仕事の課外授業-成果を上げるための能力 講義

仕事の課外授業-735「こわさを知る」


カテゴリー: 2017年10月06日



メルマガ『人生好転』
 ⇒ http://jinsei-koten.jimdo.com/

*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=

 ◇◆  仕事の課外授業(講義23) ◆◇ 
   
       道をひらく

=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*


〔1〕(vol.735)「こわさを知る」

〔2〕 今週の「人生好転メールマガジン」
   

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

〔1〕(vol.735)「こわさを知る」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



♪♪ キ~ンコ~ンカ~ンコ~~~~ン ♪


========================================


「こわさを知る」


 こどもは親がこわい。
 店員は主人がこわい。

 社員は社長がこわい。
 社長は世間がこわい。

 また、神がこわい。仏がこわい。
 人によっていろいろある。

 こわいものがあるということは、
 ありがたいことである。

 これがあればこそ、
 かろうじて自分の身も保てるのである。

 自分の身体は自分のものであるし、
 自分の心も自分のものである。

 だから、自分で自分を御することは、
 そうむつかしいことでもないように
 思われるのに、

 それが馬や牛を御すようには、なかなか
 うまくゆかないのが人間というもので、

 古の賢人も、
 そのむつかしさには長嘆息の体である。

 ましてわれわれ凡人にとっては、これは
 難事中の難事ともいうべきであろう。

 せめて何かのこわいものによって、
 これを恐れ、これにしかられながら、

 自分で自分を律することを心がけたい。

 こわいもの知らずということほど 
 危険なことはない。

 時には、なければよいと思うような
 こわいものにも、

 見方によっては、
 やはり一利があり一得があるのである。


      (『道をひらく』松下幸之助)
     

======================================== 


「こわいもの」には、

 「怒られる」「叱られる」という怖さ

もありますが、

 「罰が当たる」という怖さ

もあります。

また、何も言われなくても、

 「見られている」という怖さ

もあるでしょう。

この背景には、

 「評価される」怖さ

があるのかもしれません。

最近は、

 「叱られる怖さ」はほとんどなく、

それよりも、

 「世間の目」や「ネット上の反応」
 といったものを恐れる傾向が強い

かもしれません。


昔は、
「叱られること」で

 「善悪」を学んだり、

 礼儀作法などの「世の中の基準」
 を身につけたり

しました。

その上、

 「お天道様が見ている」

という教育もありました。

これは、どちらかというと、

 陰で、ズルいことをしたり
 怠けたりしないように、

あるいは、

 嘘をつかないように
 卑怯なマネをしないように

といった

 「道徳的な」ことが多かったでしょう。

しかし、考えてみると、

 「お天道様が見ている」

という視点だけで、

 「自らを律することができる」

というのは、相当レベルの高いことです。

 「やっていいこと」と
 「やってはいけないこと」の判断

が自分でできるのは、

 その基準が、
 「自分のなかに備わっている」

ということです。

また、それで教育しようというのは、

 相手の「良心」を信じ、
 それがきちんと働くことを確信している

ということでもあります。

 この「自律力」に、

日本人の凄さを改めて感じます。


この

 「天の目の厳しさ」

については、

 「天網恢恢疎にして漏らさず」
 (てんもうかいかい、そにしてもらさず)

という言葉があります。

 天が悪人を捕えるために
 張りめぐらせた網の目は粗いが、

 悪いことを犯した人は一人も漏らさず
 取り逃さない。

 天道は厳正であり、
 悪いことをすれば必ず報いがある。

という意味ですが、

この言葉を信じる人にとっては、

 「天」という存在は「こわいもの」

でしょう。

あるいは、

 「天知る、地知る、我知る、人知る」

という言葉もあります。

 「誰も知るまいと思っても、
    悪事や不正は必ず発覚する」

ということですが、

ここには、

 「他に知られること」よりも
 「自分が知っている」ことの方が厳しい

ということも含まれています。


また、西郷さんは

 人を相手にせず、天を相手にせよ。

 天を相手にして己を尽くし、
 人を咎めず、

 我が誠の足らざるを尋ぬべし。

と仰いました。

これは、

 人から見た「相対的な判断」ではなく、

 天から見た「絶対的な目」で
 自分の生き方を反省する

ということでしょう。


昔のように、叱られなくなったいま、

 己を正すための「絶対的な視点」

が必要です。

信仰心はなくても、

 「すべてお見通し」

という感覚は、わかるでしょう。

あるいは、

 「自分が見ている、自分が知っている」

という感覚も、わかるでしょう。

 もう一度、そういう視点を取り戻したい

ものです。


このような「厳しさ」だけが必要なのでは
ありません。

 「厳しさ」の背景には「愛」があります。

実は、この

 「見られている」という思想

には、二つの側面があるのです。

ひとつは、いま述べたような、

 悪に対する「見張りの目」ですが、

もうひとつは、逆の、

 善に対する「見守りの目」です。

先ほどの、

 「天網恢恢疎にして漏らさず」

という言葉を、

 天道は、いかなる善も、
 陰の努力も絶対見逃さないから、

 安心して、克己の工夫に励み、
 陰徳を積め!

