西行辞典

西行辞典 第340号(161230)


カテゴリー: 2016年12月30日
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      ◆◆◆◆  西行辞典  ◆◆◆◆
                        
                  vol・340(不定期発行)
                   2016年12月30日号

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          今号のことば    

       まかり・まかる 06

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       ◆ まかり・まかる 06
 
【まかり・まかる】

動詞「まかる」の連用形です。出る、行くという言葉の謙譲語・
丁寧語として使われます。

西行歌にはたくさんの「まかり」が使われています。ほぼ同じ行為を
表す「行く」「参る」「詣でる」「まかる」を使い分けているのは、
それなりの必然があったからでしょう。
西行本人の歌に対しての感覚や言語センスに基づきながら、人物や
事象との距離感がいくつかの言葉を使い分けた原因ではないかと
思います。
また、歌の韻律になじみにくいと思われる「まかる」の用法は、ほぼ
詞書に用いられています。それも西行の見識の一つでもあったのでは
ないでしょうか。

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     修行して遠くまかりける折、人の思ひ隔てたる
     やうなる事の侍りければ

30  よしさらば幾重ともなく山こえてやがても人に隔てられなむ 
         (岩波文庫山家集133P羈旅歌・新潮1120番) 

○修行して遠く

遠くとはどこを指しているのか不明です。

○人の思ひ隔てたる

人と自分との感覚や感情のずれのために、相互理解ができなくて、
仲たがいしたような隔絶した関係性を言います。何か嫌なことが
あって、それが契機となり遠くへ行こうと思い立ったとも思わせます。

○よしさらば

(よし、そうであるなら)という意味なのですが、これは感情を直截に
吐露した言葉のように感じます。自分の覚悟を示した言葉ですが、
感情性が勝ちすぎていて、若い時代の歌のようにも解釈できます。

(30番歌の解釈)

「よしそれならば幾重ともなく多くの山を越えて遠い所に隠棲し、
そのまま人に疎んじられてしまおう。」
            (新潮日本古典集成山家集から抜粋)

【遠く修行】

この時代にあって「修行」という言葉は「旅」とほぼ同義であった
ようです。旅を続ける中では交通、衣料、食料、宿泊所、医療などの
困難さは常に付きまといますし、その困難さの中に積極的に身を置く
ことは都にとどまったままの生活から見れば、修行そのものだったと
言えるでしょう。
旅を続けながら、あるいは行きついた一定の場所での仏道修行という
こともあったはずですが、あえて目的を持たずに苦しい旅を続けて
見聞を広めることは、「人生修行」「仏道修行」などという言葉の
上での違いを越えて、単に「修行」という言葉の中に集約されていた
はずです。

「遠く修行」に比して単なる「修行」の場合は、ほぼ行き先や目的が
詞書に明示されています。そのことが不思議な気もします。
あるいは意図的な記述なのかもしれません。
山家集には「修行」「遠く修行」の言葉のない場合でも、たくさんの
場所に行っての歌が多くあります。

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     年ごろ申されたる人の、伏見に住むと聞きて尋ね
     まかりたりけるに、庭の道も見えず繁りて虫なきければ

31 分けて入る袖にあはれをかけよとて露けき庭に虫さへぞ鳴く
            (岩波文庫山家集66P秋歌・新潮444番・
             西行上人集・山家心中集・玉葉集) 

○年ごろ申されたる人

「申されたる人」は新潮版では「申しなれたる人」とあり、在俗
時代から長く懇意にしていた人だと思わせます。
しかし、誰か個人名は不明。在俗時の妻を暗示しているとも受け
とめられます。

○伏見

山城の国の一部。現在の京都市南部にあたり、伏見区のこと。

○露けき庭

草についた露が多くて湿っぽい庭のこと。
昔は懇意にしていたのに長く逢えなくて、やっと探し当てて訪ねれば、
粗末な住家に草が生い茂っていて、ことさらに哀れに感じて、感慨
深く涙が出るということを「露けき庭」に込めています。

(31番歌の解釈)

