バートランド・ラッセルに関するメルマガ

(週刊)ラッセルのポータルサイト用公式メルマガn.542


カテゴリー: 2017年07月15日
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 (週刊)バートランド・ラッセル(1872.5.18-1970.2.2)に関するメール・マガジン
  no.0542_2017/07/15 (2006/12/21 創刊/毎週土曜or日曜日発行)

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     ■ 目 次 ■
          
(1)ラッセルの著書及び発言等からの引用
(2)ラッセルに関する記述や発言等
 編集後記

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(1) ラッセルの著書や発言等から
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■「(ほぼ日刊)ラッセルの言葉366」
      n.1136~n.1141 を発行しました。
   http://archive.mag2.com/0001626338/index.html

  以下,1つだけ再録します。

◆ 第6章 剥き出しの権力 n.16

 アガソクレスは,援軍が必要と感じて,キュレネ(注:Cyrene:現リビア領内にあ
った古代ギリシアの都市)に使節(団)を送った。当時のキュレネは,プトレミー一
世>(注:アレキサンダー大王の死後,エジプトを支配。天動説のプトレマイオスとは
別人)の支配下のもと,アレクサンダー(大王)の指揮官の一人のオフェラスによっ
て守られていた(was held by)。使節(団)は次のように言うように指示を受けてい
た。即ち,オフェラスの支援によってカルタゴを破ることができること,自分(アガ
ソクレス)の望みはシシリーにおける安心安全だけであること,(従って)アフリカ
に対しては野心は何も持っていないこと,(アガソクレスとオフェラスが)共同で為
しとげたアフリカでの征服地は全てオフェラスの取り分となること。このような申し
出に動かされて,オフェラスは,自分の軍隊を率いて沙漠を越え,非常に苦労した後
、アガソクレス(軍)との合流を成し遂げた(effected a junction with ~との連結
を成し遂げた)。そこでただちに(thereupon),アガソクレスはオフェラスを殺害し,
彼はオフェラスの軍隊に対して,もしお前たちが助かりたいと思うならば,今は亡き
お前たちの指揮官オフエラスを殺害したアガソクレス(私)の下で,仕える他はない
と指摘した(言い渡した)。

 彼(アガソクレス)は,その後,ユーティカ(Utica)を包囲し,-ユーティカには
敵に気づかれずに到着したが- 戦場で300人の敵兵を捕まえて捕虜にし,彼らを自軍
の包囲陣(siege engines)の前線に貼り付けたので(bound to),ユーティカ人たち
は自分たちの身を守るために同胞の人々を殺さなければならなかった。この企ては成
功したが,彼の立場は困難なものであり,自分の息子のアルカガサスが自分の軍
隊の中に不満をかき立てているのではないかと恐れる理由があったので,なおさら困
難であった。そうして,アガソクレスは密かにシシリー(シチリア)に逃げもどった
が,(アガソクレスの)軍隊は彼の軍隊放棄に怒り,(息子の)アルカガサスともう
一人の息子を殺してしまった。これによってアガソクレスは怒りまくり,暴動に加わ
った軍隊に属する兵士と少しでも関係のある,シラクサの老若男女を皆殺しにしてし
まった。

Chapter VI: Naked Power, n.16

Agathocles, feeling the need of reinforcements, sent envoys to Cyrene, which
 was at that time held, under Ptolemy, by Ophelas, one of Alexander's 
captains. The envoys were instructed to say that, with the help of Ophelas, 
Carthage could be destroyed; that Agathocles wished only to be secure in 
Sicily, and had no African ambitions ; and that all their joint conquests in
 Africa should be the share of Ophelas. Tempted by these offers, Ophelas 
marched across the desert with his army, and after great hardship effected a
junction with Agathocles. Agathocles thereupon murdered him, and pointed out
 to his army that their only hope of safety was to take service under the 
murderer of their late commander.

