━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆◇◆ 平和フォーラム・原水禁メールマガジン 第233号 ◆◇◆ 2017年 7月 26日発行(月2回発行) ◆◇◆ フォーラム平和・人権・環境/原水禁国民会議 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 平和フォーラム・原水禁のメールマガジンをお送りします。転送歓迎。 アドレスの変更やバックナンバー、配信停止などはこちらへ ⇒ http://archives.mag2.com/0000229918/index.html *** 目 次 ********************************************************* 1.平和フォーラム・原水禁および関係団体の活動と報告 (1)7月28日に高レベル放射性廃棄物の最終処分候補地提示に対し緊急抗議行動 (2)『共謀罪』の廃止を求める緊急統一署名にご協力を 8月末に第1次集約 (3)今年も福島・広島・長崎で原水爆禁止世界大会が開かれます (4)朝鮮学校への高校授業料無償化除外は適法との広島地裁判決に抗議声明 (5)「戦争犠牲者追悼、平和を誓う8・15集会」を開催します (6)9月18日に代々木公園で「さようなら原発 さようなら戦争大集会」開催! (7)「さようなら原発1000万人署名」は868万1千筆を越えています (8)今後の主な取り組み 2.刊行物のご案内 (1)新刊パンフ「2017核も戦争もない21世紀へ 核問題入門」 (2)新刊リーフ「知っていますか?高校無償化からの朝鮮学校排除」 (3)パンフ「どうする?原発のゴミ」 (4)1000人委員会リーフレット「こんなに危ない共謀罪」 (5)リーフ「墜落大破したオスプレイ これでもまだ安全だというのですか」 (6)リーフ「基地のない平和な沖縄を!」 (7)平和フォーラム・原水禁の機関誌「ニュースペーパー」2017年8月号 ********************************************************************** ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1 平和フォーラム・原水禁および関係団体の活動と報告 ─────────────────────────────────── (1)7月28日に高レベル放射性廃棄物の最終処分候補地提示に対し緊急抗議行動 原発から排出される高レベル放射性兵器物の最終処分候補地の「適地マップ」 (科学的特性マップ)を、政府は7月28日に決定しようとしています。国民的議 論もないまま、一方的に高レベル放射性廃棄物を各地に押し付けることに抗議し、 「さようなら原発1000万人アクション実行委」は、同日、12時から衆議院第2議 員会館前で緊急抗議行動を行います。どなたも参加出来ます。 日時:7月28日(金)12:00~13:00 場所:千代田区永田町「衆議院第2議員会館前」 (地下鉄「国会議事堂前」「永田町」下車) 内容:問題点の解説、各団体からの報告・決意表明、参加者アピール 主催:「さようなら原発1000万人アクション実行委員会」 連絡先:原水禁(電03-5289-8224) (2)『共謀罪』の廃止を求める緊急統一署名にご協力を 8月末に第1次集約 共謀罪が市民の人権を抑圧する監視社会をつくりだす、憲法違反の内容である ことは、すでに明らかです。国会内外の多くの疑問や批判に一切真摯に向き合う ことなく、ひたすら数の力による横暴のみで押し切った安倍政権に対し、一般市 民からもひろく怒りの声が上がっています。 共謀罪反対の市民運動の中心となってきた「共謀罪NO!実行委員会」と総がか り行動実行委員会の呼びかけで、「『共謀罪』の廃止を求める緊急統一署名」が 展開されることになりました。第一次集約は8月末です。多くに皆様のご協力を お願いします。 ■署名用紙はこちら⇒ http://www.anti-war.info/information/1707211/ ●共謀罪の施行に抗議!