仕事の課外授業-成果を上げるための能力 講義

仕事の課外授業-706「風が吹けば」


カテゴリー: 2017年03月17日




メルマガ『人生好転』
 ⇒ http://jinsei-koten.jimdo.com/

*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=

 ◆◇◆  仕事の課外授業(講義23) ◆◇◆ 
   
         道をひらく

=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*


〔1〕(vol.706)「風が吹けば」

〔2〕「ちとえ藤堂塾」のご案内 

〔3〕 今週の「人生好転メールマガジン」
   

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

〔1〕(vol.706)「風が吹けば」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



♪♪ キ~ンコ~ンカ~ンコ~~~~ン ♪


==============================================


「風が吹けば」

 風が吹けば波が立つ。
 波が立てば船も揺れる。

 揺れるよりも揺れないほうがよいけれど、
 風が強く波が大きければ、

 何万トンの船でも、
 ちょっと揺れないわけにはゆくまい。

 これを強いて止めようとすれば、
 かえってムリを生じる。
 
 ムリを通せば船がこわれる。
 揺れねばならなぬときには揺れてもよかろう。

 これも一つの考え方。

 大切なことは、うろたえないことである。
 あわてないことである。

 うろたえては、かえって針路を誤る。

 そして、沈めなくてよい船も
 沈めてしまう結果になりかねない。

 すべての人が冷静に、
 そして忠実にそれぞれの職務を果たせばよい。

 ここに全員の力強い協力がうまれてくるのである。

 嵐のときほど、協力が尊ばれるときはない。
 うろたえては、この協力がこわされる。

 だから、揺れることを恐れるよりも、
 協力がこわされることを恐れたほうがいい。

 人生は運不運の背中合わせといえる。

 いつ突如として嵐がおとずれるか、
 だれしも予測することはできない。

 つねに自分のまわりを冷静にながめ、
 それぞれの心がまえを、

 しっかりと確かめておきたいものである。


         (『道をひらく』松下幸之助)
     

