ルビュ言語文化教育

[RLCE171117] ルビュ言語文化教育 第647号


カテゴリー: 2017年11月17日
[2017-11-17] Revue Langue,Culture et Education. n.647
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[ 週刊 ] ル ビ ュ 言 語 文 化 教 育(RLCE) ─647号─

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■ 647号:もくじ ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
--◆◇研究所より◇◆--------------------------------------------------
自己・他者・社会の世界への広がり ― 自己表現活動の変容へ   細川英雄
●発表します・参加します:日本語教育学会大会,ALCE研究集会
●新刊案内:細川英雄,太田裕子(著)『キャリアデザインのための自己表現
  ――過去・現在・未来を結ぶバイオグラフィ』東京図書より2017年9月刊
●出版情報:「ひととことばの対話塾2017春」の成果物として『自分のこ
 ころをみつめる明日への旅』を発行

--◆◇私から一言◇◆--------------------------------------------------
奥多摩日本語学校の挑戦                    平澤栄子

--◆◇連載◇◆--------------------------------------------------------
自分のことばで語るときまで【第8回】
議論についていけない                  ほそかわひでお

--◆◇お知らせ◇◆----------------------------------------------------
【参加者募集:11月25日】日本語教育学会秋季大会シンポジウム:「ひと・
  まち・しごと」創生を支えることばの教育――次世代を育てる日本語教育
  からの発信
【投稿募集:4月末日締切】『リテラシーズ』22巻(くろしお出版)特集:グ
  ローバリゼーションと言語教育
【参加者募集】「ひととことばの対話塾」2017秋,展開中。
【報告集公開】2016年秋,ヴェネツィア・カ・フォスカリ大学での「日本語ゼ
  ロビギナーを対象としたアクションリサーチゼロ」(市嶋典子さん)
【作品集&スライド公開】北京日本学研究センター公開講座 学び手の日常と
  教育研究を結ぶ―北京日本学研究センター「日本語教育特殊研究」の1か月
【講演録画&スライド公開】国際シンポジウム第2回『日本語教育学の理論と
  実践をつなぐ』
【活動紹介】ことばの市民塾 ― 自分を表現するための,日本語の教室を開催
【書評募集】『市民性形成とことばの教育――母語・第二言語・外国語を超え
  て』ほか
【ブログ】自然農ことば日誌(16)森と水の未来をつなぐ
【八ヶ岳南麓より】『きみにも,ぽっ。』増補改訂版を発行,ほか
【寄贈図書・論文】トムソン木下千尋『外国語学習の実践コミュニティ』ほか,
  書評も募集しています。
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■ 研究所より ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
自己・他者・社会の世界への広がり ― 自己表現活動の変容へ
                              細川 英雄
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このところ,引きつづいて,大学・短大の文章表現クラスや日本語学校の大学
院クラス・就職クラスを担当される方からの問い合わせがある。
ことばの花ひらくとき――自分のことばで自分を表現するとき,見えてくるの
は自分の未来――というキャッチフレーズで執筆した,以下の本についてであ
る。

細川英雄,太田裕子(著)『キャリアデザインのための自己表現――過去・現
在・未来を結ぶバイオグラフィ』東京図書より2017年9月刊
●Amazon.co.jpにジャンプ:http://gbki.org/car.html

それぞれテキスト見本を送らせていただいているが,なぜこのテキストがその
ように注目されるのかについて少し考えてみた。

これまで文章表現クラスというと文章の書き方のような形式的な指導が多く,
また,大学院進学や就職活動支援でもそのための決まった形を覚えるという指
導が一般的だった。
しかし,最近,ようやく内容をどうするかというところに注目せざるを得なく
なってきていることが伺われる。

たしかに形から入るというのは,ある意味では,一般的な方法で,誰にでも可
能なものと思われがちである。
ところが,実際は,人それぞれの生活があり人生があるのだから,それを定式
に当てはめるという考え方ではその人自身の固有の問題が解決するはずがない。
まず一人ひとりが自分の興味・関心について語ること,ここからすべては始ま
る。

問題は,そのような自分を語る場がなかなか見つからないということだ。
だからこそ,そのような自分のことを自由に語れる場をつくりだすこと,この
ことが必要なのだろう。

文章表現の教室が,そのような自分を語る場であったなら,また,大学院進学
や就職のためのクラスがそんな場であったなら,「話す」「書く」という活動
の意味も大きく変わるだろう。それは同時に,相手の話すことを「聴き」,み
んなの書いたものを「読む」という活動でもあるのだ。

そのための素材は,自分の生活やその経験に即したものであればあるほどいい。
大切なことは,自分自身で自分の考えや表現について内省する機会をつくると
いうことだろう。
内省のレベルは人さまざまなので,ここでもあまり欲張らず,自分に向き合っ
て経験に即した語りや記述ができていればよしということだ。

作文とかレポートというと,どうしても完成品としてみてしまい,つい誤用訂
正などをしがちだが,そうではなくて,プロセスとしてみることにしたい。
プロダクトは未完成品でいい,対話をすることで何かに気づこうという感じで
ある。
ここで何かへの気づきが一つでもあれば,それが自分の思考構築への手がかり
になるからだ。

そのためには,「私はあなたに注目していますよ」というメッセージを粘り強
く送ること,最終的には一人ひとりへの呼びかけしかないような気がする。
ただ,それが担当対学生という一対一の構図にならないよう,グループ全体あ
るいはクラス全体の輪として広がるような工夫が必要だろう。

自分の興味・関心に即して,自分の経験を語る,それがどのような他者との関
係の中で生まれたか,そしてまた,そのことが,この社会で生きていく上でど
のような意味を持つか。こうしたことを自己表現の活動として展開すること,
これはもはや日本人学生の初年次教育や留学生のための日本語指導に限らない。
自己・他者・社会の世界へ,一人ひとりがどのように広がっていけるか。それ
が学生一人ひとりの市民性とどうつながり,そのことに学生がどのように気づ
いてくれるのか。
このあたりに,ことばの活動の社会性,公共性が潜んでいるように思う。

