤を動かしているだけだった。とても貧しくて、文字通り夢の中で
夢想する以外に生きる術がなかった。なにかしたいと思っても、体力的にも経済
的にもできることなどなかった。自分が歯車の一つにすらなれていない気がして、
人目から隠れたいと思っていた。


 では今の自分になることができたのは、何がきっかけだったのだろうと思った。
たまたまフェイスブックに紹介されていた文章の中に、「文化力」という言葉が
あった。

 こうしたどうにもならない現実に置かれたとき、もっと良いものを選択しよう
とする「文化力」がなければ、そのままコンビニに行ってさっと買い物し、ファ
ーストフードに行ってさっと食べ、それよりはるかに安く栄養豊かに食べられる
自炊などする気力すら起きないのだと。そこで自炊しようと考えたり、別な未来
を目指したりすることができるのは、その人が経験した文化の力なのだと。


 読んでしばらくして、『やっぱりそうだったのかな』と納得した。少しだけ食
生活を改善しようと思ったとしても、「美味しい食」を知らなければ難しい。
悶々と部屋の中に閉じ籠っているときに、『本でも読もうかな』と思うだけの
「楽しい経験」がなければできない。


 ぼくは貧しかったけれど、そうした経験を持っていた。だから同じインスタン
トラーメンを食べるとしても、より美味しく調理しようと思ったし栄養も考えた。
どんよりと過ごす時間の中に、本を読んだり音楽を聴いたりする時間を入れよう
と思った。その文化力がぼくを変えたのだと思う。

 音楽も文学も、ぼくに勇気を与えてくれていた。
『よし、それなら今度は~~をしてみよう、トライしよう』という気力が甦った
のは、音楽や文学のおかげだった。それがなかったら、周囲にたくさんいた人た
ちと同様にギャンブルに明け暮れ、安酒に酔う暮らしを続けていたかもしれない。


 「文化」という言葉は好きではないが、腑に落ちた気がした。それはただ夢見
ているだけで現状に満足しようとする自分を動かしていく大きな原動力だったよ
うに思う。一念発起して始めたとしても続けられるかどうか。そのときにも音楽
や文学はぼくを鼓舞して動かしてくれた。思えば自分にフィットした文化のあっ
たことがぼくを救ったのだ。


■未来に期待する

 今は大学で教えたり原稿を書いたり、知的(この言葉も好きではないが)作業
が生活の中心になっているが、今でも同じなのかもしれない。自分の内側に力の
源泉があって、そのおかげで停滞せずにすんでいる気がする。


 それは何なのか、おそらく、未来に対して顔を上げて見ることができるかどう
かの違いのように思う。それは時間軸の中で自分を把握しようとするかどうかの
違いなのだ。

 「顔を上げて見る」ことは「文化力」以上に重要かもしれない。余裕がなけれ
ば将来や先々のことなど考えたくないと思う。それを上回る未来に対する思いが
必要なのだ。

 そこにぼくは「なりたい自分」を当て嵌めた。資格でも免許でもなく、なりた
い自分だ。そして自分の得意なこと、好きなことを並べていった。「不得意なこ
とを克服する」という目標もあったが、それ以上に自分の好きなことを優先した。
子どもの頃には経験が少ないから、不得意、得意はわからないかもしれない。
しかしいろいろやってみる中から得意なことが見つかってくる。


 ぼくが得意なことは、想像すらしないことだった。学ぶこと、自分の意見を作っ
ていくことがぼくの得意なことだったのだ。大人になってからは、自分の弱点を
克服することより、長所を伸ばすことに集中した。一生続けられることがあると
したら、自分の好きなことでなければ無理だからだ。


 「顔を上げて見る」ことは、時間に対する態度の違いだ。目を背けて見ないよ
うに生きることもできる。目を背けながら、マスターベーション的に自分の夢想
に浸ることも幸せな時間だ。しかし残念ながら、時間に対してネガティブになっ
てしまう。時間に対してポジティブになることが必要なのに。


