━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆◇◆ 平和フォーラム・原水禁メールマガジン 第216号 ◆◇◆ 2016年10月25日発行(月2回発行) ◆◇◆ フォーラム平和・人権・環境/原水禁国民会議 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 平和フォーラム・原水禁のメールマガジンをお送りします。転送歓迎。 アドレスの変更やバックナンバー、配信停止などはこちらへ ⇒ http://archives.mag2.com/0000229918/index.html *** 目 次 ********************************************************* 1.平和フォーラム・原水禁および関係団体の活動と報告 (1)TPP批准強行反対!毎週水曜に国会行動、28日は座り込み、署名も展開 (2)「自衛隊を南スーダンに送るな!いのちを守れ!青森集会」10月30日開催 (3)「沖縄県民の民意尊重と、基地の押し付け撤回を求める署名」にご協力を (4)11月5日に「さようなら原発 大講演会」第1回を開催、3回連続 (5)鹿児島・北海道で、原発・核廃棄物問題で相次ぎ集会開催 (6)11月10日に「豊洲移転を中止させよう!緊急集会」 (7)「さようなら原発1000万人署名」は 858万3千筆を越えています (8)今後の主な取り組み 2.刊行物のご案内 (1)新刊ブックレット『P~comi vol.3 どこ行く?沖縄』 (2)ブックレット「それってどうなの?沖縄の基地の話」 (3)パンフ「2016 核も戦争もない21世紀へ 核問題入門」 (4)立憲フォーラムパンフ「日本会議の実態、そのめざすもの」「同2」 (5)平和フォーラム・原水禁の機関誌「ニュースペーパー」2016年11月号 ********************************************************************** ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1 平和フォーラム・原水禁および関係団体の活動と報告 ─────────────────────────────────── (1)TPP批准強行反対!毎週水曜に国会行動、28日は座り込み、署名も展開 政府は10月中にも衆議院で、環太平洋経済連携(TPP)協定の批准を強行 しようとしています。TPPは内容も明らかにされず、私たちの命や食、暮らし、 地域を脅かすだけでなく、参加各国の人権も主権も踏みにじるものです。世論の 多くは、今国会での批准の強行に反対しています。 この安倍政権の暴挙に反対して、関係団体が集まり「TPPを批准させない! 全国共同行動」は、毎週水曜日に国会議員会館内で、国会議員から審議状況の報 告を受ける集会と、引き続いて議員会館前での抗議集会を開いています。10月15 日には8000人が集まり、全国集会が東京・芝公園で開かれました。 強行批准が想定される10月28日には、終日、国会議員会館前での座り込み行動 を行います。また、緊急署名運動も行っており、衆参議員を通じて国会に提出し ます。TPP協定を今国会で批准させないために多くの方のご協力をお願いします。 ●毎週水曜日に国会行動 日時 10月~11月の毎週水曜日 17:00~院内集会(衆院議員会館会議室) 18:30~議員会館前集会 内容 国会議員からの報告、参加者の訴え ●10月28日に国会議員会館前座り込み行動 日時 10月28日(金)10:00~(国会情勢に応じて終了時間は未定) 場所 衆議院第2議員会館前(地下鉄「国会議事堂前駅」「永田町駅」) 内容 国会情勢報告、参加団体からの訴えなど ●「TPP協定を今国会で批准しないことを求める緊急署名」 署名内容 http://nothankstpp.jimdo.com/ (全国共同行動実行委のホームページからダウンロードできます) 署名期間 11月18日最終集約(今国会開会中に提出) 集約先 フォーラム平和・人権・環境事務局 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台3-2-11 連合会館内 ■詳しくはこちら⇒ http://nothankstpp.jimdo.com/ ●10.29「くらしの足元からTPPを考えるシンポジウム」 日時 10月29日(土)13:30~15:30 場所 パルシステム生協2F会議室(新宿区大久保2-2-6ラクアス東新宿) (地下鉄「東新宿駅」下車5分) *地図 http://www.pal.or.jp/group/map/index.html 内容 基調報告「もう一つの社会づくりをめざす山形・置賜自給圏構想」 管野芳秀さん(TPPに反対する人々の運動共同代表・山形・農民)など ■詳しくはこちら⇒ http://antitpp.at.webry.info/201610/article_1.html (2)「自衛隊を南スーダンに送るな!いのちを守れ!青森集会」10月30日開催 昨年9月19日に強行採決された「戦争法」を実体化するものとして、「駆け付け 警護」「宿営地共同防護」などの新任務を、自衛隊南スーダンPKO派遣部隊に付与 しようとしています。南スーダン国内は内戦が激化する深刻な情勢です。11月派 遣予定の陸上自衛隊第9師団第5普通科連隊(青森駐屯地)が所在する青森市内 で10月30日に抗議集会が開催されます。 日時 10月30日(日)12時~16時 ※集会13時30分~、集会後デモ 場所 青森駅前公園(JR青森駅東口・駅ビル「ラビナ」の前) 共催 戦争法廃止を求める青森県民ネットワーク 戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会 ■詳しくはこちら⇒ http://sogakari.com/?p=2213 ●「とめよう!武器輸出シンポジウム」を11月3日に開催 日時 11月3日(木・休)13:30~16:30 会場: 千代田区神田駿河台「連合会館」5階501会議室 (地下鉄「新御茶ノ水」「淡路町」「小川町」、JR「お茶の水」下車) ※地図 http://rengokaikan.jp/access/ 内容 「武器輸出と日本企業の最新事情」 望月衣塑子さん(東京新聞記者) 「まだ間に合う!武器輸出企業に働きかけよう」 杉原浩司さん (武器輸出反対ネットワーク代表) 資料代 800円(日消連会員は500円) 主催 日本消費者連盟、消費者・生活者9条の会 協力 平和フォーラム ■詳しくはこちら⇒ http://nishoren.net/flash/7981 (3)「沖縄県民の民意尊重と、基地の押し付け撤回を求める署名」にご協力を 沖縄ではいま、貴重な生物のいのちの森「やんばる」を切り開くオスプレイ・ パッドの建設が、「本土」から派遣された多数の機動隊や自衛隊まで投入して強 行されています。これに対し、オスプレイが飛来すれば事故の危険や爆音で生活が 壊される高江の住民をはじめ、沖縄県内や「本土」からかけつけた人びとの非暴力 の抵抗が毎日つづいています。また、名護市辺野古に新たな米軍基地建設を強行し ようとしています。 このような政府・防衛省の暴挙をくいとめるため、沖縄の「基地の兼愛移設に反 対する県民会議」と、辺野古埋め立てに反対してきた「止めよう!辺野古埋立て」 国会包囲実行委員会」、「総がかり行動実行委員会」は、沖縄にこれ以上基地をつ くらせないための全国統一署名を展開することになりました。署名は、2017年1月 に開かれる通常国会に第一回集約分を提出する予定です。多くの方のご協力を! 名称 「沖縄県民の民意尊重と、基地の押し付け撤回を求める全国統一署名」 集約日 2017年1月10日 ■署名用紙はこちら⇒ http://sogakari.com/?p=2222 ●10月28日「最高裁へ辺野古埋立容認判決の破棄を求める緊急集会」 名称 「とんでもない!辺野古埋立容認の判決 最高裁へ破棄を求める緊急集会」 日時 10月28日(金)18:30~20:30 場所 東京・文京区「全水道会館 4階大会議室」 (JR[水道橋駅」東口、地下鉄「水道橋駅」すぐ) *地図 http://www.mizujoho.com/front/bin/ptlist.phtml?Category=9177 資料代 500円 内容 加藤裕弁護士(辺野古訴訟 沖縄県弁護団)の講演 主催 沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック (4)11月5日に「さようなら原発 大講演会」第1回を開催、3回連続 原子力政策でも暴走する安倍政権。