「問題解決」メルマガセミナー!

【問題解決メルマガセミナー】問題意識の醸成法!


カテゴリー: 2017年02月08日
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■コンピテンシーは仕事のできる人の行動特性です。
■仕事のできる人は問題解決力優れています。

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           ◆◆「問題解決」メルマガセミナー◆◆
     
     ●この記事の知人、同僚、友人への転送は大いに歓迎です。●

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<ご挨拶>

問題解決の事例やノウハウを公開してまいります。どうか末永くお付き合いをいただく
ようお願いいたします。
             
            彩愛コンサルピア代表 下山明央

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         「問題解決力コンピテンシーを磨く!(その3)」

            <第344回>「問題意識の醸成法!」
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企業は生き物だ。だから毎日のように問題が発生する。それを迅速に解決して再発防止
に結び付けている企業ばかりではない。
未解決の問題が蓄積し、大きなマグマとなり、やがて爆発する。大きな社会問題にまで
発展し、下手をすると廃業や倒産にまで追い込まれる。
本メルマガでは、問題のジャンルは問わず、多くの問題を取り上げ、解決のノウハウを
公開する。

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■ビジネスマンの能力を評価するときの一つの指標が「問題解決力」である。会社で仕
 事をしていればさまざまな問題に遭遇する。それらの問題を上手に解決できなければ
 ビジネスマンとしての存在意義はなくない。ぜひとも問題解決力を身に付けてほしい。■

<今回のメニュー>
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【1】全数返品されて「全部わが社が負担するのは辛い」と!
【2】問題意識がないから誰も気付かない!
【3】問題意識の醸成から取り組むべし!
【4】今日のポイント
【5】編集後記

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問題意識の高い人は仕事のできる人だ。問題意識が高いからみんなが見逃してしまうよ
うな問題に気付くことができる。もし異変に気付かずに仕事を続行してしまえば、後で
大問題になり、莫大な損失をかぶることにもなりかねない。

私事で恐縮だが、15年ほど前に大手電子顕微鏡メーカーN社に1年間生産管理の改革に
ついて支援させて頂いたことがある。N社は、従来は大学や研究所などがメインの顧
客で、民間企業へは製品を納入したことがなかった。ところが相次いで民間企業から
の受注に成功し、半導体製造ラインに生産設備として納入することになった。

納品後相次ぐトラブルで半導体製造に支障をきたしたところ、ダウンタイム分の損害
を請求されてびっくりしたと言うのだ。確かに契約書には損害賠償のことが書いてあ
るが、これまでは具体的に請求されたことがなかったから民間企業はえげつないと思
ったらしい。

そこで今回は、「問題意識の醸成法!」について解説することにする。


【1】全数返品されて「全部わが社が負担するのは辛い」と!

特殊印刷メーカーV社に伺ったとき、社長から以下の相談を受けた。

<経緯>
布製のバッグにローマ字で印刷して顧客企業に納品した。文字のデザインは下請けに
やらせ、V社では顧客企業にデザインを提出してOKの認定と言うかお墨付きを頂い
た。そのうえで布製バッグに特殊印刷を施して製品を納入した。後は代金の振込みを
待つばかりだったが、ローマ字に誤字があると言うクレームと共に製品全数が返品さ
れてしまった。

<相談>
布製バッグは全数廃棄処分となる。社長は当社が全部かぶらなければならないのだろ
うか、デザインを承認した顧客企業にも弁償金額の一部を負担してもらうわけにはい
かないのだろうかという相談だった。

<見解>
「顧客企業はデザインの良し悪しを承認をしたのだから責任の一旦はある。しかし誤
字の校正責任については取り交わした契約書にどう明記してあるかで決まると思う」
と答えた。

ところが契約書など一切取り交わしもなく、話し合いだけで仕事をやっていたことが
分かった。もちろん下請けとの間の契約書もない。全て「なあ、なあ」でやっていた
のだった。

一方、社内の品質検査体制について質問してみた。ところが社長はしどろもどろでう
まく答えてくれない。つまり品質を検査する組織体制ができていないのだ。たとえが
悪いかもしれないが、味見もしないで料理を作り、お客様に食べさせているに等しい
のだ。



【2】問題意識がないから誰も気付かない!

検査体制の問題もあるが、社内では大勢の人が布製バックの印刷に関わっている。下
請けのデザイナーがミスをした。納品されたデザインをチェックしたが誰も誤字に気
付かない。顧客企業にデザインを提示したところOKの返事が来た。そこで大量に印
刷した。そのまま納品してしまった。

だが、顧客企業の誰かが誤字に気付いて全数返品してきた。デザインから全てやり直
しになるわけだから損失金額は莫大だろう。バッグは100枚ほどあった。

組織的に検査体制ができていれば必ず誤字を発見できたかと言うとそうとは言い切れ
ない。体制があっても見逃す危険性があるわけだ。だが検査体制を設けることは不良
や問題を発見する有効な対策になる。

だが、私は、検査体制整備と同時に全社員の問題意識の醸成を提案したい。



【3】問題意識の醸成から取り組むべし!

人の性格として繊細な神経の持ち主がいる反面、大雑把でいい加減な性格の人もいる。
どちらが検査業務に向くかといえば当然前者だ。

一方、前述したように検査が全てではない。繊細な検査員も時として見逃してしまう
ことがあるからだ。そこで仕事に携わる社員全員が問題意識を持つようにレベルアッ
プする必要がある。

問題発見のためには「疑うことから始めよ」を全員が共有すべきだ。ミスや不良はな
いほうがおかしい、きっとあるはずだと疑ってみることが大切だ。疑いの目を持って
見なければ見落としたり見逃してしまう。「疑うことから始めよ」の全社運動」を展
開してほしい。

疑うだけでは不十分だ。「疑わしきは罰せよ」。つまり怪しいものはそのままにせず、
必ず責任者の判断を仰ぐことだ。更に「臭いものには蓋をするな」と言うことだ。き
な臭いもの、つまり不良の匂いのするものにはそのまま蓋をしたりせず、必ず表沙汰
にすることが大事だ。これでかなり問題意識が醸成されることが期待できる。



【4】今日のポイント

(1)どこが弁償すべきかで悩むのではなく、(綿密な)契約書を取り交わして問題
   発生時の円滑な解決に備えること。

(2)製品の検査体制(受入検査、中間検査、出荷検査)を確立すること。

(3)全社的に「疑うことから始めよ」運動を展開し、問題意識の醸成を図ること。



【5】編集後記

問題意識が醸成されていなければ、足元に転げている問題すらも気付かない。今回訪
問したV社では天井から「整理、整頓」の看板がつるされていた。しかし通路や機会
の周りにはさまざまな材料や半製品、小道具などが無造作に置かれていた。

つまづいたりすれば怪我をする危険性もある。それよりも何よりももの探しが頻繁に
発生しているだろう。もの探しや移動・歩行はお金にならない社員の稼働時間と言う
ことになる。生産効率はかなり悪そうだ。

でも、問題意識が薄いから整理・整頓しようとはしない。識別表示をキッチリやろう
ともしない。手違いやミスも起こる。「問題意の識醸成」が出発点だ。


次回は、「重点志向で問題解決に挑戦する!」を解説します。


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発行責任者:さいたま市中央区上落合8丁目1-20-304
        彩愛コンサルピア代表 下山明央

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