必ず廃止!7・11国会前行動が取り組まれました 安倍政権が国会の役割さえ無視して強行採決した「共謀罪」は、7月11日から 施行されました。この共謀罪施行に抗議し、安倍内閣退陣を求めて、7月11日の昼 に国会議員会館前で「私たちはあきらめない!共謀罪施行抗議!共謀罪は必ず廃 止!安倍内閣退陣!7・11国会議員会館前行動」が行われ、約800人が参加しま した。 ■詳しくはこちら⇒ http://www.peace-forum.com/houkoku/20170711.html (3)今年も福島・広島・長崎で原水爆禁止世界大会が開かれます 被曝72周年原水爆禁止世界大会は7月29日に福島大会(福島市)、8月4~6日 は広島大会、7~9日に長崎大会が開催されます。国連での核兵器禁止条約の採 択などの動きや、脱原発への運動、ヒバクシャの権利確立などをテーマに報告や 討論が行われます。多くの参加を呼びかけています。 福島大会:7月29日(土)13:00~集会開会 会場:福島県福島市「福島県教育会館」 テーマ:「福島原発事故の現状と課題」(全体集会、分科会) 広島大会:8月4日(金)16:00~折り鶴行進(平和公園原爆資料館前) 17:15~開会総会(グリーンアリーナ) 8月5日(土)9:30~分科会、14:00~ひろば、 12:50~メッセージfromヒロシマなど 8月6日(日)9:30~広島大会まとめ集会(県民文化センター) 長崎大会:8月7日(月)15:30~開会総会(長崎ブリックホール) 8月8日(火)9:30~分科会、ひろば 9:30~ピース・ブリッジinながさき2017など 8月9日(水)9:00~閉会集会(県立体育館)、10:15~非核平和行進 国際会議:8月5日(金)13:30~広島市「アークホテル」 テーマ「なぜ日本で脱原発が進まないのか」 問合せ:原水禁国民会議(電 03-5289-8224) ■大会の日程はこちら⇒ http://www.peace-forum.com/gensuikin/taikai/2017-06-30hirosima.html ●核兵器禁止条約の採択を受けて原水禁が声明 国連本部で開催された核兵器禁止条約の交渉会議で7月7日、122ヵ国の圧倒的 な賛成により核兵器禁止条約が採択されました。しかし、日本はこの交渉に参加 しませんでした。原水禁は、核兵器禁止条約の実現を歓迎するとともに、日本政 府の姿勢に抗議する声明を出しました。 ■声明はこちら⇒ http://www.peace-forum.com/gensuikin/seimei/20170710.html (4)朝鮮学校への高校授業料無償化除外は適法との広島地裁判決に抗議声明 7月19日、広島朝鮮学園とその生徒らが、2013年2月20日に文部科学省が省令改 正をもって授業料無償化(現高等学校等就学支援金制度)の対象から朝鮮学校生 徒を除外したことに対して、無償化の指定と国家賠償を求めた訴訟で、広島地裁 (小西洋裁判長)は、原告の訴えをすべて却下する判決を下しました。歴史的過 程の中で日本での生活を余儀なくされた在日韓国・朝鮮人の子どもたちに、当然 の権利として与えられている民族教育の権利を侵害する不当判決は、彼・彼女ら と共に日本社会における広範な人権確立のためにとりくんできた平和フォーラム として、到底受け入れられません。強く抗議する声明を出しました。 ■声明はこちら⇒ http://www.peace-forum.com/houkoku/post-22.html ●リーフ「知っていますか?高校無償化からの朝鮮学校排除」を発行 日本全国64か所にある朝鮮学校は、在日コリアンの子どもたちが朝鮮の言葉・ 文化・歴史といった民族教育を受ける上で重要な役割を果たしてきました。 しかしこれまで日本政府はこの朝鮮学校に対し様々な差別を行ってきました。 特に第2次安倍政権の成立以降は、朝鮮民主主義人民共和国の核実験や日本人拉致 問題を口実に様々な差別がまかり通っています。もっとも代表的なのが、「高校 無償化」制度からの朝鮮学校排除です。すべての子どもたちに学ぶ権利を保障し ようと作られた制度であるにもかかわらず、朝鮮学校のみが不当にも適用から排 除されているのです。 