ついにもんじゅ廃炉へ舵を切ろうとして います。もんじゅの廃炉に止まらず、プルトニウム利用計画全体の矛盾に波及 し、自公政権が進めている原子力政策・核燃料サイクル政策全体の崩壊に直結 するものです。 さようなら原発1000万人アクション実行委員会は、11月から毎月3回連続の 講演会を開催します。第1回は11月5日に破綻する核燃料サイクル政策の実態 を報告します。どなたも参加出来ます。 日時 11月5日(土)14:00~16:30(13:30開場) 場所 千代田区神田駿河台「連合会館」2階大会議室 (地下鉄「新御茶ノ水」「淡路町」「小川町」、JR「お茶の水」下車) ※地図 http://rengokaikan.jp/access/ 内容「もんじゅは廃炉だ! 黄昏の核燃料サイクル」講師・海渡雄一(弁護士) 資料代 800円 主催 さようなら原発1000万人アクション実行委員会 ※第2回は12月17日(土・講師・環境エネルギー政策研究所所長 飯田哲也さん) 第3回は1月14日(土・講師・北海道がんセンター名誉院長 西尾正道さん) ■チラシはこちら⇒ http://www.peace-forum.com/houkoku/20161105chirashi.pdf (5)鹿児島・北海道で、原発・核廃棄物問題で相次ぎ集会開催 鹿児島の三反園知事は九州電力に川内原発の稼働中止を要求しました。現在、 川内原発は定期検査のために停止しています。この原発の再稼働をさせないた め、11月13日に鹿児島市で集会が行われます。 また、北海道幌延町が核廃棄物施設を誘致してから32年が経過しました。 このままなし崩し的に研究期間が延長され、最終処分場にされるかもしれない 極めて危惧すべき状況になっています。現地では、今年で31回目を迎える 「11.23幌延デー北海道集会」が開かれます。 ●「川内原発を2度と動かさない さようなら原発!全国集会」 日時 11月13日(日)13:00~14:00 集会 14:00~16:00 パレード 場所 鹿児島中央駅東口広場(JP「鹿児島中央駅」) 主催 ストップ川内原発!3.11鹿児島実行委員会 共催 原発いらない!九州実行委員会 連絡先 (電099-248-5455) ■チラシはこちら⇒ http://tinyurl.com/j7yaeea ●「北海道への核持ち込みは許さない!11.23幌延デー北海道集会」 日時 11月23日(水・休)13:00~ 集会後、デモ行進 会場 北海道天塩郡幌延町共進会場(東が丘スキー場下) 主催 北海道平和運動フォーラム 共催 道北核廃棄物処分場反対連絡協議会 内容 代表挨拶、地元報告、決意表明、決議採択 (6)11月10日に「豊洲移転を中止させよう!緊急集会」 「日本の台所」として親しまれている中央卸売市場・築地市場は、老朽 化を理由に11月に豊洲への移転が進められていましたが、ひとまず「延期」 となりました。豊洲新市場は、地下水から環境基準を上回るヒ素とベンゼ ンが検出され、大気からも国が定める指針の7倍の水銀が検出されました。 食べものを扱う市場として、これほど不適切な場所はありません。食の安 全を第一に考え、豊洲への移転中止の声をあげようと、11月10日には「や っぱり築地市場がいい!!豊洲移転を中止させよう!緊急集会」が開催され ます。平和フォーラムも協力しています 日時 11月10日(木)18:00~20:00 会場 内容 水谷和子さん(一級建築士、築地市場移転問題裁判原告) 市川隆夫さん(臨海部開発問題を考える都民連絡会) 杉浦陽子さん(『消費者リポート』編集) 資料代 500円 主催 日本消費者連盟、食の安全・監視市民委員会 協力 平和フォーラム ■詳しくはこちら⇒ http://nishoren.net/food_safety/7990 (7)「さようなら原発1000万人署名」は 858万3千筆を越えています 1000万筆の集約をめざし引き続きご協力をお願いします。 署名送付先:〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台3-2-11連合会館1階 原水禁気付「さようなら原発一千万署名」市民の会(電:03-5289-8224) ※元首相、議長名の署名用紙もお使いいただけます。