He then besieged Utica, where, arriving unexpectedly, he captured three 
hundred prisoners in the fields; these he bound to the front of his siege 
engines, so that the Uticans, to defend themselves, had to kill their own 
people. Although successful in this enterprise, his position was difficult,
 the more so as he had reason to fear that his son Archagathus was stirring 
up disaffection in the army. So he fled secretly back to Sicily, and the 
army, in fury at his desertion, murdered both Archagathus and his other son.
 This so enraged him that he killed every man, woman, and child in Syracuse
 that was related to any soldier in the mutinous army.
 出典: Power, 1938.
 詳細情報:http://russell-j.com/beginner/POWER06_160.HTM


■「(ほぼ日刊)ラッセルの英語」
      n.1091~1096号 を発行しました
   http://archive.mag2.com/0001623960/index.html

  以下,1つだけ再録します。

◆ R英単語・熟語 n.1094

★ intact (adj.) [手をつけていなくて,損なわれていなくて,(そっくり)そのま
         まで] 

* leave [keep] a thing intact 手をつけないでおく,物を完全にしておく
   http://russell-j.com/beginner/reitan-i091.htm

<用例1>
And although they (= my parent) opposed aristocratic privilege, it survived 
intact, and they, however involuntarily, profited by it.
[それから,両親は貴族の特権に反対していたけれども,それは無傷のまま生き残っ
た。そうして,両親は,意識はしていなかったけれども,その恩典に浴していた。]
 出典:ラッセル『自伝』第2巻第5章「テレグラフ・ハウス時代末期(」
     http://russell-j.com/beginner/AB25-050.HTM

<用例2>
Each is trying not to give himself or herself away, each is preserving 
fundamental loneliness, each remains intact and therefore unfructified.
[おのおのが自分の心をさらけ出すまいと努めている。おのおのが根本的な孤独を保
ち続けている。おのおのが無傷のままでいるゆえに(傷つかないようにしているため)
,実を結ばない。]
 出典:ラッセル『幸福論』第12章「愛情」
     http://russell-j.com/beginner/HA23-090.HTM

<用例3>
There is another more psychological obstacle to the full development of love
 in the modern world, and that is the fear that many people feel of not 
preserving their individuality intact.
[現代世界には,もうひとつ,恋愛(感情)の十全な発展にとって,もっと心理的な
障害となるものが存在している。それは,多くの人びとが感じている,自分の個性が
損なわれはしないか(そのままの自分個性を保てないのではない),という恐怖(心)
である。]
 出典:ラッセル『結婚論』第9章「人生における恋愛の位置」
     http://russell-j.com/beginner/MM09-090.HTM

<参考1>
The castle has remained intact over the centuries.
[その城は何世紀にもわたってそのまま残っている。]
 出典:『京大学術語彙データベース 基本英単語1110』p.70

<参考2>
Somehow his reputaion survived the scandal intact.
 出典:Longman Dictionary of Contemporary English, new ed.


