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イラクの若者に広がる読書ブーム


カテゴリー: 2018年07月14日
イラク平和テレビ局メールマガジン
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イラク平和テレビ局in Japan インターネット登録者向け
「イラク平和テレビ局 メールマガジン」vol.562                 2018. 7.14
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##このメールマガジンは、イラク平和テレビ局in Japanのインターネット登録者の皆様への情報サー
ビスの一環としてお送りしています。##
※イラク平和テレビ局メールマガジンvol.562をお届けします。
目次------------------------------------------------------------------------
【1】2018年7月14日配信:イラクの若者に広がる読書ブーム
【2】翻訳資料:米国の威嚇とイラン民衆
サミール・アディル(イラク労働者共産党) 2018年7月2日
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【1】2018年7月14日配信:イラクの若者に広がる読書ブーム
★イラクでは今、若者の間に読書が広がっています。その背景には、宗派主義やイスラム教の宗教教義の
押しつけや、資本主義社会の矛盾が目立つ社会の中で、読書によってより良い社会を作る主体を作ってい
きたいという要求があります。
2018年4月、サナテレビは若者の読書ブームについてバグダッド市民にインタビューを行いました。

 ☆イラクの若者の中で、読書ブームが起こっているというのは、聞き慣れないニュースだと思います。
日本でも「若者の活字離れ」と言ったことは、もうかなり以前から言われてきました。
ところが、サナテレビのコメントによると、若者がソーシャル・メディアを信用できなくなってきたこと
が背景にあるようです。
たしかに、インターネットの情報はフェイクニュース(偽の情報)が流されたり、肝心の情報が意図的に
隠されたりしています。

 ◆インタビューの最初に登場する大学生は、「自己教育をして意識を高める唯一の道は読書だと気がつ
き始めた」と述べています。
2003年のイラク占領以後、学校の教育現場ではイスラム教の教義が教え込まれ、インターネットなど
でも政府に都合の良い情報やイスラム政治勢力の多の宗派や少数民族などに対する憎悪をあおる宣伝ばか
りがまかり通っています。
だからこそ読書によって自己形成をすることが重要であると認識されているようです。この大学生は「読書
は深い教養を受けた人を作り出す」と言っています。

 ◇演劇関係者は、イラクの読書の歴史を振り返ります。元々豊かな文化や芸術の歴史を持つイラクでしたが、
1960年代からの独裁政権によって多くの本が禁止となり自由に読むこともできなくなりました。
しかし今では世界中の書籍と情報を手に入れることができます。イラクでは、その読書のために若者が集まる
場がカフェなのだと言うのです。
彼はこのようなイラク社会の状況を「人々は読書をする以上に、どのような生き方をするべきなのかを探して
いる」と表現して見せます。

 ●インタビューの最後に登場する批評家であり小説家である男性は、「宗教の状況や、政教分離状況や、
資本主義化の状況など、イラクの社会状況は深刻になり本を読んで考えることが必要になっている」と指摘
します。
そして若者は本を選ぶ敵に特別に注意して良い本を選ぼうと呼びかけています。

 ◎このインタビューからは、イラクの若者がいまだに宗派主義勢力による暴力支配が続き、教育現場では
イスラム教の教義が押しつけられ、多くの若者が失業に苦しみ、社会サービスが破壊されているといった今
のイラクの中で、読書によって自己形成をして、そして社会を変えていかなければならないという意識が高
まっていることが伝わってきます。

★2003年の米軍によるイラク占領以来、公教育が破壊され、政府はイスラム教の宗派主義を教育の世界
にも持ち込み、人々を分裂させ対立させてきました。
その中で、現在のイラクの若者は読書によって深い知識と視点を身につけて、人々が共存する社会を作ろう
という動きをしています。サナテレビはそんな若者の動きを伝えています。

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【2】翻訳資料:米国の威嚇とイラン民衆
サミール・アディル(イラク労働者共産党) 2018年7月2日

http://wpiraq.net/annoucment.aspx?Articleid=23381&AuthorID=11#.W0AKc9L7TIU

 イラン・イスラム共和国政権は、疑いもなく処刑と自由や人権の圧殺の体制である。それは拷問と、
牢獄と、留置場の体制であり、女性を奴隷化する体制であり、パレスチナ人民を支持する抵抗と支援の
軸であるという名目の下で私兵と殺人機械と宗派間の憎悪を輸出する体制である。
イランにおいても、中東においても、どんな安全も平和も最低限の自由も、侵略者でありイランの敵で
ある米国政権の威嚇によってではなく、労働者によるイスラム共和国の打倒によってしか達成できない。