                 *

本誌645号で紹介した奥多摩日本語学校の教務主任である平澤栄子さんが,
設立間もない学校の様子を送ってくれました。
学生一人ひとりの吸収力を信じて環境を提供すれば教科書も教師も要らないと
いう信念への変容がたしかな記述から伺えます。
このPBL(Project Based Learning)の考え方は,すべての活動のモデルと
なる可能性を持っているように思います。
奥多摩日本語学校のくわしい紹介は,下記まで。
http://bit-okutama.com/
                                (ほ)

--[発表します・参加します]------------------------------------------
日本語教育学会2017年度秋季大会(新潟朱鷺メッセ)
11月25日(土)パネルセッション「日本語教育における公共性の意味と課
  題(細川英雄・牛窪隆太・三代純平・市嶋典子)」
11月26日(日)ポスター発表「『公共性』を生み出す言語教育とは何か」
  (佐藤正則・福村真紀子・細川英雄・尾辻恵美)
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言語文化教育研究学会第4回研究集会(熊本)
12月9日(土)発表「ことばの市民はなぜクリティカルなのか――言語文化
  活動におけるバイオグラフィの意味」細川英雄
  http://alce.jp/meeting/p4.html

--[新刊案内]--------------------------------------------------------
細川英雄,太田裕子(著)『キャリアデザインのための自己表現――過去・現
在・未来を結ぶバイオグラフィ』東京図書より2017年9月刊
●Amazon.co.jpにジャンプ:http://gbki.org/car.html
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ことばの花ひらくとき――自分のことばで自分を表現するとき,見えてくるの
は自分の未来――
本書は,自分の「これまで」を振り返り,「これから」を考えるための指標に
なるような事例と,ことばによる自己表現の方法について,さまざまな立場に
即して提案します。作文活動から,仲間どうしのインタビューから,ライフス
トーリーの聞き取り,地域コミュニティ,企業研修……。
10年後,20年後の自分の人生はどのようなものだろうか――。自分の人生をデ
ザインするのは,あなた自身にほかなりません。

紹介・書評を執筆してくださる方を募集します。
また,テキストとして採用予定の方には,見本をお送りします(無料)。
大学・短大の文章表現クラスや日本語学校の大学院クラス・就職クラス等を担
当される方,お待ちしています。研究所(info@gbki.org)までお知らせくだ
さい。                             (ほ)

--[出版情報]--------------------------------------------------------
「ひととことばの対話塾2017春」の成果物として『自分のこころをみつめ
る明日への旅』を発行しました。表紙ともくじがご覧頂けます。
http://gbki.org/dat/taiwa1704.pdf
ご希望の方は,500円(送料込み)にてお販けします。
info@gbki.org
までお申し込みください。
「ひととことばの対話塾」については,「お知らせ」をご覧下さい。
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■ 私から一言 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
奥多摩日本語学校の挑戦
                              平澤 栄子
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先日メルマガ645号にて,10月3日に開校した奥多摩日本語学校について
ご紹介いただきました。
http://bit-okutama.com/

学校の概要については,HP等をご覧いただくとして,今回は,ここでどんな
日本語教育を行っているのか(日本語教育といっていいのかわかりませんが)
について,書きたいと思います。

奥多摩日本語学校では,PBL(Project Based Learning)を取り入れた授業
を行っています。授業では,特定の教科書は使わず,試験対策も行いません。
また,習熟度別のクラス編成はせず,むしろ,習熟度に個人差があることが当
然であると捉え,10月に入学した学生10人全員が1つのクラスで学んでい
ます。学生は,フィリピン,インドネシア,ベトナム出身者ですが,授業中の
使用言語は,日本語に限定せず,必要に応じて,英語,母語の使用を認めてい
ます。当校の学生たちは,将来,日本のIT企業に就職することを目指してい
るため,教室は,Wi-Fi環境を整え,PC,タブレット,スマホ等の使用
を前提として授業を進めています。また,奥多摩町住民やIT企業の方との接
触の機会も積極的に設けています。このような学習環境のもと,3ヶ月で1つ
のプロジェクトに取り組み,チームでその課題を達成することを当該授業の目
標としています。

10月からスタートした今期(3ヶ月間)の目標は,「奥多摩町のためのIT
を使ったサービスのプロトタイプを考え,プレゼンする」としました。スター
トしてから,1ヶ月が経った現在は,プロジェクトの第1段階である「奥多摩
町について知る」という目標のため,アンケート調査やインタビュー調査を経
てわかったことを発表するというところまでこぎつけました。

10月のプロジェクト開始時に,私は,このプロジェクトで何を目標としてい
るのか,また,どのようなステップを踏んでプロジェクトを進めて行くのかと
いうことを説明しました。そして,奥多摩町を知るために,まず,10月28,
29日に行われた「奥多摩ふれあいまつり」に参加し,出展団体にインタビュー
をしてみたらどうかということを提案しました。また,自らも出展し,ブース
を運営することも任せました。ブースの内容は,話し合いの結果,奥多摩町に
ついて知るため「ふれあいまつり」に訪れた人にアンケートをとるというもの
になりました。多くの人に協力してもらえるよう,自国の料理を作り,無料配
布することを決めたチーム,訪れた人を楽しませるため,ゲームを実施するこ
とにしたチーム,さらに,ブースの外を練り歩き,クイズをしながらブースの
宣伝をするということを提案したチームとそれぞれのチームが準備を進めまし
た。当日は,台風22号の影響による大雨の中,50枚以上のアンケートを集
めることができました。

