湘南鎌倉-商い知恵袋

損しない公的年金加入のノウハウ


カテゴリー: 2006年08月02日
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鎌倉市・藤沢市・横浜市及びその周辺地域で活動する税理士&社労士が発行するローカ
ル色豊かなメルマガ!士業者にとって、好奇心旺盛な中小企業経営者と円滑に仕事する
には、お話のネタは必須の「商売道具」です。この「企業秘密」をあなただけに伝授!
        
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  No.9 2006.08.02号(隔週発行) 購読料 無料
 
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当マガジンの情報を実際に運用する場合、必ず顧問税理士等にご相談ください。
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 海に感謝の心 そして平和を!

 いよいよ海のシーズンも真っ盛り!やはり、湘南には、太陽がギラギラ輝き、真っ青な
海が広がる、この夏のシーズンがピッタリですね。この季節になると、暇を見つけて
は、湘南ビーチで、夕暮れどきに江ノ島をぼんやり眺めながら本をひもとくのですが、
これが何にも代え難い、至福のひとときになっています。

 さて、この湘南ビーチ(藤沢市鵠沼海岸4丁目、引地川河口の砂浜)で、さる7月25
日、海に感謝の気持ちを届けようというイベント「海にありがとう」が開催されまし
た。このイベントの主催メンバーの中に顧問先の方がいらっしゃるご縁で、私共も応援
に駆けつけたのですが、当日は、約200人の参加者があり、海岸清掃や、子供達のフラダ
ンス披露、湘南ゆかりのミュージシャンのライブなどが行われて、大盛況のうちに無事
終了しました。

 地元に住むミュージシャン琢磨仁さんやサーファーらが実行委員会を作り、「1年に1
度、身近な海に感謝を。そして平和な心を湘南から発信しよう」という願いを込めてス
タートして4年目になるのですが、このイベント、全てボランティアで運営されていま
す。

 感謝のメッセージを声に出すセレモニーでは、浜で参加者が輪になって「ありがとう」
を合唱しました。海上ではサーファーとヨットがレイを介して感謝のしぐさをし、海上
に「ありがとう」という言葉が広がって、とても和やかなムードでした。

 ハーフムーン(琢磨仁さん、琢磨啓子さん)、岩沢二弓さん(ブレッド&バター)らに
よる「湘南スタイルバンド」など出演アーティストたちは、今回「ありがとう」をテー
マに作った新曲を海にプレゼントしました。参加者は砂浜に座り、穏やかなひとときを
楽しんだようです。

 このイベント、毎年7月25日に開催されるので、是非、参加してみてください。入場料
は無料です。とても穏やかな気持ちになれますよ。

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 前回は、何かとお騒がせで話題の尽きない公的年金について「本当に損なの?公的年
金」と題し、その金融商品としての魅力をご紹介しました。今回は、費用対効果を考え
た「損しない公的年金加入のノウハウ」をご紹介します。なお、このメルマガの読者と
して想定している「会社を既に設立していて、ご主人様が社長、奥様などの親族が役員
や従業員である」といったケースを前提とします。

1.厚生VS国民

 前回のメルマガのおさらいから始めましょう。厚生と国民は、果たしてどちらがお勧め
なのでしょうか?それは、断然「厚生」です。その理由は、工夫次第によっては、厚生
の方が、より安い保険料で国民より手厚い保障が受けられるからです。

 本来、会社の社員(社長などの役員を含む)は、選択の余地なく、厚生への強制加入が
義務づけられています。しかし、世の中の実態はというと、厚生に未加入の会社がかな
り存在しているのが現実です。

 それは何故でしょうか?多くの人が「厚生の方が国民よりも保険料が高い」という誤解
をしていることが、その原因のようです。

2.厚生年金と健康保険はセットもの

 厚生年金は、給与が多くなるほど保険料もこれに比例して多くなりますが、多く収めた
分、年金の受給額も多くなります。しかし、健康保険は、厚生年金と同様、給与が多く
なるほど保険料もこれに比例して多くなりますが、厚生年金と違って、多く収めたから
といって、医療費がその分安くなる訳ではありません。つまり、厚生年金は費用対効果
が働きますが、健康保険については費用対効果はありません。

 しかし、厚生年金と健康保険はセットものなので、「厚生年金にだけ加入して、健康保
険には加入しない」といった芸当は、制度上できません。では、どうすればよいのでし
ょうか?給与を自分で決めることの出来る社長としては、

イ 給与はできるだけ低く押さえて、社会保険料負担を軽くする
ロ 利益に給与を比例させる
ハ 給与はできる限り多くして、それに応じた社会保険料も負担する

といった3つの選択肢がありますが、このうちどれを選択するかは、社長の価値観次第
です。もちろん、役員給与の金額は、単に社会保険料の負担のみで決めるものではな
く、様々な事項を検討して決定すべきものであることは云うまでもありません。しか
し、その検討事項の一項目として、社会保険料の負担も加えるべきでしょう。

