バートランド・ラッセルに関するメルマガ

バートランド・ラッセルに関するメール・マガジンn.19


カテゴリー: 2007年04月28日
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バートランド・ラッセル(1872.5.18-1970.2.2)に関するメール・マガジン
 2007/04/28:n.0019 (2006/12/21 創刊) (毎週土曜or日曜日発行)
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HP(main): http://www005.upp.so-net.ne.jp/russell/index.htm 
Blog: http://green.ap.teacup.com/russellian/ (あるRussellianの呟き)
Blog その2(Google Blogger): http://russell-j.blogspot.com/ ・
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 ■ 目 次 ■

 (1) ラッセル格言・警句集(過去ログより)
 (2)  (特集)「ラッセルと(戦後)平和主義国家日本」(再編集して、再掲)
 (3)  (特集)以外のもの
 (4)  編集後記

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(1) ラッセル格言・警句集(過去ログより)
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 [n.0058:'狂信'の本質]

 '狂信'の本質は、望ましいことを1つか2つ覚えていて、それ以外のこと
 は全て忘れてしまい、この1つか2つのことを追求するにあたっては、他
 の種類のいかなる付随的に起こる害も大したことではない、と考えること
 にある。
 出典: http://russell.cool.ne.jp/beginner/HA26-030.HTM
(特定の政党に属する政治家は、反体政党を「諸悪の根源」のような非難の
 仕方をする。/このような態度は、政治家に限ったことではなく、国民一
 般にもよく見られる。/もっとも多くの政治家の場合は、もっと不節操で
 あり、より権力を握れるほうに、政党の所属さえも変えてしまう人も珍し
 くない。良いことを行うにも、権力を握る必要があると主張し、いつの間
 にか手段が目的化してしまう)
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Fanaticism consists essentially in remembering one or two desirable 
things while forgetting all the rest, and in supposing that in the 
pursuit of these one or two any incidental harm of other sorts is of
 little account
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[n.0057:不当な反応]

 私たちはみな、不当に興奮したり、不当に緊張したり、自分たちの住んで
 いる世界の片隅や、生と死の間のほんの一瞬の時間の重要性を不当に買い
 かぶる傾向がある。
 出典: http://russell.cool.ne.jp/beginner/HA26-030.HTM
(本当に自分が望むものを発見でき、熱中することができるのであれば幸せ
 なことである。/しかし、そのようなものでなくても、何も熱中できるも
 のがないよりは熱中できるものがあった方がよいということで、何らかの
 対象に、不当にこだわったりする(固執したりする)ことがある。/自分
 が心から追い求めるものを見つけられた人は、何であれ、それらのものに
 ついて、不当に興奮したり、不当に重要性を強調したりすることはないで
 あろう)
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We are all inclined to get unduly excited, unduly strained, unduly 
impressed with the importance of the little corner of the world in 
which we live, and of the little moment of time comprised between 
our birth and death. 
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(2) (特集)「ラッセルと(戦後)平和主義国家日本」(再編集して、再掲)
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「発足するラッセル協会」(『朝日新聞』1965年1月19日朝刊より)
 出典: http://www005.upp.so-net.ne.jp/russell/19650119.HTM
 イギリスの思想家バートランド・ラッセルの哲学や平和思想を研究、理解
 し、その理想とする「よりよき世界」の実現に寄与しようと、「ラッセル
 協会」(仮称)が誕生する。20日午後6時、早大大隈会館で発起人会が開か
 れ、規約、方針などが決まる。設立準備には、笠信太郎(代表/右写真)、
 日高一輝(ラッセル百人委員会)、碧海純一(東大法学部教授)、牧野力(早大
 政経学部助教授)、水口志計夫(立大助教授)、東宮隆(東工大教授)、などの
 諸氏があたった。・・・。
 
[学会点描: ラッセルに魅せられて](『図書新聞』(1964年10月31日号)
 出典: http://www005.upp.so-net.ne.jp/russell/BRSJ1964.HTM
 ・・・。このグループ、けっしてラッセル卿のラッセル教(右イラストは、
 第56回「ラッセルを読む会」案内状から)をひろめようというラッセル狂
 の集まりではないのだが、それでも、ここに集まった学者・研究者たちは、
 こもごも立って、ラッセルへの愛を告白していた。・・・。
 
松下彰良「ラッセル協会の活動」
 出典: http://www005.upp.so-net.ne.jp/russell/R701-02.HTM
 ・・・。協会の事務局は早大政経学部牧野力研究室内(一時期「理想社」)
 におかれ、会報を発行するとともに、ラッセル生誕記念講演会やラッセル
 研究会を開催するなど、創立以来ラッセルが死亡する1970年まで活発な活
 動を行った。しかし、ラッセルの死後、ラッセル協会の活動はしだいに不
 活発となり、牧野力教授が1980年に定年退職した後は休会状態に陥った。
 牧野力教授退職とともに、松下彰良(当時一橋大学図書館司書)がラッセル
 協会の事務局を引き受けたが、ラッセル協会の出版物の管理及びラッセル
 関係の資料の問い合わせに答えることにその活動を縮小した。・・・。
 
