左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii

左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii 第495号「左利きで生きる方法(29)左利きライフ(4)」


カテゴリー: 2017年06月03日
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 ※『週刊ヒッキイ』は、2014年7月より
  月二回(第一・第三土曜日)の発行に変更しました。
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 右利きにも左利きにも優しい左右共存共生社会の実現をめざして 
  左利きおよび利き手についていっしょに考えてゆきましょう!
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 第495号(No.495) 2017/6/3
「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その22―
 左利きで心地よく生きるための方法(29)
 左利きってなんだ(その17)  快適左利きライフ入門(4)」
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  ▲左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ▲ ..第一土曜日掲載
 ―その22―  左利きで心地よく生きるための方法(29)
 左利きってなんだ(その17)  快適左利きライフ入門(4)
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 左利きライフについて考える4回目です。

 〈強度〉の左利きの人(要するに私自身ですが)
  の生活を覗き見しながら、
 快適な左利きライフの方法を考えてみよう、と思います。


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 左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その22― 

  左利きで心地よく生きるための方法(29)

  左利きってなんだ(その17) 快適左利きライフ入門(4)

  ◆ 人を見て指導する ◆

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 ●左右共生社会

この世の中を生きてゆく上で、一番大切なことは、
前を向いて歩むことでしょう。

自分のペースで自分の道を、
自分の力であゆむ。

走る必要もないし、かといってトボトボ歩くのではなく、
さっそうと、とまでは行かなくても、
それなりに歩いてみたい。


私の場合は、ライフワークといってきた左利きについてです。

左利きライフの向上のために、です。

右利きに偏重した社会の在り方を、
左利きも視野に置いた左右平等のものにしたいということです。

いま、NHKのEテレの「100分de名著」の6月の
『維摩経』について勉強しています。

菅沼晃著『維摩経をよむ―日本人に愛されつづけた智慧の経典』
(NHKライブラリー 1999/6)
http://www.amazon.co.jp/dp/4140841028/ref=nosim/?tag=hidarikikidei-22


にこんな文章がありました。


 《すべての人々が民族・部族・宗教などのちがいや対立をこえ
  て、ただ一本の傘のもとに「共生」することのできる社会、
  それが『維摩経』の説く「ブッダの清浄な国土」であるとい
  ってよいと思います。/この場合も、はじめから一本の傘が
  あったわけではなく、五百人の人々のそれぞれの傘(すなわ
  ち、共生できる社会をつくろうとする願い)が合わさった結
  果が一本の傘となったという点が重要です。さまざまな人々
  が個性やちがいを保ちながら共生できる社会をつくりあげる
  こと、これこそ私たちに課せられた二十一世紀最大の課題と
  いってもよいのではないでしょうか。》p.36-37


それぞれの違いを超えて、共通項を見出して、
それぞれの人々が、
それぞれの自分の個性や互いの違いを保ちながら、
互いに共生できる社会を作る

左利きに当てはめれば、右利き偏重の在り方ではなく、
左利きもありだよ、という社会。

左右共生社会の実現。



 ●王選手と鳥谷選手

こんな話があります。

世界のホームラン王・王選手(今は選手じゃないけれど、
 私のなかでは他に適切な敬称が見つかりません。
 ソフトバンク球団会長?)

王選手が少年時代、右で打っていたとき、
偶然通りかかった荒川コーチ(荒川さんもコーチではないけれど、
 のちに王選手がプロ入りしてから一本足打法を伝授し、
 ホームラン王に育てた、伝説のコーチ。)
が、左利きなら左で打ちなさいとアドバイスした、といいます。

王選手はボールは左投げだったけれど、打つのは右で、
みんながそうしているから、右打ちしていたそうです。


また、現役の選手では、
阪神タイガースの鳥谷選手もそんな選手でした。

鳥谷敬著『キャプテンシー』(角川新書 2016/3/10)
http://www.amazon.co.jp/dp/4040820681/ref=nosim/?tag=hidarikikidei-22

