知っててよかった!人事・労務の落とし穴

知っててよかった!人事・労務の落とし穴 第45号


カテゴリー: 2009年11月16日
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□□□    「知っててよかった!人事・労務の落とし穴」
■□■    2009/11/16--第45号 発行:689部
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【目次】
 ・36協定改正のポイント
 ・体験レポート~ESクレドの作成 その2~

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1.36協定改正のポイント
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平成22年4月1日から、労働基準法が改正されます
(前回お伝え済み)。

今回は、36協定に関する改正点をお知らせします。


●36協定の内容が変わります

特別条項付きの36協定を結ぶ場合、平成22年4月1日
(改正労働基準法施行日)以降は、限度時間を超える
時間外労働に関する割増賃金率を定める必要が
あります。

割増賃金率をどうするかは、労使で決めることになり
ます。
・・・「25%」の割増賃金率でも構いません


では、もし25%を上回る割増賃金率にした場合は、
どうなるでしょうか?

例えば、限度時間を超える時間外労働に対する
割増賃金率を「30%」にすると仮定します。


●時間外労働を管理する単位は2つあります

36協定で定める時間外労働の限度時間は、
 「1日を超え3ヵ月以下の一定期間」
 「1年」
の2つの単位で決めなくてはならないという点に
注意する必要があります。


「1日を超え3ヵ月以下の一定期間」を1ヵ月に設定
する企業が多いのですが、そうした場合は、
 「1ヵ月○○時間、1年○○時間」
として、限度時間を決めることになります。


この限度基準は、1年単位の変形労働時間制による
場合を除いて、1ヵ月45時間、1年360時間となって
います。


●ポイントは限度時間の管理

例えば、毎月の時間外労働が45時間だったと
しましょう。この場合、月々の時間外労働は、限度
時間以内ですよね。

ですから、特別条項を発動する必要はありません。

しかし、これで安心してはいけません。

1年の限度時間は360時間となっていますよね。
ということは、毎月45時間の時間外労働があれば、
1年の途中で360時間を超えることになってしまいます。

この360時間を超えた時点で、特別条項を発動する
ことになるのです。


●限度時間を超える時間外労働の割増賃金率を
 多くしている場合は要注意

もし、限度時間を超える時間外労働の割増賃金率を
30%、つまり法定より5%多くしていたとします。

その場合、1年の限度時間を超えたところから、割増
賃金率を30%にしなくてはなりません。

ここは意外と盲点になる事項です。

毎月の時間外労働の限度時間である45時間のことだけ
しか考えていないと、いつの間にか、未払い残業が
発生していた・・・ そんなことになってしまいます。


この点について詳細は、厚生労働省が発表したQ&A
を見てください。

http://www.mhlw.go.jp/topics/2008/12/dl/tp1216-1k.pdf
※今回のケースは、Q4に記載されています。


今回の労働基準法改正にどう対応するのか、会社で
しっかり検討する必要があります。



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2.体験レポート~ESクレドの作成~
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最近、ESクレドを作成する会社が増えています。
当事務所でも、実際に、今年の5月から7月にかけて、
ESクレドの作成を行った会社があります。

前回は、「今、なぜESクレドを作成する会社が増えて
いるのか?」をお伝えしました。

今回は「実際にどのようにしてESクレドを作成して
いったのか」についてお伝えしていきます。


ある土曜日の朝から夕方までという長時間、2日間
にかけて、多くの社員が参加し、ESクレドの作成に
取り組みました。


●第1日目 第1ステージ

主に自分の振り返りを行いました。ESクレド作りは
社員の自分軸をベースとしています。そのため、成功
体験記というものを社員全員に4つのテーマで書いて
もらいます。

4つのテーマのうち1つを紹介すると「私が仕事を
通して感動したちょっといい話」があります。

それぞれのテーマについて、全て400字以上書かなけ
ればいけないので、かなり大変な作業です。

ですが、頭の中に漠然としているものを紙に書き出す
ことによって、自分自身の新たな発見や気付きに
つながるんですね。

最初は戸惑う方もちらほら見受けられたのですが、
最終的には参加者すべてが成功体験記を夢中に
なって書いていました。

その結果、短時間だったにもかかわらず原稿用紙に
びっしりと文章が埋め尽くされていました。


●第1日目 第2ステージ

成功体験記が書き終わったら、4人程度のグループに
別れて、全員の成功体験に目を通しました。

するとあちこちから、次のような声が聞かれました。

「へぇ~、○○さんはこんなこと考えてるんだ!
知らなかった」
「これはいい心掛けだ」
「こういうことは、みんなにも伝えたいな」

このようにグループ内で活発なコミュニケーションが
生まれたのです。

特にこの会社では、それぞれが別々の派遣先で仕事を
しているため、ほとんど会わない人や話すことがない
人もいる状況でした。

そのため、今回のESクレド作成は、社員間の
コミュニケーションの場でもあったのです。

お互いの考え、価値観を知る良い機会でもあったため
それぞれが活発に意見交換をしている姿を見ることが
できました。


●第1日目を終了して

普通に考えてみれば、せっかくの休みの日に朝から
夕方遅くまで、丸一日も拘束され、研修を行うことは
「面倒くさいな」「なんで、せっかくの休みの日に
わざわざ行うのか、嫌だな」などと思いますよね?

ところが、今回の参加者の様子を見ていると、そう
したマイナスの面は全く見られませんでした(最初の
うちは戸惑っていた方は何人かいましたが)。

それどころか、和気あいあいと楽しそうに取り組んで
いたんですね。

帰り際も、「今日のあの話は面白かったな!」などと
話しながら歩いていく姿が見られたのでした。


第1日目の様子はここまで。


第2日目(第3ステージ・第4ステージ)は次号を
お楽しみに!



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【編集後記】
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最後までお読みになっていただきありがとう
ございます。今回のメルマガは皆さまのお仕事の
お役に立ちましたか?

今回は、私の所属している日本ES開発協会のセミナー
のご案内をさせていただきます。

<日時>
 11月27日(金)17:00~

<プログラム>
■第1部:基調講演(約90分)
 「人との出会いが人生を変える」五日市 剛 氏

■第2部:五日市氏を囲んでのワールドカフェ(約120分)


この講演ではこの不況でも成長し続ける強い組織を
作るための「感謝の企業文化」や仕事や人生に大きな
影響を及ぼす「言葉のつかい方」についてもお話いた
だきます。

聴いたその日から始められ、働く意義や心構えなどに
もつながるお話ですので経営者や幹部社員だけでは
なく 、一般社員・新入社員の皆さんにも是非聞いて
いただきたい内容です。

詳細はこちらをご覧ください。
→ http://www.jinji-es.com/good-job_future.html



それでは、また次回お目にかかりましょう。

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して下さい。必ずお返事は致します。
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