相撲コラム「天下泰平記」

相撲コラム「天下泰平記」


カテゴリー: 2011年12月31日
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           相撲コラム「天下泰平記」

           さて、平成24年の土俵は

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長年に亘って、大相撲人気を支えてきた魁皇の引退。そして新大関琴奨菊
稀勢の里の誕生と、節目の年となった平成23年でしたが、さて平成24
年は如何なる土俵に・・・。

平成24年の注目の一番は、新横綱が誕生するか否かでしょう。
相撲内容については、今の大関陣では把瑠都の進境には目立つものがあり
ます。5大関の中では、頭一つ抜けてきたと感じます。

力強さだけでなく、細かな動きも結構速いし、対応する能力の高さが最近
際立って良くなってきました。今は前半戦に取りこぼすこともありますが、
栃若時代の朝潮や柏鵬時代の柏戸のような「剛」の横綱は、取りこぼす所
にこそ、その攻撃一本槍の魅力があって、把瑠都にもそれがあります。

正直に言って今の横綱と昔の横綱では、求められるものが微妙に違います。
把瑠都の開放感のある明るいキャラクターは、近年求められる横綱像から
少し離れています。連続優勝を出来る安定感も有りません。しかし、強い
ことは間違いありません。朝潮や柏戸が、大相撲ファンに如何に愛されて
いたかを考えると、今の大相撲は少し窮屈だと感じてしまいます。把瑠都
の爆発力への期待は大きいです。もちろん下位への取りこぼしを減らして
ほしいのは当然ですが、かつての柏戸は、番狂わせのスリリングとともに、
勝負に対する淡白な部分が、むしろ人間的な魅力につながっていました。

そして初場所で大関デビューを果たす稀勢の里も、やはり綱獲りレースに
加わってほしいところですが・・・。大関昇進場所での10勝5敗の成績
は、当然物足りないものでした。把瑠都と琴奨菊という苦手力士に対して
まったく勝つ見込みの無い負け方を繰り返しています。

立合いの攻めの威力が、ここ数場所の稀勢の里の好成績を支えていますが、
把瑠都と琴奨菊に対しては、この武器を封じられているといった感じです。
それでも突破口はそこにしかないように思われます。立合いに離れて攻め
ることが出来なければ、じわじわと押していき自分充分に持っていくのが
正解でしょう。どこかで乗り越えるレベルに達し、把瑠都・琴奨菊から白
星を上げられれば、横綱候補です。

さて、もう一人の日本人大関琴奨菊。かぶり寄りが代名詞ですが、部屋の
大先輩であり、がぶり寄りの大先輩でもある元大関琴風の尾車親方と比較
すると分かりやすいと思います。琴風はまさにがぶり寄りしか無いという
取口でした。どんな体勢からも、少しでもがぶる状態に遮二無二に持って
いこうとする相撲でした。多少の無理もある相撲で、これは170キロを
超える巨体でありながら非力だったことが影響していると思われます。

琴奨菊のがぶり寄りには、その状況によって色々と対応している柔軟性が
あります。左四つがっぷり・右から抱えて・右からおっつけて・右四つ・
さらに両差しになられて、と様々です。がぶりも徹底したがぶりもあれば
土俵際のポイントでのがぶり、そしてがぶりを見せないときもあります。
土俵の中央からでもがぶっていた琴風の相撲と、ここが大きく異なるとこ
ろです。さらに上体のパワーも琴奨菊にはあります。そして大関陣の日馬
富士と稀勢の里に分が良く、琴欧洲とは当たらないというのも強みです。
スケール的には把瑠都・稀勢の里に劣るものの、個性派あるいは古典派と
呼べる琴奨菊も楽しみな横綱候補です。

平成24年は新横綱誕生、これが初夢でございます。

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