 利益が多ければ、様々な選択肢が検討できます。しかし、利益が少ない場合は、役員給
与も多く払うことはできません。ここで特筆すべきは、「利益が少ない場合こそ、厚生
がお勧め」ということです。

 中途半端な給与にするくらいなら、思い切って月給を10万円にしましょう。そうすれ
ば、年間わずか30万円弱の負担(個人負担と会社負担の合計)で、社長本人は勿論、扶
養している奥様や親族の年金と健康保険の全てがカバーされます。これは合算の考え方
が基本になっている国民では出来ない芸当です。

3.4−6月の給与は少なく

 厚生は、支払われた給与に比例して保険料が決定されますが、そのしくみはどうなって
いるのでしょうか?実は、所得税のように年間の給与総額に基づいて計算されるわけで
はなく、4−6月の給与平均額が計算の基礎となります。よって、4−6月の給与が少
なければ、年間の保険料もその分少なくなります。

 しかし、税金対策上、役員の給与は、年間総額を12等分した金額とするのが基本です。
よって、4−6月の給与は低くして7月からは増額する、といったことは、基本的には
出来ないのですが、所定の手続を経れば、不可能ではありません。このあたりについて
は、やや複雑であり、かつH18より税法改正もされているので、顧問税理士などの専門家
にご相談してください。

 また、4−6月の平均額として算出した金額から一定の範囲を超えて大幅に増減する
と、保険料もこれに応じて増減しますので、注意が必要です。

4.複数の仕事をもつ

 所得税は、すべての所得を合計して計算するのが基本です。自分の会社以外に、どこか
でアルバイトをしていたり、個人活動としての収入(事業所得など)があれば、これら
を全て合計した金額を基礎として計算します。

 これに対して、厚生の保険料は、適用対象となっている会社の給与のみで決定されるの
が基本です。所得税のように、アルバイト代や個人活動の収入も合算して、保険料の金
額を算定するわけではないのです。

 自分の会社の利益が少ない場合、自分に支払う役員給与も少なくせざるを得ません。し
かし、これを補うために他の収入源を確保したとしても、それが即、厚生の保険料UPに
直結するわけではないのです。

5.第3号被保険者

 「工夫次第によって、厚生の方が、より安い保険料で国民より手厚い保障が受けられ
る」ための極意は、この第3号被保険者という制度にあります。給与所得者の配偶者の
年収が130万円未満など一定の要件を満たせば、第3号被保険者として、配偶者は保険料
を払う必要がありません。つまり、給与所得者一人分の保険料で奥様分も含めた二人分
の年金と健康保険がカバーされる、ということです。

 これに対して、国民は、年金については人数に比例して保険料は増加し、健康保険も対
象人数が増えると保険料が増額していきます。

 よって、配偶者をはじめとする親族を扶養している既婚者だと、厚生にはこの第3号被
保険者という制度があるために、より安い保険料で国民より手厚い保障が受けることが
可能になるのです。

6.雇用VS外注

 事業がある程度の規模になってくると、人を使わざるを得ません。これを従業員として
雇用するのか、人材派遣業を中心とした外注とするのかは、事業主の価値観次第です。
一概にどちらが良いとは云えません。

 しかし、事業コストという点からのみ判断すると、外注としたほうが有利です。その理
由の一つとして、会社が負担しなければならない年金や健康保険の法定福利費があげら
れます。

 会社が従業員を雇用すると、厚生への加入が義務づけられているため、会社負担分の法
定福利費がコストとして発生します。しかし、これを外注とすると、この費用は生じま
せん。同じ労働力を調達するのであれば、法定福利費が発生しない外注とした方がコス
トを抑えることが可能となります。

 この他、雇用者の給与では、消費税の仕入税額控除はできませんが、外注とした場合
は、これが可能となります。
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 給与収入の金額が低く、かつ、扶養家族がいる場合は、厚生に加入すると、国民と比
較して、手厚い保障がより低い保険料で受けることが出来ます。このことが、今回のメ
ルマガでご理解頂けたのではないでしょうか。

 一般の人が社員の場合、積極的に厚生に加入するのかは、コスト面から判断に迷う
(原則は、強制加入ですが・・・)というのが多くの中小企業の事業主の本音でしょ
う。しかし、社員が奥様など親族だけの場合は、今回のメルマガで説明した理由から、
厚生に加入されることをお勧めします。

 なお、理解のしやすさを優先して説明したため、必ずしも適切とはいえない用語や表
現を用いている点についてご了承下さい。あくまで考え方の概要を説明しているに過ぎ
ません。実際の運用にあたっては必ず社労士などの専門家に相談してくさい。

 ご意見、ご感想は mag2@fujix.gr.jp までご連絡下さい。

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