バートランド・ラッセルに関するメルマガ

バートランド・ラッセルに関するメール・マガジンn.45


カテゴリー: 2007年10月27日
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バートランド・ラッセル(1872.5.18-1970.2.2)に関するメール・マガジン
 2007/10/27:n.0045 (2006/12/21 創刊) (毎週土曜or日曜日発行)
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HP(main): http://www005.upp.so-net.ne.jp/russell/index.htm 
Blog: http://green.ap.teacup.com/russellian/ (あるRussellianの呟き)
Blog その2(Google Blogger): http://russell-j.blogspot.com/ ・
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 ■ 目 次 ■

(1) ラッセル追悼記事及びエッセイ(新規にアップ or 再編集してアップ)
(2) ラッセルに関する著作等からの引用(再編集しアップロード)
(3) 編集後記

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(1) ラッセル追悼記事及びエッセイ(新規にアップ or 再編集してアップ)
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★「B.ラッセル氏、人道主義貫く−核時代の恐怖に警鐘−」
  http://russell.cool.ne.jp/ASA-OBIT.HTM
 
 ・・・。日本の知識人の間でも、深い信望を集めていた英国の哲学者、バー
 トランド・ラッセル氏の死亡が伝えられた。白髪、ほりの深い顔。世界的哲
 学者であり、徹底した平和運動家としても知られたラッセル卿の死を惜しむ
 人は、日本にも数多い。・・・。

★市井三郎「未来への強烈な闘士(B.ラッセル)」
  http://russell.cool.ne.jp/ASA-OBI2.HTM
  
 ラッセルの死を聞いて第一に思うのは、彼は、彼の父親ときわめてよく似た
 生涯を送るようになったことだ。父アンバレー卿は、女性の権利が十分認め
 られなかったビクトリア朝時代に、女性労働権を強く主張し、逆に政治家と
 してほうむり去られた。ラッセルは父親より長生きしたが、彼は父親と同じ
 ように、最も人気のないことを主張しつづけてきた。・・・。

★大竹勝「ラッセルの決別の辞」
  http://www005.upp.so-net.ne.jp/russell/OTAKE5.HTM
  
 一九七〇年二月二日の夜、バートランド・ラッセルは他界した。最近数年間、
 毎冬彼の健康は気づかわれていたが、その都度、立ち直り、彼の著作や平和
 運動の発言は次々に発表されて、彼の健在を報じていたので、この分なら超
 人的百歳をマークするのではないかとすら想像された。・・・。
 
★鶴見俊輔「ラッセルの死を聞いて−若い人に学ぶ謙虚な反戦家−」
  http://www005.upp.so-net.ne.jp/russell/TURU2-01.HTM
  
 バートランド・ラッセルが死んだ。97歳。日本流にいえば(数え年)99 歳で、
 百歳に一つたりない。こんなにながいきした哲学者を、私は、他に知らない。
 私は、彼がながいきしたことよりも、彼がながいきして、しかも、もうろく
 しなかったことにおどろく。それは、肉体の力だけから来たものではないだ
 ろう。自分よりも若い人びとの生きかたと仕事からまなぶことをやめなかっ
 たことから来たのだと思う。・・・。

★白石英男「ラッセル卿を悼む」
  http://www005.upp.so-net.ne.jp/russell/SHIRA2.HTM
  
 ・・・。さて私がラッセルに近づいたのは大正七年頃だったか、当時の評論
 雑誌『改造』に、福田博士(松下注:福田徳三)のラッセル紹介が出て、その
 なかに、ラッセル著『社会改造の原理』(Principles of Social Reconstruction,
 1916)の主旨が掲載された時である。直ちに原書を求めて(自分なりに)読み
 出したのが始まりで、以来今日まで深く親しんできたものである。この「改
 造の原理」では、人間には '二つの衝動' があって、その一つは所有のそれ
 であり、もう一つは創造のそれである。戦後の社会改造には、特に創造の衝
 動に重きをおかねばならぬというのであって、当時の二十才を出たばかりの
 私には、ひどくこの魅力的な言葉に感銘して、私なりに自分のイメージを社
 会に対して持ち始めたものである。それ以来、機会のあるたびにラッセルの
 著書を漁っておったところ、大正十年頃か、ラッセルが北京大学で開講の後、
 帰りに日本に立ちよって、慶応大学の講堂で講演されたことがあった。初め
 て見る黄色の洋服に長身痩躯(松下注:当時の日本人から見れば「長身」と
 うつるのだろうが、イギリス人あるいはイングランド人から見ればラッセル
 は小柄といった方がよいだろう)のこの哲人の姿に、いたく感激したもので
 ある。・・・。
  
