出版プロジェクト・物語小説編

【出版プロジェクト・物語小説編】


カテゴリー: 2011年02月07日
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■■ 出版プロジェクト・物語小説編            2010.2.7
■■                              vol.141
■■                     発行:The Appleseed Agency Ltd.
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このメルマガでは、作家のエージェント・株式会社アップルシード・
エージェンシーが、あなたがベストセラー作家になるための情報とテ
クニックをお贈りします。

■CONTENTS----------------------------------------------------
★トピックス
★2月の新刊のご案内

★特別インタビュー連載「名編集者に訊く!」
 【第1回 菊池夏樹さん(高松市菊池寛記念館名誉館長、
              デジタルアーカイブズ(株)取締役】
           ~嘘の小説に嘘を書いてはいけない~
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■トピックス  ~所属作家たちの近況をお知らせします~
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★弊社代表鬼塚忠の『カルテット!』原作の同名の舞台が、2月14日、
 15日に開催されます。昨年6月に上演した音楽劇の大幅改訂版です。
 詳細はこちらからご覧ください。
 http://quartet2010.blog13.fc2.com/blog-entry-57.html

★新聞や雑誌で話題のかとうちあきさんの『野宿入門』、好評発売中
 です。
 http://book.asahi.com/review/TKY201011300133.html

★「BPnetビズカレッジ」で奥野宣之さんの新連載、社会人入門講座
「情報整理でビジネス力をアップ」がスタートしました。
  http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20101214/254610/

★赤坂真理さんが文藝で「東京プリズン」を連載中。
 http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309977386

★リブロ作家養成ゼミ第2期生の北沢秋さんの戦国時代小説『哄う合
 戦屋』(双葉社)が8万部突破。今春、文庫化決定。
 http://mo-v.jp/?ea79

★弊社社員の公式ブログも随時更新。
 公式ブログ:http://asagency.exblog.jp/
 はたらく社員のブログ:http://aastaff.exblog.jp/

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■2月の新刊案内
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★『契約は最初の訪問で決めなさい』
 和田裕美/解説 ブライアン・トレーシー/著 ダイヤモンド社
 http://amzn.to/gGwyY1
全米の営業マンたち100万人が実践し、成果を上げたという最強の
クロージング・テクニックを公開。営業マンとしての心得から始まり、
いかに見込み客の購買意欲を高め、一気にクロージングに持ち込むか、
そしてどのような方法で契約に結びつけるか、の実践的なテクニック
が凝縮された1冊です。

★『「うつ」は漢方で治す』
 森下克也/著 PHP研究所
 http://amzn.to/ft25FD
漢方なら、依存の不安はなく、重い副作用もない。つらい「うつ」を
漢方で治療している開業医が公開する漢方治療の知恵を紹介します。

★『はしれ!やきにくん』
 塚本やすし/著 ポプラ社
 http://amzn.to/f8D0d1
子どもたちがだいすきな「やきにく」。おにくばっかりたべてないで、
やさいもたべなさい! と、いうまえに、この絵本をどうぞ。世界初
の「やきにく」絵本です。

★『「頭」の整理術』
 長野慶太/著 草思社
 http://amzn.to/hAdbtQ
机まわりは多少雑然としていてもいい。大事なのは「散らかりがちな
頭」を整理すること。頭が冴えてくるちょっとした整理術から職場の
人や社外の仕事相手に頭をちらかされない知恵まで、ビジネスマン必
読の整理法を多数紹介します。

★『すべて、患者さんが教えてくれた終末期医療のこと』
 大津秀一/著 河出書房新社
 http://amzn.to/fjROSd
緩和医療医の著者が、終末期・死に関する6つの誤解について解いて
いきます。患者さんが教えてくれた終末期医療の選択と、よりよい最
期を迎えるためのヒントを教えます。

★『YouTube英語勉強法』
 本山勝寛/著 サンマーク出版
 http://amzn.to/eTOvYJ
まったく英語がダメだった状態から、独学でハーバード大学院に合格
できるまでに英語力をアップさせた著者。 その勉強法の骨格とは、ず
ばり「生の英語をできるだけ多く継続して聞くこと」にありました。 
著者選りすぐりの情報がふんだんに詰まった、超実践的勉強法をお伝
えします。

★『すぐやる化習慣術』
 夏川賀央/著 永岡書店
 http://amzn.to/gF4lNi
今、最も重要なキーワードと言える「すぐやる」という行動力を、確
実に習慣化するためのテクニックを提供するものです。「このヒット
商品、自分も以前考えたことがある!」と感じることをなくし、アグ
レッシブな働き方ができるようになります。