「草をかき分けて庭に入ると、私の袖は涙で濡れる。それで
なくても、草深い露深い庭に感涙がとめられないのに、虫までが
更に涙を誘うように鳴いている。」
                (和歌文学大系21から抜粋)

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      十月初つかた山里にまかりたりけるに、
      蛬の聲のわづかにしければよみける

32 霜うずむ葎が下のきりぎりすあるかなきかに聲きこゆなり
           (岩波文庫山家集66P秋歌・新潮493番
       西行上人集・山家心中集・宮河歌合・御裳濯集)

○初つかた=はじめつかた

山家集には「初めて・はじめ」に類する言葉はたくさんあります。
そのなかで、「初つかた」という表現はこの詞書一度のみです。

(つ)は格助詞で現在の「の」に当たります。「初めのかた」で、
「初めの頃」という意味です。10月初めころは新暦では11月初旬
から下旬にかけてになります。    

○蛬・きりぎりす

バツタ目キリギリス科に属する昆虫の総称です。
体長は4センチメートル程度。色は緑色から褐色。夏から秋の頃に
鳴きます。コオロギのことと言われますが異説もあり、その断定は
非常に困難です。
キリギリスの西行歌は11首あります。

○葎

アカネ科のヤエムグラ属の総称です。キクムグラ、ヤマムグラ、
ヨツバムグラ、ヤエムグラなど10種ほどあります。
          (山と渓谷社刊「日本の野草」を参考)

ただし、霜の降りる季節に「八重葎」はふさわしくはなく、クワ科の
カナムグラの可能性があります。
「むぐら」の西行歌は9首あります。

(32番歌の解釈)

「神無月になり、霜がいっぱいおりている葎の下にいるこおろぎの、
あるかなきかに弱りはてたかそけき声が聞えて来るよ。」
            (新潮日本古典集成山家集から抜粋)

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      哀なるすみかをとひにまかりたりけるに、此歌を
      みてかきつけける

33 うき世をばあらしの風にさそはれて家を出でぬる栖とぞ見る
    (兵衛局歌)(岩波文庫山家集135P羈旅歌・新潮747番・
           西行上人集・山家心中集・西行物語)

○哀なるすみかをとひに

前歌の待賢門院中納言の住処のこと。中納言の局は待賢門院崩御後に
嵯峨小倉山の麓に住んだようです。わびしい草庵だったはずです。

○此歌をみて

「此歌」とは西行が中納言の局の庵で詠んだ下の歌を言います。
その歌に対して、兵衛の局が33番歌を詠みました。
ただし西行歌に対しての「返し歌」ではなくて、これはあくまでも
兵衛の局から中納言の局に送った歌と解釈できます。
待賢門院崩御後に中納言の局や堀川の局は落飾して尼となりましたが、
兵衛の局は上西門院に仕えました。

 山おろす嵐の音のはげしきをいつならひける君がすみかぞ
    (西行歌)(岩波文庫山家集135P羈旅歌・新潮746番・
           西行上人集・山家心中集・西行物語)

○あらしの風

待賢門院は1142年の落飾以前から不遇の状態であり、仕えていた
女房達にしても社会(世間)の冷たさみたいなもの、酷薄さみたい
なものを共有していたはずです。身に染みていたことでしょう。
そういう状況下の生活を、「あらしの風」と形容しています。
だから「さそはれて」は好意的な勧誘ではなくて、冷たい風に追立て
られている心情を言っています。

○栖とぞ見る

同じく待賢門院に仕えていた同輩として、出家した中納言の局に
対しての、兵衛の局のやるせない気持ちがこもったフレーズのよう
にも思います。

(33番歌の解釈)
 
「憂きこの世には「あらじ」と、嵐の風の吹くままに誘われて
出家し、ここ嵐山の麓に結んだ庵と見ることです。」
            (新潮日本古典集成山家集から抜粋)