イラン核合意からの米国の離脱と米政権のイラン政権に対する経済制裁を押しつけようとする執拗な試
みや、最近のイラン産石油製品に対する禁止措置の押しつけは、政治的な脅迫であり、撤回させなけれ
ばならない。
この政策はテヘランの政権を打倒することとは何の関係もないし、自由と尊厳と幸福を求めるイラン民衆
への支援とも何の関係もない。
それはイスラム共和国の影響力を減らして、腐敗した封建的な湾岸諸国と人種差別国家イスラエルへの経
済的貢献を提供するための政策である。

 石油取引禁止はイラクに対する経済封鎖を思い出させるものであり、それは13年間にわたって続き、
イラク社会の抑圧に対する拒絶を押しつける最も重要な要素の一つだった。
経済封鎖はイラク社会のあらゆる市民社会の支柱を破壊し、イラクにおける希望と夢と人間としての夢は
生きのびただけである。
経済封鎖は民衆の革命精神を押さえ込み、迷信や、宗教や、宗教上の神話と考えをイラク社会に広げた。
経済封鎖は、2回の破滅的な戦争があり、100万人以上の民衆が地獄と空っぽの予算の中で殺されたにも
かかわらず、イラクのファシスト・バース党政権を継続させる主要な役割を果たした。
経済封鎖は、サダム・フセイン政権が、イラクの労働者や貧困者の汗と頭蓋骨と空っぽの腹によって新しい
宮殿やモスクを建設する助けとなったのであり、フセインは人間に対する不当な作戦を開始し、イラクの中
で居座るための石造りの化け物の生活を準備することができた。

 今日では、米国政権はイラン民衆にその汚れた政策を押しつけようとしている。
その粗野さを見返して侵害者の先頭を切るというのは同じ政策だ。
石油の禁輸を押しつけるという政策はイランの労働者の革命的で自由を求める声を圧殺するかもしれない。
この政策は最近、イスラム革命の敵でありアメリカの手先だという旗の下で、民衆の抗議の抑圧を強化し続
けるために、イスラム共和国の擁護者達に黄金の機会をいかに与えたかを示している。
経済封鎖は反動的な民族主義的潮流の力とイスラム主義潮流の影響力をイランだけではなく中東で強化する
かも知れない。
その上、この政策の代償を払う人々は、労働者とその家族と抑圧されている人々なのだ。
イランの労働者と勤労者は工業部門でもサービス部門でも、自治体でも政府の省庁でも、何ヶ月にもわたって
年金を減額させられているのは、社会の指導者がこの制度を軽視し、軍事産業や傭兵や、抑圧的な体制や私兵
やイラン国外での宣伝に資金を使っているからである。

 そればかりか、イランに対する石油貿易禁止政策は中東地域の国内と国際的な枢軸の間の紛争を激化させ、
これらの両枢軸の間の軍事的威嚇と戦争の雰囲気が出ているためにテロ国家を押しつけることになるだろう。

 額(ひたい)の向こう側で、イラクの民族主義者の心をつかんだ喜びに陶酔しているのは、彼らがその全て
の関係を変えて、イラン民衆に対する米国政権の政策に全ての希望を結びつけているからである。
イランの石油貿易禁止を賞賛していることは、湾岸諸国の支配者達や首長たちの苦難と合致しているのであり、
彼らが米国の対イラン禁輸措置を成功させるために自らの石油の備蓄を世界の石油市場に代償として喜んで出
すと表明したとき、それは人類に対する民族主義の敵対を反映しているのである。
もしもイラン・イスラム共和国とリャドのサウジアラビアの首長国家が宗教に対する解毒剤を使って民衆を麻痺
させるならば、それは使い古された民族主義の剣によって虐殺を推進するためなのである。

 イラクに対する経済封鎖の経験で味わった苦難はじっさいに民族主義とあらゆる宗教主義や利己主義や不足主
義や人種差別主義のあらゆる潮流が人間らしい感情の衰退の表明であると言うことを教えてくれた。
経済封鎖とは飢餓のことであり、貧窮のことであり、病気のことであり、優越主義のことであり、自信の喪失の
ことであり、人間的な願望を謝絶することである。
そしてこの苦しみは、人間は地域に現れるあらゆる汚い連中にもたやすく餌食になると言うことなのである。

 米国の威嚇政策に対決するためには、イラン民衆に対する経済封鎖の政策は、共産主義者と自由主義者と世界の
名誉ある人々が対処するべき仕事である。
この政策の国際的な位置はこの政策と定義を暴露し、まずイラクの労働者と中東の労働者、そして世界の労働者を含め、
さらに米国の脅迫政策を打ち倒す全ての自由主義者の戦線をふくめた戦線を作ることの中にある。
イラン労働者と民衆との国際的で地球規模での連帯が実際に成功すれば、中東と世界の全ての反動的で反人間的な
政策を打ち倒す革命的な一歩となるのである。

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