というふうにも読みたいと思います。


 
♪ キ~ンコ~ンカ~ンコ~~~~~ン ♪♪


 今回もお読みいただき
 ありがとうございました。 


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

〔2〕 今週の「人生好転メルマガ」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━    

「人生好転メルマガ」を毎朝お届け
しています。
        
ぜひ、こちらも登録していただき、
毎日のセルフチェックにご活用ください!
 ⇒ http://jinsei-koten.jimdo.com/
                (無料)


第1148号 言葉の働き

 「言葉」ひとつが、具体的に、
 人に語りかけ、働きかける。

第1149号 生き方を確認する言葉

 言葉ひとつで、
  「自分の生き方」を確認できる。

第1150号 背中を押してくれる言葉

 「信じてよかった」というのと、
 「信じればよかった」というのは
   ぜんぜん違う。
 
第1151号 志を固める言葉

  自分の「志」を、
   何かある度に「固め直す」ことも
  大事である。
 
本日、「第1152号」を配信いたします。


こちらも、ぜひ登録していただき(無料)
毎日のセルフチェックにご活用ください!
 ⇒ http://jinsei-koten.jimdo.com/


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  
発行者:ちとえ藤堂塾 
         http://www.chitoe.com/  
                   todo-juku@chitoe.com 
────────────────────
発行責任者:藤堂昌恒 
   http://www.chitoe.com/profile.html  
────────────────────
『まぐまぐ』 http://www.mag2.com/を
利用して発行しています。

配信中止はこちら
  http://www.mag2.com/m/0000115103.htm
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



仕事の課外授業-成果を上げるための能力 講義

RSSを登録する
発行周期 週刊
最新号 2018/07/20
部数 4,078部

このメルマガを購読する

ついでに読みたい

仕事の課外授業-成果を上げるための能力 講義

RSSを登録する
発行周期 週刊
最新号 2018/07/20
部数 4,078部

このメルマガを購読する

今週のおすすめ!メルマガ3選

サラリーマンで年収1000万円を目指せ。
高卒、派遣社員という負け組から、外資系IT企業の部長になった男の、成功法則を全て公開します。誰にでも、どんな状況、状態からでも自分の力で人生を変えるための情報と知性を発信しています。人生を意のままにするには、脳みそとこころの両方が進化しなければなりません。そんな進化とは何か?をお届けする四コママンガ付きメルマガです。2014年から4年連続でまぐまぐ大賞部門賞を受賞しました 学歴やバックグラウンドに拘わらず、人生を思いのままに生きるために必要な考え方が書かれた、「良書リスト」も希望者に差し上げています。
  • メールアドレスを入力

  • 規約に同意して

親鸞に学ぶ幸福論
【あなたを幸せにさせない理由はただ一つの心にあった。その心がなくなった瞬間に人生は一変する】と親鸞は解き明かします。 「本当の幸福とは何か」はっきり示す親鸞の教えを、初めての方にもわかるよう、身近な切り口から仏教講師が語ります。登録者にもれなく『あなたを幸せにさせない5つの間違った常識』小冊子プレゼント中。
  • メールアドレスを入力

  • 規約に同意して

日本株投資家「坂本彰」公式メールマガジン
サラリーマン時代に始めた株式投資から株で勝つための独自ルールを作り上げる。2017年、億り人に。 平成24年より投資助言・代理業を取得。現在、著者自身が実践してきた株で成功するための投資ノウハウや有望株情報を会員向けに提供しているかたわら、ブログやコラム等の執筆活動も行う。 2014年まぐまぐマネー大賞を受賞。読者数3万人。雑誌等のメディア掲載歴多数。 主な著書に『10万円から始める高配当株投資術』(あさ出版)『「小売お宝株」だけで1億円儲ける法』(日本実業出版社)
  • メールアドレスを入力

  • 規約に同意して

今週のおすすめ!メルマガ3選

右肩下がりの時代だからこそ、人の裏行く考えを【平成進化論】
【読者数12万人超・日刊配信5,000日継続の超・定番&まぐまぐ殿堂入りメルマガ】 ベストセラー「仕事は、かけ算。」をはじめとするビジネス書の著者であり、複数の高収益企業を経営、ベンチャー企業23社への投資家としての顔も持つ鮒谷周史の、気楽に読めて、すぐに役立つビジネスエッセイ。 創刊以来14年間、一日も欠かさず日刊配信。大勢の読者さんから支持されてきた定番メルマガ。 経験に裏打ちされた、ビジネスで即、結果を出すためのコミュニケーション、営業、マーケティング、投資、起業、経営、キャリア論など、盛り沢山のコンテンツ。
  • メールアドレスを入力

  • 規約に同意して

●人生を変える方法【人生をよりよくしたい人必見!誰にでもできる方法を組み合わせました。】
■「人生(自分)の何かを変えたい!」と思ってる方、まずは最初の1分から始めましょう!今日は残っている人生の一番初めの日です。今、「人生を変える方法」を知ることで、一番長くこの方法を使っていくことができます。コーチングで15年間実践を続けてきている方法なので、自信をもってお勧めできます。「人生を良くしたい!」と思うのは人として当然のこと。でも、忙しい生活の中で人生(自分)を変えることって諦めてしまいがちですよね。誰かに変える方法を教えて欲しいけど、その方法を知っている人は少ない。だからこそ・・・。
  • メールアドレスを入力

  • 規約に同意して

サラリーマンで年収1000万円を目指せ。
高卒、派遣社員という負け組から、外資系IT企業の部長になった男の、成功法則を全て公開します。誰にでも、どんな状況、状態からでも自分の力で人生を変えるための情報と知性を発信しています。人生を意のままにするには、脳みそとこころの両方が進化しなければなりません。そんな進化とは何か?をお届けする四コママンガ付きメルマガです。2014年から4年連続でまぐまぐ大賞部門賞を受賞しました 学歴やバックグラウンドに拘わらず、人生を思いのままに生きるために必要な考え方が書かれた、「良書リスト」も希望者に差し上げています。
  • メールアドレスを入力

  • 規約に同意して

アーカイブ

他のメルマガを読む

ウィークリーランキング