バートランド・ラッセルに関するメルマガ

バートランド・ラッセルに関するメール・マガジンn.42


カテゴリー: 2007年10月06日
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バートランド・ラッセル(1872.5.18-1970.2.2)に関するメール・マガジン
 2007/10/06:n.0042 (2006/12/21 創刊) (毎週土曜or日曜日発行)
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HP(main): http://www005.upp.so-net.ne.jp/russell/index.htm 
Blog: http://green.ap.teacup.com/russellian/ (あるRussellianの呟き)
Blog その2(Google Blogger): http://russell-j.blogspot.com/ ・
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 ■ 目 次 ■

(1) ラッセルの著作や発言からの引用(新規にアップ or 再編集してアップ)
(2) ラッセルに関する著作等からの引用(再編集しアップロード)
(3) 編集後記

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(1) ラッセルの著作や発言からの引用(新規にアップ or 再編集してアップ)
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★「ラッセル最初の訪米(『ラッセル自叙伝』より)
  http://russell.cool.ne.jp/beginner/AB15-130.HTM
 
 ・・・。1896年の秋、−−主にアリスの親戚と知り合いになるために−−ア
 リスと私は、3ヶ月間、渡米した。・・・。

★「ラッセル二度目の訪米(『ラッセル自叙伝』より)
  http://russell.cool.ne.jp/beginner/AB17-120.HTM
 
 ・・・。私は、1914年の春、ボストン(米国)において、ローウェル記念講
 義を行うとともに(注:A(bbott) Lawrence Lowell, 1856-1943: 当時ハーバ
 ード大学学長/右は肖像画)、ハーバード大学で哲学の短期客員教授となる
 ように、との招待を受けた。私は、ローウェル記念講義の主題を公表したが、
 何を話したらよいかまったく思い浮かべることができなかった。・・・。
  
★「ペンタゴン(米国国防総省)と大企業」(『拝啓B.ラッセル様』より)
  http://russell.cool.ne.jp/beginner/PENTAGON.HTM
  
 ・・・。あなたからのとても興味深いお手紙、うれしく拝読しました。わた
 しは、米国における国防費と防衛の役割との間の関係を暴露したために、多
 大の苦難を味わわされたことを指摘しなければなりません。わたしは、産軍
 複合体を非難してきました。そうして最近のいくつかの論文で、産軍複合体
 の難しい問題に専念してきました。・・・。
 
★「(米国における)競争」(『幸福論』より)
  http://russell.cool.ne.jp/beginner/COMPET-A.HTM
  
 ・・・。米国の社会階級(階層)には不断の変動がある。(松下注:富める者
 が没落したり、貧しい者が成功して金持ちになったり・・・。) (米国の)
 実業家は成功の追求こそ男の男たる義務で、追求しない男を哀れな人間とみ
 なす。彼の人生は永久に成功(の追求)に集中され過ぎており、幸福でありた
 いために心労が多過ぎる。・・・。
 
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(2) ラッセルに関する著作等からの引用(再編集しアップロード) 
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★ハリー・ルジャ「『人生についての断章』への序文」
  http://www005.upp.so-net.ne.jp/russell/MORT-PRE.HTM
  
 ・・・。彼は1896年に、米国人の最初の妻と一緒に、初めてアメリカを訪れ、
 3ケ月米国に滞在し、その間に、妻の親戚と会い、ブリン・マー大学とジョ
 ンズ・ホプキンズ大学で講演を行った。彼は(その後)1914年、1924年、1927年、
 1929年、1931年にもアメリカを訪れた。(松下注:1931〜1935年に発表され
 たエッセイについて述べているため、その直前までの訪米しか触れていない
 が、周知のように、1938年〜1944年までの6年間、家族とともに米国に滞在
 している。・・・。
 
★鶴見俊輔「バートランド・ラッセル事件」
  http://www005.upp.so-net.ne.jp/russell/UKAI-N1.HTM
  
 ・・・。一九四〇年二月二十六日に、バートランド・ラッセルがニューヨー
 ク市立大学の哲学教授に任命された。ところが、米国聖公会(英国カソリック
 教会)の司祭 W.T.マニングは、『ニューヨーク・タイムズ』に公開書簡を
 おくって、ラッセルを宗教と道徳に反対するもの、姦通を弁護するものとし
 て非難した。・・・。

★鵜飼信成「ラッセルの思い出(バートランド・ラッセル事件)」
  http://russell.cool.ne.jp/SIZUME-1.HTM
 
 ・・・。戦前の昭和十五年(1940年)六月に、私は大学新聞(松下注:『東京帝
 国大学新聞』n.814-816: 1940年6月3〜17日)に「バートランド・ラッセル事
 件」(The Bertrand Russell Case)という一文をアメリ力から寄稿した。この
 時、ラッセルは六十八才の老人であったのには、今さらのようにおどろかさ
 れる。・・・。
 
★ハワード・グリーンフェルド(著)、藤野邦夫(訳)『悪魔と呼ばれたコレク
 ター--バーンズ・コレクションをつくった男の肖像』
  http://russell.cool.ne.jp/BARNES-C.HTM
  
 ・・・。ここに来て、突然、生活費を稼ぐ全ての手立てを失った。イギリスか
 ら金銭を得ることは法的に不可能だったし、ことに、私にたよっている3人の
 子供たちを抱えて、非常に困難な状況に陥った。多数のリベラルな精神を持つ
 教授たちは抗議したが、彼らは私が伯爵なので、先祖伝来の財産を持ち、裕福
 にちがいないと考えた。役にたってくれたのは、ただひとり、バーンズ博士だ
 けだった。。・・・。
  