その後は,そのアンケートを分析する作業が始まりました。ほとんどが記述式
で,しかも表裏に質問がびっしりという手書きのアンケートを読み取る作業は,
なかなか大変なものでした。「さ,き,を,ま」のようなひらがなさえも,判
別が難しく悪戦苦闘しながらも,様々なツールを使って読み取っていきました。
文字を入力した後は,その集計された文字データの意味も解読しなければなり
ません。今まで様々な読解の授業を体験してきましたが,こんなにも,文字の
一つ一つ,単語や文章の細部に向き合って理解しようとする読みの授業は体験
したことがないものでした。

結果を集計して行く中で,まとめたものを一度発表しようということになり,
急遽「調査発表会」を開催することになりました。チラシを作り,これまで知
り合った町の方にお願いをし(なんと地元の自治会長の自宅までチラシを持っ
て行くという行動力も見られた),今週の月曜日に「発表会」が開催されまし
た。当日は,役場の職員をはじめ,地元地区の方など全部で12名の方が来校し,
学生の発表を聞いてくれました。また,調査報告に対し,一緒に真剣に考え,
学生のアイデアに提案までしてくださいました。まだまだ発表内容は未熟なも
のでしたが,それでもやりとりは全て日本語で行われました。6月末に私が彼
らと面接をしたときは,ほとんどの学生が,日本語は全く話せない状態でした。
そう考えるとこの成長には,目を見張るものがあります。今回の活動の中心と
なった「アンケートをとる」ことから始まった一連の活動は,全て学生の発案
により進められたものです。彼らの意欲と吸収力を見るにつけ,私は今まで,
学生が自ら学ぼうとする芽をどれだけ摘み取ってきたのだろうかと考えてしま
うのです。

今,ここで伝えたいと思う言葉をどのように組み立てればわかりやすく伝える
ことができるのか,私自身も日々頭を悩ませながら,学生と一緒に考えていく
作業が続きます。まだまだ課題も多い取り組みです。それでも,目的を明確に
し,環境さえ整えれば,彼らは自ら学び続けるのであり,教科書を使って教え
ることは必要ないのだと実感しています。彼らが自ら学ぼうという意欲さえあ
れば,インターネットでつながった世界には,無数のツールがあります。また,
日本語の習熟度の違いが相乗効果を生み出し,私が説明するより深く理解でき
ることも多いです。こうなると,教師の私は,何をすればいいのでしょうか。
今は,毎日起こるわくわくに導かれ,学生の一人のような気持ちで授業に参加
している自分がいます。
            (ひらさわえいこ:奥多摩日本語学校 教務主任)
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■ 連載 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
自分のことばで語るときまで              ほそかわ ひでお
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【第8回】議論についていけない
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八ヶ岳の週末から,あっというまに1週間が過ぎ,2回目の金曜日になった。

新野リーダーから,第2回目は,小野さんの問題設定文の下書きについて検討
するという提案があり,研修が始まった。
小野さんの下書きは,次のとおり。

****************
「国際化とコミュニケーション」コンセプト・・・

いま,日本人,外国人を問わず,互いの意思疎通を図るために,互いの目的を
理解してもらい,達成させるために,「ことば」が重要な役割を担うようになっ
ています。それは,ビジネスパーソンとしての業務スキルとして「コミュニケー
ションスキル」を要求されるようになったことと繋がるのではないでしょうか。
私たちは母語,外国語を問わず,自分自身が仕事に対してどのような考えをもっ
ているのか,自身の意見を相手に主体的に述べることを迫られていると考えら
れるからです。

そのことを身近に感じられた経験をしたのは,自身が外資系の企業で働いてい
たときです。オフィスの構成員は,多国籍でした。社内のカスタマー・サポー
ト事業を担当したとき,多く寄せられるトラブルは,互いの意見,目的が通じ
合わず,問題が解決できないということでした。第3者が介入して,それぞれ
のことばを訳していくことには限界があります。私たちが主体的にビジネスを
進めていくために,企業はいま,「国際化とコミュニケーション」について,
考察していく必要があるのではないでしょうか。

単なる記号としてのことばではなく,互いの目的を達成させ,作り上げていく
ためのことばによるコミュニケーション活動を考えることで,私たちはより豊
かな世界を築いていけるでしょう。
****************

前回,僕を除いた全員がそれぞれキーワードを出し,それに沿って,小野さん
が問題提起文を書いてきた。
他の人は会社経験もあるので,リラックスして発言しているが,僕には正直,
この議論についていけない気がしている。小野さんの文章が抽象的すぎて何を
言っているのかもよくわからないし,では,どこでどのように質問すればいい
のかもわからない。

新野リーダーが説明している。
「そう,企業が捉えている国際化とは市場の拡大だけではないと。やはりコミュ
ニケーションの問題もあるでしょうね。そこでやっと国際化とコミュニケーショ
ンの問題になる。そのコミュニケーションスキルにはことばが重要な役割を担
う。それが,ことばに繋がるのね。すると,国際化を担うことばとは何かとい
うことになるのかしら」

李さんが質問する。
「(レポートの)タイトルは「国際化とことば」ですよね。」
新野「まだ,タイトルは決まっていないみたいね」
小野「そうだね,タイトルだね」
新野:この流れはいいと思う。現在の状況,国際化,企業にとっての国際化と
は何か,それはコミュニケーションだ,コミュニケーションはことばによって
支えられている。企業にとってのことばは一体何かとなると,互いの目的を達
成させ,作り上げていくためのことば,ではなにか。ここが重要ですね。
李「〈私たちは母語,外国語を問わず,自分自身が仕事に対してどのような考えをもっているのか,自身の意見を相手に主体的に述べることを迫られている〉,ここはいい文ですね。」
今田:でも,ここは,この後にある経験が主体的に述べることが必要だの裏付
けになっていない気がする。理由に繋がるようにするのは?
小野:たしかに裏付けにするにはインパクトが足りないけど・・・
今田:この経験が主体的に述べることが必要だの理由になっていない気がする」
小野「具体的には?」
今田「気がするだけよ」
小野「それじゃ,反論にならないね」
今田さんは不機嫌そうに横を向いた。