★島康晴「'地球の良心'悼む」
  http://www005.upp.so-net.ne.jp/russell/SHIMA-Y.HTM

 ・・・。私がラッセルに感心したことの一つは、私のどのような手紙にも必
 ず返事を寄こしたということである。或る時は「全学連と共にやれ……」と
 か、中ソ論争では「……如何なるイデオロギーの勝利より人類生存の方が大
 切だ……」とか、「現代に於て核戦争に対する闘争よりさしせまった問題は
 ない……」とか非常に過激だと思われるような時もあったが、ラッセルから
 みれば当然なことであったのかもしれない。・・・。
 
★安福一郎「ラッセル卿敬慕−ラッセル卿と自分」
  http://www005.upp.so-net.ne.jp/russell/ANPUK2.HTM
  
 私もまたラッセル卿を敬慕する者のひとり。その偉大な哲学業績と平和への
 現実実践のためだけではなく、私が在京遊学中、哲学へのしげきをあたえて
 いただいた生きた偉人としてだ! と言っても単身、ラッセル卿に会えたわけ
 でもなく、その洋書を手持ち書庫にかざっただけではあるが、かの『哲学の
 諸問題』(The Problems of Philosophy, 1912)を手にしたとき、初めてこの
 種洋書を得た気がし、神秘主義に凝りがちな自分の頭を程よく叩きつけた気
 もし、知識の問題にみちびいていただいた利得を、ありがたく感ずるからだ。
 ・・・。
 
★ラッセル卿追悼記事一覧−新聞・雑誌・機関誌関係(未完)−
  http://www005.upp.so-net.ne.jp/russell/OBIT-16.HTM


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(2) ラッセルに関する著作等からの引用(再編集しアップロード) 
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★シェル・ストレムベリ「ラッセルに対するノーベル文学賞授与の選考経過」
  http://www005.upp.so-net.ne.jp/russell/SCHTREM.HTM
 
 ・・・。ノーベル賞がかれに授与されたのは、まず第一に、これらの純粋に
 科学的な業績に対してではなく、そのほかの理由に対してである、と演説者
 は強調する。アカデミーの目に重要と思われたことは、むしろ、ラッセルが、
 かれの著作により「素人」の世界の民衆に達することができ、かくして、非
 常に現実的なさまざまの領域において提起された諸問題をめぐり、実りある
 討論をつづけることができた事実である。・・・。
 
★市井三郎「ゲルナー事件」
  http://www005.upp.so-net.ne.jp/russell/GELNER01.HTM
  
 ・・・。というのも、彼が予言した自分の死期がもうあと一年半ばかりに迫
 ってきた(つまり彼が満九十歳に近づいてきた)今日このごろ、当の『ザ・タ
 イムズ』紙(通称は「ロンドン・タイムズ」)の「読者の声」欄をめぐって、
 ラッセルがひと騒動を起してしまったからである。「死亡記事」にする前に、
 今までのところわたしに入手できた事実的ネタを、ごひろうしなければなる
 まい。
 同紙の一九五九年十一月五日号の投書欄に、ラッセルは次のような一文をの
 せた。・・・。
 
★碧海純一「バートランド・ラッセル雑感」
  http://www005.upp.so-net.ne.jp/russell/AOMI3-01.HTM
  
 ・・・。今日の分析哲学者は一般にあまり思想史に興味を示さないがラッセ
 ルは(かれ自身、現代分析哲学の誕生の機縁を作った人物てあるが)、今では
 古典となった大著『西洋哲学史』(一九四五年)のほか、十五年後に、やはり
 ギリシャから現代にいたるまでの西洋思想史をとりあつかった『西洋の知恵』
 (一九五九年)を世に問うている。『西洋哲学史』のほうは、市井三郎教授の
 名訳でひろく日本の読書界に普及しているので、特にここで紹介するまでも
 ないが、『西洋の知恵』は、まだなじみがうすいと思われるので、一言ふれ
 ておくことにしよう。・・・。
 
★碧海純一「ソフィストとラッセル」
  http://www005.upp.so-net.ne.jp/russell/AOMI7-01.HTM
  
 ・・・。ラッセルの『西洋哲学史』(原著は1945年刊で、わが国では市井三郎
 教授の名訳によってひろい読者層に親しまれている)は、いろいろな点で非常
 に特色のある、面白い書物であるが、その特色のひとつは、著者がプロタゴラ
 スその他のソフィストに対して、きわめて高い評価を示している点であろう。
 ・・・。
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(3) 編集後記 
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 メルマガの第45号をお届けします。
 
 今回は「ラッセル追悼記事及びエッセイ」を特集しました。ラッセルの追悼記
 事は世界中で膨大な数だされました。日本だけでも非常に多数にのぼっており、
 ここでご紹介したのはほんの一部ですが、当時の日本の知識人や一般市民にど
 のようにラッセルが見られていたか、一端が知られるのではないかと思います。
 次回は、「ラッセルに関するFAQ及びQ&A」を特集する予定です。
 (松下彰良)

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■編集・発行:(松下彰良・まつしたあきよし)
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