★「画一化」(朝日新聞の「天声人語」より)
  http://www005.upp.so-net.ne.jp/russell/TEN-03.HTM
  
 ・・・。もう40年以上も昔の話だが、英国の哲学者バートランド・ラッセルが
 アメリカの旅で長距離列車に乗った時のことだ。列車は広大な平原をひた走っ
 てゆく。ラッセルは読書にふけろうとするが、車内の拡声器がせっけんのCM
 をがなりたて続けるのにうんざりする。ついにCMにまけて本を閉じる。・・・。
 
★ラッセル(著)『武器なき勝利』(牧野力・解題)
  http://www005.upp.so-net.ne.jp/russell/KAIDAI18.HTM
  
 ・・・。ギリギリの所まで事態が悪化し対峙をつづける米ソ関係を唯拱手傍観
 すれば、核戦争は必定、人類存続はおぼつかない。この時点で、面子やそれぞ
 れの側の事情から米ソ双方とも譲歩の兆候を示さず、唯不安と狼狽としかない
 時、むしろ無位無冠の一個人である者にこそ活動する余地のまだ残されている
 のに、ラッセルは着限した。そして、核戦争回避と人類存続とのために決意し
 た。・・・。

★[講演]松永芳市「何故、私はラッセルの思想研究を始めたか−ベトナム問題に
 言及する-」
  http://www005.upp.so-net.ne.jp/russell/MATU2-01.HTM

 ・・・。然るに、ラッセルが最近、ベトナム問題で、中共側の肩を持っている
 ように宣伝する人があります。しかし、ラッセルは決して共産主義者ではあり
 ません。寧ろ共産主義に対しては、手きびしい批判を加えております。・・・。

★日高一輝「ラッセルの平和運動−ベトナム・ソリダリティ・キャンぺーン−」
  http://www005.upp.so-net.ne.jp/russell/HIDA10.HTM
  
 平和を害するものとして、バートランド・ラッセルがもっとも忌み嫌ったもの
 は fanatic(狂熱的、狂信的)であることである。頑迷な信じかた、固定した観
 念、独断である。そうして、経験性、歴史性、合理性と呼応して、総合性、比
 率(バランス)の感覚をはたらかせることを尊重した。ここから当然、ナチズ
 ムや帝国主義は排斥されることになるし、民主主義と人間性を強調することに
 なる。・・・。

★鵜木奎治郎「ラッセルとプラグマティックな倫理学」
  http://www005.upp.so-net.ne.jp/russell/UKI-K.HTM
  
 ・・・。そして満足感に一言でも触れない倫理学は単なる饒舌であり脆弁であ
 るとサンタヤナは断罪しているのだが、この満足感こそラッセルがデューイ批
 判の根拠としたものであった。ラッセル自身の経歴をみてみると、数学、哲学、
 社会科学、文学とその興味は二転三転しているが、その変遷の最大の根拠は彼
 自身の満足感ではなかったか(松下注:ラッセルの著作が、数学や哲学を中心
 としたものから、社会科学関係のものが多くなり、晩年には小説も出したとし
 ても、ラッセルの興味がそのように「二転三転している」というのは非常に短
 絡的な見方といわなければならない。『ラッセル自伝』は鵜木氏も読んでいる
 だろうが、精読すればそのような言い方はしないだろうと思われる。)・・・。

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(3) 編集後記 
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 メルマガの第42号をお届けします。
 今回は「ラッセルとアメリカ」を特集しました。若い頃、ラッセルは、自由な
 アメリカに憧憬をいだいていました。しかし、アメリカの自由主義、民主主義
 の現実を知るにつれ、また冷戦へのアメリカの対応、キューバ危機、ベトナム
 戦争というように、世界に米軍を展開(駐留)する、アメリカの帝国主義的、
 大国主義的なやり方を目にするにつれ、しだいにアメリカに批判的になってい
 きます。ラッセルのこのような「反米」的な態度に対し、欧米の保守的なマス
 コミは、ラッセルは共産主義者だとか、頭がもうろくしたとかいろいろな中傷
 を浴びせます。ベトナム戦争でアメリカは敗北し反省しますが、しばらくする
 と昔のことは忘れ、アフガン戦争、イラク戦争その他、同じ道を繰り返してい
 ます。人によっては、アメリカは時々戦争をして弾薬や武器をたくさん使い、
 軍事産業関係者に恩恵を与えないといけないような産軍複合経済体制ができあ
 がってしまっている、と指摘する人もいます。あるいは現在アメリカの政権を
 牛耳っているキリスト教原理主義者のせいにする人もいます。いろいろな原因
 や要素があると思われますが、米国に追従するばかりの日本政府も困ったもの
 です。
 
 次回は、「バートランド・ラッセルと論理学」を特集する予定です。ラッセル
 の読者は、理論哲学や論理学よりも、幸福論、教育論、それから、社会思想関
 係の著書の読者の方が多く、哲学や論理学関係の記事をホームページに載せる
 と、気のせいか、閲覧者数が減るような気がします。しかし、小森健太郎氏の
 『探偵小説の論理学−ラッセルの論理学とクイーン、笠井潔、西尾維新の探偵
 小説』も出たことですので、「ラッセルと論理学」に関係する記事を次回、特
 集することにします。(松下彰良)

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■編集・発行:(松下彰良・まつしたあきよし)
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