新野:カスタマー・サポートは,社内の社員サポートのほうがわかりやすくな
い?社内の社員サポート事業を担当した。担当して,多く寄せられるトラブル
は,互いの意見,目的が通じ合わず,問題が解決できないということだった。
第3者が介入して,それぞれのことばを訳していくことには限界があった,求
められているのは,自分自身を主体的に述べ,問題を解決していく能力,とい
う感じの問題を解決していくことば,それを習得する?こういうことかしら?
小野:そう,ことばを身につけること。第3者はやめて,自分自身で主体的に
問題を解決していくことばを身につけることではないか,ということです。

やりとりを聞いていると,新野リーダーは,あまり自分の意見を言わず,全体
の進行方向を作っている感じだ。ただ,このレポート作成が具体的にどのよう
な方向に進むのかは僕にはよくわからない。
李さんの言った「〈私たちは母語,外国語を問わず,自分自身が仕事に対して
どのような考えをもっているのか,自身の意見を相手に主体的に述べることを
迫られている〉というところ,本当にそうだと思う。
でも,ビジネスということばは,僕の仕事感覚にはあまり似合わないように思
う。
だいたい「主体的にビジネスを進めていく」ことは可能なのだろうか。
ビジネスパーソンとしての業務スキルとしての「コミュニケーションスキル」
って一体何だろう。そんなものが本当にあるのだろうか。

レポートの中の「自分自身が仕事に対してどのような考えをもっているのか,
自身の意見を相手に主体的に述べること」と,最後に小野さんの言う「自分自
身で主体的に問題を解決していくことばを身につけること」,このことはとて
も大切だとは思うが,結局,ではどのようにすればいいのかがよくわからない。

この次は,全体の目次のようなものを今田さんがつくってくるという。全体が
見えれば何とかなるような気もするが,でも僕にはこのテーマそのものが会社
にとってどうして重要なのかということがまだしっくりこないままだ。どのよ
うにして,この議論に参加していけばいいのだろう。
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━■ ご意見・投稿お待ちしています ■━━━━━━━━━━━━━━━━
みなさまの,ご意見・ご感想をお寄せ下さい。関係の方々の著作・論文につい
ても掲載します。
最近,いい書評を掲載してくれるところが減りました。本を評するということ
の意味がだんだん薄れてきたように思います。
このメルマガでは,まず皆さんの仕事を紹介したいと思います。それから,自
薦・他薦による書評を掲載します。そして,その書評をめぐって,充実したや
り取りがメルマガ上でできればおもしろいと考えています。
1000~1200字程度で紹介をお願いします。論文の場合は抜き刷を,著
書の場合は1冊を贈呈いただけるとうれしいです。なお,編集部でコメント等
をつけることもあります。
みなさんの仕事を応援する場をメルマガ上に形成します。投稿いただけるかた
は,言語文化教育研究所(info@gbki.org)までメールでお送りください。
【自著を語る】出版を機にご自身の本等をご紹介ください。書評のきっかけに
 もなります。
【この本がおもしろい】コーナーは,新刊に限定するものではありません。古
 典・名著など,知られざる書籍をそれぞれの自分のことばでご紹介ください。
【私から一言】メルマガの記事に限らず,日々の実践の中で感じたことなど,
 随時お寄せください。ご相談の上,順次掲載していきます。
●宛先: info@gbki.org 言語文化教育研究所
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



■ お知らせ ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
━【参加者募集:11月25日】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日本語教育学会2017年度秋季大会 シンポジウム
「ひと・まち・しごと」創生を支えることばの教育――次世代を育てる日本語
教育からの発信
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●日時: 11月25日(土)10:00~12:00
●場所: 新潟・朱鷺メッセメインホールB
●参加費・事前申込: 不要
●登壇者: クロエ・ヴィアート氏(順天堂大学フランス語講師),佐々木香
 織氏(りてらこや新潟代表),羽賀友信氏(長岡市国際交流センター長),
 藤原孝章氏(同志社女子大学教授)
●主催: 公益社団法人日本語教育学会 社会啓発委員会企画
●後援:新潟県教育委員会,新潟市教育委員会

新潟という地方都市における次世代育成・市民性教育の視点でのディスカッショ
ンをする予定です。多くの方のご参加をお待ちしております。
シンポジウム詳細はチラシをご覧下さい。
http://www.nkg.or.jp/wp/wp-content/uploads/2017/10/2017aut-sp-pro-ver2.pdf
大会プログラムはこちら
http://www.nkg.or.jp/wp/wp-content/uploads/2017/09/17autumnprogram.pdf
      日本語教育学会社会啓発委員会(担当:齋藤・嶋田・岡本・奥山)
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━【投稿募集:2018年4月末日締切】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
『リテラシーズ』22巻(くろしお出版)
特集:グローバリゼーションと言語教育
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「ことば・文化・社会の言語教育へ」のコンセプトもと,言語教育の最先端を
掲載する論文誌『リテラシーズ』。次号第22巻は,特集「グローバリゼーショ
ンと言語教育」(企画委員長:牲川波都季,関西学院大学)。

--[企画趣旨より抜粋]--------------------------------------------------
そもそも「グローバル化の進展」や「グローバル人材育成」とは,当然に目指
すべき目標なのだろうか。誰にとってどのように意味のある目標なのか。言語
教育はグローバリゼーションの流れにいかに関与すべきか。この問いに応える
ことは,誰のためのどのような言語教育を目指すのかという自身の立場を明ら
かにすることでもある。言語教育の未来を見晴るかしつつ,グローバリゼーショ
ンと言語教育の関係を改めて考える論考を求める。
----------------------------------------------------------------------
●投稿締切:2018年4月30日(必着)
●掲載号:『リテラシーズ』第22巻(2018年7月発行予定)
●分量:1編につき,和文の場合40字×40行で20枚以内とする。
詳しくは,リテラシーズ研究会のwebサイトをご覧下さい。
●URL:http://literacies.9640.jp/index.html#news40
※第22巻では,特集企画以外の「ことば・文化・社会の言語教育へ」のコンセ
プトに基づく,意欲的な提案も引き続き募集しています。こちらについては,
通常の執筆要領・投稿規定に従います