署名をやり直していただ く必要もありません。 ■署名用紙はこちら⇒ http://sayonara-nukes.org/shomei/ (8)今後の主な取り組み 10月26日 TPP反対水曜行動(17:00~衆院議員会館内、18:30~議員会館前) 10月27日 核兵器廃絶フランス・ロシア大使館要請 10月28日 狭山事件の再審を求める市民集会(13:00~日比谷野音) 10月28日 辺野古埋立容認判決の破棄を求める緊急集会(18:30~全水道会館) 10月28日 TPP批准反対座り込み行動(10:00~国会議員会館前) 10月29日 TPP問題シンポジウム(13:30~東京・パルシステム生協) 10月30日 南スーダンPKO自衛隊派遣反対集会(青森市) 11月02日 TPP反対水曜行動(17:00~国会議員会館内、議員会館前) 11月03日 武器輸出問題シンポジュウム(13:30~連合会館) 11月05日 さようなら原発講演集会 (14:00~東京・連合会館) 11月09日 TPP反対水曜行動(17:00~国会議員会館内、議員会館前) 11月10日 築地市場問題講演会(18:00~連合会館) 11月12~14日 憲法理念の実現をめざす第53回大会(富山市) 11月13日 川内原発再稼働反対集会(13:00~鹿児島市) 11月16日 TPP反対水曜行動(17:00~国会議員会館内、議員会館前) 11月19日 戦争法反対! 11.19総がかり行動(国会議員会館前) 11月23日 幌延デー集会(北海道・幌延) 11月25~26日 第48回食とみどり、水を守る全国集会(北海道・札幌市) 11月30日 TPP反対水曜行動(17:00~国会議員会館内、議員会館前) 12月03日 もんじゅを廃炉に!全国集会(福井・敦賀市) 12月08日 さようならもんじゅ・核燃サイクル東京集会(18:30~日比谷野音) 12月10日 国連人権勧告の実現を!集会&デモ(14:00~青山学院大学) 12月10日 辺野古新基地建設を許さない全国アクション(13:30~日比谷野音) 12月17日 さようなら原発講演集会(東京・連合会館) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2.刊行物のご案内 ─────────────────────────────────── (1)新刊ブックレット『P~comi vol.3 どこ行く?沖縄』 昨年夏に創刊した平和フォーラムのブックレット『P~comi』の第3弾『vol.3 どこ行く?沖縄』が発行されました。沖縄と基地の問題、辺野古の実態と基地建 設について、写真やイラスト、表を使ってわかりやすく解説したブックレットです。 タイトル:『P~comi vol.3 どこ行く?沖縄』 体裁:A4判16ページ 編集・発行:平和フォーラム 頒価:100円(送料別) 販売:平和フォーラム(電03-5289-8222 FAX03-5289-8223) (2)ブックレット「それってどうなの?沖縄の基地の話」 沖縄の基地や沖縄について、本土のマスコミでは十分に報道されていないばか りか、インターネット上では事実に反することが流布されている現状を懸念して、 丁寧にわかりやすく説明したブックレット。 体裁:A5版56ページ 主な内容 基地、海兵隊、日米安保、尖閣・南西諸島「防衛」、中国、沖縄経済・財政、 米兵・地位協定、運動の各分野別に解説 編集・発行:沖縄米軍基地問題検証プロジェクト 頒価:100円(送料別) 申込み:沖縄平和運動センター(電098-833-3218 FAX098-833-3123) (3)パンフ「2016 核も戦争もない21世紀へ 核問題入門」 核兵器や原発問題がわかる内容のパンフレットです。 【主な内容】 ・核兵器廃絶にむけて 核兵器とは/核実験の歴史/世界の核兵器/核兵器廃絶に向けた自治体の動き ・脱原発へ向けて 福島原発事故が教えるもの/「廃炉の時代へ」/破綻する核燃料サイクル ・ヒバクシャの現状と課題 ヒバクシャをつくらないために/被爆体験者とは/在外被爆者/被爆・二世とは 体裁:A4判83ページ 編集・発行:原水禁国民会議 頒価:500円 販売:原水禁国民会議(電03-5289-8224 FAX03-5289-8223) (4)立憲フォーラムパンフ「日本会議の実態、そのめざすもの」「同2」 安倍政権を支え、改憲運動をリードする「日本会議」は、今年の夏の参議院選挙 で改憲勢力を3分の2以上獲得し、明文改憲を実現することをめざし、活発な動き を展開しています。