バートランド・ラッセルに関するメルマガ

バートランド・ラッセルに関するメール・マガジンn.12


カテゴリー: 2007年03月10日
 ★目次が前回のままでしたので、再送します。
 
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バートランド・ラッセル(1872.5.18-1970.2.2)に関するメール・マガジン
 2007/03/10:n.0012 (2006/12/21 創刊) (毎週土曜or日曜日発行)
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HP(main): http://www005.upp.so-net.ne.jp/russell/index.htm
Blog: http://green.ap.teacup.com/russellian/ (あるRussellianの呟き)
Google Blogger: http://russell-j.blogspot.com/  ・
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 ■ 目 次 ■

 (1) ラッセル格言・警句集(過去ログより)
 (2) ラッセル『教育論』より
 (3) 再掲:「長谷川如是閑、ラッセルについて語る」、その他
 (4) 編集後記

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(1) ラッセル格言・警句集(過去ログより)
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 [n.0039:幸福の秘訣]

 幸福の秘訣は、こうである。あなたの興味・関心をできるかぎり幅広くし
なさい。そうして、あなたの興味・関心をひく'事物'や'人'に対する反応を
敵意あるものではなく、できるかぎり友好的なものにしなさい、と。
★出典: http://russell.cool.ne.jp/beginner/HA21-080.HTM
(これは多数のホームページ上の格言集で引用されています。/「一文」格
言(one sentence aphorism)ではなくなってしまいましたが・・・。)
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The secret of happiness is this: let your interests be as wide as
 possible, and let your reactions to the things and persons that 
 interest you be as far as possible friendly rather than hostile..
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[n.0038:努力しないで人を好きになること]

 多くの人びとを無意識かつ努力しないで好きになれることは、おそらく個
人の幸福のあらゆる源泉のなかで最大のものであろう。
★出典: http://russell.cool.ne.jp/beginner/HA21-070.HTM
(人から嫌われるよりも、好かれたいと思う人が大部分/多くの人間を好き
になれるということは、その人にとっても、好かれる人にとっても幸せであ
る/しかし、義務感から好きになろうと努力されてもうれしくない)
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To like many people spontaneously and without effort is perhaps the
 greatest of all sources of personal happiness.
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[n.0037:他人に対する友好的な関心]

 人に対する友好的な関心は、深い愛情のひとつの形であるが、欲深で所有
欲が強く常に強い反応を求める形はそうではない。
★出典: http://russell.cool.ne.jp/beginner/HA21-080.HTM
(親の子供に対する愛情は、他の愛情に比べれば比較的「無私」である/恋
愛においては、無私であるように見えて、そうでない場合が多い/相手に対
する独占欲は、最初は深い愛情のように見えて、相手もそれに応えるかもし
れないが、割合早く束縛と感じられるようになり、破綻し易い)
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A friendly interest in persons is a form of affectionateness, but not
 the form which is grasping and possessive and seeking always an 
 emphatic response.
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(2) ラッセル『教育論』より(松下彰良 訳)
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・・・。 私が知性という言葉を使う時、その中に実際の知識と知識を受け入
れる能力(知識に対する感受性)の両方を含めている。両者は、実際は、密
接に関係している。無知な成人たちに、物事を教えることはできない。たと
えば、衛生とか食養生(規則的摂取)とかいう事柄については、科学が語る
ところを彼らはまったく信じることができない。人間は、たくさん学べば学
ぶほど、ますます多くのことを学ぶことが容易になる。ただし、その人が独
断主義の精神で教えられていないと仮定しての話であるが。無知な人びとは、
心の習慣を変えるように強いられたことが一度もないので、変えることので
きない態度に硬直化してしまっている。彼らは、懐疑的であるべき場合に簡
単に信じやすい(軽信がち)だけではなく、受容的であるべき場合に疑い深
い。「知性」とい言葉は、正確に言えば、すでに獲得された知識よりも、知
識を獲得する知的能力(才能)をさしていることは、疑問の余地はない。し
かし、この才能は、ピアニストや曲芸師の才能と同様、訓練なしに獲得され
るとは考えられない。もちろん、知性を鍛えないやり方で情報を伝達するこ
とは可能である。可能なだけではなく、容易であり、現にしばしば行なわれ
ている。しかし、情報を伝えずに、あるいは少なくとも知識を獲得させよう
としないで、知性を鍛えることはできない、と私は信じている。しかも、知
性なしには、複雑な現代世界は存続することができないし、進歩することは
なおいっそう可能でない。それゆえ私は、知性の涵養を教育の主目的の一つ
と考える。これは、陳腐な言い方と思われるかもしれないが、実はそうでは
ない。正しい信念だとみなされているものを教えこみたいという欲求のため
に、教育者は、知性の訓練に対してあまりにもしばしば無関心になった。
 → http://russell.cool.ne.jp/beginner/AB22-180.HTM

