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バートランド・ラッセルに関するメール・マガジンn.23


カテゴリー: 2007年05月26日
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バートランド・ラッセル(1872.5.18-1970.2.2)に関するメール・マガジン
 2007/05/26:n.0023 (2006/12/21 創刊) (毎週土曜or日曜日発行)
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HP(main): http://www005.upp.so-net.ne.jp/russell/index.htm 
Blog: http://green.ap.teacup.com/russellian/ (あるRussellianの呟き)
Blog その2(Google Blogger): http://russell-j.blogspot.com/ ・
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 ■ 目 次 ■

 (1) 哲学及び論理学関係の論文やエッセイ等(再編集し、再掲)
 (2) (1)以外の引用(再編集しアップロード)
 (3) 編集後記

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(1) 哲学及び論理学関係の論文やエッセイ(再編集したものを再掲)
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 ラッセルの哲学や論理学関係の論文、エッセイ等を再編集し再掲します。

★石本新「(ラッセル著)『外部世界はいかにして知られうるか』について」
  http://www005.upp.so-net.ne.jp/russell/KAIDAI19.HTM
 ・・・。「外部世界はいかにして知られうるか」は、通俗的な哲学入門書で
 もなければ、通俗科学の解説書でもない。わが国ではとかくこのような意味
 でし かこの書物が理解されてこなかったようであるが、実際は、ラッセル
 哲学の真髄が、それほど大部でもないこの書物のなかに圧縮された形で述べ
 られているのである。・・・。
 
★石本新「ラッセルと認識論」
  http://www005.upp.so-net.ne.jp/russell/ISHI3-01.HTM
 ・・・。しかしながら、次にあらわれた『外界に関する私たちの知識』(Our
 Knowledge of the External World, 1914)となると大分趣きが変わってくる。
 すなわち実在論から経験論への移行が、さらに進んだのである。そしてウィ
 トゲンシュタインの影響のもとに、いわゆる「論理的原子論」の時代が始ま
 るのであるが、第一次大戦後になると、ラッセルは『心の分析』(The 
 Analysisi of Mind, 1921)によって再び別の立場に移行する。すなわち、ジ
 ェームズなどによって唱えられた中性一元論が公然と擁護されることになる。
 因みに中性一元論とは、この世界は心的でも物的でもないある種の素材から
 構成されていると主張するある意味ではたいへん観念的な哲学である。しか
 しながら、ラッセルは中性一元論にも長く留まっていなかった。
 
★石本新「欧米論理学紀行−ラッセルをめぐって」
  http://www005.upp.so-net.ne.jp/russell/ISHI4.HTM
 近代論理学の発展に際して、ラッセルの役割りは、いまさらいうまでもない
 ことであるが、ラッセル自身の業績が直接言及されることは、しだいに少な
 くなった。しかし、論理学の最近における華々しい展開の背後にはラッセル
 が必ず見出されるというわけで、今回の旅行もある意味でラッセル哲学のあ
 とをたどるということになった。・・・。
 
★石本新「ラッセルと論理学」
  http://www005.upp.so-net.ne.jp/russell/ISHI5.HTM
 いまや亡きラッセルを偲んで、論理学者としてのラッセルの業績を概観して
 みたい。・・・。
 こういうわけで、ラッセルの論理学を、そのままの形で、現在でも利用しよ
 うという論理学の専門家は、一部の哲学的論理学者を除いては、まず見当ら
 ないといってよい。とすると、わたくしたちは、いかなる視点からラッセル
 の論理学を批判すべきであろうか? いうまでもないことであるが、より幅
 の広い歴史的観点、より厳密にいうと、思想史的観点からであろう。具体的
 にいうと、論理学とか数理論理学といった狭いわく組みを超えて、ラッセル
 の論理学を位置づけようという立場からである。こういった考えにもとづく
 ラッセル哲学、あるいは、論理学の検討という厖大な仕事は、筆者の知る限
 りでは、誰も企てていないし、また、この場所で試みることができるという
 性質のものでもないが、近代の現代による超克という大きなわく組みのなか
 で、ラッセルの論理学を簡単に概観してみよう。
 