現在全国5つの朝鮮高級学校(広島・大阪・東京・愛知・福岡)が、「高校無償 化」制度の適用を求めて裁判闘争を行っています。7月19日には広島で初の判決が 出されましたが、地裁は原告の請求をすべて棄却しました。国側の主張を鵜呑み にする一方で、子どもの教育を受ける権利については一言も言及しない不当判決 であり、わたしたちとしては到底受け入れることができません。 広島の原告は控訴する意思を示しています。7月28日には大阪で、9月13日には 東京で地裁判決の言い渡しが予定されています。わたしたちはこれからも一連の 裁判闘争を全力で支援しながら、真の多文化共生社会の実現に向けてともにたた かっていかなければなりません。 そうした決意のもと、平和フォーラムが中心となって結成された「朝鮮学園を 支援する全国ネットワーク」は、各支援運動団体の協力のもとリーフレット「知っ ていますか?高校無償化からの朝鮮学校排除」を作成しました。この問題の本質 がわかりやすく書かれていますので、是非ともご活用ください。 リーフを希望される方は、平和フォーラムへ電話(03-5289-8222)または メール(park@gensuikin.org)でお問い合わせください。 (5)「戦争犠牲者追悼、平和を誓う8・15集会」を開催します 平和フォーラムは例年、8月15日に千鳥ヶ淵墓苑で、アジア・太平洋の人びと の和解と共生をめざして、非戦の誓いを新たにするため「戦争犠牲者追悼、平和 を誓う集会」を行ってきました。安倍首相は、戦争法也共謀罪などを強行成立さ せて、戦後の憲法を踏みにじっています。改めて戦争犠牲者を追悼し、平和を誓 う集会に多くの方の参加を呼びかけています。どなたも参加出来ます。 日時:8月15日(火)11:55~ 場所:東京・千鳥ケ淵国立戦没者墓苑 (地下鉄東西線・半蔵門線・新宿線九段下駅下車徒歩10分) ※地図 http://www.boen.or.jp/boen06.htm 内容:黙とう、誓い(各政党、平和フォーラム他)、献花 ●「2017平和の灯を!ヤスクニの闇へキャンドル行動」は8月12日に 平和フォーラムは、韓国などアジアのとりくみと連携し、毎年開かれる「平和 の灯を!ヤスクニの闇へキャンドル行動」に賛同・協力しています。今年は8月 12日に「東アジアの視点から『明治維新150年』とヤスク二を問い直す」と題して 開催されます。どなたも参加出来ます。 日時:8月12日(土)13:30~ 場所:東京都千代田区猿楽町 在日本韓国YMCA「スペースY」 交通:水道橋駅(徒歩6分)・御茶ノ水駅(徒歩9分)・神保町駅(徒歩7分) ※地図 http://www.ymcajapan.org/ayc/jp/ 内容:シンポジウム/ アピール(遺族等の訴え)/コンサート/ 19:00~キャンドルデモ 主催:平和の灯を!ヤスクニの闇へキャンドル行動実行委員会 連絡先(四谷総合法律事務所 電03-3355-2841) ■詳しくはこちら⇒ http://www.labornetjp.org/EventItem/1500532589351matuzawa (6)9月18日に代々木公園で「さようなら原発 さようなら戦争大集会」開催! 「ともに生きる未来を!さようなら原発 さようなら戦争全国集会」の開催が決 まりました。2011年3月の福島原発事故から6年を迎えたいまも、8万人近い人 が苦しい避難生活を余儀なくされ、補償の打ち切り、帰還の強制など、被災者の 切り捨てともいえる「棄民化」が押し進められています。一方で廃炉作業は困難 を極め、廃炉費用も約21.5兆円にも膨れ上がり、原発事故の重いツケが残されて います。 原発廃炉と核燃料サイクルの中止、憲法改悪を許さず、戦争への道を拒否する ことを強く訴える集会に多くの皆さんの参加を呼びかけています。 日時:9月18日(月、祝) 場所:東京渋谷区「代々木公園B地区」 (山手線「原宿駅」、地下鉄「明治神宮前駅」「代々木公園駅」下車) 内容:出店ブース/原発ライブ/憲法・沖縄・原発のリレートーク 集会(呼びかけ人挨拶、福島から、玄海原発から、沖縄からの訴え他) 15:00~デモ出発 ■詳しくはこちら⇒ http://sayonara-nukes.org/2017/07/20170918/ (7)「さようなら原発1000万人署名」は868万1千筆を越えています 1000万筆の集約をめざし引き続きご協力をお願いします。 