碧海純一「ラッセル平和財団日本協力委員会について」
 出典: http://www005.upp.so-net.ne.jp/russell/BRPF-JP.HTM
 ・・・。「バートランド・ラッセル平和財団」(Bertrand Russell Peace
 Foundation)という財団が、ラッセル卿夫妻を中心として、ロンドンで設立さ
 れ、活溌な平和キャンペーンを進めていることは、すでに新聞・雑誌などで
 御承知の方が多いと思います。(日本では、京大の湯川秀樹教授が、ラッセル
 の懇請を容れて、同財団の科学顧問になっておられます。)この財団は(それ
 自体、大衆平和運動を行う団体ではなく)大衆運動に対して思想的基礎を与え、
 信頼すべき情報を提供し、平和問題についての研究を促進しようとする団体
 です。 日本では、ラッセル卿の依頼に応じて、同財団本部の仕事に協力す
 べきローカルな組織を作ろうとする動きが、湯川教授を中心として昨秋来す
 すめられてきましたが、本年(1965年)3月12日に、「ラッセル平和財団日本
 協力委員会」が下記の要領で発足することになりました。
 
「ラッセル平和財団日本協力委員会の概要」
 出典: http://www005.upp.so-net.ne.jp/russell/R701BRPF.HTM
 
岩松繁俊「ラッセル平和財団日本協力委員会が活動を停止した理由」
 出典: http://www005.upp.so-net.ne.jp/russell/KOKUHATU.HTM
 ・・・。ところで、我が国の「ラッセル支持者」の一部では、ひとつの「神
 話」が信じられるようになった。その「神話」とは、1965年以降のラッセル
 は「正常」のラッセルではなく、シェーンマンに操られているロボットだ、
 ということである。・・・。
 
市井三郎「ラッセルと日本」
 出典: http://russell.cool.ne.jp/ICHII-S4.HTM
 ・・・。こでは、かれの反戦運動の態度が、われわれの日本人のそれとくら
 べて、どこがちがっていたかということを考えてみたい。・・・。
 
三浦俊彦「バートランド・ラッセル(と日本)」
 出典: http://russell.cool.ne.jp/MIUR6.HTM
 
(随想)白石英男「ラッセルと原爆と」
 出典: http://www005.upp.so-net.ne.jp/russell/SHIRA-01.HTM
 ・・・。これらの情況に対して、ラッセルの見方はややちがっている。すな
 わち、「一般には日本を屈服させるために、広島、長崎の原爆が必要だった
 と思いこませようとした。が実は、(1)原爆の性能のテスト、(2)ソ連を牽制
 して脅威を与えるために、(3)ヴェトナムをはじめ東南アジアの民族に恐怖を
 与え、民族独立の指導者たちにアメリカに抵抗する希望を失わさせることに
 あった。」 といっている。・・・。
 
岩松繁俊「『平和への告発−バートランド・ラッセルとナガサキ』へのまえがき」
 出典: http://russell.cool.ne.jp/HK1-PRE.HTM
 ・・・。ところで、まえのこの著書は、いまのべたように、ラッセルが全世
 界にむかって公表した声明やメッセージなどを中心に、ラッセルの反戦・平
 和の思想と行動を浮き彫りにしたもので、いわば、「公的な側面からみたラ
 ッセル像」を、ねらいとしたわけです。いま、わたしが、世におくりだそう
 としている本書は、ラッセルがわたしにおくってくれた私的な書簡を中心に、
 かれの反戦・平和にかんする不屈で決断的で雄大な闘志と行為、ならびに、
 謙虚で誠実で几帳面な人柄と行為を浮き彫りにしようとしたものです。いわ
 ば、「私的な側面からみたラッセル像」が、そのねらいだということができ
 るでありましょう。・・・。
 
 同上、あとがき
 出典: http://russell.cool.ne.jp/HK1-POST.HTM
 
「ラッセル平和財団日本資料センター」概要
 出典: http://www005.upp.so-net.ne.jp/russell/R702.HTM
 
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(3)  特集記事以外のもの(再編集して、再掲)
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岩松繁俊「ある誕生日(B.ラッセル90歳)」
 出典: http://russell.cool.ne.jp/BR-BIRTH.HTM
 ・・・。1962年5月18日(土曜日)午後三時、ロイヤル・フェスティヴァル・ホ
 ール(右下地図)で、音楽会が開催された。演奏するのはロンドン・シンフォニ
 ー・オーケストラ、タクトをふるのは新進のコーリン・デーヴィス、さらにオ
 ーケストラと協演するのは、女流ピアニスト、リリー・クラウス (1905-86:
 右下画像)である。曲目・・・まず、ストラヴィンスキーがこの日のために作
 曲した「誕生日を祝う小品」で幕があいた。これでわかるように、この音楽会
 はだれかの誕生日を祝賀するためのものであった。そのだれかとは――それこ
 そ、これから本書でとりあげようとするバートランド・ラッセルそのひとにほ
 かならない。
 
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(4) 編集後記 
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 メルマガの第19号をお届けします。
 
 今回は、「ラッセルと(戦後)平和主義国家日本」を特集しました。日本にお
 いて第2のラッセル・ブームは、1960年代に起こりましたが、こちらも数年続
 きましたが、ラッセルが死んでからは、忘れられていきました。(松下彰良)
 
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■編集・発行:(松下彰良・まつしたあきよし)
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