★石本新「ラッセルと『数学原理』」
  http://www005.upp.so-net.ne.jp/russell/ISHI2-01.HTM
 ・・・。では、『数学原理』とはいかなる書物であろうか? このことにつ
 いてはすでにいろいろの記号論理学入門書における解説もあるし、さらに、
 ラッセル自身の筆になる『数理哲学序説』(Introduction to Mathematical 
 Philosophy, 1919)というすぐれた解説書もあるからいまさら説明するまで
 もないことであるが、念のため簡単に蛇足を加えておこう。・・・。
 
★中村秀吉「ラッセル著『数理哲学序説』について」
  http://www005.upp.so-net.ne.jp/russell/KAIDAI04.HTM
 ・・・。しかしラッセル自身はここにとりあげる『数理哲学入門』において、
 ほとんど記号を使わないでその平易な解説を試みたのである。この『数理哲
 学入門』は、ラッセルが1918年5月から1919年9月まで(松下注:「1918年
 9月」の間違い)、反戦運動のかどで、獄につながれていた間に一気に書き
 上げたもの(注:獄中での執筆)である。われわれは彼の集中力にも驚くの
 であるが、同時に、いかほど自分がやったことの要約とはいえ、ほとんど参
 考書もない不便ななかで、これほど明晰かつ性格に『数学原理』の要点を叙
 述できたことに一驚を禁ぜざるえないのである。・・・。

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(2) (1)以外のもの(再編集したものを再掲)
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★小野修「『戦時の正義−ラッセルの反戦思想の母型』について」
  http://www005.upp.so-net.ne.jp/russell/KAIDAI20.HTM
 ラッセルの『戦時の正義』(Justice in War Time, 1917)(松下注:初版は、
 1916年、第2版が1917年刊)は、その思想の不朽性にもかかわらず、再版にふ
 みきる出版社がないため、今日では忘れられた著作となっている。この書物
 はその重要さにおいて『自由への道』(Roads to Freedom, 1918)に匹敵する
 ものである(松下注:サルトル著の同名の有名な本のことではない)。『自
 由への道』が戦後(=第一次世界大戦後)の積極的な平和計画を論じたものであ
 れば、この『戦時の正義』は戦時下における反戦の論理を明らかにしたもの
 である、『社会再建の原理』(Principles of Social Reconstruction, 1916)
 はこの二著の母型でありアマルガムであるため、この二著は見逃されがちで
 ある。(松下注:Justice in War Time の初版は、Principles of Social 
 Reconstruction よりも先に出版されているので、小野氏の指摘は必ずしもあ
 たっていないところがある。)・・・。

★石本新「ラッセルの思想と生涯」(『外部世界はいかにして知られうるか』
 の訳者解説)
  http://russell.cool.ne.jp/SM58-TXT.HTM
 ・・・。ラッセル哲学の展開をたどることは、論理実証主義と分析哲学の形
 成史をたどることにほかならないと知るであろう。さらにまた、2つの世界
 大戦を含む時代の激動にまともに取り組んだ彼の社会活動をあわせて考慮し
 てみれば、その思想と生活は、まさに現代の百年に近い歴史とともに成長し
 てきたものであることに気づくはずである。・・・。
 
★石本新「ラッセル雑感」
  http://www005.upp.so-net.ne.jp/russell/ISHI-01.HTM
 ・・・。このようなことは何れもつまらぬ感傷であるかも知れない。しかし、
 感傷ではすまされないことがある。それはわれわれ日本人がこのように長期
 間にわたってラッセルの恩恵を受けてきたにもかかわらず、ラッセル哲学の
 核心、すなわち、『数学原理』においてクライマックスに達する彼の論理学
 を遂に利用しなかったことである。そして、アングロサクソン的な哲学者、
 あるいは、社会評論家としてのラッセルのみが強調され、ラッセルの論理学
 はほとんど無視されて四、五十年たってしまったわけである。・・・。

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(3) 編集後記 
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 メルマガの第23号をお届けします。
 
 今回は、ラッセルの哲学及び論理学関係のものを特集してみました。
 単純に読者数だけを見れば、哲学や論理学関係よりも両者以外を好んで読ん
 でいる人の方が多いと思われます。ラッセルのホームページに掲載する記事
 も、同様の傾向があるようです。  (松下彰良)

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■編集・発行:(松下彰良・まつしたあきよし)
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