署名送付先:〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台3-2-11連合会館1階 原水禁気付「さようなら原発一千万署名」市民の会(電:03-5289-8224) ※元首相、議長名の署名用紙もお使いいただけます。署名をやり直していただ く必要もありません。 ■署名用紙はこちら⇒ http://sayonara-nukes.org/shomei/ (8)今後の主な取り組み 7月29日 被爆72周年原水爆禁止世界大会・福島大会(13:00~福島市) 8月4~6日 被爆72周年原水爆禁止世界大会・広島大会(広島市) 8月7~9日 被爆72周年原水爆禁止世界大会・長崎大会(長崎市) 8月12日 「平和の灯を!ヤスクニの闇へキャンドル行動」(13:30~韓国YMCA) 8月15日 戦争犠牲者追悼・平和を誓う集会(11:50~千鳥ヶ淵戦没者墓苑) 8月19日 安倍内閣退陣を求める8・19国会前行動(17:00~国会議員会館前) 8月26日 東海第2原発人間の鎖行動(13:20~東海村) 9月8日 安倍政権打倒・改憲阻止キックオフ集会(18:30~中野ZEROホール) 9月10日 市民連合全国交流会(10:00~全日通会館) 9月18日 さようなら原発さようなら戦争全国集会(12:30~代々木公園B地区) 9月19日 戦争法強行採決から2年、戦争法の廃止と安倍内閣退陣を求める9・19 国会正門前行動(18:30~国会正門前) 9月28日 安保法制違憲訴訟の会全国交流会(日本教育会館) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2.刊行物のご案内 ─────────────────────────────────── (1)新刊パンフ「2017 核も戦争もない21世紀へ 核問題入門」 今年の原水爆禁止世界大会に向けたパンフ。学習会の参考資料としても活用し てください。 タイトル「2017 核も戦争もない21世紀へ 核問題入門」 発行:原水爆禁止日本国民会議/平和フォーラム 体裁:A5版83ページ 内容:核兵器廃絶に向けて/脱原発に向けて/ヒバクシャの現状と課題 頒価:500円(送料別) 販売:原水禁国民会議(電03-5289-8224 FAX03-5289-8223) (2)新リーフ「知っていますか?高校無償化からの朝鮮学校排除」 2010年から始まった「高校授業料の無償化」は、朝鮮高校生だけを排除して います。これに対して各地で裁判闘争が行われています。この問題を分かりや すくまとめたリーフレットが出来ました。 タイトル:知っていますか?高校無償化からの朝鮮学校排除 体裁:A4形3つ折り 発行:朝鮮学園を支援する全国ネットワーク(平和フォーラム気付) 問合せ:平和フォーラム(電03-5289-8222 朴) (3)パンフ「どうする?原発のゴミ」 政府は高レベル放射性廃棄物の最終処分地の選定を進めようとしています。こ の問題点を解説したパンフレットを作りました。各地でご活用下さい。 「どうする?原発のゴミー高レベル放射性廃棄物の最終処分問題を考える」 発行:原子力資料情報室/原水爆禁止日本国民会議/反原発運動全国連絡会 体裁:A5版40ページ 目次:第1章 高レベル処分場の危険性/第2章 どのように処分場を選ぼうと しているか/第3章 誘致の動き封じ、脱原発へ/第4章 地下研究施設 の教訓―北海道幌延町、岐阜県瑞浪市 頒価:300円(送料別) 販売:原水禁国民会議(電03-5289-8224 FAX03-5289-8223) (4)1000人委員会リーフレット「こんなに危ない共謀罪」 戦争をさせない1000人委員会は、共謀罪の問題点を簡潔にまとめたリーフレット を新たに発行しました。地域・職場での学習、街頭宣伝に活用下さい。 タイトル:「こんなに危ない共謀罪」 体裁:A4形3つ折り 編集・発行:戦争をさせない1000人委員会 平和フォーラムで取り扱っています。