--[リテラシーズよりお知らせ]----------------------------------------
論文誌『リテラシーズ』の今春締切の第21巻について,査読プロセスに時間を
要しておりますこと,ご了承ください。
また,より深い査読・投稿者とのやりとりを実現するため,公刊は年1回とな
りました(2017年10月末日の募集はありません)。
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━【参加者募集】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
北杜市民自主企画講座
ひととことばの対話塾 一般募集のお知らせ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ひととことばの対話塾は,それぞれの興味・関心についての語りあいを通して,
自分の考えていることを相手に伝えようとする意志,相手からの反応を寛容に
受け止める態度,他者とともにある社会のあり方などについて考える時(とき)
と場(ば)をつくります。
ここでは,参加者全員で,グループ発表やディスカッションそして文章作成等
の活動を行い,まとめの冊子を作成・刊行・公開します。

●対象:どなたでも参加できます(話し合いに参加できれば12歳くらいから可
 能です)
●参加費:毎回一人1000円(当日資料代および冊子作成の印刷製本代の一部と
 します)
●スケジュール:
 1回  9月28日(木)10:00-12:00
 2回 10月26日(木)10:00-12:00
 3回 11月30日(木)10:00-12:00
 4回 12月21日(木)10:00-12:00
●場所:シュマン・デュ・ボヌール(北杜市長坂町白井沢3137-44)
八麓自工さんの小淵沢寄りの細い砂利道を400メートルほど北上,動物の壁絵
のある,右手奥の建物です。砂利道の入り口にある小さな手作り看板が目印です。
●活動の内容:
1回:全体の説明 この対話塾の活動とそれぞれの作業・スケジュール等につ
 いての説明を行い,十分なご理解が得られるよう質疑応答を行います。
2回:動機と理由 自分の興味・関心のあるモノ・コト・ヒトなどについて語
 り,その動機・理由を述べて,グループで話題を交換・共有します。
3回:対話と共有 自分の話題をめぐって信頼できる相手と対話し,その内容
 をグループで交換・共有します。
4回:まとめとふりかえり 初めの興味・関心から対話による内容の発見まで
 のプロセスを振り返り,これから,「この私」が,さまざまな他者と,この
 社会でどのように生きていくのか,そのために,自己・他者・社会にとって
 何が重要かを考えます。

活動内容のとおり,講義形式の講座ではありません。一人一人の発言,語りを
中心に,参加の輪を大切にしながら活動はすすみます。月1回の講座のため,
インターネットを活用してやりとりを活性化したいと考えています。できるだ
け継続的な参加をお願いします。
くわしくは,http://gbki.org/dat/taiwa1809.pdf をご覧下さい。

●お問い合わせ・連絡先:
hosokawa@waseda.jp または080-5544-8145(ほそかわ携帯)
━[出版情報]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「対話塾2017春」の成果物として『自分のこころをみつめる明日への旅』
を発行しました。表紙ともくじがご覧頂けます。
http://gbki.org/dat/taiwa1704.pdf
ご希望の方は,500円(送料込み)にてお販けします。
info@gbki.org
までお申し込みください。
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━【報告集公開】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2016年秋,ヴェネツィア・カ・フォスカリ大学での「日本語ゼロビギナーを対
象としたアクションリサーチゼロ」(市嶋典子さん)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2016年秋,ヴェネツィア・カ・フォスカリ大学で行われた,日本語ゼロビギナー
の学習者を対象とした全16回の活動(プロジェクトリーダー:マルチェッラ・
マリオッティさん〈ヴェネツィア・カ・フォスカリ大学〉,市嶋典子さん〈秋
田大学国際交流センター〉,スーパーバイザー:細川英雄)の記録と,その作
品集が公開されています。

●市嶋典子「ヴェネツィア・カ・フォスカリ大学での活動報告――日本語ゼロ
 ビギナーを対象としたアクションリサーチゼロ」
 http://ichishima.thyme.jp/report1.html
> 日本語ゼロビギナーである学習者達は私たちの予想を超える,創造的な内容
> のレポート集を作成しました。(市嶋)

--〈関連〉------------------------------------------------------------
9月19日ベネツィア「カ・フォスカリ大学」での講演
「対話をするために必要なもの――ワークショップゼロの理論的な背景」
----------------------------------------------------------------------
●ベネチアの講演「対話をするために必要なこと――ワークショップゼロの理
論的な背景」は,以下のyoutubeからご覧になれます。
https://youtu.be/Rbhs7xUQ5YY
魂を揺さぶられた,という感想を数人の方からいただき,普段からの私の思い
をそれなりに伝えることができたこと,本当にうれしく思います。私自身にとっ
ても,とても刺激的なやりとりでありました。
改めて御礼申し上げるとともに,今後の議論につなげることをお約束したいと
思います。                           (ほ)

--〈関連〉------------------------------------------------------------
市民性形成とことばの教育――母語・第二言語・外国語を超えて
(くろしお出版:リテラシーズ叢書6)2016年8月刊,定価:3,024円
細川英雄,尾辻恵美,マルチェッラ・マリオッティ(編)
----------------------------------------------------------------------
ことばの教育には,社会的行為主体として自覚的に他者とかかわる「市民」と
しての意識が不可欠である。そこには,母語,第二言語,外国語という境界は
ない。人がことばを使って社会の中で生きていくことの意味を追求し,具体的
な活動実践とどのように結びついているかを考える。
●Amazon.co.jpで購入: http://gbki.org/lit6.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