★「ラッセルの言葉(Word Press 版)v.2」 n.834~839

1)n.834:興奮を求める心に建設的なはけ口を提供すること
          http://russell-j.com/wp/?p=2789

2)n.835: 恐怖心と憎悪心-他者を理解しようとする努力を怠り・・・
          http://russell-j.com/wp/?p=2791
     
3)n.836: 恐怖(心)に対抗する方法(恐怖心を克服する方法)
          http://russell-j.com/wp/?p=2796

4)n.837: 同情心(思いやり)の効用
          http://russell-j.com/wp/?p=2798

5)n.838:啓発された利己心 対 偽装された理想主義
     http://russell-j.com/wp/?p=2802

 (これまでの)議論を要約する時がきました。政治は個人よりもむしろ集団
に関心を持っており,それゆえ,政治において重要な情熱は所与の集団の多様
なメンバー(成員)がひとしく感ずることのできる情熱です。政治の建造物
(体系)を(その上に)築かれなければならない(築かざるをえない)広汎な本
能的メカニズムは,集団内の協力及び他の集団に対する敵意です。集団内部で
の協力(協調)は決して完全なものではありません。順応しない(集団に従わ
ない)メンバー(成員)がおり,彼らは,語源的な意味で「群れから抜きん出
ている("egregious")」,即ち,集団の外側にいる者です。これらのメンバー
(成員)は,(集団の)普通の水準から落下するかあるいは水準を超えた人々
です。彼らは,白痴,犯罪者,予言者,あるいは発見家です。賢明な集団は
(集団が賢明であれば),平均以上の人々の奇矯さを寛大に見たり,平均より
下に落ちた人々をできるだけ残酷さを伴わずに取り扱ったりすることを学ぶで
しょう。
 他の集団との関係については,近代技術は利己心(self-interest)と本能
との間に葛藤を生じさせました。昔は,二つの種族が戦争を始めると,そのう
ちの一つが他を絶滅させ,その領土を併合しました。勝者の観点からは,全て
の行動(operations)が徹底的に満足なものでした。殺人はまったく高くつくも
のではなく,興奮は心地よいものでした。そのような状況にあって,戦争が起
こり続ける(終わらない)ことは,何も驚くにはあたりませんでした。不幸な
ことに,我々は未だにそのような原始的な戦いにふさわしい感情を持っていま
すが,他方では,実際の戦争行動は完全に変わってしまいました。近代戦にお
いては,敵を殺すことはとても高くつく行動です。もし,この前の大戦(第二
次世界大戦)でドイツ人が何名殺されたかを考え,そうして,勝者たち(連合
国側)がどれほど所得税を払っているかを考えれば,(あなたは)長い割算の
結果(合計)によって,ドイツ人死者一人当たりの費用(コスト)(ドイツ人
一人を殺すのに要した費用)を知ることができ,それが相当な金額であること
を発見することでしょう。なるほど東側(諸国)においては,ドイツ人の敵
(敵国)は敗北した国民を追い出して彼らの領地を占領するという昔ながらの利
益を確保しました。しかし西側(諸国)の勝者たち(戦勝国)はまったくその
ような利益は確保できませんでした。明らかに,近代戦は財政的な見地からす
れば,割のよい事業ではありません。私たち(西側諸国)は二つの世界大戦に
勝利しましたが,その両大戦が起きていなかったら現在はもっと裕福になって
いた(いる)ことでしょう。

 もし人間が利己心によって動かされるとするならば -少数の聖者を除いて
(実際は)そうではないですが- 全人類は協力(協調)することでしょう。
(注:人間が,他人を害するよりも「利己心」を重視すれば,つまり,結果と
して,お互いの「利己心」を尊重しすることになれば,お互い協力しあうこと
になるであろう,という意味合い。ラッセル『ヒューマン・ソサエティ』に収
録された勝部訳のように,'self-interest' を「利己主義」と訳すとピンとこ
なくなる。) そうであれば(みな利己心に忠実なら),戦争も,軍隊も,海軍
も,原子爆弾もなくなるでしょう。国民Bに対抗する(敵愾心を持つ)国民Aの
心を,また,逆に,国民Aに対抗する(対抗心を持つ)国民Bの心を害するため
に雇用されている多数の宣伝家の人々もなくなるでしょう。それがどれだけ優
れているとしても,外国の書籍や思想の(自国への)流入を防ぐために国境
(frontiers)に配置されている多数の官僚たちもなくなるでしょう。一つの
大企業のほうが(中小企業より)もっと経済的であるところ(現状)で,多く
の小企業の存在を保証するべく,関税障壁もなくなるでしょう。もし人々が自
分自身の幸福を,隣人の不幸を望んだのと同じ熱心さで望んだとするならば
(注:皮肉ですよ),こういうすべてのことがすみやかに起こるでしょう。しか
し,皆さんは,そんなユートピア主義者の夢がどんな役に立つのかと言われる
でしょう。道徳家たちは我々が完全に利己的ににならないように取り計らうこ
とでしょう。そうして(しかし),我々が利己的にならない限り,至福千年
(の到来)は不可能でしょう(until we do the millenium will be 
impossible)。

 私は,冷笑的な調子でこの講演を終わるように思われたくありません。私は
利己的であることより立派なものがあることや,そういう立派なことを達成す
る人たちのいることを否定しません。けれども,私は,一方においては,政治
が関係するような大きな集団が利己心を超越することができるような機会は殆
どないと,他方において,もし利己心(利己的であること)が啓発された利己
心と解釈される場合には,各国民が利己的であることを下回るような状況が非
常に多いと,断言(主張)します。
 そうして,人々が理想主義的な動機から行動していると自分では確信してい
る場合の大部分において,人々は利己心を下回るのです。理想主義として通っ
ているものの多くは,偽装された憎悪か,あるいは偽装された権力欲(権力欲
の偽装)です。人間の大集団が一見気高い(高邁な)動機によってゆり動かさ
れるのを見る時,その動機の下にあるものを見て,そういった動機をこのよう
に効果的なものにしているのは何んだろうと自問したほうがよいでしょう。私
が試みてきたような心理学的探究が実行に値するのは,一部分は,見かけだお
しの気高さ(高邁さ)に騙されることがきわめて容易だからです。結論として
私が言いたいのは,もし私の言ったことが正しければ,世界を幸福にするため
に必要とされる主要なものは知性であるということです。そして,これは,結
局,楽観主義的な結論です,なぜなら,知性は既知の教育方法で育成できるも
のだからです。(終)