============================================== 


人が、うろたえたり、慌てたりするのは、

 「未知のことへの対応」であるとか
 「キャパオーバー」になったとき

が多いかもしれません。

それは、根本的には、

 「ひとりで抱え込む」からでしょう。

初めてのことでも、
協力者が居てくれるときには、

 うろたえずに、慌てずに済むものです。


また、組織においては、

 「リーダーがうろたえてしまう」と、
 収拾がつかなるケースが多いようです。

これも、結局は、

 「リーダーがひとり抱え込む」から

かもしれません。

実は、多くの人が、

 「協力」を仰げず、苦しんでいます。

要するに、

 「助けて!」と言えないのです。
 「手伝って!」と言えないのです。


この背景には、

 「一人前になる」という教育思想

があります。

すなわち、

 人に助けてもらわなくてもできるようになる。
 「一人でできる」ようになる。

という「目指すべき理想像」があるからです。

 いつまでも「助けてもらっている」ようでは、
 恥ずかしい、と言われるのです。


実は、ここには、大きな錯覚があります。

それは、

 「ひとりでできるようになること」と
 「独りですること」とは別である

ということです。

みんなが、「独りで」やるようになれば、

 バラバラになるだけです。

「できない人ばかりが、無責任に依存し合う」
というのも困りますが、

組織の本質は、

 「補完」し合うことです。

それでこそ、ドラッカー教授が言うように、

 個々人の「弱み」を意味のないものにし、 
 「強み」を生かし合える

のです。

ほんとうの「一人前」とは、

 「責任を持てる」ということであって、
 「独りでやる」ことではありません。


コヴィー博士の『7つの習慣』には、

 「依存から自立へ、自立から相互依存へ」

とあります。

すなわち、

 「自立」がゴールではなく、

「自立」した人たちの「次の課題」は、

 「高いレベルで協力し合う」ことなのです。


この「協力」について考えないといけないのは、

 「助け合う」「頼り合う」という発想

です。

先ほど述べたように、

「頼ることは情けないことになっている」ので、

 「恥ずかしく」て、頼めません。
 気軽には、頼れないのです。

この問題の根底には、

 「ひとりでやる」という発想があるようです。

ここには、二つの意味があるでしょう。

それは、

 「ひとりでできないと、評価してもらえない」
 という人事考課不安と

 「ひとりでやって、できるところを見せたい」
 という自己満足欲求です。

この二つが、妙に絡まって、

 多くの人が「ひとり仕事」をしています。

そして、

 「忙しい!」「大変だ!」と言っているのです。


しかし、周りには、

 「助けようとして控えてくれている人」

がいっぱいいます。

 「ひとこと言ってくれれば、
  いくらでも手伝うのに!」

と思ってくれています。

しかし、どういう訳か、
 
 「ひとりでがんばってしまう」のです。


また、この「協力」というのは、

 「いざとなってから」では、なかなか難しいもの

です。

「手伝う」というのは、

 「手伝うという姿勢」ではあまり役に立ちません。

 「サブ意識」ではいい仕事はできないのです。

ここに、

 「協力ということ」の真の意味があります。

すなわち、

 「誰かの」仕事を、「自分が」手伝う

のではなく、

 もともと「ひとつの仕事」を、
 「みんなでやっている」のです。

すなわち、

 「困ったときだけ手伝う」のではなく、

普段から、

 「みんなでひとつの仕事をしている」のです。

もともと、ひとりでやる仕事などなく、

 すべての仕事は「協力」しながらやっている

のです。


最近は、このような意識は薄いでしょう。

現在の「組織のあり方」では、いざとなったときに、
思っているほど強くないかもしれません。

いまのうちに、

 「協力」ということの「意味」とその「価値」

を見直しておく必要があるのではないでしょうか。



♪ キ~ンコ~ンカ~ンコ~~~~~ン ♪♪


今回もお読みいただきありがとうございました。 


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

〔2〕 「ちとえ藤堂塾」のご案内

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 

下記の通り「ちとえ藤堂塾」を開催いたします。


  (東京)4月16日(日)13時~16時

 (大阪)4月23日(日)13時~15時

 (テーマ)「価値観多様化時代の
        モチベーションの高め方」 

    価値観が多様化する中では、働く理由や
    がんばる理由が変わりつつあります。

    これまでのやり方では、部下を動機づけ
    することができません。

    価値観の違う人に、どうすればやる気に
    なってもらえるか?!

    また、そんな中で、自分のモチベーショ
    ンをどう高め、どう維持するか?!

    その辺りを考えてみたいと思います。


  お申し込みは
   ⇒ http://www.chitoe.com/jyuku.html  


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

〔3〕 今週の「人生好転メルマガ」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━     


「人生好転」のための『一転語』を
毎朝、お届けしています!
         
こちらも、ぜひ登録していただき(無料)
毎日のセルフチェックにご活用ください!
 ⇒ http://jinsei-koten.jimdo.com/


第947号 言葉を整える

  「自己の正当化」に一所懸命になると、
  「問題」を見失ってしまう。

第948号 修正をかける

  あらゆるものの修正は、
   「後になるほど大変」になる。

第949号 自己嫌悪

  「心のなかで起きていること」を知ると、
  ブレーキを踏むこともできる。

第950号  二つの道

  「自分の吐いた言葉」が
  「自分の仮説」になる。
    

本日、「第951号」を配信いたします。


こちらも、ぜひ登録していただき
毎日のセルフチェックにご活用ください!(無料)
 ⇒ http://jinsei-koten.jimdo.com/


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  
発行者:ちとえ藤堂塾  http://www.chitoe.com/  
                       todo-juku@chitoe.com 
───────────────────────
発行責任者:藤堂昌恒 
     http://www.chitoe.com/profile.html  
───────────────────────
『まぐまぐ』 http://www.mag2.com/を利用して
発行しています。
配信中止はこちら
    http://www.mag2.com/m/0000115103.htm
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



仕事の課外授業-成果を上げるための能力 講義

RSSを登録する
発行周期 週刊
最新号 2018/02/23
部数 4,141部

このメルマガを購読する

ついでに読みたい

仕事の課外授業-成果を上げるための能力 講義

RSSを登録する
発行周期 週刊
最新号 2018/02/23
部数 4,141部

このメルマガを購読する

今週のおすすめ!メルマガ3選

ダメおやじの全財産をかけた崖っぷちFX通信
【1日に数万人が熟読する人気FXブログのメルマガ版】 相場歴30年以上のダメおやじがFXノウハウを大公開! 毎朝配信!毎日の経済指標情報や攻略法を無料で解説しています。 ●損切りがうまくできない、利食いが浅い ●ポジポジ病(ポジションを不要に持ってしまう) ●コツコツドカーン(小さく勝っても大きく負ける) ●エントリータイミングわからない ●メンタル面が弱い このようなお悩みがあれば購読してみてください。 FX初心者から経験者まで、FXの悩みをこのメルマガで解消します。 期間限定でメルマガ内で数万円相当分のFX情報商材をプレゼント中!
  • メールアドレスを入力