【兵衛の局】

生没年不詳、待賢門院兵衛、上西門院兵衛のこと。
源顕仲の娘で堀川の局の妹。待賢門院の没後、娘の上西門院の女房と
なりました。
上西門院は1189年の死亡ですが、兵衛はそれより数年早く亡くなった
ようで1184年頃に没したとみられています。没したときには80歳を
越えていたものと思われます。
西行とはもっとも親しい女性歌人といえます。
自選家集があったとのことですが、現存していません。

 かぎりあらむ道こそあらめ此の世にて別るべしとは思はざりしを
            (上西門院兵衛 千載和歌集484番)

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      ある人さまかへて仁和寺の奧なる所に住むと聞きて、
      まかり尋ねければ、あからさまに京にと聞きて帰りに
      けり。其のち人つかはして、かくなんまゐりたりしと
      申したる返りごとに

34 立ちよりて柴の烟のあはれさをいかが思ひし冬の山里
         (作者不詳歌)(岩波文庫山家集176P雑歌・
                 新潮736番・西行物語)

34番歌の返しとして下の贈答歌3首があります。

01 山里に心はふかくすみながら柴の烟の立ち帰りにし
     (西行歌)(岩波文庫山家集176P雑歌・新潮737番)
 
02 惜しからぬ身を捨てやらでふる程に長き闇にや又迷ひなむ
    (作者不詳歌)(岩波文庫山家集177P雑歌・新潮738番・
                       西行物語)
 
03 世を捨てぬ心のうちに闇こめて迷はむことは君ひとりかは
  (西行歌)(岩波文庫山家集177P雑歌・新潮739番・西行物語)

○ある人さまかへて

34番歌と以後の贈答の歌は、誰との贈答歌か判明していません。
兵衛の局説があります。私見では兵衛の局で間違いないと思います。
一度は出家したのですが、上西門院に仕えるために出家生活を中止
して、俗世に戻ったということなのでしょう。

○仁和寺の奥なる所

詞書によると仁和寺の奥に位置する所にあった庵ですが、具体的
には仁和寺のどの辺りにあったか不明です。

○あからさまに京に

ここでの「あからさま」は「明白である・はっきりしている」という
意味ではなくて「仮に・一時的に」の意味です。

○其のち人つかはして

西行自身ではなくて人に頼んで「ある人」に連絡を取ったということ。

○かくなんまゐりたりし

西行が、ある人の住む仁和寺の奥の庵に尋ねて行ったけど会えなくて、
帰ってきたことを、ある人に知らせたことがわかります。

(34番歌の解釈)

「自分の留守に訪れて下さり、冬の山里の庵に柴を折りくべて
たく煙のあわれさを、どのように思って下さったことでしょうか。」
            (新潮日本古典集成山家集から抜粋)

(01番歌の解釈)

「出家されたと聞いたあなたの住む奥深い山里に深く心をひかれ、
分け入りながら、あなたには逢えず、柴をたく煙の立つように
都へたち帰りました。」
            (新潮日本古典集成山家集から抜粋)

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      故郷述懐といふことを、常磐の家にてためなり
      よみけるにまかりあひて

35 しげき野をいく一むらに分けなして更にむかしをしのびかへさむ
     (岩波文庫山家集190P雑歌・新潮796番・西行上人集・ 
  山家心中集・御裳濯河歌合・新古今集・玄玉集・西行物語) 

○常磐の家

現在の右京区常盤。藤原為忠の屋敷が右京区常盤にありました。
為忠の子息をを中心としたグループの歌会の折の詠歌です。
為忠は1136年に没していますから、当然に為忠没後の歌会です。

○ためなり=藤原為業「為業・ためなり・為なり」

為業は常盤に住んだ藤原為忠の長兄か、もしくは次男です。生没年は
未詳。1182年頃に弟の寂然と前後して没したものと思われます。
伊豆守、伊賀守、蔵人などを歴任後に従五位上になっています。
山家集に「寂念」名の人物は登場しませんが、「寂念」は藤原為業の
法名です。為業は大原三寂とか常盤三寂と呼ばれる内の一人です。
三人ともに為忠の子供で、他の2人は寂超(藤原為隆「為経とも」)と
寂然(藤原頼業)です。

