仕事の課外授業-成果を上げるための能力 講義

仕事の課外授業-709「カンを働かす」


カテゴリー: 2017年04月07日




メルマガ『人生好転』
 ⇒ http://jinsei-koten.jimdo.com/

*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=

 ◆◇◆  仕事の課外授業(講義23) ◆◇◆ 
   
         道をひらく

=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*


〔1〕(vol.709)「カンを働かす」

〔2〕「ちとえ藤堂塾」のご案内 

〔3〕 今週の「人生好転メールマガジン」
   

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

〔1〕(vol.709)「カンを働かす」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



♪♪ キ~ンコ~ンカ~ンコ~~~~ン ♪


==============================================


「カンを働かす」

 剣を持って相向かう。
 緊張した一瞬、白刃がキラめいて、

 打ちこむ、はねる、とびすさる。
 目にもとまらぬ早わざである。

 そこには理屈はない。

 相手の刃が右手から来た、
  だからこれを右にはねかえそう、

 などと一つ一つ考えて
  打ち合っているのではない。

 目に見えぬ気配から、からだ全体にひらめく
  一瞬のカンで、トッサの動きがきまってゆく。

 しかもそれは、理屈で考えた以上の正確さ、
 適確さを持っているのである。

 カンというと、一般的には何となく非科学的で、
 あいまいなもののように思われるけれども、

 修練に修練をつみ重ねたところから生まれる
 カンというものは、

 科学でも及ばぬほどの正確性、適格性を
  もっているのである。

 そこに人間の修練の尊さがある。

 世に言われる科学的な発明発見の多くのものは、
 科学者の長年の修練によるすぐれたカンに基いて、

 そのカンを原理づけ、実用化するところから
 生み出されている。

 つまり、科学とカンとは、
 本来決して相反しないのである。

 要は修練である。練磨である。

 カンを働かすことを、もっと大事にして、
 さらに修練をつみ重ねたい。


         (『道をひらく』松下幸之助)
     

