仕事の課外授業-成果を上げるための能力 講義

仕事の課外授業-743「自分の非」


カテゴリー: 2017年12月01日






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 ◇◆  仕事の課外授業(講義23) ◆◇ 
   
       道をひらく

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〔1〕(vol.743)「自分の非」

〔2〕「ちとえ藤堂塾」のご案内

〔3〕 今週の「人生好転メールマガジン」
   

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〔1〕(vol.743)「自分の非」

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♪♪ キ~ンコ~ンカ~ンコ~~~~ン ♪


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「自分の非」

 人間は神さまではないのだから、
 一点非のうちどころのない振舞など

 とうてい望めないことで、
 ときにあやまち、ときに失敗する。

 それはそれでいいのだが、
 大切なことは、いついかなるときでも、

 その自分の非を素直に自覚し、
 これにいつでも殉ずるだけの、

 強い覚悟を持っているということである。

 昔の武士がいさぎよかったというのも、
 自分の非をいたずらに抗弁することなく、

 非を非として認め、素直にわが身の
 出処進退をはかったからで、

 ここに、修業のできた一人前の人間として
 の立派さが、うかがえるのである。

 むつかしいといえばむつかしいことかも
 しれないが、

 それにしても、
 近ごろの人間はあまりにも脆すぎる。

 修練が足りないというのか、
 躾ができていないというのか、

 素直に自分の非を認めないどころか、
 逆に何かと抗弁をしたがる。

 そして出処進退を誤り、
 身のおきどころを失う。

 とどのつまりが自暴自棄になって、
 自分も傷つき他人も傷つけることになる。

 これでは繁栄も平和も幸福も
 望めるはずがない。

 自分の非を素直に認め、
 いつでもこれに殉ずる――

 この心がまえを、つねひごろからおたがい
 に充分養っておきたいものである。

 

      (『道をひらく』松下幸之助)
     

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  自分の非を素直に自覚し、
 これにいつでも殉ずるだけの、
 強い覚悟を持っている

という言葉から浮かんだのは、

 「相撲の行司」の姿です。

相撲の行司の最高位には、

 木村庄之助と式守伊之助という立行司

がおられます。

この二人は、

 腰に短刀(脇差)を指して行司をします。

それは、

 もし差し違えたら「切腹する」覚悟

で臨んでいるということです。

実際に、差し違えたら、協会に

 「進退伺い」を出すことになっている

そうです。


 「いつでも殉ずる」覚悟

というのは、並大抵のことではありません。

まさに、

 「命を懸けて」仕事をしています。

そう思うと、

 私たちの仕事は、まだまだ甘い

と言えるかもしれません。


とはいえ、

 私たちの日々の仕事もたいへんです。

いい加減な気持ちでは続けることは
できないものです。

しかし、そういう日々の中でも、

 「あやまち」や「失敗」はあり、

その度に、

 いろいろ悩むこともあるものです。


一般的に、「失敗」に関することで

 注意すべきことは、二つあります。

ひとつは、

 「失敗しない」工夫と努力です。

特に、

 「同じ失敗」は避けなければなりません。

そのためには、

 きちんと「反省」することです。

自分の

 「過ちと間違い、そして愚かさ」を知り、

 それを正すための「手を打つこと」

が必要でしょう。

更には、

 「自分の失敗のパターン」を認識すること

も重要です。

人は、「同じ失敗」を繰り返します。

 だいたい同じところで躓くのです。

 同じタイミングでミスを犯すようです。

その辺りの「自己分析」はとても重要です。


二つ目は、

 「失敗した後の態度」です。

今日のテーマは、こちらでしょう。

「失敗したとき」に、

 どのようなことを言い、
 どのような態度をとるか?!

ここをしっかり見られています。

「失敗した人」は、

 周りの評価を気にし、
 「どう挽回するか」ばかりを考える

ものです。

その視点は、

 たいてい「出来るだけ早く」であり、

 その視野は「短期」です。

しかし、周りの人たちは、

 意外と「長期の視野」で、
 じっと、その様子を伺っています。


多くの人が「焦る」のは、

 「失敗」によって、
 「自分の評価が下がること」が気になる

からでしょう。

 これまで積み上げてきたものが、
 崩れてしまうことを恐れます。


しかし、実際は、

 少々の失敗くらいで、
 「人の評価」は下がりません。

 人の評価とは、そんなことも含めての
 「その人の総合評価」

です。

 失敗で評価が下がったとすれば、

 それは、
 「元々の評価が低かった」ということ

でしょう。

 自分だけが、
 「そこそこの評価をしてもらっていた」

と思い込んでいたのかもしれません。

したがって、

 「失敗による評価の変化」

はあまり気にする必要はないでしょう。

それよりも、

「失敗したときに大事」なのは、

 「自分との闘い」です。


 「言い訳」をどこまでせずにいられるか?!

 「ふてくされない」でいられるか?!

ここが試されます。

日頃、偉そうなことを言っている人でも、

 「打たれ弱い人」は多いようです。

「人を責めること」には強いのですが、

 「自分が責められる立場になる」と

取り乱してしまう人は結構います。


ものごとは、

 「自分だけの責任」ということは
 ほとんどありません。

たいていは、

 いろんな人が絡んでいます。

そんななかで、

 責任を「一身に背負う」

ということは、なかなかできません。

しかし、

 そこを「見られている」のです。


まさに、

 その人の「生き方」が、
 「その時の態度」に現れてくる

のです。


 
♪ キ~ンコ~ンカ~ンコ~~~~~ン ♪♪


 今回もお読みいただき
 ありがとうございました。 


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