━【作品集&スライド公開】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
北京日本学研究センター公開講座
学び手の日常と教育研究を結ぶ――北京日本学研究センター「日本語教育特殊
研究」の1か月
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●2017年4月13日(木)北京日本学研究センター3階多目的ホール
研究所サイトで,発表スライドと集中講義のポート集を公開しています。
http://gbki.org/
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━【講演録画&スライド公開】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
国際シンポジウム第2回『日本語教育学の理論と実践をつなぐ』
講演「実践研究は何をめざすか――日本語教育における実践研究の意味と可能
性」細川英雄
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●2017年3月18日(土)中国・高等教育出版社(北京市西城区)
中国各地から大勢の方々にご参加いただき,御礼申し上げます。研究所サイト
で,講演録画と発表スライドを公開しています。
http://www.jpfbj.cn/sys/?p=2499
http://gbki.org/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



━【活動紹介】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ことばの市民塾「自分を表現するための,日本語の教室を開催します。」
https://facebook.com/292268237637489
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ことばの市民塾では,外国人・日本人の子ども・そして大人の方を対象に,書
くこと・読むこと・話し合うことを通して,日本語,自分,社会や世界につい
て学び考える教室を開きます。自分を表現するために日本語を学びたい,考え
る力をつけたい,もっと日本語で活動したい方,いらしてください。
くわしくは,facebookページから。
https://facebook.com/292268237637489
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
言語文化教育研究所は,「ことばの市民塾」を全面的に応援しています。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



━【新刊・書評募集】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●(リテラシーズ叢書6)『市民性形成とことばの教育――母語・第二言語・
 外国語を超えて』くろしお出版.
・細川英雄,尾辻恵美,マルチェッラ・マリオッティ(編)
・Amazon.co.jpにジャンプ:http://gbki.org/lit6.html
ことばの教育には,社会的行為主体として自覚的に他者とかかわる「市民」と
しての意識が不可欠である。そこには,母語,第二言語,外国語という境界は
ない。人がことばを使って社会の中で生きていくことの意味を追求し,具体的
な活動実践とどのように結びついているかを考える。

●[リテラシーズ叢書5]『日本語教育学としてのライフストーリー─語りを
 聞き,書くということ』
・三代純平(編),くろしお出版,定価:3,240円
・Amazon.co.jpにジャンプ:http://gbki.org/lit5.html
564号に家根橋伸子さんの書評を掲載。

●[リテラシーズ叢書4]『異文化間教育とは何か─グローバル人材育成のた
 めに』
・西山教行,細川英雄,大木充(編),くろしお出版,定価:2,592円
・Amazon.co.jpにジャンプ:http://gbki.org/lit4.html

●[増補・改訂]『研究計画書デザイン──大学院入試から修士論文完成まで』
・細川英雄(著),東京図書.〈2015年度日本図書館協会選定図書〉
・Amazon.co.jpにジャンプ:http://gbki.org/des1.html
実践と研究をつなぐ指針として,コラムを大幅に強化。大学院受験にとどまら
ず,研究計画指導に広く適応し,実践と研究を結ぶ本として増補・改訂。
増補・改訂後,早くも重版です。

●細川英雄,太田裕子(著)『キャリアデザインのための自己表現――過去・
 現在・未来を結ぶバイオグラフィ』東京図書より2017年9月刊
●Amazon.co.jpにジャンプ:http://gbki.org/car.html
ことばの花ひらくとき――自分のことばで自分を表現するとき,見えてくるの
は自分の未来――本書は,自分の「これまで」を振り返り,「これから」を考
えるための指標になるような事例と,ことばによる自己表現の方法について,
さまざまな立場に即して提案します。作文活動から,仲間どうしのインタビュー
から,ライフストーリーの聞き取り,地域コミュニティ,企業研修……。
10年後,20年後の自分の人生はどのようなものだろうか――。自分の人生をデ
ザインするのは,あなた自身にほかなりません。

─{紹介・書評募集}─────────────────────────
以上の書籍につき,紹介・書評を執筆してくださる方を募集します。
できれば,紹介・書評等を掲載できる紀要・雑誌・新聞等をそれぞれお探しの
上,研究所までご連絡ください。本誌1冊をお送りします。これから投稿とい
うことでもかまいません。該当メディアに心あたりがないという場合には,当
メルマガでの掲載も可能です。あわせてご相談いただければ幸いです。(ほ)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



━【更新:連載中】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
自然農ことば日誌                       細川英雄
http://hideohosokawa.blogspot.jp/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
八ケ岳自然生活学校の自然農塾野菜組に参加しています。
自然農は,『わら一本の革命』で知られる福岡正信さんの影響を受けた川口由
一という人が,「自然農法」の「法」をとって,「自然農」としたところから
始まっているということです。なぜ川口由一が「法」をとったかというと,
「法」がつくと,方法や技術を表すことになってしまうからだという話を学校
主宰の黒岩成雄さんがしてくれました。黒岩夫妻が1997-99年の2年間
勉強した川口由一師の赤目自然農塾では,具体的な農法ではなく,むしろ自然
農という考え方を徹底的に叩き込まれたと語ってくれました。方法・技術では
なく考え方を,というところ,どっかのだれかもたしかいつもそう言っている
ぞと思いつつ,妙に納得してしまいました。
ということで,つれづれなるままに,この自然農入門体験記を書きながら,改
めて教育について考えていく気分になっています。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
●耕さないふわふわの畑 ─ 自然農入門体験記(1)
からの10回分は,下記からご覧いただけます。
http://hosokawa.at.webry.info/

●森と水の未来をつなぐ ─ 名水百選・大滝湧水の行方(16)
までの11回からは,下記のブログとなります。よろしく。
http://hideohosokawa.blogspot.jp/

--【注目】------------------------------------------------------------
このブログに関連して,以下の会を立ち上げました。公開グループですので,
どなたでも参加できます。野次馬的なのぞき見も歓迎です。
サイトへの「いいね」およびメンバーへのリクエストをお願いします。(ほ)
●「大滝の湧水と森を未来につなぐ会」(Facebookグループ)
https://www.facebook.com/groups/462752663922214/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