によりますと―


彼の場合は、はじめは右投げ右打ちでした。
それには、
小さいころから並行して習っていた柔道の影響もあるそうですが、

《それが当たり前だと思っていた》(p.35)そうです。


それが中学生の時、シニアリーグに入って、
お箸を左で使っているのを見た監督から、
左利きなら左で打ってみろ、と言われた。

すると、
「右のほうがパワーはあるけれど、
 左のほうがスイングがきれいに振れている」
と。

それ以来、左打ちにかえたそうです。

結果は、のちに大学のリーグで首位打者となり、
プロ入りにつながります。


もちろんお二方とも右打ちしていたらどうだったか
は、わかりません。

プロには入れなかったかもしれないし、
あるいは逆に、
もっとすごい成績を上げていたかもしれません。

それは誰にもわからないことですけれど、
(根拠はありませんが、)
単純に考えて後者はないだろうという気がします。

指導者によって見出され、才能が開花した、
という印象のほうが強く感じられます。


私が個人的にそう思いたがっているだけ
かもしれませんけれど…。



 ●人を見て指導する

先に挙げた『維摩経をよむ』に、
こんな話もあります。


ブッダ(お釈迦様)の十大弟子の一人、
富楼那(ふるな)の説法を見た維摩が言うには、


 《決まりきった伝統的な教えを一方的に説いたところで、ブッ
  ダの心を伝えることはできない。説法を聞こうとしている人
  々、とくに道を求めて新たに仏門に入った人々にたいしては、
  その心をよく見きわめてから教えを説くべきである。》p.80


これから学ぼうとする人々は、宝の器であり、
その器に汚れた食べ物を――
すなわち型にはまった陳腐な教えを入れてはならない

というのです。


すなわち、これは

 右利きの方法を押し付けるだけではダメですよ、

という意味だと思います。

 よくその人を見て教えるべきだ、

と。

先のお二方の例のように、ですね。


人の持って生まれた才能を生かすのが、
人生における成功への道だ、

と私は考えています。


利き手・利き側というのも、そういう才能のひとつです。

一人一人の才能を見極める、ということが重要です。



 ●スポーツの世界は左右平等が進んでいる?

そして、
左でできるのに、右を強要されるのはおかしいわけです。


たとえば、
サッカーの場合は右足も左足も蹴れるように練習するのです。

試合の流れのなかでは、
右足でも左足でもあるいは頭でもシュートするわけです。

しかし、いざPKとなるとどうでしょうか。

右足と左足と両方蹴って決めるわけではなく、
どちらか一方自分の得意な方を選んで蹴るだけです。


もし、全員が右足と左足両方で一回ずつ蹴る、
といったルールに変更したらどうでしょうか。

右足は得意だけど、左足は不得手という人の場合は
(その逆の場合もあり)、
チームにとって不利になります。

片方しか利かない人は
PK要員からはずされることになるでしょう。

そうなると、
「右足はべらぼうにうまいけれど、左足はダメ」という選手より
(その逆もある)、
「右も左もそこそこ」という選手のほうが
案外、重宝されるようになるかもしれません。


逆に言えば、今の状況は、
「どちらかが得意であれば平等」と言えるわけで、
そういう意味では、これがいいのかもしれません。


と考えますと、

 スポーツの世界は左右平等が進んでいる

と言えるのでしょうか。



 ●左利きに優しい環境を整える

「よく左利きの人はスポーツが得意」などと言われるのは、
左利きの人個人個人が「スポーツが得意だ」というより、

 スポーツの世界そのものが、
 左利きに優しい環境を用意している

もしくは、少なくとも

 右利きの人のみを優先しているわけではない

というのが、主な理由なのかもしれません。


そうです。
大事なことは「環境を整える」ということです。

それと「指導者を得る」ということです。

物事の本質を見極められる、よく理解できた指導者で
かつ、適切な指導ができる人が必要です。


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 ◆更新情報◆ (●印:左利き関連記事)
 ~『レフティやすおのお茶でっせ』~
●2017.6.1 右用と左用の違い(12) 回転系(5)すり鉢-
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●2017.5.26 サッポロビールイメージガール川辺優紀子さんの
左利き始球式
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サラリーマン時代に始めた株式投資から株で勝つための独自ルールを作り上げる。2009年10月、130万円だった株式資産は2017年に7000万円を突破。定期預金などを合わせた資産は1億2000万円に。 平成24年より投資助言・代理業を取得。現在、著者自身が実践してきた株で成功するための投資ノウハウや有望株情報を会員向けに提供しているかたわら、ブログやコラム等の執筆活動も行う。 2014年まぐまぐマネー大賞を受賞。読者数2万人。雑誌等のメディア掲載歴多数。 主な著書に『10万円から始める高配当株投資術』(あさ出版)『「小売お宝株」だけで1億円儲ける法』(日本実業出版社)
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