イラク平和テレビinJapan情報メールマガジン

市民のデモに対する弾圧を許さない


カテゴリー: 2017年04月08日
イラク平和テレビ局メールマガジン
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イラク平和テレビ局in Japan インターネット登録者向け
「イラク平和テレビ局 メールマガジン」vol.496                2017. 4. 8
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##このメールマガジンは、イラク平和テレビ局in Japanのインターネット登録者の皆様への情報サー
ビスの一環としてお送りしています。##
※イラク平和テレビ局メールマガジンvol.496をお届けします。
目次------------------------------------------------------------------------
【1】2017年4月8日配信:市民のデモに対する弾圧を許さない
【2】翻訳資料:モスルの虐殺を止めなければならない!
イラク労働者共産党 クルディスタン労働者共産党  2017年3月24日
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【1】2017年4月8日配信:市民のデモに対する弾圧を許さない
★2017年2月、イラク政府の治安部隊がバグダッドで市民のデモに対して実弾やゴム弾、催涙弾
を発射するなどして多くの死傷者が出ました。
サナテレビはこんなデモの弾圧について市民にインタビューを行いました。

☆イラクのアバディ政権は、国民が投票で選んだ国会議員の中から選ばれています。
しかし、やっていることは国営企業労働者の大幅賃下げであり、教育や福祉を切り捨てる緊縮政策です。
市民が怒るのは当然であり、首都バグダッドの中心部にあるタハリール(革命)広場をはじめ、イラ
ク各地で抗議デモが頻発しています。

◆ところが、そんな市民の怒りを暴力で押さえ込んでいるのがアバディ政権です。今年に入ってからも、
タハリール広場にほど近いグリーンゾーン(政府の中枢や国会がある)の近くで政府の治安部隊がデモ
参加者を殴打し、3人が重傷を負い病院に搬送され、さらにジャーナリストが拉致されました。
そして、インタビュアーのサジャド・サリームさんが言っているように、このインタビューが撮影され
た少し前にも、政府の治安部隊がデモを弾圧し、12人が死亡し、300人以上が負傷しました。

◇最初にインタビューに登場するジャーナリストは、「(政府が)法律を踏みにじって、銃撃して多数
の市民を殺す」という状況に憤ります。
治安部隊がデモ参加者を殴打したり発砲するなんて、まさに「イラク国民の権利に対する攻撃」そのも
のです。

●さらに市民たちは「デモは市民の権利だ」として「国家機関や国の制度やあらゆるものの中にある汚
職に反対している」「汚職が蔓延しているという現実を変えろと要求している」と訴えています。
だからこそ、「世界中で変革を求め汚職に反対してデモが起こっている今の時代に、…政府が罪もない
人々を殺していることを糾弾している」のです。

◎そしてここには、自分たちの平和的な確固としたデモが社会を変えるという核心が表明されていると
思います。
韓国で市民のデモが不正と汚職のパク・クネ大統領を罷免に追い込んだように。
そして戦争反対の無数のデモが安倍政権に南スーダンからの撤退を強制したように。

★市民が正当な権利を要求するデモを政府が弾圧する事例は、イラクだけでなく、米国でも、そして日本
の安倍政権でも目立っています。
グローバル資本の利益のための戦争政策や社会福祉の切り捨てに反対させないためです。イラク市民と
連帯してこんな弾圧を許さない声を共に上げていきましょう。

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【2】翻訳資料:モスルの虐殺を止めなければならない!
イラク労働者共産党  クルディスタン労働者共産党  2017年3月24日

 モスル西部で激化する戦争の拡大と米国主導の「有志」連合軍の空爆作戦の一環として、3月17日の
金曜日にモスル西部のジャディーダ地区を空爆が標的にした。
この作戦の結果、多数の家屋が破壊され、地下室の中に避難していた300人以上の市民が殺害され、そ
れ以上の市民が住み家を追われた。
この犯罪行為は恐るべきもので、主要メディアの放送局が報道せざるを得なかった。
現在も、モスルの路上を何百人もの腐乱死体が覆い、だれも死体を埋葬することができない。この恐るべ
き状況はいまだにモスル市に閉じ込められている住民の精神状態を破壊した。