The time has come to sum up our discussion. Politics is concerned with
 herds rather than with individuals, and the passions which are 
important in politics are, therefore, those in which the various 
members of a given herd can feel alike. The broad instinctive 
mechanism upon which political edifices have to be built is one of
 cooperation within the herd and hostility towards other herds. 
The co-operation within the herd is never perfect. There are members
 who do not conform, who are, in the etymological sense, "egregious",
 that is to say, outside the flock. These members are those who have
 fallen below, or risen above, the ordinary level. They are: idiots,
 criminals, prophets, and discoverers. A wise herd will learn to 
tolerate the eccentricity of those who rise above the average, and to
 treat with a minimum of ferocity those who fall below it.
As regards relations to other herds, modern technique has produced a 
conflict between self-interest and instinct. In old days, when two 
tribes went to war, one of them exterminated the other, and annexed 
its territory. From the point of view of the victor, the whole 
operation was thoroughly satisfactory. The killing was not at all 
expensive, and the excitement was agreeable. It is not to be wondered
at that, in such circumstances, war persisted. Unfortunately, we still
 have the emotions appropriate to such primitive warfare, while the 
actual operations of war have changed completely. Killing an enemy in 
a modern war is a very expensive operation. If you consider how many 
Germans were killed in the late war, and how much the victors are 
paying in income tax, you can, by a sum in long division, discover 
the cost of a dead German, and you will find it considerable. In the
 East, it is true, the enemies of the Germans have secured the ancient
 advantages of turning out the defeated population and occupying their
 lands. The Western victors, however, have secured no such advantages.
 It is obvious that modern war is not good business from a financial
 point of view. Although we won both the world wars, we should now be 
much richer if they had not occurred. If men were actuated by 
self-interest, which they are not - except in the case of a few saints
 - the whole human race would cooperate. There would be no more wars, 
no more armies, no more navies, no more atom bombs. There would not be
 armies of propagandists employed in poisoning the minds of Nation 
A against Nation B, and reciprocally of Nation B against Nation A. 
There would not be armies of officials at frontiers to prevent the 
entry of foreign books and foreign ideas, however excellent in 
themselves. There would not be customs barriers to ensure the 
existence of many small enterprises where one big enterprise would
 be more economic. All this would happen very quickly if men desired
 their own happiness as ardently as they desired the misery of their
 neighbours. But, you will tell me, what is the use of these Utopian
 dreams ? Moralists will see to it that we do not become wholly 
selfish, and until we do the millennium will be impossible.
I do not wish to seem to end upon a note of cynicism. I do not deny
 that there are better things than selfishness, and that some people
 achieve these things. I maintain, however, on the one hand, that 
there are few occasions upon which large bodies of men, such as 
politics is concerned with, can rise above selfishness, while, on the
 other hand, there are a very great many circumstances in which 
populations will fall below selfishness, if selfishness is interpreted
 as enlightened self-interest.
And among those occasions on which people fall below self-interest are
most of the occasions on which they are convinced that they are acting
 from idealistic motives. Much that passes as idealism is disguised 
hatred or disguised love of power. When you see large masses of men 
swayed by what appear to be noble motives, it is as well to look below
 the surface and ask yourself what it is that makes these motives 
effective. It is partly because it is so easy to be taken in by a 
facade of nobility that a psychological inquiry, such as I have been
 attempting, is worth making. I would say, in conclusion, that if what
 I have said is right, the main thing needed to make the world happy 
is intelligence. And this, after all, is an optimistic conclusion, 
because intelligence is a thing that can be fostered by known methods
 of education.
 出典:Bertrand Russell: What Desires Are Politically Important? 1950
 詳細情報:http://russell-j.com/beginner/0944WDPI-160.HTM

 <寸言>
 他人のことを考えない利己主義はいけないが,他人のこともあわせて考える
啓発された利己心はむしろ推奨すべきもの。そうでなくて、自己犠牲を社会の
成員に強制すれば逆効果になりやすく、多くの人間を不幸にする。


