小笠原昭治のマーケティング&ストローク

■マーケティング&ストローク■No.547 “新商品”と“新事業”の違い


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┏┏┏         小笠原昭治の マーケティング&ストローク
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┏┏            【 マーケティング編 】
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┏         No.547 “新商品”と“新事業”の違い
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発行総数 2835部
まぐまぐ 2370部 http://www.mag2.com/m/0000111010.html
Melma!  0465部 http://www.melma.com/backnumber_96400/
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【CONTENTS】DATE:2017.12.28(木)


    1 CONTENTS & introduction 
    2 【本編】No.547 “新商品”と“新事業”の違い
    3 マーケティング&ストローク/付記
    4 マーケティング&ストローク/提携誌
    5 メールマガジン相互紹介
    6 メルマガ『マーケティング&ストローク』関連サイト
    7 メッセージ紹介 or クッキングマーケティング or ストローク編
    8 編集後記



introduction─────────────────────────────




今回は、10.25(水)に配信された

No.545 “製品”と“商品”の違い

の再配信ではありません(笑)


タイトルは似ていますが、別です。


別ですが、No.545のバックナンバー(期間限定公開)
http://www.melma.com/backnumber_96400/
から先にご覧になったほうが分かりやすくなりますよ。




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ここから本編が始まります。皮ごと食べられるバナナの用意はお済みですか?
https://www.kukutena.com/gourmet/monge-banana
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          No.547 “新商品”と“新事業”の違い




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■ “新商品”と“新事業”の違い ■



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このメルマガを御覧になるほどでしたら今更な感がある“新商品”と“新事業”
の違い。


・新商品とは、新しく売り出す(売り出した)商品のこと。


・新事業とは、新規に立ち上げる(立ち上げた)事業のこと。



ですね?





以上。






で終わっては、「バカにすんじゃねー」という(笑)お叱りを受けそうなので、
別の角度からも切ってみましょう。




1)“新商品”と“新事業”は別もの(事業 > 商品)


路面店のファミリーレストランや、コンビニでしたら、想像しやすいでしょう。

店舗の開発にあたるのが新規事業で、新メニューにあたるのが新商品です。


事業 > 商品

の構図。たとえば、事業規模と言いますけれど、商品規模とは言いませんね?


経営陣が投資する金額も、事業と商品では、異なります(事業のほうが大きい)


このように、誰しも“新商品”と“新事業”が別であることは、バカバカしい
くらい分かっているにもかかわらず、いざ、自社のこととなると、一緒くたに
なっちゃう不思議(笑)


まず、その理由を解き明かすところから始めましょう。




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■ 自社を軸に見れば新商品でも、顧客を軸に見れば既存品 ■


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レストランのメニュー開発のようなBtoCの例は分かりやすいでしょうけれども、


BtoB(企業間取引)となると、たちまち分かりにくくなるようなので、実例を
挙げましょう(脚色やや半分)



2)自社にとっては新商品でも、顧客にとっては既存品


ある印刷会社の社長さんが、業績を伸ばすために、新規の事業を興したいとの
こと。


事業案の候補は、

・動画印刷
・バリアブル印刷
・電子書籍
・IoT
・文書のデジタル化
・ホームページ制作
・Web to print

だそうですが、見事に“新商品”と“新事業”が入り混じっています。だって、


・動画印刷にしても、

・バリアブル印刷にしても、

・Web to printにしても、


他の印刷会社さん(ライバル)も売っている既存商品で、

まとまった投資なくして(印刷機にコンピューターをつなげれば)商品化でき、

すでに、ライバルへ発注しているお客様にとっては、珍しくもない、既存商品

ですので、新商品では(新事業でも)ありませんね?


この社長さんの印刷会社にとっては、今まで自社に無かった新商品であっても。



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■ 「新しい何か」を混同すると起りがちな経営判断ミス ■


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3)「新しい何か」とは?