★『育毛セラピー』
 鈴木拓也/著 経済界
 http://tinyurl.com/2flxxmv
うす毛の家系に生まれ、カッパハゲになる寸前で奇跡のV字回復を果
たした著者が、試行錯誤の末に編み出した「究極の育毛法」です。

★『「美しさ」と「若さ」を保つアンチエイジングのすすめ』
 米井嘉一/著 青春出版社
 http://tinyurl.com/2ess8qh
老化は病気のひとつであり、治療もできれば予防の手だてもある!
「美しさ」と「若さ」はキープできる! ──アメリカ発の最先端医
学「抗加齢医学」で研究され実証された、誰にでも効く確実な方法を
大公開します。

★『一周忌からの恋』
 山内ゆう子/著 ポプラ社
 http://tinyurl.com/27fknuz
愛する人が逝っても、人生は続く―――。最愛の夫を失った30代女性
が、傷心の果てにモンゴルの大草原で見つけたものとは……?涙と笑
顔が同時にこぼれる、感動のノンフィクション。

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■特別インタビュー連載「名編集者に訊く!」
 【第1回 菊池夏樹さん(高松市菊池寛記念館名誉館長、
              デジタルアーカイブズ(株)取締役】
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小説を書くコツは何か、どうすれば作家デビューできるのか。
これまで何人もの作家を見出してきた文芸編集者にお話を伺う連続イ
ンタビュー企画「名編集者に訊く!」。

第1回目のゲストは、長らく文藝春秋にお勤めになった菊池夏樹さん。
3回に分けてお送りします。

~~~~~
[プロフィール]
菊池夏樹(きくち・なつき)さん
1946年生まれ。69年文藝春秋入社。小説誌「オール讀物」編集部、コ
ミック雑誌編集長などを経て、芥川賞・直木賞等をつかさどる文藝振
興事業局に。2007年退社。現在、高松市菊池寛記念館名誉館長。デジ
タルアーカイブズ(株)取締役。著書に『菊池寛急逝の夜』『菊池寛
のあそび心』がある。2/16に『菊池寛と大映』刊行予定。
~~~~~

―― 山田風太郎さんや池波正太郎さんをはじめ、渡辺淳一さん、大
沢在昌さんといった著名な作家を数多く担当なさった菊池さんにとっ
て、編集者とはどういう職業なんでしょうか。

菊池夏樹さん(以下敬称略) 簡単に言うと、作家と読者を繋げる役
目でしょうか。繋げる役目だから、編集者は表舞台に立たないわけで
す。言葉は悪いけれども、ちょんまげの曲がった人たちがなる職業で
すよ。本来なら、外の世界を堂々と歩いちゃいけない。昔であれば、
「編集者になりたい」と親に言えば勘当されるくらいであって、事実、
僕は父親に、「おまえはもう表通りを歩くなよ」と、半ば脅されまし
た。だから、こんな立派なホテルのラウンジで自分のことを堂々と話
すなんてことは、編集者にあるまじき行為。でもね、60歳を過ぎたら
それも許してもらえるかなと思って、今回のインタビューを引き受け
た次第です。

―― 作家と読者を橋渡しするのが編集者。必要な資質や技量は何で
しょう?

菊池 担当した作家を大好きになること。これができなきゃ、編集者
をやっちゃいけない。だって作家から見れば、編集者は最大の味方な
んですよ。夫婦みたいなもので、お互いに好きでなければ一緒にいら
れないもの。僕なんかは若いときに、「お会いしてどうしても駄目だっ
たら、担当を降ろしてください」と、上司に頼みました。それくらい
の覚悟を持ったほうが、結局は両者のためになるんです。

―― 真剣勝負なんですね。

菊池 ただ、当然のことですが、作家が書くんですよ、すべてを。書
くというのは、もの凄く苦しい作業。「身を切り刻む」なんて言い方
をする作家がいて、そんな大袈裟なと、若いころは思っていました。
でも、本当に身を切り刻んでいたんです。

―― どういうことでしょう?