  • 規約に同意して

右肩下がりの時代だからこそ、人の裏行く考えを【平成進化論】
【読者数12万人超・日刊配信5,000日継続の超・定番&まぐまぐ殿堂入りメルマガ】 ベストセラー「仕事は、かけ算。」をはじめとするビジネス書の著者であり、複数の高収益企業を経営、ベンチャー企業23社への投資家としての顔も持つ鮒谷周史の、気楽に読めて、すぐに役立つビジネスエッセイ。 創刊以来14年間、一日も欠かさず日刊配信。大勢の読者さんから支持されてきた定番メルマガ。 経験に裏打ちされた、ビジネスで即、結果を出すためのコミュニケーション、営業、マーケティング、投資、起業、経営、キャリア論など、盛り沢山のコンテンツ。
  • メールアドレスを入力

  • 規約に同意して

問題解決研究所刊【よくわかる!英字新聞の読み方】
このメルマガは、中学レベルの英語を復習できるように、毎号、英字新聞記事を使って文法事項を解説します。また、取り上げたニュースの背景を解説し世界で起こった出来事が我々にどのように関係するのかをお伝えします。2020東京オリンピックに向かって英語は欠かせません。このメルマガを購読すれば、世界の人とつながるための英語脳ができ、さらにはグローバル競争に勝つための戦略脳を作れます。戦略は弱者のためにあります。忙しい方、英語の苦手な方に最適なメルマガです。メルマガ読者だけの特典・イベントを開催します。
  • メールアドレスを入力

  • 規約に同意して

今週のおすすめ!メルマガ3選

右肩下がりの時代だからこそ、人の裏行く考えを【平成進化論】
【読者数12万人超・日刊配信5,000日継続の超・定番&まぐまぐ殿堂入りメルマガ】 ベストセラー「仕事は、かけ算。」をはじめとするビジネス書の著者であり、複数の高収益企業を経営、ベンチャー企業23社への投資家としての顔も持つ鮒谷周史の、気楽に読めて、すぐに役立つビジネスエッセイ。 創刊以来14年間、一日も欠かさず日刊配信。大勢の読者さんから支持されてきた定番メルマガ。 経験に裏打ちされた、ビジネスで即、結果を出すためのコミュニケーション、営業、マーケティング、投資、起業、経営、キャリア論など、盛り沢山のコンテンツ。
  • メールアドレスを入力

  • 規約に同意して

川島和正の日刊インターネットビジネスニュース
■読者数32万部超、日本一の個人メルマガ(まぐまぐ総合ランキング調べ) ■9年連続で年収1億円以上になり、70か国以上を旅行して、 190平方メートルの豪邸に住んで、スーパーカーに乗れるようになり、 さらに、著書は、日本を代表する超有名人2人に帯を書いてもらい、 累計50万部のベストセラーとなった、現在香港在住の川島和正が、 最新のビジネスノウハウ、自己啓発ノウハウ、健康ノウハウ、恋愛ノウハウ さらに「今チェックしておくべき情報リスト」などを配信中!
  • メールアドレスを入力

  • 規約に同意して

毎日1分!経済英語NEWS(解説付き)
TOEIC235点だった私が900点を超えるまでの勉強の過程で感じた、「英語のニュースを解説してくれる教材があったらいいのに。。。」という思いを形にしました。 全ての英文に、文法解説・和訳 がついています。 「読めない英語」は聞き取れません。 1ヶ月無料です。もしあなたが、「本気で英語を身に着けたい!」と思っているのであれば、挑戦しない理由はないはずです。 あなたの英語力を必ず引き上げてみせます。
  • メールアドレスを入力

  • 規約に同意して

アーカイブ

他のメルマガを読む

ウィークリーランキング