日本会議に関する資料が少ないなか、立憲フォーラムは「日 本会議の実態、そのめざすもの」をパート1に続いてパート2を作成しました。 ご活用下さい。ご注文は「戦争をさせない1000人委員会」まで。 体裁:A5版24ページ(1)、同28ページ(2) 主な内容 ・危険な「日本会議」と“作られた右傾化”(上杉聡) ・「改憲を」19県議会 自民主導 ・日本最大の右派組織日本会議を検証 ・「アイヌ」ヘイト頻発 ほか資料 (以上パート1) ・「日本会議」の影響力の淵源(菅野完) ・日本の外交政策と日米関係 ・アベ・シンゾウの隠れた顔 ほか資料 (以上パート2) 編集・発行:立憲フォーラム 頒価:各100円 販売:「戦争をさせない1000人委員会」(電03-3526-2920 FAX03-3526-2921) (5)平和フォーラム・原水禁の機関誌「ニュースペーパー」2016年11月号 ・第19代高校生平和大使に聞く ・2016年度版 防衛白書を読む ・南スーダンの現状をJVC報告から考える ・前進した加工食品の原料原産地表示の検討 ・もんじゅ廃炉を機に核燃料サイクルから撤退を! ・託送料で、原発の廃炉費用を新電力にも負担 ・もんじゅ廃炉でも再処理──再処理中毒の日本 ・問題だらけの豊洲市場移転 築地を残せ ・宮崎・戦争をさせない運動の取り組み ・映画の紹介「奪われた村 避難5年目の飯舘村民」 ・核のキーワード図鑑・We Insist! ■ニュースペーパーの記事の内容、バックナンバーはこちら ⇒ http://www.peace-forum.com/newspaper/ ※パンフ等のお申し込みはFAX、またはメールでお願いいたします。 (fax.03-5289-8223 メール:list@gensuikin.org) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ------------------------------------------------------------ 編集後記 ------------------------------------------------------------ 10月28日にもTPP(環太平洋経済連携協定)の批准が衆議院で強行採決されよ うとしています。NHKの最近の世論調査では、批准に賛成は19%しかなく、6割 近くが「よくわからない」と答えています。しかし、条約は衆議院に優先権がある ため、参議院が30日以内に議決しない場合は自然承認されてしまいます。 国会での議論はまったく詰まっていません。TPPが発効すれば、肥育ホルモン 剤を使用した肉の輸入が増える可能性があります。日本では使用されていませんが、 米国やカナダ、オーストラリアなどTPP参加国は使用を認めています。成長ホル モン剤はガンなどの原因になるとも言われ、ヨーロッパは使用した肉の輸入も禁止 しています。こんな問題さえ、十分に議論されていません。交渉の内容を知る甘利 明・元TPP担当大臣を国会に呼ぶことさえ与党は拒否しています。いったい、何 を隠して、なぜこんなに批准を急ぐのでしょう?アメリカの大統領候補は反対を言 明し、他の国も国会審議のめどすら立っていない国が大半なのです。批准を強行す ることは絶対に許されません。 メールマガジン次号は、11月10日発行予定です。(市) ------------------------------------------------------------ 連絡先等 ------------------------------------------------------------ [平和フォーラムメールマガジン] 発行:フォーラム平和・人権・環境、原水爆禁止日本国民会議 (〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台3-2-11連合会館内) ◆このメールマガジンに関するご意見・ご要望、又は、転載を希望する場合は、 次までお願いします。TEL03-5289-8222 list@gensuikin.org