ライバル(他社)が取り扱っている商品であっても、自社に無ければ、それは、

「新商品じゃん」

という解釈もなりたちますが(同業他社が売っているなら当社でも売ろう的な
発想で)


競合他社が多ければ多いほど、ライバルとの激戦が待つレッドオーシャン市場
http://www.dhbr.net/articles/-/3499
で戦う役目の営業職は大変です(苦笑)


これが、

・電子書籍
・IoT
・文書のデジタル化
・ホームページ制作

となると、もっと大変(爆笑)


電子書籍へ参入するとしたら、最大手の凸版さん(BookLive)や、大日本さん
(honto)と競合する(競合できるのか?という)ポジションになりますし、

(わかりやすい業界地図を見つけました。参入余地がないほどの激戦市場です)
http://www7b.biglobe.ne.jp/~yama88/pla.html


IoTに至っては、何をして営利追求(ご商売)するのか、あまりにも茫漠として
いますし、


ホームページ制作の販売となると、営業さんが協力しないでしょう。明に暗に。

だって、印刷を売りたくて営業しているのに、何が悲しくて、ホームページ
なんか売らなきゃならんのじゃ?ってナもんですよ。お気持ち、わかります。


こうして、新商品のようで新商品にあらず、新事業のようで新事業たりえない、
商品も事業も一緒くたの「新しい何か」が、経営陣より上意下達され、現場は
混乱することになりますが、経営者を責めるなかれ。



経営者は、社の舵を取る責任者でありつつも、投資家でもあります(過半数の
自社株を持っている場合)


新商品であろうと、新事業であろうと、「新しい何か」によって業績を伸ばし、
社を維持し、成長させなければなりません。それが、仕事。

企業は営利追求団体ですもの、当たり前です。


ぶっちゃけ「儲かりゃいい」わけです、新商品であっても、新事業であっても。


こうして、新商品と、新事業が一緒くたになって、売れない新商品に、新事業
規模の金額が投下される(経営者の判断ミスを招く)ことがあります(次実例)




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■ 新規の事業は、成功するよりも、失敗しないほうが大事 ■



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今の商売(既存事業)が伸びない、あるいは、低迷している経営者には、新規
事業という隣の芝生が青く見えます。


ある広告代理店の社長(42歳)は、バブル崩壊で、広告が売れなくなったため、


「形が無い商品は、売りにくい。形がある商品を売ろう」

と、既存事業(広告)とは別に、食品の加工販売という新規の事業を立ち上げ
ました。


加工食品を選んだのは、それを、東京ビッグサイトの見本市で見つけたから。

「世の中にない、画期的な商品だ!」

と、衝撃を受けたそうです。これは売れるぞ!


しかし、見本市に出展しているからといって、売れる商品の保証はありません。

(売れる商品ではなく、売りたい商品を買ってくれるマッチングの場が展示会)


その商品に惚れ込んだ社長は、新規事業のために社屋を借り、スタッフを雇用
し、商品を作って、売りました。ご自分の営業力には自信があったそうです。


結果、新商品のような珍商品を作って売る新規事業は、半年も持たずに、壊滅。

その(資金難の)あおりをうけて、本業の広告代理店も、倒産。


まる裸になった社長いわく、

「広告代理店といっても、求人広告だからね、マーケティングなんか知らない
わけさ。

あの頃、小笠原さんと知り合っていたら、ちゃんとマーケティング・リサーチ
して、あの商品には、手を出さなかったに違いないよ」


うーん(笑)残念ながら、25年前ですと、まだ、マーケティングサイクル※は
暗黙知でしたので、お伝えできなかった(危機を救えなかった)でしょう。


形式知(しかも図解)にできた今なら、自信を持ってお引き受けできますが。


※マーケティングサイクル図解
http://www.interactive-marketing.co.jp/article/z.html





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■マーケティング&ストローク■No.547 “新商品”と“新事業”の違い


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         ■□■ クッキング♪マーケティング ■□■


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前号(No.546)に引き続き、今回のテーマも、みんな大好き“卵かけご飯”


ご存じ、卵かけご飯とは、白飯の上に、鶏卵を割り入れて、醤油をたらし入れ、
かき混ぜて食べる丼物と思いきや!