寂念は1158年から1166年までの間に剃髪、出家しています。
1172年「広田社歌合」、1175年「右大臣家(兼実)歌合」、1178年
「別雷社歌合」などに出席しています。
岩波文庫版の205ページにある二条院内侍三河は寂念の娘です。 
      (有吉保編 桜楓社刊 「和歌文学辞典」を参考)   

○しげき野

雑草の繁茂した野原のこと。

○いく一むら

(行く一群)では意味がつながりません。ここは、いくつかある区画の
内の一つとしての(幾一群)と解釈できます。

(35番歌の解釈)

「草が深く生い繁っていずれの跡とも見分け難い古里の野を、幾つ
かの群に区切って、あそこは何の跡、ここは何の跡と、改めて
昔を思いかえそう。」
            (新潮日本古典集成山家集より抜粋)

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36    五條三位入道、そのかみ大宮の家にすまれけるをり、
     寂然・西住なんどまかりあひて、後世のものがたり申し
     けるついでに、向花念浄土と申すことを詠みけるに

 心をぞやがてはちすにさかせつるいまみる花の散るにたぐへて
             (岩波文庫山家集259P聞書集244番)

○五條三位入道

藤原俊成のこと。1176年に出家して釈阿と号します。
五絛は五絛東京極に住んでいたため、三位は最終の官位を指して
います。入道は出家者のことです。

○そのかみ

以前のこと。過去のこと。

○大宮の家

藤原俊成が葉室顕廣と名乗っていた時代に住んでいた家のことだと
思います。
俊成は1167年12月に葉室顕廣から藤原俊成にと改名しています。
大宮の家は俊成の家ではなくて葉室家の邸宅のあった場所ではない
かとも思えます。歌も1167年12月以前のものと考えられます。

俊成の家としては「五条京極第」が知られています。五条とは現在
の松原通りのこと。京極とは東京極で今の寺町通りのことです。
だから五条京極第は寺町松原あたりにあったとみるのが妥当です。
大宮を通り名とするなら、大宮とは離れています。
現在、烏丸松原下る東側に「俊成社」という小さな祠があります。
このあたりが三位入道時代の俊成の住居があった所です。

○寂然

大原(常盤)三寂の一人。藤原頼業のこと。西行とはもっとも
親しい歌人。

○西住

俗名は源季政。生没年未詳です。醍醐寺理性院に属していた僧です。
西行とは出家前から親しい交流があり、出家してからもしばしば
一緒に各地に赴いています。西行よりは少し年上のようですが、
何歳年上なのかはわかりません。
没年は1175年までにはとみられています。
千載集歌人で4首が撰入しています。
同行に侍りける上人とは、すべて西住上人を指しています。
没後、西住法師は伝説化されて晩年に石川県山中温泉に住んだとも
言われています。現在、加賀市山中温泉西住町があります。

○後世のものがたり

死後のことを話し合ったということ。極楽浄土の話題のこと。

○はちす
    
植物名。「蓮=はす」「はちす」「蓮華=れんげ」などと呼ばれます。
俳句では花は夏、実は秋、枯蓮(かれはす)は冬の季語。
ハス科(以前はスイレン科)の水生多年草植物で、食用になる根(蓮根)
を採集する目的の他に観賞用としても広く栽培されています。
蓮は中国から渡来した植物との説もありますが、しかし日本でも
2000年も前の古代ハスの種子が発見されてもいますから、古代に
日本各地で自生していたとも解釈できそうです。

蓮は仏教とも密接な関係がありますが、なぜそうなのかは確定的な
説明はできないようです。
清らかな水中ではなくて、泥の中で成長し根と茎を伸ばしながら、
水中から出た茎の先には華麗な花を咲かせる態様が、仏教の教えと
一致しているとされて結びつきができたものなのでしょう。

仏像にある蓮の花の形をした台座を「蓮華座」「蓮台=れんだい・
はすのうてな」などと言います。
言動の少し軽くて品のない女性に対していう「蓮っぱ」という言葉も、
蓮の葉の性質から来ている言葉です。