━【八ヶ岳南麓より】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Chemin du bonheur(シュマン・デュ・ボヌール:幸福の道)
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
●『きみにも,ぽっ。』
絵: 本杉琉 文: 沢森りさ 発行:Chemin du Bonheur
自然と動物と人のとけあった世界の中で,ふたばは芽をふきます。それぞれの
ふたばから,どんな楽しみが生まれてくるのでしょうか。本杉琉の絵と沢森り
さの文が描き出す不思議な世界,きみのは,なあに?子どもからお年寄りまで,
誕生日やお祝いのプレゼントに最適。(Amazonによる紹介より)
・Amazon.co.jpにジャンプ: http://gbki.org/po.html
・増補改訂版,発行しました。ご希望の方,ご連絡ください。
 mail to :hosokawa@gbki.org
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
●本の庭~八ヶ岳南麓・木陰の読書。毎月15日開催
新しく紙芝居を始めました。お誘い合わせの上,ご参加ください。
詳しくはチラシを:http://gbki.org/dat/book1709.pdf

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
オルタナティブスクール 八ヶ岳まあるい学校
http://yatsugatakemaaruigakkou.hatenadiary.jp
----------------------------------------------------------------------
新たな時代を生きる子どもたちのために。山梨県北杜市小淵沢町
●Facebookページ: http://fb.com/1631787117104481
★言語文化教育研究所は,「オルタナティブスクール 八ヶ岳まあるい学校」
を応援しています。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
栗谷 真吾 ENZA-暮らしと政をつなぐ集い-
https://facebook.com/186771618424683/
http://enza100000.blogspot.jp/
北杜市議・栗谷真吾さんのホームページです。豊かな自然を守り,住みよい暮
らしをみんなで考えていくために,真吾議員の活躍に期待します。言語文化教
育研究所は,真吾議員の活動を全面的に応援していきます。
----------------------------------------------------------------------
北杜市議会特別委員会:市議9名から提出された太陽光パネルについての条例が
審議未了を理由に廃案
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
6月19日から26日にかけて開催された北杜市議会特別委員会では,市議9
名から提出された太陽光パネルについての条例が審議未了を理由として廃案と
なりました。
委員会最終日に北杜市行政執行部から次のようなコメントが開示されました。
「今回の特別委員会においてのご議論などを踏まえ,今まで担当レベルにおい
て調査・研究を行ってまいりましたが,担当の枠に留まらず,更には市民,事
業者,議会,学識経験者などの関係者を交えた組織を立ち上げ,再生可能エネ
ルギー,特に太陽光発電設備に係る推進,規制の在り方など,条例化も踏まえ
調査,研究,検討などを行っていただきたいと考えております。また,今,ご
提案しました組織についても,早期の立ち上げを目指したいと考えております
ので,御理解,御協力をお願い申し上げます。」
どのような組織をどのようなメンバーで立ち上げるのか。市民として深い関心
を持って今後の推移を注視したいと思います。(ほ)

この件に関し,真吾議員がブログで経緯を説明しています。どうぞご覧ください。
http://enza100000.blogspot.jp/

大滝の湧水と森を未来につなぐ会
ニュースレター5号,刊行しました。
https://www.facebook.com/groups/462752663922214/

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
飛矢崎雅也 近現代史学習会
----------------------------------------------------------------------
大泉町の総合会館を会場にして,毎月第4土曜日の午後2時からと第3木曜日
の午前10時から,北杜市民自主企画講座「近現代史学習会」が開かれている。
代表は明治大学講師の飛矢崎雅也さん。資料代800円。
問い合わせは080‐5408‐4999まで。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ナチュラルレストラン せらひうむ
http://www.oizumi.ne.jp/~oizumi/home/seraphim/
----------------------------------------------------------------------
ナテュラル・レストラン,自然食,野菜料理,自家焙煎コーヒーです。博識の
マスターと話していると,現実世界を忘れます。「せらひうむ」は,天使の最
上級階の名称,このお店には天使がいます。            (ほ)
●営業時間:11:00~20:00(土・日曜のみ営業,夜は予約のみ)
●北杜市大泉町西井出8240-5523
●電話:0551-38-0435

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
金田一春彦記念図書館(山梨県北杜市)
http://www.lib.city-hokuto.ed.jp/kindaichi/
----------------------------------------------------------------------
金田一春彦記念図書館の「北杜ゆかりの著書コーナー」に,言語文化教育学関
係の本がそろっています。どうぞお手にとってご覧ください。    (ほ)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