 モスルを奪還するための戦争は、これまでにこのモスル市と周辺の町の幾千もの市民の命を犠牲にし、
何万人もの人々を傷つけ、何十万人もの人々うを住み家から追い出した。
その上、モスル西部で約40万人の市民が米国主導の空爆とISのテロリストに翻弄されて閉じ込められて
いる。
この戦闘で運良く殺されなかった人々も飢餓や飲料水の欠乏のために死に直面している。モスル周辺の町や
村に住む約20万人の市民がすでに住み家を追われたことを考慮すれば、この人間の惨禍がどんなに大きな
規模でどんなに極悪非道なことであるかが分かる。
モスルの市民にとって死から逃れるのは不可能なことであり、市民は地上の戦闘においてか米国とその同盟
国の発射したミサイルによって殺されるか、飢え死にをするのである。

 モスル獲得の戦争はISに対する戦争ではなく、帝国主義諸国と、中東の反動的な諸政府と、ISのイス
ラム主義テロの反動的な計画を追求する戦争である。
モスルの大衆はこの戦争の犠牲者であり、彼らは命を奪われ、追い出され、破壊されることでその代償を支
払っているのである。   
  
 当初から、我々イラク労働者共産党とクルディスタン労働者共産党は、この戦争の結果大量破壊が行われ
モスルの150万人の市民に対する大量殺戮が行われると警告していた。我々はこの都市のあらゆる市民的
な特徴が破壊されることになると警告していた。
我々は自由を愛する大衆と進歩勢力にこの戦争に反対する先頭に立つように呼びかける。
我々は、この惨禍を終わらせる道は、これまでもそして今もなお、「対IS戦争」を口実にして解き放たれた
この蛮行に対して中東とイラクを含む世界中の自由を愛する進歩的人類が先頭に立って反対することによって
であるということを確信している。
 
 我々は抗議の声を上げ、市民を殺し学校や病院や市民の住居を破壊するこの空爆を即時中止しろと要求しな
ければならない。
我々は、ISに対する戦いという名目の下で市民の間での飢餓の原因となり、その一方でこの地域と世界に対
する政治的、軍事的、経済的支配権獲得のためであるモスル包囲攻撃は即時中止しろと要求しなければならな
い。
 
 この残虐行為に関与している連中に対する我々のメッセージは、「ISに対する協力と、公然非公然の軍事
上、財政上、兵站上の支援をやめ、テロを広めISと思想信条を共有する反動的な政権への支持を中止しろ」
である。
真の解決策とISとイスラム主義者のテロを終わらせることは、全世界の進歩的で自由を愛する市民勢力によっ
てのみ勝ち取ることができる。
モスルの市民に対してミサイルを発射し爆弾を投下するのではなく、ISへの支援をやめろ。3月17日に起
こったことはモスルで起こっていることに対するメディアの報道管制全体の中の小さな漏洩に過ぎない。
これはこの戦争が始まって以来作られてきた人類の悲劇に新たな大量殺害が付け加えられたものだ。これらす
べての残虐行為はいまだに誰も責任を取っていないのである。

 「対IS戦争」の名の下で行われたモスルの破壊と住民の大量殺害は人類に対する犯罪であり即時停止しな
ければならない。
米国とその同盟国はこうした残虐行為に責任を取らなければならない。
イラクと中東と世界の民衆はこの野蛮行為や空爆と、この戦争の中で行われているすべての犯罪に対して、最前
線に立って反対しなければならない。
イラク労働者共産党とクルディスタン労働者共産党はこの大量殺害を強く糾弾し、クルディスタンと、イラクと、
中東と世界の進歩的民衆に、この犯罪行為に反対して立ち上がり、米国その他の帝国主義諸国による中東に対す
る傲慢な介入を終わらせようと呼びかける。
全世界の進歩的な人類の面前にある緊急の任務は、モスル市の民衆に対する空爆を暴露し、糾弾し、終わらせる
ことである。
 
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