菊池 人間は空想で世界を創ることができるけれども、そこに人間を
住まわせようとしたら、すべての住人は創造主である自分なんですよ。
主人公も敵も男も女も、みんな自分から生まれるんです。ということ
は、作者がいい人をどう思っているか、また悪い人をどう思っている
か、そういう人間観が登場人物に反映される。ぜんぶ作者の心から出
てくる。空想や実体験から出てくるわけです。けれども、空想だけの
産物では、ああ、こういうやつっているよねと、読者は信用も安心も
してくれない。

―― 登場人物にリアリティーが必要ということですか。

菊池 そうです。そのリアリティーは、作者の実体験を介していない
と生まれないものなんです。しかも、1度使った人物像を使い回しで
きないとなると、小説を書き続けて登場人物を次から次へと出してい
けば、枯渇していくのは当然のこと。最後は、自分の体を削るしかな
くなります。人物だけじゃなくて、小説の世界観なり物語なりも同じ
です。そして作者が刃物で身をえぐるのを強いているのは、僕ら編集
者。とんでもないことをやっているんですよ。だから、たとえば作家
が、元日になって急に、「明後日から家族で九州の温泉に行きたい」
と言い出したとしても、僕らは旅館や飛行機を手配してみせるわけで
す。

―― そんなわがままに応えるんですか。大変だ。

菊池 編集者はある意味で、手品師みたいなもの。実際に正月の九州
の温泉旅館を見てもらうことが小説のタネになると考えれば、お安い
御用です。あらゆる経験をした作家は大きくなると信じていますから。
それより何より、嘘を書いてもらっては困りますしね。本当かどうか
というのは重要なんです。なぜなら、小説が嘘だから。

―― 嘘でできている小説に、嘘を書いてはいけない。ん?

菊池 考えてみてください。小説を現実のもの、本当のものとして読
んでいますか。違うでしょう。読者は、小説に書かれてある嘘を楽し
もう、心地よく騙されてみようと思って本を開くわけです。その嘘が
下手だったらどうします?

―― 白けてしまって、途中で読むのをやめてしまうでしょうねえ。

菊池 嘘のうまくない小説は、5ページくらい読んだら、あとはその
まま1年も2年も放っておいてしまう。逆に嘘が上手で、小説の世界
に本当があると知らず知らずのうちに思い込んでしまったら、ページ
をめくる手がとまらなくなるわけでしょう。それがおもしろさなんで
す。たとえ最初から派手な事件が起きなくても、小さなひとつひとつ
が本当だったら、このあとに何か起こるかもしれない、小説だから何
かが起きるはずだと、期待を抱かせるわけですよ。読者はいつの間に
か、嘘の世界に没入してしまう。そうさせるために、完璧な嘘を書か
なきゃいけないんです。

―― その完璧な嘘をつくために、先ほどお話に出たリアリティーが
なくてはならないと。

菊池 ただ、リアリティーというのは、本当のことでなくてもいいん
です。ここを勘違いしちゃいけません。たとえば、東京・六本木の交
差点を描いた絵画があるとします。現実を忠実になぞった素晴らしい
出来です。でも、だったら手間暇かかる絵画じゃなくて、写真でいい
じゃないかと、そんな疑問が湧くわけです。ところが、ですよ。この
ビルは邪魔だから省いてしまえと思った作者が、代わりに風光明媚な
富士山を描いたとする。それは現実から離れた、つまり嘘です。嘘な
んだけど、絵画を見る人に、そのほうが六本木らしいじゃんと思わせ
れば問題ないでしょう? リアリティーってそういうこと。池波正太
郎さんは、当たり前ですが、江戸時代を生きていません。でも、『鬼
平犯科帳』の主人公である長谷川平蔵が歩く町並みは、江戸のそれじゃ
ないですか。じゃあ、池波さんは何を見て『鬼平』を書いてたかと言
うと、古地図なんです。そうだ、これに関連したおもしろい話がある
んですよ。

―― いったいそれはなんでしょう?……というところで、残念なが
ら次回に続きます。

                (インタビュー・構成:佐藤克成)
 
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くわしくは企画原稿検討の要項
(http://appleseed.co.jp/0_1.php)
をご覧ください。検討させていただきます。

ご意見・ご感想は(info@appleseed.co.jp)までお願いいたします。

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・鬼塚忠「カフェリブロ作家養成ゼミ」
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・メルマガ「出版プロジェクト・ビジネス書編
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配信 株式会社アップルシード・エージェンシー
編集 栂井理恵  文責 鬼塚忠
E-mail:info@appleseed.co.jp
http://www.appleseed.co.jp/

〒162-0824  新宿区揚場町2-12セントラルコーポラス401
TEL:03-3513-4325  FAX:03-3260-4437
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