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(3) 再掲:「長谷川如是閑、ラッセルについて語る」、その他
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 ・「長谷川如是閑、ラッセルについて語る」
 → http://www005.upp.so-net.ne.jp/russell/NYOZE-01.HTM

 ・長谷川如是閑「最もイギリス人的な」
 → http://www005.upp.so-net.ne.jp/russell/HASE-01.HTM

 ・長谷川如是閑「バートランド・ラッセルのこと」
 → http://russell.cool.ne.jp/HASE-NYO.HTM
 
  ところが多数人は、そんな風に考える能力はなく、その時の近所隣りの、
  また遠方の、人間の考える通りのことを考え、また実行しているだけで、
  そうしていないと世間から除け者にされるのが怖いので、それとは違う新
  しい思想などは彼らの安易な生活をぶち壊すだけだと、よけてしまうので
  ある。だから何か創造的の考え方をしようとするものは、好んで淋しい生
  活に行く覚悟がいる。しかし淋しさを好むと必ず孤独に陥るもので、そう
  いう人間は、他人と結合する願望を失い、人を侮りたがるようになるが、
  そうなったらおしまいで、その知的分離はあっても、孤独の人間とならな
  いように心がけなければならないが、そういう心の持ち方がなかなかむず
  かしい、とラッセルはいうのである。
 
 ・笠信太郎「ラッセルと如是閑」
 → http://www005.upp.so-net.ne.jp/russell/RYU4-S01.HTM

 ・沢田允茂「ラッセルとホワイトヘッド−二つの異なった流れ
  → http://www005.upp.so-net.ne.jp/russell/SAWA-01.HTM
  
  ラッセルにとっては固定し完結された思想のシステムが哲学ではなくて、絶
  えず新しい問題を追いかけ、その時々の解決への努力の中から、また新しい
  問題を発見していくという、その哲学的ドンファンの精神こそ哲学だったの
  であろう。どちらも哲学の求めているものの中にかくれている二つの極地だ
  とも云える。そしてラッセルのような哲学する態度は、従来の日本人の哲学
  的態度とは異質なものであるかもしれない。しかしそこにラッセルの一つの
  魅力が在るとも云えるだろう
  
 ・(著書解題2)『ボルシェヴィズムの実践と理論』(江上照彦・解題)
 → http://www005.upp.so-net.ne.jp/russell/KAIDAI02.HTM
  
  ラッセルのこの毅然とした態度は正しいし、そうあってこそ、ラッセル
  が人類の迷妄を照らす炬火であるわけだが、実際の成り行きは、ボルシ
  ェヴィキをほめないということで多くの友だちと意見が合わなくなり、
  彼が良心的参戦拒否者であったという事実までが改めて持ち出されて、
  全く四面楚歌の状態に陥った。クリフォード・アレンとの不和も本書
  に由来したものだった。
  
 ・ソルジェニーツィンによるラッセル批判
 → http://www005.upp.so-net.ne.jp/russell/SOLZHENI.HTM
 
 
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(4) 編集後記 
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 メルマガの第12号をお届けします。
 お譲り可能なラッセル関係資料一覧を再掲しました。ご希望の資料を実費
にて(後払いで)お譲りします。必要な方は、松下までご連絡ください。松
下のメールアドレスはホームページにのっていますが、下記のGoogleのメー
ルアドレス宛でも結構です。
                          (松下彰良)

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