============================================== 


ベテランの「カン」のすごさは、
いろんなところで証明されています。

特に、日本の職人の技術の素晴らしさは、

 「神業」といってもいいでしょう。

 「人間が、ここまでできるか?!」

というそのレベルの高さには、いつも感心します。

しかし、
その道に入り、その域に達しようとすると、

 何年も、あるいは、何十年もかかります。

それでは、経済的に「間に合わない」

ということで、

 職人の「暗黙知」を「形式知」に換え
 誰でもできるようにしようと

 いろいろなノウハウが開発されてきました。

確かに、

 「形式知で作られたマニュアル」通りにすれば、
 素人でもうまくできる

ということは増えました。

ひょっとすると、中途半端に修行するよりも、
その腕は、確かだったりするかもしれません。

これまで認識できなかった「暗黙知」が、
「数値で管理できる」と失敗も少なくなります。

日常生活では、

 「料理」など、その恩恵は多いでしょうし、

会社においても、

 多くの製品が、一定の品質以上で作られています。

しかし、
そうして、どんどん楽になっていく一方で、

 あらゆるものが「数値」で示され
 機械で勝手に管理されるようになって、

 「人のカン」というものは、
 だんだん鈍くなってきています。

たとえば、冷暖房は、

 体感温度よりも
 空調設備の数値が優先されたりしています。

仕事でも、ベテランになると、

 「精度の違い」は、
 音で聞き分けたりしていましたが、
 
 今では「計器が自動で判断」したりしています。

「異常」に関しても、

 「警報器」が鳴っていなければ大丈夫

であり、

 何かあれば、「自動でブレーキ」がかかる

からと、安心したりしています。


基本的に、

 人の五感は、「異常」を敏感にキャッチします。

しかし、それを、たとえば、

 「火災報知器」に頼ってしまうと、
 未然に防ぐことはできません。

警報器類は、

 「鳴ったとき」はアウトです。

また、停電にでもなれば、

 瞬間に、危機管理ができなくなります。


対して、人の「カン」は、

 「結果を見る前」に働きます。

ちょっとした変化を、

 「何かの兆し」として捉えることもできます。

この「カン」は、

 「洞察力」として、
 見えないものを見抜く力にもなり、

 「部分」を見て、「全体」をつかんだり、
 「瞬間」をとらえて、「流れ」をつかんだり

もできます。

実際には、

 「カン」の正しさは、
 データ上でも証明できますが、

 「カン」がすごいのは、、
 過程を飛ばして「結果がわかってしまう」ところ

です。

そういう意味では、

 「カン」の生産性は、ものすごく高いものです。


いつの間にか、

 「カン」に頼るのは、古いやり方である

などと否定したりしていますが、

 いま一度「カンを磨き直す」ことで、
 仕事の品質は、もっと向上するでしょう。

幸之助さんの仰るように、

 「科学とカン」とは、本来、相反しません

から、

 「科学」か、「カン」か?!

ではなく、

 「科学」と「カン」の併用

でいいのではないでしょうか。

また、真の危機管理の意味でも、

 自分の仕事の仕方が、
 数字や分析結果に頼りすぎていないか?!

ということを、一度見直す必要があるでしょう。


AIの進歩などで、
 
 ますます、機械に頼る世界になります。

そういう時代であるからこそ、

 「人間としてのカンの力」を取り戻す必要がある

でしょう。

これからの仕事には、

 敢えて「カンを取り戻す」仕組みを採り入れる

という工夫も必要なのではないでしょうか。



♪ キ~ンコ~ンカ~ンコ~~~~~ン ♪♪


今回もお読みいただきありがとうございました。 


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

〔2〕 「ちとえ藤堂塾」のご案内

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 

下記の通り「ちとえ藤堂塾」を開催いたします。


  (東京)4月16日(日)13時~16時

 (大阪)4月23日(日)13時~15時

 (テーマ)「モチベーションの高め方」 

    価値観が多様化する中では、働く理由や
    がんばる理由が変わりつつあります。

    これまでのやり方では、部下を動機づけ
    することができません。

    価値観の違う人に、どうすればやる気に
    なってもらえるか?!

    また、そんな中で、自分のモチベーショ
    ンをどう高め、どう維持するか?!

     自他の「モチベーション」については、
    もう一歩踏み込む必要が出てきました。

    その辺りを解説させていただきます。


  お申し込みは
   ⇒ http://www.chitoe.com/jyuku.html  


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

〔3〕 今週の「人生好転メルマガ」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━     


「人生好転」のための『一転語』を
毎朝、お届けしています!
         
こちらも、ぜひ登録していただき(無料)
毎日のセルフチェックにご活用ください!
 ⇒ http://jinsei-koten.jimdo.com/


第968号 やる気スイッチ

   人は、「自分がやっていること」で、
   「それをやっていない人」を責めてしまう
    傾向がある。

第969号 自分の理由

  「自分の理由」を
  ちゃんと知っておく必要がある。

第970号 内的要因

  「自分ががんばる理由」と
  「相手ががんばる理由」は違う。  

第971号  自由
 
  「自由」というのは、
  「ほんとうの自分」を問われることになる。


本日、「第972号」を配信いたします。


こちらも、ぜひ登録していただき
毎日のセルフチェックにご活用ください!(無料)
 ⇒ http://jinsei-koten.jimdo.com/


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  
発行者:ちとえ藤堂塾  http://www.chitoe.com/  
                       todo-juku@chitoe.com 
───────────────────────
発行責任者:藤堂昌恒 
     http://www.chitoe.com/profile.html  
───────────────────────
『まぐまぐ』 http://www.mag2.com/を利用して
発行しています。
配信中止はこちら
    http://www.mag2.com/m/0000115103.htm
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



