左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii

左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii 第499号「左利きで生きる方法(31)左利きライフ(6)」


カテゴリー: 2017年08月05日
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 ※『週刊ヒッキイ』は、2014年7月より
  月二回(第一・第三土曜日)の発行に変更しました。
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 右利きにも左利きにも優しい左右共存共生社会の実現をめざして 
  左利きおよび利き手についていっしょに考えてゆきましょう!
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 第499号(No.499) 2017/8/5
「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その22―
 左利きで心地よく生きるための方法(31)
 左利きってなんだ(その19)  快適左利きライフ入門(6)」
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  ▲左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ▲ ..第一土曜日掲載
 ―その22―  左利きで心地よく生きるための方法(31)
 左利きってなんだ(その19)  快適左利きライフ入門(6)
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 左利きライフについて考える6回目です。

 〈強度〉の左利きの人(要するに私自身ですが)
  の生活を覗き見しながら、
 快適な左利きライフの方法を考えてみよう、と思います。


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 左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その22― 

  左利きで心地よく生きるための方法(31)

  左利きってなんだ(その19) 快適左利きライフ入門(6)

  ◆ 「国際左利きの日」を前に ◆

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  《... しかし、技術的に可能だということが、かならずしも
   社会的に可能だというわけではなかった。伝統、習慣、制
   度、言語をはじめ多くの小さなしきたり――思考と行動の
   様式――が障害となった。... 》p.122

    『どうして一週間は七日なのか[大発見1]』
     「第三章 伝道師の時計」
      ダニエル・ブアスティン 鈴木主税・田中邦子訳
      集英社文庫(1991/7/1)
http://www.amazon.co.jp/dp/4087602028/ref=nosim/?tag=hidarikikidei-22



 ●8月13日は、「International lefthanders Day」

今月13日は、国際的な左利きの日です。

昨年↓も書きましたように、

第475号(No.475) 2016/8/13
「本日 8月13日は〈国際左利きの日〉特別編(3)
 〈国際左利きの日〉について」
http://archives.mag2.com/0000171874/20160813094000000.html


1976年8月13日、
第一回目の「International lefthanders Day」が
アメリカの左利きの人たちの組織
「lefthanders International」によって、
左利き用品の普及とともに、
左利きの人たちの生活の向上を目指し、
また、
左利きに対する社会の意識の変化を求めるものでもあります。



 ●「右利き優先/偏重」社会の壁

2月10日の日本版「左利きグッズの日」も、
同様の趣旨で行われるものです。

先ずは、
左利き用品(グッズ)を普及させることが一つの焦点で、
左利きの人の生活の質的向上が目標になっています。

人間は道具を使う生き物で、
だからこそ、道具の存在が大事になってくるわけです。

エピグラフにも記しましたように、
技術的には可能であっても、
社会の「伝統、習慣、制度」等の壁に妨げられて、
左利きに都合のいい道具――
少なくとも左利きに不利にならない道具――
が作れる状況にあっても、
そのような左利きにも優しい道具が製作されず、
右利き優先、右利き偏重の道具が全体――
もしくは、より多くを占めてしまう、
というのが現状です。


そこに風穴を開けよう、という運動が先に挙げた、
「左利きの日」の制定でした。

アメリカでの最初の活動から
既に40年余りの月日がたっています。

日本版からでも、かなりの年月がたっています。

しかし、まだまだ日本では、
一部ではかなりの知名度があり、
知る人ぞ知るの状況ではありますが、
大半はどうでしょうか。



 ●「左」=「邪/悪」のイメージ

問題は、左利きという性質に対する理解度、
認知度にあるのではないか、
という気がします。

日本では、本当のところ、左利きは無視されているというか、
存在を忘れられている
考慮されていない部分がある、ということです。


障害者に対してもそうですが、
一般に少数派に対しても配慮が少ない傾向にあります。

左利きも少数派であるために無視されるという状況です。


左利きの場合は、数的に少ないだけでなく、
文化的に忌避されている存在でした。

日本だけでなく、海外でも「左」に対する見方には
否定的なものが多く、
英語の「right」に見られるように、
「右」は「正」で、「左」は「邪」というものが
平均的な見方です。