 世界は人々に、時間に対してネガティブ、少なくともパッシブにしようとする。
「何も疑問を持たずに過ごせ」「何もできないのだからやり過ごせ」と。その罠
にはまった人々は、文化力の話と同じように「さっとすまそう」とする。その結
果が抜け出ることのできない貧困であったり、ひたすら誰かに従おうとする隷属
であったりするのに。

 いや、世界は小さな人々で形成されている。人々は何か楽しいことがあれば加
わりたいと思っている。人だかりができていれば覗き込みたいと思う気持ちと同
じだ。それならば楽しい活動をメジャーにすればいい。そう思うとできることの
広がりが見えてくる。


 今年は「オフグリッド」の活動が大きく広がった。もちろん未来バンクの総会
に来ていただいた佐藤さん夫妻のおかげが大きいのだが、その楽しさが人々を引
き付けたのだと思う。


 「楽しそうだけど、経済的に自分にはできない」と思う人たちも多い。でも時
間軸から考えたらどうなるだろうか。

 オフグリッドに第一に必要なのは、電気消費量の少ない暮らしだ。それは努力
・忍耐なしにできる。具体的には「熱に電気を使わないこと」と「省エネ家電」
に変えていくことだ。それなら誰にでもできることだ。


 しかしそこで立ち止まってしまう人も多い。つまり「顔を上げる」のが嫌で、
「経済的に無理」という呪文で考えなくしようとする人たちだ。私たちにかけら
れた魔法の呪文の力はそれほど強い。


 しかし一歩踏み出してみると世界は変化する。家電を省エネ製品に買い替える
と数年で買い替え費用の元が取れる。みるみる電気消費量が減って、オフグリッ
ドするために必要な費用も減っていく。バッテリーは約3日分必要なのだが、
日本の平均家庭の電気消費量の一日10kWなら30kWのバッテリーが必要になるが
(鉛バッテリーだと使える深さが半分程度なので60kW分が必要になる)、それが
3kWに減った時点ではわずか9kW分(鉛バッテリーでも18kW分ですむ)で足りるこ
とになる。それなら費用は数分の一しかかからない。具体的に自エネ組の仕組み
で計算すると、設置費用を別で160万円で入手できる。


■人垣を覗き込む

 今はまだ元は取れないが、少なくとも原子力のような野蛮な文化から離れるこ
とができる。そして将来を見据えるなら、バッテリーの価格低下などによって将
来は選択肢の一つとなっていくだろう。


 ならばそれを可能にする、未来の当たり前を今の時点に引き寄せるための方法
はないだろうか。もちろん低利の融資にもそれができる。他の費用も含めたらも
っと広がる。ガス代に使っている費用を太陽温水器の導入で半分にしたら近づく
だろうし、ガソリン代に使っていた部分を自宅で作った電気からの電気自動車で
不要にしていくこともできる。


 そのトータルで見るなら可能性は広がってくる。未来バンクはそんな可能性を
実現したいと思っている。未来バンクの金利は現在、単利固定の1.8%にまで減
っている。今すぐ元が取れないことでも、長年の融資によって実現することも
できるのだ。ただし未来バンクの融資が成り立つには、融資額が100万円以上で
ないと難しい。振込手数料や手間賃の方が、金利を上回ってしまうからだ。


 人々が光熱水費から解放されて、たいしておカネを稼がなくても生きられるよ
うになる未来を想像してみてほしい。「ブラック企業」にわざわざ勤めたいとは
誰も思わなくなるだろうし、人々は長期に利益になるものを選んで「さっと買う」
ようなものを選ぼうとしなくなるだろう。人は自分の特技で暮らせるようになり、
自分のやりたいことをやって楽しく生きられるようになる。


 人々が覗き込むようにして見る未来が楽しそうに見えれば、多くの人が参加す
る。参加が増えれば増えるほど、価格低下が起きて未来は実現しやすくなってい
く。やがて石油が不要になって地球温暖化の原因とともに、戦争の大きな原因の
ひとつが消えていく。原子力のような巨大科学技術を不要とし、高くて危険で迂
遠な技術を衰退させていくだろう。


 これはユートピア論なのだろうか。
少なくとも、ぼくには実現可能に見えるのだ。




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