仕事の課外授業-成果を上げるための能力 講義

RSSを登録する
発行周期 週刊
最新号 2018/04/20
部数 4,114部

このメルマガを購読する

ついでに読みたい

仕事の課外授業-成果を上げるための能力 講義

RSSを登録する
発行周期 週刊
最新号 2018/04/20
部数 4,114部

このメルマガを購読する

今週のおすすめ!メルマガ3選

ダメおやじの全財産をかけた崖っぷちFX通信
【1日に数万人が熟読する人気FXブログのメルマガ版】 相場歴30年以上のダメおやじがFXノウハウを大公開! 毎朝配信!毎日の経済指標情報や攻略法を無料で解説しています。 ●損切りがうまくできない、利食いが浅い ●ポジポジ病(ポジションを不要に持ってしまう) ●コツコツドカーン(小さく勝っても大きく負ける) ●エントリータイミングわからない ●メンタル面が弱い このようなお悩みがあれば購読してみてください。 FX初心者から経験者まで、FXの悩みをこのメルマガで解消します。 期間限定でメルマガ内で数万円相当分のFX情報商材をプレゼント中!
  • メールアドレスを入力

  • 規約に同意して

日本株投資家「坂本彰」公式メールマガジン
サラリーマン時代に始めた株式投資から株で勝つための独自ルールを作り上げる。2017年、億り人に。 平成24年より投資助言・代理業を取得。現在、著者自身が実践してきた株で成功するための投資ノウハウや有望株情報を会員向けに提供しているかたわら、ブログやコラム等の執筆活動も行う。 2014年まぐまぐマネー大賞を受賞。読者数3万人。雑誌等のメディア掲載歴多数。 主な著書に『10万円から始める高配当株投資術』(あさ出版)『「小売お宝株」だけで1億円儲ける法』(日本実業出版社)
  • メールアドレスを入力

  • 規約に同意して

がんばれ建設~建設業専門の業績アップの秘策
ダム、トンネル等大型建設工事の参画経験を有し、テレビ、ラジオ、新聞に出演中の著者が、「儲かる」「身につく」建設(土木、建築、設備、電気、プラント)関連情報を厳選。建設業の業績アップ、技術者育成、技術提案、原価低減ネタを紹介します。ベストセラー「今すぐできる建設業の原価低減」等著書多数。
  • メールアドレスを入力

  • 規約に同意して

今週のおすすめ!メルマガ3選

日本株投資家「坂本彰」公式メールマガジン
サラリーマン時代に始めた株式投資から株で勝つための独自ルールを作り上げる。2017年、億り人に。 平成24年より投資助言・代理業を取得。現在、著者自身が実践してきた株で成功するための投資ノウハウや有望株情報を会員向けに提供しているかたわら、ブログやコラム等の執筆活動も行う。 2014年まぐまぐマネー大賞を受賞。読者数3万人。雑誌等のメディア掲載歴多数。 主な著書に『10万円から始める高配当株投資術』(あさ出版)『「小売お宝株」だけで1億円儲ける法』(日本実業出版社)
  • メールアドレスを入力

  • 規約に同意して

システマティックな「ま、いっか」家事術
食べるのは大好きだけど、作るのは超苦手。棚拭きとアイロンがけが何より嫌い。 そんな家事オンチだった私がソレナリに家事をこなせるようになったワケ。 家事全体を見渡して、最小の手間で最大のリターンを得る、具体的なシステムをお知らせするメールマガジンです。
  • メールアドレスを入力

  • 規約に同意して

ダメおやじの全財産をかけた崖っぷちFX通信
【1日に数万人が熟読する人気FXブログのメルマガ版】 相場歴30年以上のダメおやじがFXノウハウを大公開! 毎朝配信!毎日の経済指標情報や攻略法を無料で解説しています。 ●損切りがうまくできない、利食いが浅い ●ポジポジ病(ポジションを不要に持ってしまう) ●コツコツドカーン(小さく勝っても大きく負ける) ●エントリータイミングわからない ●メンタル面が弱い このようなお悩みがあれば購読してみてください。 FX初心者から経験者まで、FXの悩みをこのメルマガで解消します。 期間限定でメルマガ内で数万円相当分のFX情報商材をプレゼント中!
  • メールアドレスを入力

  • 規約に同意して

アーカイブ

他のメルマガを読む

ウィークリーランキング