6)n.839:宗教は恐怖(心)から生まれた病気 - 教会・教団栄えて宗教心滅ぶ
     http://russell-j.com/wp/?p=2806


★「ラッセルの言葉_画像版」

 日本語 version : n.0251j-0257j を投稿
 英 語 version : n.0251e-0257e を投稿

 1つだけご紹介
 http://russell-j.com/smart_r366/r366g_j0252.html
 
 「恋愛と結婚」

 現代のトラブルの多くは,詩的で無政府的衝動であるロマンチックな恋愛を,単なる
社会制度にすぎない結婚と混同することに由来している。フランス人はこの種のまち
がいをおこさない。だから概して,彼らはこの点で英語を話す国民よりもずっと幸福
である

A great deal of our modern trouble has come from mixing up romantic love, 
which is a poetic and anarchic impulse, with marriage, which is a social 
institution. The French have not made this mistake, and on the whole they 
are considerably happier in these respects than English-speaking nations. 
 出典: Sex and happiness (written in Aug. 5, 1931 and pub. in Mortals and 
Others, v.1, 1975.
 詳細情報:http://russell-j.com/SEX-HAPY.HTM

 <寸言>
 ラッセルの結婚観は realistic(現実主義的) ,恋愛観は idealistic(理想主義的) 
であると言ったらよいでしょうか? 恋愛と結婚についての考え方は人様々ですが,
結婚「制度」の法的意味合いを軽視している人が多いように思われます。法律は犯
罪防止や弱者保護の側面を持っていますが,「離婚」によって不利益を受ける人間
(妻,夫,子供,ケースによっていろいろ)を保護するという側面が重要だと思われ
ます。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(2) ラッセルに関する記述や発言等
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 今回もお休み

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 編集後記 ネットと放送の融合- 総務省の圧力に屈せず「視聴者ファースト」で
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 現在,NHKのTV番組のネットでの同時配信及びその視聴料金徴収のあり方が問
題になっています。NHKは,受信契約をしていない者がネットでだけ番組を見る場
合は放送受信と同額の視聴料(受信料金))をとろうと考えています。
 これに対し、民放はNHKのネットでの番組配信自体を「民業圧迫」ということで
反対しています。また,総務省は,ネットでの放送を推進しているところはよいです
が,放送法の第4条の規定を根拠に番組内容に時々注文をつけており,困ったもので
す。同条文は廃止するか,放送局を萎縮させないように大幅に改正する必要がります。

 ===================================
 第4条 放送事業者は、国内放送及び内外放送(以下「国内放送等」という。)
     の放送番組の編集に当たつては、次の各号の定めるところによらなけれ
     ばならない。
 一  公安及び善良な風俗を害しないこと。
 二  政治的に公平であること。
 三  報道は事実をまげないですること。
 四  意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明ら
    かにすること。
 ====================================

 これとは別に,過去に放送された番組をNHKはオンデマンドで提供し,視聴料金を
徴収しています。しかし,BBCのように,古いコンテンツは別として,無料で提供
してもらいたいところです。

 因みに,今,NHKは,Wimbledon テニスを放送と同時にネットでも Live で提供
しています。放送の場合は,人気番組の提供を中止して Wimbledon テニスを生中継
することはできませんが,ネットであればいくらでも同時(刻)に提供できます。
NHKは受信料金で成り立っている以上,民放や国(総務省)からの横槍に屈せずに
「視聴者ファースト」で番組提供をしてもらいたいものです。(松下彰良)

=====================================

<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B012IYHZRG/ref=as_li_tf_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=1211&creativeASIN=B012IYHZRG&linkCode=as2&tag=russellj-22">松下彰良(訳・編)『ラッセルの言葉366』</a><img src="http://ir-jp.amazon-adsystem.com/e/ir?t=russellj-22&l=as2&o=9&a=B012IYHZRG" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■編集・発行:(松下彰良/まつした・あきよし)
■ご意見・ご感想・お問合せはお気軽に : matusitaster@gmail.com

■登録・解除・変更はこちら: http://russell-j.com/R3HOME.HTM
■WEBサイト: http://russell-j.com/
     ( top page: http://russell-j.com/index.htm )
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仏教メルマガ読者数日本一。今この瞬間に幸せを感じ、後悔のない人生にする方法とは?なぜどんなにお金があっても幸せになれないのか。むなしい人生になってしまう原因とは?あなたの人生を背後で支配する運命の法則と99%の人が自覚なく不幸を引き寄せている6つの行いとは…?仏教史上初のウェブ通信講座を開設、仏教の歴史を変え続ける中村僚が、葬式法事仏教となった現代日本の仏教界では失われた本当の仏教の秘密を公開。発行者サイトでも隠された仏教の秘密を無料プレゼント中。
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