たまごの白身と、黄身を分けて攪拌する“究極の卵かけご飯”が登場しました。



NHK(ガッテンのホームページ)では“究極の”と冠していませんが、
http://www9.nhk.or.jp/gatten/recipes/20160518/1.html

たまごの白身と、黄身を分ける卵かけご飯は、

“究極の卵かけご飯”

として広まりつつあります(前号ご紹介のタカラトミーアーツの玩具名を含め)



ところが!

たまごの黄身と、白身を分けるのは、スイーツ(洋菓子)作りでは珍しくなく、
300年以上も前のレシピに載っているそう。


ご存じ、たまごの白身のみ泡立てる“メレンゲ”です。


それが、21世紀のJAPANの“卵かけご飯”では、革新的だったなんて、まさに

「異業種から学べ」

「和食は洋菓子に学べ」

ですね(その反対に「スイーツは和食に学べ」も成り立ちそう)


たまごの白身と、黄身を分ける……こんな単純ことさえ気づかなかったなんて、

“卵かけご飯”は、こうして食べる

というバイアス(偏り)がかかっていたのでしょうね(苦笑)、何十年も。





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          ■□■ 禁 煙 日 記 3 ■□■


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6か月ぶりに(^_^;)ブログを更新しました。
https://0gasawara.blogspot.jp/

奇しくも、たばこを吸わなくなって半年。それと関係ありそうな気も (;^_^A


もともと、たばこを吸わない人や、たばこをやめる気がない愛煙家に、たばこ
の禁断症状は、想像つきにくいでしょうけれど、

それは、ガツン!と来る、わかりやすい症状じゃなくって、自覚症状に乏しい
のが厄介。


たとえば、メルマガを書こうと思って、真っ白いドキュメントに向かった瞬間!


1)頭がボーッとし始める。当り前ですよね、ニコチンが来ないんですもの

2)集中力が無くなり、書く気が失われ、やる気が起きず、睡魔に襲われ、

3)PC前を離脱

こうして書かなくなります、ブログも。フィーを頂く仕事以外は全部(苦笑)


小説家じゃないけれど、禁煙は、考え仕事の敵(?)でした。


道理で、今年の後半から、メルマガの発行が延び延びになり、いつしか、月刊
で落ち着いちゃいました。

それでも、半年ぶりのブログ更新よりは、マシだったということで(f^_^) 





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      メールマガジン ■ マーケティング&ストローク ■ 終


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筆者:小笠原昭治(インターアクティブ有限会社/経営者連邦)
https://0gasawara.blogspot.jp/2001/12/blog-post.html


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http://quickbooks.impress.jp/?p=878


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「今日のメルマガは、あの人が気にしている内容だったっけ。そうだ!お役に
立つかもしれない。転送してあげよう!」

と、当マガジンを、知人や顧客へ転送すれば、貴重な接触機会が一回増えます
ね?

しかも、作る手間いらずで、無料。Eメールを送るだけ。送信文のサンプルは、

----------------------------

○○○○様

お世話になっております。△△△△です。

さて、早速ですが、○○○○様が、以前、このメルマガに書かれてあることを、
http://archive.mag2.com/0000111010/index.html

お気になさっていたような記憶がありましたので、お役に立つかも知れないと
思いまして、メールを差し上げました。

ご休憩のひとときにでも、お楽しみ頂ければ幸いです。

△△△△拝

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サラリーマン時代に始めた株式投資から株で勝つための独自ルールを作り上げる。2017年、億り人に。 平成24年より投資助言・代理業を取得。現在、著者自身が実践してきた株で成功するための投資ノウハウや有望株情報を会員向けに提供しているかたわら、ブログやコラム等の執筆活動も行う。 2014年まぐまぐマネー大賞を受賞。読者数3万人。雑誌等のメディア掲載歴多数。 主な著書に『10万円から始める高配当株投資術』(あさ出版)『「小売お宝株」だけで1億円儲ける法』(日本実業出版社)
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