送料のみご負担下さい ■詳しくはこちら⇒ http://www.anti-war.info/information/1703291/ (5)リーフ「墜落大破したオスプレイ これでもまだ安全だというのですか」 危険なオスプレイの配備を阻止するため、オスプレイと飛行訓練に反対する東 日本連絡会と協力しリーフレットを作成しました。 タイトル:「墜落大破したオスプレイ これでもまだ安全だというのですか」 体裁:A3変形4つ折り 編集・発行:オスプレイと飛行訓練に反対する東日本連絡会 フォーラム平和・人権・環境 価格:一部50円(送料別) (6)リーフ「基地のない平和な沖縄を!」 安倍政権は沖縄の人びとの声を一貫して無視し、新基地建設を強行しています。 「本土」からも多数の機動隊を導入し、反対する市民の声を圧殺しようとしてい ます。多くの市民が不当逮捕・勾留されているうえ、見境のない「ガサ入れ」 (家宅捜索)などの攻撃が続いています。沖縄連帯のとりくみを大きく拡げましょう。 ■詳しくはこちら(リーフのダウンロードも出来ます) ⇒ http://www.anti-war.info/information/1612031/ (7)平和フォーラム・原水禁の機関誌「ニュースペーパー」2017年8月号 ・被爆者の願い 豊永 恵三郎さんに聞く ・総がかりを超える総がかり運動をめざして ・朝鮮半島危機には制裁、圧力、軍拡ではなく外交を ・林業の成長産業化と労働者の現状 ・被爆 72 周年原水爆禁止世界大会の課題 ・「核兵器禁止条約」が採択 ・永田町の都市伝説─米国が日本に再処理を強制? ・右派のパブコメ活動、新学習指導要領を変更 ・各地の脱原発の動き:茨城/本の紹介 ・核のキーワード図鑑・We Insist! ■ニュースペーパーの記事の内容、バックナンバーはこちら ⇒ http://www.peace-forum.com/newspaper/ ※パンフ等のお申し込みはFAX、またはメールでお願いいたします。 (fax.03-5289-8223 メール:office@peace-forum.top ) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ------------------------------------------------------------ 編集後記 ------------------------------------------------------------ 日米原子力協定が来年7月に満期を迎えます。自動延長されるのかが問題と報道 されています。一方で、原発に反対の立場の人々や国会議員までの間に、再処理 を米国がこの協定によって日本に押し付けている、という言説が流布しています。 もともとこの協定は、米国側から見れば、米国からの原子力協力が、核拡散や 核テロをもたらさないようにするためのもので、米原子力法がこのような協定の 締結を定めています。協定が失効すれば、米国由来の核物質を日本は再処理する ことができなくなるわけですから、自動延長させずに日本が再処理で取り出され たプルトニウムを現在48トンも余らせている状態で、さらに六ヶ所再処理工場 を稼働させて年間8トンも増やしてしまわないように、歯止めをかける道具に利 用できるのです。ぜひ、正しい理解を広めて、再処理を止める運動に繋げたい所 です。 メールマガジン次号は、8月21日発行予定です。(か) ------------------------------------------------------------ 連絡先等 ------------------------------------------------------------ [平和フォーラムメールマガジン] 発行:フォーラム平和・人権・環境、原水爆禁止日本国民会議 (〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台3-2-11連合会館内) ◆このメールマガジンに関するご意見・ご要望、又は、転載を希望する場合は、 次までお願いします。TEL03-5289-8222 office@peace-forum.top