━【書評募集:寄贈いただいた論文・図書など】━━━━━━━━━━━━━
●トムソン木下千尋(編)『外国語学習の実践コミュニティ:参加する学びを
 作るしかけ』(ココ出版)
 Amazon.co.jpにジャンプ:http://gbki.org/tho.htm
●徳弘康代『音をあたためる』(思潮社)2017年9月刊
 Amazon.co.jpにジャンプ:http://gbki.org/oto.html
●柳町智治,岡田みさを(編)『インタラクションと学習』ひつじ研究叢書,
 2017/7/25
 Amazon.co.jpにジャンプ:http://gbki.org/int.html
●トムソン木下千尋(編)『人とつながり,世界とつながる日本語教育』
 Amazon.co.jpにジャンプ:http://gbki.org/ht2.html
●本田弘之,岩田一成,倉林秀男『街の公共サインを点検する』大修館書店,
 2017
 Amazon.co.jpにジャンプ: http://gbki.org/sign.htm
●程遠巍『中華世界におけるCEFRの受容と文脈化』ココ出版(2017年3月刊)
●寅丸真澄『学習者の自己形成・自己実現を支援する日本語教育』ココ出版
 (2017年2月刊)
 自ら行った総合活動型日本語教育の教室活動を,量的・質的の両面から分析
 解明,塩谷奈緒子『教室文化と日本語教育』(明石書店)に続く実践研究の
 力作。(ほ)
 Amazon.co.jpにジャンプ: http://gbki.org/tor.htm
●佐藤慎司,佐伯胖(編)『かかわることば:参加し対話する教育・研究への
 いざない』東京大学出版会(2017年5月刊)
 Amazon.co.jpにジャンプ: http://gbki.org/sat.htm
●川上郁雄(編)『公共日本語教育学―社会をつくる日本語教育』くろしお出
 版(2017年5月刊)
 Amazon.co.jpにジャンプ: http://gbki.org/kaw.html
●伊藤孝行『近代日本語史に見る教育・人・ことばの交流――日本語を母語と
 しない学習者向け教科書を通して』大空社出版(2017年3月刊)
 購入注文URLは http://www.ozorasha.co.jp/order.html
●名嶋義直(編)『メディアのことばを読み解く7つのこころみ』ひつじ書房
 Amazon.co.jpにジャンプ: http://gbki.org/naj.html
●『多元語言和多元文化教育思想引論』(中国語版『複言語複文化主義ハンド
 ブック』外語教学与研究出版社
 https://world.tmall.com/item/536189493828.htm
●杉原由美『日本語学習のエスノメソドロジー』勁草書房
 Amazon.co.jpにジャンプ: http://gbki.org/sug.htm
●原田大介『インクルーシブな国語科授業づくり』明治図書
 613号に【自著を語る】にて紹介。
 Amazon.co.jpにジャンプ: http://gbki.org/har.htm
●改憲をめぐる言説を読み解く研究者の会(編)『それって本当?メディアで
 見聞きする改憲の論理Q&A』かもがわ出版
●川口義一『もう教科書は怖くない!!――日本語教師のための初級文法・文
 型完全「文脈化」・「個人化」アイデアブック』ココ出版,2016
●中山亜紀子『「日本語を話す私」と自分らしさ―韓国人留学生のライフストー
 リー』ココ出版,2016
 Amazon.co.jpにジャンプ: http://gbki.org/nak.htm
 2009年に大阪大学に提出された博士論文の単行本化。ライフストーリーの新
 しい潮流を描く,気鋭の新著。(ほ)
●釣馨,武内英公子,ジスラン・ムートン『日本人が知りたいフランス人の当
 たり前――フランス語リーディング』三修社,2016
 Amazon.co.jpにジャンプ: http://gbki.org/ghi.html
●本田弘之,松田真希子(編)『複言語・複文化時代の日本語教育』凡人社.
 Amazon.co.jpにジャンプ: http://gbki.org/hon.html
●Creating New Synergies: Approaches of Tertiary Japanese Programmes
 in New Zealand. Massey University Press.
 (Eds.) Masayoshi Ogino, Penny Shino and Dallas Nesbitt.
 http://www.masseypress.ac.nz/books/all/all/creating-new-synergies
●吉岡英幸,本田弘之『日本語教材研究の視点―新しい教材研究論の確立をめ
 ざして』
 Amazon.co.jpにジャンプ: http://gbki.org/yos.html
 第2章と7章に,総合活動型の紹介があります。関心の向きはぜひご一読
 を。(ほ)
●Muriel Molinie: Recherche Biographique En Contexte Plurilingue -
 Cartographie D'un Parcours De Didacticienne. Riveneuve editions,2015
 Amazon.co.jpにジャンプ: http://gbki.org/moli.html
●西俣(深井)美由紀,熊谷由理,佐藤慎司,此枝恵子『日本語で社会とつな
 がろう!:社会参加をめざす日本語教育の活動集』
 Amazon.co.jpにジャンプ: http://gbki.org/nmt.html
 590号に「自著を語る」を掲載
●村田和代,井出里咲子(編)『雑談の美学:言語研究からの再考』
 Amazon.co.jpにジャンプ: http://gbki.org/mrt.html
●出雲俊江『峰地光重の教育実践―学習者主体教育への挑戦』渓水社
 Amazon.co.jpにジャンプ: http://gbki.org/izm.html
 国語教育に初めて導入された「学習者主体」の概念,注目の一書。(ほ)
●五味政信・石黒圭『心ときめくオキテ破りの日本語教授法』くろしお出版
 Amazon.co.jpにジャンプ:http://gbki.org/gom.html
●石黒圭『語彙力を鍛える ― 量と質を高めるトレーニング』光文社新書
 Amazon.co.jpにジャンプ:http://gbki.org/ish.html
●欧州評議会言語政策局『言語の多様性から複言語教育へ ― ヨーロッパ言語
 教育政策策定ガイド』(山本冴里訳)くろしお出版
 Amazon.co.jpにジャンプ:http://gbki.org/yam.html
 『戦後の国家と日本語教育』で言語政策と日本語教育の闇を暴いた著者によ
 る渾身の訳出。(ほ)
 本誌593号に【自著を語る】を掲載。
●有田佳代子『日本語教師の「葛藤」――構造的拘束性と主体的調整のありよ
 う』ココ出版,2016年3月
 582号に【自著を語る】にて紹介。
 Amazon.co.jpにジャンプ:http://gbki.org/ari.html

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
[PR] 当研究所もFACEBOOKにサイトを作りました。日々の生活や発信のリアク
ションなどの詳細については,FACEBOOKをご覧ください。
http://facebook.com/gbki.org
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
誌 名:ルビュ「言語文化教育」647号
発行日:2017年11月17日
発行所:言語文化教育研究所 八ヶ岳アカデメイア
    〒408-0311 山梨県北杜市白州町花水278-43
    http://gbki.org/
編集,発行責任者:細川英雄
    http://gbki.org/hosokawa.html
配信システム:まぐまぐ
    http://www.mag2.com/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
『ルビュ「言語文化教育」』のバックナンバー,配信停止はこちら:
http://archive.mag2.com/79505/
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