冒頭で引用した
『どうして一週間は七日なのか[大発見1]』
には、
こんな記述もあります。


  《ギリシアの冥府では、裁判官――裁かれる者はけっして異
   議を唱えることができず、まったく隠しだてができない―
   ―は、邪悪な者を左へふりわけて、炎の川を渡らせ、苦し
   みの待つ暗いタルタロスへ送りこむ。一方、正しい者は右
   手の道を進み、極楽に至る。... 》p.184

    「第四章 想像の地理学」



 ●「左利きの日」の趣旨

 《邪悪な者を左へふりわけて、...
  正しい者は右手の道を進み、》


こういうイメージを払拭し、
左利きも右利きも本質は同じなのだ、
という事実をしっかりと植えつけてゆかなければなりません。

左利きへの認識を正確に社会全体に浸透させてゆこう、
というのが、
これら「左利きの日」の趣旨の一つでもあるのです。


左利きの人の生活向上のためには、
身の回りの道具や機械類といった物質的環境だけでなく、
精神面の環境も変えてゆかなければ、
本当の「左利きライフ」の改善にはつながりません。


「左利きライフ」とは、
単なる「生活」「暮らし」といった環境だけでなく、
「人生」そのものを指します。

左利きの人間としての生き方が問題になるのです。

左利きとして納得のいく生き方ができたとき、
初めて幸せな左利きライフだった、と言えるのです。


道具の普及に始まって、
そういう人生そのものの改善に発展してゆく活動こそ、
この「左利きの日」の趣旨だと言えるでしょう。



 ●日常の些細な出来事から始めよう

いつも引用する言葉ですが、
ベンジャミン・フランクリンの『自伝』に
こんな言葉があります。


  《人間の幸福というのは、たまたま起こるすばらしい幸運か
   らでなく、毎日の生活の中での些細な出来事から生まれる
   ものである》

   『フランクリン自伝』鶴見俊輔訳 旺文社文庫 1967
http://www.amazon.co.jp/dp/B000JA3NP0/ref=nosim/?tag=hidarikikidei-22

『フランクリン自伝(新装版)』鶴見俊輔/翻訳・解説 土曜社 2015/7/22
http://www.amazon.co.jp/dp/4907511132/ref=nosim/?tag=hidarikikidei-22



毎日の生活のなかにある、
ちょっとしたささいなことの積み重ねこそが、
幸せの素になるのだ、ということです。


だからこそ、
左手・左利き用品の普及が第一に挙げられるのです。


「不便な道具でも使っていれば、そのうち慣れる」
という人もいます。

「環境に自分を慣らすことが重要だ」というのです。


どんなに社会であっても、不便というものは付いてまわる、
それらすべてを改善することなどできっこない。

与えられた環境に自分を合わせることこそ、
人生をより良く生き抜く方法だ

――と。


一見、筋の取った、合理的な意見のようです。

しかし、人類の進歩というのは、
ちょっとした不便を改善することから始まり、
重大な問題となる事態を回避するために、
知力を振り絞り、知恵を出し合い、みんなが協力し、
全力で取り組んだ行動の積み重ねの上に
築かれてきたのではないでしょうか。


上のような考え方は、奴隷の自由――
消極的な態度、保身のための自己否定、後ろ向きの生き方、
あるいは事なかれ主義、自己満足にすぎません。


恵まれた者だけがいい思いをする、
そんな社会に明日はありません。


先ずは日常の些細な出来事から、
左利きライフの充実をめざしましょう。


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●2017.8.1 右用と左用の違い(14)回転系(7)メーターの針-左利き
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