○はちすにさかせつる

浄土の蓮華のように心の花を咲かせるということ。

○いまみる花の散る

無常感からの開放をいう。死を賛美しているようにも取れます。

○たぐへて
    
自動詞ハ行四段活用及び他動詞ハ行下二段活用です。
「たぐふ」は連体形と終止形、「たぐへ」は未然形と命令形です。
「類ふ・比ふ」「類へ・比へ」と表記し、並ぶ、一緒になる、共に
行動する、合わせる、などの意味合いを持つ言葉です。

○連歌

詩歌表現形式のひとつ。万葉集巻八の尼と大伴家持の作品が
連歌の起源ともいわれています。 

  佐保河の水を塞き上げて殖ゑし田を  (尼)
  苅る早飯(わさいひ)は独りなるべし (家持)

連歌は室町時代に流行し、江戸時代の俳諧にと発展しました。
数人で詠み合うのが普通ですが、一人での独吟、二人での両吟、
三人での三吟などもあります。

(36番歌の解釈)

「私の心をそのまま浄土の蓮に咲かせたことだよ。今見る花が
散るのに連れ添い行かせて。」
                (和歌文学大系21から抜粋)

【藤原俊成】=「顕廣・五條三位入道・左京大夫俊成・釈阿」

藤原道長六男長家流、従三位藤原俊忠の三男。1114年生、1204年に
91歳で没。1123年に父の俊忠が死亡してから葉室顕頼の養子となり、
「顕廣」と名乗ります。
1127年に従五位下となり美作守、次いで加賀守・遠江守・三河守・
丹後守・左京太夫などを歴任後1167年に正三位。
この年に本流の藤原氏に復して「俊成」と改名しました。
1172年に皇太后宮太夫。1176年9月、病気のため出家。法名は「阿覚」
「釈阿」など。五条京極に邸宅があったため、通称は「五條三位」。
歌道の御子左家の人です。藤原定家の父。俊成女の祖父。

1183年2月、後白河院の命により千載集の撰進作業を進め、一応の
完成を見たのが1187年9月。最終的には翌年の完成になります。
千載集に西行歌は十八首入集しています。
90歳の賀では後鳥羽院からもらった袈裟に、建礼門院右京太夫の
局が紫の糸で歌を縫いつけて贈っています。そのことは「建礼門院
右京太夫集」に記述されています。
西行とは出家前の佐藤義清の時代に、藤原為忠の常盤グループの
歌会を通じて知り合ったと考えてよく、以後、生涯を通じての
親交があったといえるでしょう。

家集に「長秋詠藻」、歌学書に「古来風躰抄」「古今問答」「万葉集
時代考」などの作品があります。

 世の中よ道こそなけれ思ひ入る山の奥にも鹿ぞ鳴くなる
                (藤原俊成 百人一首83番)

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  (後記)

年の瀬もいよいよ押し詰まってきました。今日明日で今年も終わり
です。私は年越し準備さえも実にいい加減に済ませてしまう傾向に
あったのですが、年が高くなってからは、なおさらその度を強めつつ
あると自覚します。人にはできるものとできないものがあり、かつ、
私はあまり合理的でないことごとは積極的にはしない方です。
要するにズボラ、怠慢ということなのでしょう。

さすがに一年の締めくくり、すぐに新しい年の到来。誰もがそれぞれ
の形で一年を終え、そして新しい一年に飛び出して行きます。一年の
穢れを落とすように心身・住居の祓えをし、年越し蕎麦を食し、心
静かに除夜の鐘を聞き、気持ちを新たにして初詣に行く。古来からの
習俗がとても魅力的なものにも思えます、

今年は322号から340号までの19回発行。20回には満たなかったの
ですが、それでもまずまずの一年のようにも思います。2017年も
なんとか頑張りたいものです。
とまれ、この一年のご購読ありがとうございました。
読者の皆様方に、良いお年をと願いあげます。

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     利用させていただいています。
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